【2024年最新版】給与計算ソフトおすすめ11選!タイプ・規模別に徹底比較
給与計算ソフトを導入するとすると面倒な給与の計算や年末調整などを自動化でき、業務の効率化が見込めます。 しかし、給与計算ソフトは非常に数が多くあるため、どのソフトを選べば良いのかよくわかりませんよね。 この記事では、給与計算ソフトをタイプや事業規模別に分類しおすすめのソフトを紹介していきます。さらに選ぶ時の3つのポイントを紹介するので、導入の参考にしてみてください。
監修者
朝田夏代
トモ社会保険労務士事務所 福岡労務オフィス
大手エネルギー系列会社にて約15年社会保険関係業務を経験後、福岡市博多区にて開業。
強みは、1名〜2000名規模企業までの労務実績を活かした幅広い知識で、各種相談から手続き、給与計算、助成金等々、会社のパートナーとして精力的に活動している。創業支援としても、起業時の助成金、事務部門の立ち上げ等のノウハウが好評。
公式HP:トモ社会保険労務士事務所 福岡労務オフィス
目次
【機能別】給与計算ソフトの種類
給与計算ソフトとは、給与計算を自動でおこない支給をするソフトウエアを指します。
給与計算ソフトを利用すると、残業代や各手当などの支給、社会保険料や所得税などの控除を間違いなく効率よく計算できます。
給与計算ソフトの機能には3つのタイプがあるので、ここで紹介します。
給与計算に特化した給与計算ソフト
就業管理の機能をもたない給与計算に機能を絞ったタイプの給与計算ソフトです。
給与計算には、給与明細発行や振込データの作成、年末調整、社会保険料や所得税などがあります。
特に給与計算を表計算で行うと、計算が煩雑で間違いも発生しやすいですが、給与計算に特化した給与計算ソフトでは、それらを効率よく運用できます。
人事労務も管理できる給与計算ソフト
給与計算では、まず人事のデータが必要で、このデータにより基本給や諸手当などを決定します。そして、労務管理における出勤や休暇、残業などのデータにより毎月の給与計算をおこないます。
人事労務も管理できる給与計算ソフトは、それらのデータを自動で取り込み計算できるタイプです。
基幹システムとして利用できるERP型の給与計算ソフト
会社の財務や経理、販売などのシステムと給与計算のデータ連動が可能で、基幹システムとして利用できるERP型のタイプの給与計算ソフトがあります。
給与計算ソフトの仕訳データを基幹システムに自動で取り込むことができ、社販のデータを自動で取り込み、給与天引きも可能になります。
▷【2024年最新】タイプ別おすすめ給与計算ソフト!選び方や性能を徹底比較!
給与計算ソフトの提供形態
給与計算ソフトは、提供会社からの形態により、3つの種類に分けることができます。
会社で給与計算ソフトを買い取り、パソコンや自社サーバーにより運用するのか、インターネットを利用して運用するのかなどの種類があるので紹介していきます。
インストール型給与計算ソフト
インストール型は給与計算をするパソコンに給与計算ソフトを導入する形態です。給与計算ソフトは買取りとなり、導入費用はソフトの機能等により数万円から数百万円かかるものまでありますがインストール後の維持費は不要です。
初期費用としてまとまった出費がかかるものの、ランニングコストは不要なので長期的に見ればお得なケースもあります。
なお、インストール型は定期的なアップデートが実施されないため、法改正など給与計算の方法が変更となった場合には新たにインストールしなければなりません。新たなインストールは不要でアップデートできるソフトもありますが、その場合は別途保守費用を支払うことになるでしょう。
法改正はこまめに実施されるわけでないものの、漏れが生まれてしまうケースも考えられるので注意しておきましょう。
クラウド型給与計算ソフト
クラウド型はインターネットを利用しデータをクラウドに保管する形態の給与計算ソフトです。パソコンにインストールする必要がなく、給与のデータをクラウドに保管できます。
導入費用は数万円までで、利用人数により維持費が数百円で済むため経済的です。
また、インターネットにつながっているため、給与計算に関する法律の改正には自動で対応します。小規模な会社から大企業まで利用可能です。
