おすすめのPOSレジ11選を比較|導入事例や料金目安・比較ポイントを紹介
商品やサービスの販売に関する情報を管理するPOS。POSを搭載した「POSレジ」を活用することで、商品管理や販売業務の効率化、適切な経営戦略を練ることができます。本記事では、おすすめのPOSレジ11選を比較し、導入事例や料金目安を紹介します。
目次
POSレジとは?
POSレジは「いつ・どの商品が・どれくらい売れたか」といった売上データを収集し、一元管理するシステムです。Point Of Salesの略で、会計作業の機能も搭載されています。
POSレジで収集したデータは、リアルタイムで確認することが可能です。全体の売上高や売上個数、商品ごとの売上データを常に把握できるので、売れ行きのよい商品を追加発注したり、余りそうなものをセールに出したりできます。このように、収集したデータは商品・在庫管理はもちろん、売上分析やマーケティングにも役立てられます。
POSレジが必要とされる理由は、従来のレジスターとは異なり商品情報の把握・管理ができるためです。レジスターは販売金額の計算など会計処理に特化していますが、POSレジは従来型の機能に加えて商品データまで管理ができます。売上データの即時把握により、商品の在庫管理や発注、レイアウト改善など、店舗運営全体を効率化できるのです。
POSレジの主な機能
POSレジには、商品管理や顧客管理などのさまざまな機能が搭載されています。主な機能を以下の表にまとめたので、参考にしてください。
機能 | 詳細 |
会計機能 | 注文・会計や釣銭計算など、基本的な会計機能をタッチパネルで行える。 軽減税率やインボイス制度にも対応しているものが多い。 |
商品管理機能 | 商品ごとに売上・原価・在庫数などを登録できる。 登録した商品はバーコードから素早く清算可能など、会計処理を支援する。 |
顧客管理機能 | 顧客の来店履歴や購入履歴などのデータを収集できる。 予約情報管理ができる。 |
売上管理機能 | 売上データを活用して、日別/月別/曜日別/商品別/部門別などさまざまな角度から売上分析ができる。 |
勤怠管理機能 | 勤怠管理システムと連携し、スタッフの勤怠管理ができる。 リアルタイムで出勤状況を確認できる。 |
POSレジの種類
POSレジには、主に以下3つの種類があります。
- ターミナル型
- パソコン型
- タブレット型
それぞれの型にはメリット・デメリットがあるため、理解したうえで自社に合うものを選ぶことが重要です。それぞれのPOSレジの特徴について簡単に説明します。
ターミナル型
ターミナル型は据え置き型のPOSレジで、小売店やコンビニなどで活用されています。バーコードスキャナーなどの周辺機器が一体化しているほか、業務に合わせたカスタマイズを施せるのが特徴です。近年は、自動で釣銭を排出する機能があるPOSレジも増えています。
専用システムが組まれるため、POSレジのなかでも高機能なのが利点です。デメリットは端末自体の導入費用が高額なところでしょう。保守管理費用のほか、システム更新にあわせた機器の入れ替えにもコストがかかります。
パソコン型
パソコンにソフトウェアをインストールして使用するタイプが、パソコン型のPOSレジです。パソコン操作に慣れている方は使い勝手がよいでしょう。パソコンがあればソフトウェアの購入コストのみで導入できるため、比較的安価で済みます。
欠点は、レシートプリンタやバーコードスキャナといった周辺機器の購入コストがかかることです。機能を拡張したい場合は、別途で端末を揃える必要があります。
タブレット型
タブレットやスマートフォンに専用アプリをインストールして使用する、タブレット型タイプのPOSレジがあります。スマートフォンと同じ感覚で操作できるので、誰でも扱いやすいのが特徴です。設置スペースを取らない、業種や販売形態を問わないといった導入ハードルの低さも魅力でしょう。アプリの連携で業務の効率化も可能です。
タブレットもしくはスマートフォンがあればすぐに導入できますが、パソコン型と同様、別途周辺機器の購入が必要になります。また、サービスによって対応OSが異なる点にも注意してください。手持ちの端末に対応するものを選ぶか、新たに購入するかを選ぶことになります。
POSレジの比較ポイント・選び方
POSレジには、多くのサービスがあります。自社に合うPOSレジを選ぶにはどのポイントを見るべきか悩む方も多いでしょう。POSレジを選ぶ際には、次の4つを押さえることをおすすめします。
- 既存の端末・周辺機器で利用できるか
- 業界や業種に適した機能が搭載されているか
- 導入・運用にかかる料金はどのくらいか
- 十分なサポートは得られるか
それぞれの比較ポイントについて解説します。
既存の端末・周辺機器で利用できるか
POSレジを選ぶ際には、既存の端末や周辺機器との互換性があるか確認しましょう。既存設備が利用できないと新たな設備購入が必要になり、追加コストが発生してしまいます。サービスによっては機器のレンタルも可能ですが、どのみち費用負担は避けられません。
