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東海道新幹線の「個室」が2026年に23年ぶりに復活!

実はこんなにある電車の個室!おすすめ5選を紹介

公開日:2024/11/14
東海道新幹線の「個室」が2026年に23年ぶりに復活!

2024年4月、JR東海が2026年度に東海道新幹線の一部車両で23年ぶりに個室を復活させることを発表しました。
そこで今回は、山陽新幹線から特急列車まで「今」使える鉄道の個室をご紹介。家族旅行やビジネスユースなど、知っておくと便利なのに、実は意外と知られていない電車の個室をまとめてみました。
※本記事の情報は、2024年10月時点のものです。

実に23年ぶり!東海道新幹線に個室が復活

[出典:東海旅客鉄道株式会社「東海道新幹線への個室の導入について」]

JR東海は2026年度から、東海道新幹線の一部車両に個室を"復活導入”することを発表しました。個室の座席は2003年の廃止以来、実に23年ぶりの設置となります。

車両のデッキ部分を改造して、1人から2人用の個室を設置するとしており、足を伸ばせるリクライニングシートや専用Wi-Fi、照明や車内放送の音量を個別調整できる機能など、プライベートを大切にできる環境が整えられる見込みです。

実は今すぐ利用できる!電車の個室5選

東海道新幹線の個室は2026年度からの導入ですが、実は、日本の鉄道には、さまざまな個室が設置されています。ここからは、プライベートでの旅行やビジネスユースまで、目的に応じて選べる5つの個室をご紹介します。

山陽新幹線

山陽新幹線の「こだま」号(新大阪~博多)の一部では、8号車に3~4名で利用可能な個室が4室設置されており、家族での帰省や旅行に最適なプライベート空間として人気です。予約は「みどりの窓口」または旅行会社で受け付けており、インターネットや券売機での予約はできないため注意が必要です。

[出典:西日本旅客鉄道株式会社「News Release」]

JR東海とJR西日本のビジネスブース

[出典:東海旅客鉄道株式会社「ビジネスブースのご案内」]

2023年10月からN700S車両に順次導入されている「ビジネスブース」は、移動時間を効率的に活用したいビジネスパーソンに最適な個室型スペースです。7・8号車間のデッキ部に設置され、テーブルやハイチェア、コンセント、専用Wi-Fiを完備。

電話対応やWeb会議、資料作成など、周囲を気にせず作業できます。7号車「S Work車両」の利用者なら誰でも利用可能で、10分200円から(30分以降は10分300円)。最長60分まで予約でき、東京〜博多間で利用できます。

JR東日本「サフィール踊り子」

[出典:東日本旅客鉄道株式会社「Saphir ODORIKO」]

JR東日本が運行する「サフィール踊り子」は、東京と伊豆を結ぶ観光列車です。全車両がグリーン車という贅沢な仕様で、2・3号車には1~6名まで利用可能な個室を完備。サファイヤを意味するフランス語から名付けられた車両は、伊豆の美しい海と空をイメージした上質な空間を演出しています。個室料金は東京~伊東間で3名利用23,710円から、伊豆急下田までなら3名利用33,880円からです。

東武鉄道「特急スペーシア」

[出典:東武鉄道株式会社「東武日光・鬼怒川温泉方面 特急料金」]

東武鉄道の「特急スペーシア」は、東京・浅草もしくは新宿と日光・鬼怒川温泉を結ぶ特急列車です。6号車には全6室の個室を完備し、大人4名でもゆったりと過ごせる贅沢な空間を提供しています。室内には天然大理石のテーブルを設置し、空調や照明も個別調整が可能。1室あたり3,770円(JR線を経由する場合の料金は別設定)と、手頃な料金も魅力です。

近鉄特急「しまかぜ」

[出典:近畿日本鉄道株式会社「しまかぜ」]

近鉄の豪華観光特急「しまかぜ」は、大阪難波・京都・近鉄名古屋の各駅から伊勢志摩の賢島までを結ぶ列車です。志摩の晴れやかな空をイメージした車両には、和風・洋風の個室を用意。3〜4名で利用でき、1室わずか1,050円という手頃な追加料金で、贅沢な旅の時間を楽しめます。

S Work車両や+1,200円で利用できるS Work Pシートもおすすめ

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[出典:JRおでかけネット「新幹線ワークプレイス」]

個室ほどのプライベート性はありませんが、ビジネスパーソン向けに設置された「S Work車両」というものもあります。こちらは東海道・山陽新幹線の16両編成7号車に設定されており、S Work車両では座席での通話やWeb会議も可能。また、同車両内には、座席がパーテーションで仕切られ、かつ、PC作業に適した新型テーブルを利用できるS Work Pシート(上記画像参照)などもあります。普通車指定席料金+1,200円という手軽な価格で利用できるのも魅力でしょう。

個室を利用して移動時間をもっと有意義に!

これまでご紹介してきたように、日本の鉄道にはさまざまな個室があります。家族での温泉旅行や観光はもちろん、ビジネスシーンでも活用できる個室は、オンラインミーティングや集中作業にも最適です。移動時間を快適に、そして有意義に過ごすために、ぜひ鉄道の個室サービスを活用してみてはいかがでしょうか。

ビズクロ編集部
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