▷クラウド型給与計算ソフト徹底比較!メリット・デメリットなどわかりやすく紹介
オンプレミス型給与計算ソフト
オンプレミス型は会社にサーバーを設置し導入する給与計算ソフトです。導入費用は数十万円から数百万円かかり、給与計算ソフトのバージョンアップで維持費が発生します。
なお、運用に必要な費用は少なくて済むのが特徴で、会社の運用にあわせカスタマイズできるため、事業規模の大きな会社に向いています。
給与計算ソフトを選ぶ5つのポイント
給与計算ソフトを導入すると給与計算を自動で行うため、事務の効率化や経費削減のメリットがあります。
ただし、給与計算ソフトを導入し、運用でメリットを得るにはポイントを押さえておく必要があります。
ここでは、給与計算ソフトを選ぶ5つのポイントを紹介します。
企業規模に合ったものを選ぶ
給与計算ソフトは、中小企業向けに低コストですぐに運用できるソフトや大企業向けにカスタマイズできるソフトがあります。一般的に、インストール型やクラウド型は中小企業で使いやすい仕様となっており、オンプレミス型は大企業向けであることが多いです。
中小企業では、勤務形態が複雑ではなく人数も少ないため、カスタマイズせずにソフトをそのまま利用可能です。
一方、企業規模が大きくなるほど、勤務形態が複雑で人数も多くなり、会社に合わせて利用できるソフトが必要になります。このように企業規模に合ったものを選ぶのがポイントです。
自社の体制・業務フローに応じて選ぶ
給与計算ソフトを選ぶ時は利用目的を明確にすることが必要です。給与計算ソフトには、給与計算に特化したタイプや人事労務の機能を備えたタイプ、基幹システムと連携するタイプなどがあります。
会社の利用目的に応じた給与計算ソフトを選ぶと、余計なコストをかけずに効率化を図れます。自社の体制や業務フローに応じて選ぶのがポイントです。
料金体系から選ぶ
給与計算ソフトは種類によって料金体系・費用が異なり、従量課金制・1ライセンスごとの定額料金など非常に様々です。初期費用が発生するケースもあるため、どの程度の費用がかかるのかしっかりと確認しておきましょう。
あらかじめ料金体系を把握しておかないと、利用していく中で料金が膨らみすぎてしまうリスクも考えられます。
一度導入した給与計算ソフトから別のソフトに乗り換えるとなるとかなりの負担が生じるので、くれぐれも注意しておきましょう。
無料トライアルを試してみる
給与計算ソフトの中には無料トライアルを実施しているソフトもあり、無料期間を通してどのような使用感なのかを確認することができます。
また、一つのみではなく複数のソフトの無料トライアルを利用することで、利用してみないとわからないソフトの特徴を理解できてミスマッチも少なくなります。
勤怠管理の方法から選ぶ
給与計算では毎月の勤怠データを利用します。勤怠管理の方法を表計算で行うのか、就業システムにより行うのかで必要な給与計算ソフトが変わってきます。
もし就業システムにより勤怠管理を行っているときは、給与計算ソフトとデータのやり取りが可能なのか確認が必要です。このように、給与計算ソフトは勤怠管理の方法から選ぶこともポイントです。
例えば、勤怠はタイムカードを使用したり別のソフトを使用する、と言った場合には、給与計算ソフトに勤怠機能がついていたとしても使用しませんし、年末調整は税理士に委託するという場合は、使用する給与計算ソフトに年末調整機能は必要ありません。給与計算以外の機能が付帯すればするほど、その給与計算ソフトにかかる費用は高くなることがほとんどですので、オーバースペックとならないよう、しっかりと精査しましょう。また、ソフトを使用する上で設定や操作での不明点は必ず出てきますので、サポートデスクの対応状況を事前に確認することも重要です。せっかく選んだソフトでも、サポートデスクへ全く繋がらなかったり、問合せが有料だった、ということもありますので注意が必要です。
▷勤怠管理と給与計算のシステム連携によるメリットとは?選び方も解説
【従業員30名以下の少人数向け】おすすめの給与計算ソフト