無駄な出費を避けるためにも、各種端末・周辺機器との互換性を確認しながらPOSレジを選んでください。具体的には既存端末のOSに対応しているかのほか、バーコードスキャナーやカードリーダー、自動釣銭機との互換性があるかを確認することが重要です。
業界や業種に適した機能が搭載されているか
POSレジを選ぶ際の比較ポイントとして、業界や業種に適した機能が搭載されているかが挙げられます。たとえば、飲食業界ではオーダーをレジに直接入力できる機能や、テーブルオーダーシステムとの連動が求められます。小売業では在庫管理機能や顧客管理機能、美容業界では予約管理ができるPOSレジだと便利でしょう。
このように、業種や業界によって適した機能は異なります。必要な機能がなければPOSレジの効果が発揮されないため、業界や業種に特化したものを選ぶことが重要です。
導入・運用にかかる料金はどのくらいか
POSレジの導入や運用には、費用がかかります。サービスや機能、POSレジの種類によって具体的な料金は異なるため、事前によく確認してから導入してください。自社の状況と合うかどうかも考えながら選ぶことが重要です。
ターミナル型は導入費用が高額ですが、多機能であるため来店者・商品の数が多ければ費用対効果が期待できます。事業規模が小さい場合、導入コストを抑えられるパソコン型・タブレット型が優先候補になるでしょう。
自社の状況や業種に合った種類を選びつつ、搭載機能を見ながらコストパフォーマンスを発揮できるものを選ぶ必要があります。
十分なサポートは得られるか
サポート体制が充実しているかどうかも、POSレジの重要な比較ポイントです。POSレジの導入後は、さまざまなシチュエーションでサポートが必要になります。
たとえば、会計作業ができないなどの不具合が生じたときです。会計の遅延や誤りは店舗運営に大きな影響を及ぼし、場合によっては顧客満足度が下がる可能性もあるでしょう。
サポート体制の充実度は、POSレジの安定した活用に欠かせません。故障や問題発生時に技術的なサポートを受けられたり、24時間365日対応していたりするベンダーを選ぶと安心です。
POSレジおすすめ11選比較
POSレジのおすすめシステム11選を紹介します。各サービス内容や機能をチェックして、比較・検討に役立ててください。
1.SQUARE
SQUAREは、業種や規模に関係なく利用できるPOSレジアプリです。基本的にかかる費用は決済手数料のみで、必要に応じて決済端末も購入できます。
一つのアカウントで複数店舗の管理に対応し、ネットショップとの連携も可能です。移動販売や限定オープンのショップでも使える柔軟性も備えています。コストを抑えてPOSレジを導入したい場合に適しているでしょう。
提供元 | Square株式会社 |
初期費用 | 無料 決済端末が必要な場合は以下費用が発生
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料金プラン | 要問い合わせ |
導入企業数 | 200万以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
2.Airレジ
Airレジは、株式会社リクルートが提供するPOSレジです。飲食店や小売店、美容業界や病院など幅広い業種で利用されており、iPadもしくはiPhoneがあれば0円でPOSレジを導入することが可能です。
月額費用や振込手数料はかからないので、コストを抑えて運用できます。会計システムなど店舗経営に役立つ他社サービスとも連携でき、使い勝手がよいでしょう。
提供元 | 株式会社リクルート |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 無料 |
導入企業数 | 73万6,000アカウント(2023年3月末時点) |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
3.ユビレジ
「カンタンがいちばん」をコンセプトに掲げているユビレジは、多機能で直感的に使えるPOSレジを提供しています。複数店舗間で情報を共有可能で、導入前後のサポートも充実しています。業種やニーズに合わせた機能・プランを準備しており、自社に合った形で導入ができるのが特徴です。
提供元 | 株式会社ユビレジ |
初期費用 | レンタルプランは無料 その他は要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
4.スマレジ
スマレジは、3万店舗以上に導入されているクラウドPOSレジで、0円から利用できます。セルフレジやキャッシュレス決済、モバイルオーダーやセルフオーダーにも対応しているのが特徴です。
小売業や飲食業を中心に支持されており、非接触/非対面化の支援で現代ニーズに対応します。また、クラウド勤怠管理システムと連携して、勤怠関係のデータも一元管理可能です。
提供元 | 株式会社スマレジ |
初期費用 | 無料 |
料金プラン |
