【簡単解説】デジタルとアナログの違いとは?メリット・デメリットや具体例を紹介

2022/06/12 2024/06/04

デジタル化

デジタルとアナログの違い

デジタルとアナログというと、なんとなくコンピューターを使ったものがデジタルだと思っていませんか?本記事では、デジタルとアナログの違いと概要、それぞれのメリット・デメリットを解説します。アナログとデジタルの違いを知り、特性を活かして活用しましょう。

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デジタルとは

デジタルとは「連続的なデータを段階的に切り取り、数値や記号で表すもの」を指し、機械で情報を扱う際の表示方法のひとつです。ラテン語の「digitus(指)」が語源で、数えるときの指を折る動作が由来と言われています。

デジタルを理解するうえでわかりやすい例が、デジタル時計です。本来時間は常に流れていて、連続的に変化していくものですが、デジタル時計は「1:00、1:01、1:02、1:03」といったように、表示される時間が断続的に変化します。

この技術を使った最たる例がコンピュータといえるでしょう。現代ではデジタルのことをコンピュータと同義語のように指すケースも増えていますが、厳密にいえばデジタルとは表示方法のことであり、コンピュータはデジタルを使った機械を指します。

デジタルだからといって、コンピュータを使っているとは限らないことを理解しておきましょう。

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アナログとは

アナログは「連続的に変化するデータを、目に見える量で表したもの」です。ラテン語の「analogy(比例)」が語源と言われています。英語でのanalogyの「類似・相似・比喩」を指している説もあるようです。

アナログの例としてわかりやすいのは、やはりアナログ時計です。アナログ時計は短針と長針、秒針で時間を表しています。秒針は止まることなく動き続けることで、時間が進んでいる様子が目に見えるように表されています。

また、砂が落ちる様子で時間の流れを表す砂時計も、アナログの代表的な例のひとつといえるでしょう。

アナログ時計とデジタル時計を比べると違いが分かりやすい

アナログ時計とデジタル時計を比較すると、デジタルとアナログの違いがはっきりします。デジタル時計は、1秒から2秒に進むまでの様子を表すものはありません。1秒から2秒に切り替わるときは一瞬です。

一方、アナログ時計は1秒から2秒に切り替わるまでの間も秒針が動いています。ただし、デジタル時計では今が何秒かが明確に表示されるのに対し、アナログ時計では今が何秒なのかは曖昧です。

この明確さと曖昧さが、デジタルとアナログの違いともいえるでしょう。

例1.そろばんはアナログ機器か

日本で古くから利用されているそろばんは、実はデジタル機器に分類されます。アナログの定義は「連続的に変化するデータを、目に見える量で表したもの」です。それに対し、デジタルの定義は「連続的なデータを段階的に切り取り、数値や記号で表すもの」です。

そろばんは数字の切り替わりを段階的に表しています。電卓との比較で、一見アナログ機器と勘違いされやすいそろばんですが、仕組みを考えればデジタル機器であることが理解できるでしょう。

例2.囲碁はデジタル機器か

囲碁もそろばんとおなじくデジタルに分類されます。盤面上で範囲が区切られたマスに沿って石を置いていくため、変化が段階的に表されているといえます。

そろばんと電卓のケースと同様に、コンピューターゲームとの比較でボードゲーム全般がアナログと誤解されていますが、仕組みとしては、囲碁はデジタル型のゲームです。

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デジタルとアナログの特徴的な違い

デジタルとアナログの違いには、複製と伝達方法があります。デジタルは数値や指標でデータを表現するため複製が容易な一方、アナログは明確な数値や記号があるわけではないため、簡単に複製できません。

また、デジタルデータはパソコンを使った伝達ができますが、アナログデータの伝達には物理的な移動が必要です。ここからは、デジタルとアナログのデータの取り扱いに対する違いについて解説していきます。

複製の可否

デジタルは、データを数値や指標で表しているため複製できます。

コンピュータとデジタルが同義語のように扱われているのも、複製のしやすさが原因でしょう。デジタルデータは電子化しやすく、データをPCへ複製できます。

結果的に、デジタルデータを電子データとしてPCで扱うことになるため、デジタルといえばコンピュータになるというわけです。一方、アナログデータの複製は基本的にはできません。アナログ時計や砂時計でわかるように、アナログデータは曖昧な性質を持っています。

明確な数値や記号があるわけではなく、完全に同じものを再現できないため、複製できないというわけです。

再現性

再現性が高いかどうかも、デジタルとアナログの違いのひとつです。アナログは情報量が多い分細かいところまで表現できますが、コピーがしにくく劣化しやすいという特徴があります。

一方、デジタルは細かなニュアンスを表現するのは難しいものの、数値や記号が明確に示されていてデータの再現がしやすいのが特徴です。そのため、万が一データを消失してしまっても比較的簡単に復元できます。

伝達の方法

デジタルデータの主な伝達方法はコンピュータです。日常的に使用されているコンピュータであるパソコンやスマートフォンは、2進法を使ってデジタルデータを電子化できます。

パソコンやインターネットを使用して伝達するのが、デジタルデータの主な伝達方法です。メールやチャットは、デジタルの伝達方法の代表例といえるでしょう。

アナログデータの伝達は物理的な方法であり、物そのものを移動させることがアナログデータの伝達といえます。そのため、郵便や宅配便はアナログの伝達方法の代表例といえるでしょう。