従業員が30名以下の小規模企業では、カスタマイズの必要がなく使いやすい給与計算ソフトが適しています。
必要最小限の機能に絞った給与計算ソフトであれば、給与計算担当者の負担も少なく済みます。
ここでは、小規模企業向けに、3つのおすすめ給与計算ソフトを紹介します。
やよいの給与計算23
「やよいの給与計算23」は給与計算に特化したインストール型の給与計算ソフトです。
勤怠管理のデータを取り込む機能があり、社会保険の算定基礎届の作成機能は便利です。
また、弥生ドライブを利用すると会計事務所とデータを共有できるため、顧問弁護士や会計士などのデータチェックを可能にします。このソフトは2万7千円から利用できます。
提供元 | 弥生株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 「あんしん保守サポート付き初年度優待価格 」 セルフプラン付き:31,900円(税込) ベーシックプラン付き:31,900円(税込) トータルプラン付き:52,085円(税込) |
導入実績 | - |
機能・特徴 | ・給与計算 ・社会保険、労働保険 ・年末調整 ・集計 ・マイナンバー管理 |
URL | 公式サイト |
PCA給与DX
「PCA給与DX」はPCAクラウドシリーズの機能の一部を担うクラウド型の給与計算ソフトで、給与計算に特化しており、PCA製品の就業管理や、会計、販売管理と連動します。
提供元 | ピー・シー・エー株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | ◆一台運用(パッケージ版) システムA(機能制限版):18万7千円(税込) システムB:29万7千円(税込) ◆ PCA給与DX 複数台運用(ネットワーク版) EasyNetwork(2台での運用):44万円〜(税込) with SQL:55万円(税込)〜 with SQL:(Fullse):90万2千円(税込)〜 for SQL:44万円(税込)〜 PCA給与DX API Edition:55万円(税込)〜 |
導入実績 | シリーズ累計20,000法人突破 |
機能・特徴 | ・リマインダー機能 ・電子申告 ・APIによる他製品とのシームレスな連携 ・内部統制機能 ・遡及計算処理 |
URL | 公式サイト |
フリーウェイ給与計算
「フリーウェイフリーウエイ給与計算」は給与計算に特化したクラウド型の給与計算ソフトです。従業員5名までは永久無料で利用できるのが特徴です。
小規模企業で、給与計算ソフトを導入してよいか迷っている際にはとき、1度導入して使い具合を確認してみるのも良いでしょう。
提供元 | 株式会社フリーウェイジャパン |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 無料版:無料 有料版:2,178円(税込)/月(26,136円(税込)/年) |
導入実績 | 90,000ユーザー以上(2022年10月31日時点) |
機能・特徴 | ・3パターンの給与体系(月給・時給・日給) ・年末調整 ・所得税率の自動更新 ・シリーズ製品との連携 ・源泉徴収票のメール送信 |
URL | 公式サイト |
【中小企業向け】おすすめの給与計算ソフト
従業員の人数が300名以下の中小企業には、就業や人事のデータが小規模企業より複雑になります。
そのため就業や人事などのソフトと連携できる給与計算ソフトがおすすめです。提供元が同じであれてあれば効率よくデータの連携ができます。ここでは、中小企業向けのおすすめ給与計算ソフトを5つご紹介します。
ジンジャー給与
ジンジャー給与はシンプルな操作性と低コストを兼ね備えた人気の給与計算ソフトです。複雑な操作はないので初めてソフトを利用する人でも安心して利用できます。
ジンジャーシリーズではその他のバックオフィスシステムを展開しており、連携して活用すれば面倒な入力の手間がなくなり業務効率化が見込めます。
提供元 | jinjer株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 300円〜/月/1ユーザーにつき |