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導入企業数 | 3万9,000店舗突破(2023年8月時点) |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
5.USENレジ
USENレジは、大手飲食店に多く利用されているPOSレジです。継続率が99.6%と高く、利用企業の多くが満足している様子がうかがえます。
設置や初期設定はベンダーに任せられるので、迷わず導入できるでしょう。2種類の会計方法と豊富なオーダー機能により、飲食店経営の効率化が可能です。シンプルで操作性が高いほか、外部ツールとのシステム連携も行えます。
提供元 | 株式会社USEN |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
6.UMaTレジ
UMaTレジは、飲食店に特化したPOSレジです。レジとレシートプリンターが一体型になっており、会計処理やレシート印刷ができます。オフラインでも使えるため、万が一回線トラブルが起きても問題なく会計処理を実行可能です。ハンディ端末としても使えるほか、モバイルオーダーに対応するなどの特徴もあります。
提供元 | 株式会社Wiz |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
7.POS+retail
小売店専用のPOS+retailは、低コストで高い機能性と柔軟性を持つPOSレジです。直感的で分かりやすいデザインのため、POSレジの利用が初めてでも容易に使いこなせます。
使い方のトレーニングや駆けつけサポート、365日電話サポートなど、支援体制も豊富です。初期設定や設置も任せられることから、機械慣れしていない場合でも安心でしょう。
提供元 | ポスタス株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 15,400円(税込)/月~ |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
8.SPIRE POS
SPIRE POSは、小売店や総合リサイクルショップなどに対応したクラウドPOSシステムです。基本的なPOSレジ機能はもちろん、買取業務をサポートする機能もあります。
また、オフライン販売にも対応しているため、ネットワーク障害が起きても使用することが可能です。Webブラウザで利用するPOSシステムのため、SPIRE POSに対応する最新ブラウザが使えればどの端末でも運用できます。
提供元 | フィーリックス株式会社 |
初期費用 | 無料 |
料金プラン |
※いずれも30日間トライアルあり |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
9.パワーPOSクラウド
パワーPOSクラウドは、POSレジ機能を有するクラウド型の店舗総合管理システムです。さまざまな店舗で利用されており、店舗やECサイト・倉庫などの各拠点をリアルタイムに一元管理できます。
売上分析・在庫管理・会員管理など、レジ業務以外もまとめて効率化したい場合にもおすすめです。LINEと連携したクーポンの発行や、実店舗とECサイトのポイント共有なども行えます。
提供元 | 株式会社タスネット |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | フリー:無料 スタンダード:7,000円/月/1店舗 プレミアム:要問い合わせ オプション
※上記3オプションは初期費用として10万円の支払いが発生
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導入企業数 | 3,500店舗突破 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
10.POSCO
POSCOは、5,000台以上の導入実績を誇るレジシステムです。小売やサービス、アパレルといった業種はもちろん、医療機関・クリニックでも利用されています。
カスタマイズ力が高いので、あらゆる業種に対応できるでしょう。既存の基幹システムと連携することで、商品・顧客情報を最大限に活用した事業運営が可能です。
提供元 | 株式会社ポスコ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入企業数 | 5,000台以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
11.パワーナレッジPOS
整骨院・ジム・サロン向けのPOSレジの一つに、パワーナレッジPOSがあります。予約システムや電子カルテ、顧客管理やレセコンといった機能を搭載するシステムです。顧客分析に基づいたメールマガジンの送付ができ、効果的な来店誘導や販促を行えます。オプション機能を活用すれば、ネットショップ機能やCTIなども利用できます。