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デジタルのメリット

デジタルデータは、明確な数値や記号があるため複製が容易にでき、情報共有に役立ちます。とくに情報化社会といわれる現代において、デジタルデータは欠かせないものです。ここでは、デジタルのメリットを紹介します。

正確性が高い

デジタルのメリットとして、正確性が高いことが挙げられます。

正確さはわかりやすさともいえます。デジタルデータは曖昧に感じるものがあっても、一定の数値や記号で表されているため、何を指しているかが明確です。

デジタル体温計であれば、体温が36.5度あることが数値で表示されます。36.5度と36.4度といった微妙な温度の違いも明確に数値として示すことが可能です。このように、情報をはっきりと数値で表すことが正確性に大きく関係しています。

データ保存・複製が容易である

データ保存や複製が容易であることも、メリットのひとつです。デジタルは明確な数値や記号があるため、音源や画像を複製し、保存することが容易にできます。

そのため、パソコンやスマートフォンでデジタルデータを共有することも可能です。保存と複製が容易にできるデジタルデータは、情報化社会において大きな役割を担っています。

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デジタルのデメリット

ここでは、デジタルのデメリットについて解説していきます。

感覚で感知しづらい

感覚で感知しづらい点は、デジタルのデメリットといえるでしょう。デジタルでは明確な数値で表示されているため、一見わかりやすい一方で、その都度頭の中で変換する必要があるのです。

時計でいえば、アナログ時計であれば30分経ったことは時計の針の場所を見ただけで感覚的にわかります。一方、デジタル時計では、数値を見て時間を認識したうえで計算する必要があります。数値ではっきりと表されていることで、感覚的に感知するのが難くなるといえるでしょう。

細かいニュアンスが伝わりづらい

細かいニュアンスが伝わりづらいことも、デジタルデータがイメージを掴みづらい原因です。人間は本来、数値や記号で表示されたものよりも、イラストや形で表現されている方がわかりやすいのです。

道を言葉や文章だけで教えられるよりも、地図に書いてもらったほうがわかりやすいでしょう。細かいニュアンスを表現するのは、数値や文字だけでは限界があるということです。

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アナログのメリット

アナログを利用するメリットは、デジタルのメリットの裏返しといえます。具体的にどのようなメリットがあるか見ていきましょう。

細かいニュアンスを伝えられる

アナログを利用するメリットのひとつに、細かいニュアンスを伝えられるということがあります。アナログは連続性や曖昧さを残したものであり、変動している状態をそのまま表現できます。

例えば、デジタル媒体であるCDとアナログ媒体であるレコードを比較した場合、レコードの方が音に深みがあったり微妙な音の違いが生じたりと、本来の音に近い状態で表現することが可能です。

また、アナログ時計であれば、秒と秒のスピード感も理解できるでしょう。本来の情報のイメージを伝えることができるというのは、大きなメリットといえます。

複製が容易でないため秘匿性が高い

アナログは複製が容易でないため、秘匿性が高くなることもメリットです。アナログデータは明確な数値や記号がなく、複製はできません。複製できないことは、秘匿性の高さにつながります。

例えば、暗号資産のセキュリティ性を高めるために利用されるシードフレーズには「紙に書いて保存するように」と指示があります。これは、アナログデータは複製ができないためにセキュリティ性が高いことを活かしているのです。

感覚で理解しやすい

感覚で理解しやすいこともメリットのひとつです。アナログなデータの代表例としては、絵や音楽が挙げられるでしょう。

絵や音楽を使えば、理論ではなく感覚的にものごとを表現できます。言葉や数値では表現できないものを表現できるため、頭ではなく感情に訴えるようなことも可能です。曖昧さがある分、その表現方法には限界がないこともメリットといえるでしょう。

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アナログのデメリット

ここでは、アナログを利用するデメリットについて見ていきましょう。

正確さに欠ける

アナログは数値で明確に表現するわけではないため、正確性はありません。

時計がいい例でしょう。デジタル時計が明確に数値が表示されている一方、アナログ時計は秒針が常に動いているため、何秒かどうかは曖昧にしかわかりません。

水銀体温計も、0.1度単位の温度の違いは曖昧です。同じものを見ても、37.1度とする人と37.2度と答える人がいるでしょう。このように、正確に表せない点はデメリットとも捉えられます。

データの複製・保存がしづらい

データの複製と保存がしづらい点もデメリットです。複製ができないことによって秘匿性は高められるものの、場面によってはデメリットと感じる場合があるでしょう。

アナログデータは細かいニュアンスまで表現できる反面、その細かいニュアンスを完璧に複製することはできません。また、保存しづらいこともデメリットです。

音楽でいえば、レコードは音の再現性が高い反面、劣化するという欠点があります。アナログデータをデジタルにした場合、保存はできる一方で、細かいニュアンスは失われます。

ニュアンスや曖昧さといった情報量の多さが、データの複製や保存を難しくしている要因といえるでしょう。

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デジタルとアナログの違いを理解しよう

今回はアナログとデジタルの違いについて詳しく解説しました。違いをひと言で表すと、アナログは連続的、デジタルは断続的といえます。本記事で紹介したメリット・デメリットなどを参考に、アナログとデジタルの違いについて深く理解しましょう。

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