導入実績 | - |
機能・特徴 | ・給与計算・賞与計算 ・月変算定 ・Web明細 ・年調計算 |
URL | 公式サイト |
給与奉行クラウド
「給与奉行クラウド」は人事奉行や就業奉行などの奉行シリーズと連携するクラウド型の給与計算ソフトです。
このソフトは、柔軟な給与計算ができることが特徴で、会社のルールに合わせて給与の計算式を独自に設定できます。料金は初期費用無料、月額5千円から利用できます。
提供元 | 株式会社オービックビジネスコンサルタント |
初期費用 | iAシステム:50,000円 iBシステム:60,000円 iSシステム:70,000円 |
料金プラン | iEシステム(基本機能):5,500円/月(66,000円/年) iAシステム(基本機能):9,000円/月(10万8千円/年) iBシステム(基本機能):17,000円/月(20万4千円/年) iSシステム(基本機能):23,000円/月(27万6千円/年) iSシステム(基本機能+社員数拡張):93,000円/月(111万6千円/年) |
導入実績 | - |
機能・特徴 | ・給与処理 ・賞与処理 ・明細書配付、振込 ・社会保険、労働保険 |
URL | 公式サイト |
ジョブカン給与計算
「ジョブカン給与計算」はジョブカン勤怠管理やジョブカン労務HRと連携するクラウド型の給与計算ソフトです。
このソフトは、給与計算の担当者の声を基にした豊富な便利機能で、給与計算担当者の負担を減らします。
料金は初期費用無料、30日間無料プランがあります。
提供元 | 株式会社DONUTS |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 無料プラン:0円 有料プラン:400円/月(1ユーザーあたりの金額) ※大規模企業は要問い合わせ ※最低利用金額は2,200円(税込) |
導入実績 | - |
機能・特徴 | ・給与計算、賞与計算 ・帳票自動出力 ・振込用データ出力 ・年末調整機能 ・すべてのジョブカンシリーズとの連携 |
URL | 公式サイト |
freee人事労務 人事労務freee
「freee人事労務人事労務freee」は勤怠管理と給与計算を兼ねたクラウド型の給与計算ソフトで、会社の規模に合わせてプランが分かれておりニーズに合わせてプランを選べます。
プランは、経営者向け、従業員3人〜20~20人、従業員21人〜500~500人と仕様が分かれており、人数が増えるほど機能も多くなります。
提供元 | freee株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 月払い ミニマムプラン:2,200円/月 ベーシック:4,480円/月 プロフェッショナル:9,280円/月 エンタープライズ:要問い合わせ アウトソース:要問い合わせ 年払い ミニマムプラン:1,980円/月(23,760円/年) ベーシック:3,980円/月(47,760円/年) プロフェッショナル:8,080円/月(96,960円/年) エンタープライズ:要問い合わせ アウトソース:要問い合わせ |
導入実績 | - |
機能・特徴 | ・労務管理 ・勤怠管理 ・給与計算 ・年末調整 ・給与明細作成 |
URL | 公式サイト |
マネーフォワード クラウド給与
「マネーフォワードクラウド給与」はマネーフォワードクラウド勤怠と連携するクラウド型の給与計算ソフトです。
このソフトは、会社の規模に合わせてプランが分かれており、個人向けは月額880800円から、50人以下の法人向けは月額3,2782,980円から、50人以上の法人向けは要相談で利用できます。
