2024年グランプリは「AI英会話」
日本サブスクリプションビジネス大賞2024受賞サービスを紹介

サブスクサービスは費用対効果に優れたものが多く、BtoC・BtoB双方の領域で多彩なサービスが展開されています。本記事では多様なサブスクサービスのなかから、日本サブスクリプションビジネス大賞2024の受賞サービスを中心にご紹介します。
日本サブスクリプションビジネス大賞とは
日本サブスクリプションビジネス大賞は、日本国内の優れたサブスクサービスを表彰する日本唯一のサブスク特化型イベントです。
同賞は一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会によって2019年から開催されており、初開催以来、数多くのユニークなサブスクサービスが表彰されています。
2024年のグランプリは「AI英会話スピークバディ」
2024年度のグランプリを受賞したのは、株式会社スピークバディが提供する「AI英会話 スピークバディ」です。
最先端技術による感情豊かなAIが搭載されており、実際に人と会話しているかのように、英会話を楽しむことができます。
会話内容に対して適切なフィードバックも得られるため、本格的な英会話スキルの習得が可能です。
またAIによってユーザーの英語力に応じたカリキュラムを自動生成するため、レベルに合わせた最適な学習に取り組むことができるでしょう。
無料体験プランも用意されているので、気になる方はまず無料で試してみることをおすすめします。
上位入賞は「the kindest」と「akareco」
シルバーとブロンズには、それぞれ「the kindest」と「akareco」が輝きました。
the kindestは「赤ちゃんからの食育」をテーマとした、離乳食・幼児食のサブスクです。離乳食デビューから離乳食完了期、そして、幼児食まで、月齢に合わせた適切な商品を注文できます。小児科医や管理栄養士、シェフが協力しながら、アレルギーなどを考慮した商品を提供しているため、安心して利用できるでしょう。Akarecoはデジタル上で資産継承ができるサブスクサービスです。銀行口座情報はもちろん、スマホのアカウントやサブスクのIDなど、相続対象となる資産情報を一括で管理。契約者が亡くなった場合、あらかじめ設定した継承者が申請を行うことで、各種資産をスムーズに継承することができます。
特別賞にも特徴的なサービスが並ぶ結果に
特別賞にも以下のような特徴的なサービスが選出されています。
ZenPoP | ハロウィンやジブリなどのテーマを反映した文房具コレクションが利用できるサブスクサービス。 コレクションには毎回ノートやポストカード、付箋セットなど全9種類の文房具が入っている。 |
はたけブッフェ | 農家が育てた新鮮な野菜を、月額で365日収穫し放題のサブスクサービス。 旬に合わせて野菜を育てているため、季節の野菜を楽しむことができる。 |
AIロボットのサブスク | 費用を抑えながらAIロボットを利用できるサブスクサービス。 協業ロボットや医療・介護ロボットなど、多領域のロボットを即戦力として導入でき、人手不足などを解消できる。 |
MedicalTalk Global | 医療通訳を支援するサブスクサービス。 日本語だけでなく、英語や中国語など多言語に対応しており、海外での医療機関受診などにおいて、言語の壁を超えてスムーズな受診を実現できる。 |
過去に受賞したユニークなサブスクサービス
日本サブスクリプションビジネス大賞では、過去にもユニークなサービスが表彰されています。ここでは企業にとって役立つサービスを3つピックアップしてご紹介します。
Cotoka for PC | <2023年度サブスク振興会特別賞 受賞> 法人向けのPC調達・運用サブスクサービス。PCの調達やセットアップ、問い合わせなども一括で対応してもらえるため、情報システム部門の負荷を大きく削減できる。 | |
チラCEO | <2021年度ビジネス部門シルバー 受賞> 決裁者同士をマッチングするサブスクサービス。 社長や役員などのエクゼクティブが7,000人以上登録しており、サービスを通じて出会った決裁者から案件を受注したり、顧客を紹介してもらったりできる。 | |
SubscLamp | <2020年度優秀賞 受賞> サブスクリプションサービスを簡単に公開できるプラットフォーム型サブスクサービス。プログラミングなどのスキルがなくても、オンラインレッスンやコンテンツ配信など、Webでの販売を実施できる。 |
サブスクには便利なサービスが満載!
昨今さまざまな企業がサブスクリプション市場に参入し、一般消費者だけでなく企業にとっても役立つサービスが豊富に提供されています。
今回ご紹介したサービスはあくまでその一部であり、他にも多様な領域で提供されているため、どういったサービスがあるのかを探してみるのも一つでしょう。
今後も生活やビジネスをより効率的かつ効果的にするサービスが登場することが想定されるため、サブスク業界の動向は常にキャッチアップしておくことをおすすめします。
[参考: 日本サブスクリプションビジネス振興会「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」]