サービス資料
ランキング

お役立ち資料
ランキング

セミナー
ランキング

PickUP
キーワード

新しい福利厚生として注目の「企業向けマッチングアプリ」

AIが将来のパートナーを仲介する「Aill goen」とは?

公開日:2024/10/03
新しい福利厚生として注目の「企業向けマッチングアプリ」

少子化が深刻さを増すなかで、恋愛マッチングアプリを福利厚生として提供する企業が増えています。この記事では、少子化の現状をふまえ、企業向け恋愛マッチングアプリの特徴や、代表的なサービスである「Aill goen(エール ゴエン)」についてご紹介します。

日本における少子化の現状

日本では少子化が進んでいます。戦後二度のベビーブームを経たあと、1970年代半ばより出生数が減少に転じ、2023年には過去最少となる727,277人となったのです。

合計特殊出生率(15~49歳の女性の年齢別出生率を合計した数値)も減少傾向が続いており、第二次ベビーブーム期(1971~1974年)の2.1から、2023年には1.2まで減少しました。

この少子化の背景には、未婚率の上昇が少なからず関係しているといえるでしょう。

[引用:厚生労働省「図表1-1-9 年齢階級別未婚割合の推移」]

未婚率の上昇には様々な要因が挙げられますが、こども家庭庁の資料「結婚に関する現状と課題について」によると、「適当な相手にめぐりあわない」「異性とうまくつき合えないから」といった要因も大きいことが示されているのです。

[参考:厚生労働省「令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況」]
[参考:こども家庭庁「第2部 調査結果」]
[参考:こども家庭庁「結婚に関する現状と課題について」]

今、企業向けの恋愛マッチングアプリが注目されている!

少子化や未婚率上昇が進む日本では、国だけでなく企業も対策に乗り出しています。福利厚生サービスの一環として「恋愛マッチングアプリ」を導入するケースが増えているのです。

企業向けのマッチングアプリは、軽い付き合いだけを希望するユーザーや、偽物の客を意味するサクラを含めた業者も多い一般的なマッチングアプリとは異なり、以下のような特徴があります。

  • 将来を真剣に考えている人と出会える
  • 導入企業が明確であり信頼できる
  • 導入企業の従業員限定であるため冷やかし目的などのユーザーがいない

そして、この企業向けマッチングアプリとして今注目を集めているのが、株式会社Aillが提供する「Aill goen」です。

企業向けマッチングアプリ「Aill goen」とは?

Aill goenは「信頼できる企業の社員専用のマッチングアプリ」として、AIが出会いやお付き合いをサポートするサービスです。

価値観の合った相手をAIが厳選紹介してくれるだけでなく、日頃のやり取りもAIナビがサポートするため、異性との付き合いに不安を覚えるユーザーでも安心して利用できます。

自分に対する好感度を可視化できる好感度ナビも搭載されているため、自信を持って異性にアプローチできる点も見逃せません。

AIアシストによる効果は高く、AIアシストを利用しているユーザーのデート実施率は46.6%、お付き合い率は76.3%を誇っているのです。(AIアシストを利用していない場合はデート実施率22.7%、お付き合い率28.8%)

Aill goenを導入する企業は着々と増えており、2024年9月時点で1,234社となっています。参加企業にはNTTグループやJR東日本グループ、三菱電機グループなどの大企業が多い点も特長といえるでしょう。

[参考:株式会社Aill「Aill goen」]

Aill goenを導入するメリット

ここで企業がAill goenを導入するメリットをご紹介します。

メリット①:節税対策になる

Aill goenは福利厚生サービスとして従業員に提供できます。サービス利用料について企業が一部負担することで、その分の費用を福利厚生費として経費計上できるため、節税効果を得られるのです。

メリット②:従業員の定着

Aill goenを福利厚生の一環として提供することで、従業員の私生活の充実に貢献できます。その結果、従業員の満足度やエンゲージメント(企業に貢献したいという気持ち)が高まり、定着も期待できるでしょう。

メリット③:パフォーマンスの向上

満足度やエンゲージメントが高まった従業員は、業務に対するモチベーションが上がり、パフォーマンスも向上することが見込まれます。その結果、売上や業績アップにもつながるのです。

メリット④:採用力の向上

企業向けマッチングアプリの導入は、仕事に加えて、プライベートにおける真剣な出会いを求めている求職者に対して強力なアピールポイントになります。「福利厚生に力を入れている企業」という評価も得やすいため、採用力の向上が期待できます。

企業向けマッチングアプリが人気の福利厚生になるかも

少子化によって人材確保が難しくなった状況では、既存従業員のパフォーマンスを「いかに高めていくか」という点も、業績を上げるための重要な課題といえます。

従業員パフォーマンスを高めるには様々な取り組みが必要ですが、プライベートを充実させることも有効なアプローチとなるでしょう。

そのためマッチングアプリ導入などの福利厚生制度を整備することで、従業員のプライベートの充実にも貢献し、既存従業員が「より長く働きたいと思う会社」であり続けることが求められるのです。

ビズクロ編集部
「ビズクロ」は、経営改善を実現する総合支援メディアです。ユーザーの皆さまにとって有意義なビジネスの情報やコンテンツの発信を継続的におこなっていきます。