提供元 | 株式会社マネーフォワード |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 月額プラン 個人向け パーソナルミニ:1,078円(税込)/月 パーソナル:1,408円(税込)/月 パーソナルプラス:年額プランのみ 法人向け(50名以下の方) スモールビジネス:4,378円(税込)/月 ビジネス:6,578円(税込)/月 年額プラン 個人向け パーソナルミニ:880円(税込)/月(10,560円(税込)/年) パーソナル:1,078円(税込)/月(12,936円(税込)/年) パーソナルプラス:3,278円(税込)/月(39,336円(税込)/年) 法人向け(50名以下の方) スモールビジネス:3,278円(税込)/月(39,336円(税込)/年) ビジネス:5,478円(税込)/月(65,736円(税込)/年) 法人向け(51名以上の方) 要問い合わせ |
導入実績 | - |
機能・特徴 | ・給与 ・賞与計算 ・Web給与明細 ・税・社会保険の自動計算 ・外部サービス連携 ・マネーフォワード クラウドとの連携 |
URL | 公式サイト |
【中堅・大企業向け】おすすめの給与計算ソフト
中堅・大企業では、拠点数が多く国内・国外で働く社員の給与計算もします。
そのため、従業員の勤務体制も多様で処理量も増え、カスタマイズが可能で大量の計算処理に耐える、ERP基幹システムの機能をもつ給与計算ソフトが必要です。
ここでは、中堅・大企業向けのおすすめ給与計算ソフトを3つ紹介します。
COMPANY給与計算
「COMPANY給与計算」は日本の商習慣を理解したうえで、人事管理、給与計算、人材開発での要件を実現するクラウドERP型の給与計算ソフトです。
入社から退職までの人事労務をすべて網羅するのが特徴です。給与計算の自動化はもとより、人員のデータ分析も可能で人材管理に役立ちます。
また、COMPANYユーザー会では、ユーザー同士でなく開発者とも意見交換が可能です。料金は会社の要望に応じて変動します。
提供元 | 株式会社Works Human Intelligence |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | - |
機能・特徴 | ・月例給与・賞与 ・計算プロセスビュー ・遡及計算結果確認 ・年末調整・税計算 ・会計仕訳・出向費用 |
URL | 公式サイト |
GLOVIAきらら人事給与
「GLOVIAきらら人事給与」は、GLOVIA販売・会計と連携するクラウドERP型給与計算ソフトです。
企業の資産である人材情報を一元管理し、組織マネジメントや人材の有効活用に役立ちます。
提供元 | 富士通株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | クラウド版:12,000円/月 パッケージ版:495,000円(税込)~ |
導入実績 | - |
機能・特徴 | ・実際の明細と同じレイアウト ・一般用紙にも印刷できる給与明細書 ・複数の賃金形態や支給日に対応 ・外部システムとシームレスに連携 ・賞与・社会保険・年末調整 |
URL | 公式サイト |
スマイルワークス 給与ワークス
「スマイルワークス給与ワークス」はクラウド型基幹システムで販売ワークス、会計ワークスと連携します。
プロジェクト別収支管理を主軸として、バックオフィス業務を統合的に効率化させるクラウドERP型システムです。スマイルワークスは初期費用3万円、月額1万円から利用できます。
提供元 | 株式会社スマイルワークス |
初期費用 | 33,000円(税込) |
料金プラン | 11,000円(税込)/月 |
導入実績 | - |
機能・特徴 | ・給与計算 ・賞与計算 ・年末調整 ・社会保険 ・管理表・一覧表 |
URL | 公式サイト |
▷【2024年最新】おすすめ給与計算アプリ5選!選び方や活用するメリット
給与計算ソフトを導入するメリット
給与計算ソフトを導入して得られるメリットについて紹介していきます。
- 給与計算業務を効率化できる
- 人件費を削減できる
- 法改正に柔軟に対応できる
給与計算業務を効率化できる
給与計算をする上では、基本給や税金の差し引きや残業代・勤怠情報・従業員情報などとの照会など様々な計算をします。
これらの業務を手作業でおこなうと膨大な作業量となります。
給与計算ソフトを導入することによって、様々な情報を自動で計算してくれるので作業スピードが圧倒的に早くなります。
また、手作業とは違いミスも少なくなる点も大きなメリットと言えます。
人件費を削減できる
給与計算ソフトの導入によって、ほぼ全ての作業をシステム上で自動化できるため、業務に関わる人手の削減につながります。
人件費の削減だけではなく、担当者を別の作業にあてられるので、業務効率化も見込めます。
法改正に柔軟に対応できる
給与計算ソフトの導入によって、法改正に対して柔軟に対応できるのもメリットです。
昨今では税金や給料に対しての法改正が多いため、改正ごとに対応する必要もなくなるので時間を有効活用できます。
あらゆる勤務形態の社員が増えても、担当者の負担が増えずにスムーズに対応でき、給与計算がおこなえるようになります。
給与計算ソフトを導入する最大のメリットは、給与計算ミスを抑制できることです。給与は従業員の労働の対価であり、生活費ですので、給与計算にミスがあると不信感を生むことが十分考えられます。また、会社は国が実施する様々な「助成金」を受けることができますが、その助成金受給の要件として、給与を適切に支給しているか、支給漏れがないかを求められることが多くありますので、助成金申請の観点からも給与計算ソフト導入は大きなメリットがあると言えます。
▷無料で使える給与計算ソフトおすすめ10選!機能や選び方も解説
給与計算ソフトを導入するデメリット
導入によって様々なメリットがある給与計算ソフトですが、デメリットがあるのも事実です。
具体的にどのようなデメリットがあるのかを紹介していきます。
- 導入・運用でのコストがかかる
- システムが浸透するまで時間がかかる
導入・運用でのコストがかかる
無料トライアル期間が設けられているソフトがあるものの、トライアル期間終了後については基本的にコストが発生します。
コストの内訳は従業員数やオプションなどによっても変わりますが、導入を検討しているのであればどの程度のコストがかかるのか理解しておきましょう。
予算を立てておかないと、使い始めてから想像以上にコストがかさんでしまうケースもあるので注意が必要です。
システムが浸透するまで時間がかかる
アナログな方法で給与計算をしていた場合、真新しい給与計算システムを使うのに時間がかかるケースがあります。
ソフトによって画面設計や使い勝手が異なるので、無料トライアル期間を利用してみて、複数のソフトを比較検討してみるのをおすすめします。
とても便利な給与計算ソフトですが、逆に「自社へのノウハウ蓄積ができない」というデメリットもあります。特にクラウド型の給与計算ソフトだと、提供会社側のトラブル等でシステムが止まるという可能性があります。そのような場合にはシステムに頼らずに乗り切らなければならないことになりますが、自社にノウハウがない状態だとこれに対応ができないということになってしまいます。また、提供会社側のサーバーがサイバー攻撃の被害を受けた場合などには、従業員の個人情報が流出してしまうことも考えられます。このように、自社ではリスク管理しきれない部分もありますのでソフトの選択は慎重に行いましょう。
▷給与計算を内製化した場合のメリット・デメリットとは?よくある課題も解説
自社に適した給与計算ソフトを導入しよう
給与計算ソフトは機能には、給与計算に特化したソフト、人事労務も管理できるソフト、基幹システムとして利用できるERP型の3つのタイプがあります。
また、給与計算ソフトは運用形態により、インストール型、クラウド型、オンプレミス型の3種類があります。
会社の規模や体制に合わせ、これらの給与計算ソフトの中から適したものを選ぶのがポイントです。
給与計算ソフトにはそれぞれ特色があり、利用料金も各社で異なります。 この記事で紹介した給与計算ソフトの特徴を参考にして導入に役立ててください。
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給与計算ソフトの種類による大きな違いは、機能の量と言えます。例えばERP型給与計算ソフトは給与計算特化型ソフトと比較すると、膨大な機能を兼ね備えています。そのため、自社で必要とする機能が何なのかをしっかり検討した上でソフトを決定することが重要です。