提供元 | 株式会社Groony |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
POSレジ導入時の料金目安
スーパーやコンビニで見られるターミナル型のPOSレジは、機器の導入コストとして30万円〜100万円ほどかかります。パソコン型やタブレット型のPOSレジは既存端末を利用すると0円、端末を購入する場合は数万円〜30万円程度の支出となるでしょう。
導入費用とは別に、いずれのPOSレジも月々の利用料がかかります。無料で使えるサービスもありますが、月額数千円〜1万円前後のコストはみておくのが無難です。バーコードリーダーやレシートプリンターといった周辺機器にも費用がかかり、端末ごとに1万円〜5万円ほどは見込んでおく必要があるでしょう。
POSレジ導入のメリット
POSレジの導入には、多くのメリットがあります。具体的なメリットは、以下の通りです。
- 商品管理・会計業務を効率化できる
- 業務に関するさまざまな費用を削減できる
- 商品・売上に関する情報を円滑に共有できる
- 不正・人的ミスを防げる
- 売上向上が期待できる
- 売上データを販売促進に活かせる
それぞれのメリットを解説します。
商品管理・会計業務を効率化できる
POSレジは、商品管理や会計業務を効率化できるメリットがあります。通常であれば、商品の在庫数を手作業で数えたり、状況を見ながら仕入れしたりする作業が必要です。POSレジなら売上を在庫データに自動で反映してくれるので、業務の手間を減らしながら適切な在庫管理ができます。
自動計算やマルチ決済対応のほか、複数店舗の集計作業もできるため、決済の合理化と業務の短縮が可能です。商品管理や会計業務の効率化はもちろん、計算ミスのリスクが限りなく減少するのもPOSレジの強みでしょう。
業務に関するさまざまな費用を削減できる
POSレジを導入するメリットは、さまざまな費用を削減できることです。たとえばセルフ会計が可能なPOSレジの場合、レジ担当者の配置が不要になるため、人件費を大幅に削減できます。
また、POSレジは販売データをリアルタイムで収集・分析し、在庫管理を行うことが可能です。納品や補充の数量を最適化できるため、過剰在庫の防止や倉庫にかかる費用の削減に役立ちます。POSレジで業務の自動化がすすむことで、コスト最適化に伴う費用の削減が期待できるでしょう。
商品・売上に関する情報を円滑に共有できる
POSレジへのデータ反映は、リアルタイムで行われます。そのため、スタッフ間でいつでも最新の情報を共有可能です。また、複数店舗で情報を一元管理することもできます。
各店舗の売上情報をタイムラグなく確認できるため、効率的な店舗運営ができるでしょう。情報の共有に時間がかからないので、経営判断を迅速化できるメリットもあります。
不正・人的ミスを防げる
POSレジには、不正や人的ミスを防げるメリットがあります。すべての取引を自動的に記録するため、商品の紛失や盗難、経理上の不正などをチェックすることが可能です。また、バーコードを読み込むだけで会計処理がすすむため、金額や数量を誤る心配もないでしょう。
自動釣銭機と連携すれば、釣銭の誤りによるトラブル防止にも役立ちます。POSレジの導入で不正や人的ミスを防げば、運用効率や信頼性の向上に貢献するでしょう。
売上向上が期待できる
売上向上に寄与するのもPOSレジの魅力ですが、理由の一つに顧客満足度への働きがあります。会計作業がスムーズになることでレジ待ちのストレスが減り、顧客満足度を高める作用が望めるのです。
また、POSレジで顧客情報の管理を行い、接客サポートに役立てることもできます。購入記録を紐づけて購入傾向を分析し、ニーズに合わせた提案を行えば、リピート顧客の増加やカスタマーロイヤルティの向上も期待できるでしょう。
的確な会計処理で顧客満足度を上げるほか、マーケティング強化を図れる点からもPOSレジの増益効果はあなどれません。
売上データを販売促進活動に活かせる
POSレジを通じて収集される売上データは、商品の人気度や顧客の購買傾向など多岐にわたります。収集した情報を販売促進活動に活かせるのは、POSレジを導入する大きなメリットです。
収集した情報をもとに需要が高い商品をプロモーションしたり、顧客の購入パターンに基づいたマーケティング戦略を立案したりできます。また、売上データは時間的な変動も捉えられます。シーズンや曜日・時間帯による売れ行きの違いも分析し、適切なタイミングで販売促進活動を計画可能です。
POSレジを使って効果的な販促活動を行えば、収益の改善や売上増加につなげられるでしょう。
POSレジの導入事例
実際にPOSレジを導入している企業の事例を4つ紹介します。各企業の活用方法を確認して、自社のPOSレジ導入に役立ててください。
株式会社マルブン
イタリアンレストランを経営する株式会社マルブンは、5つの店舗とオンラインショップを展開しています。BIツールの講演でデータ分析が可能な飲食向けのサービスがあると知り、POSレジの導入を決めました。
導入前は現場の勘・経験頼りの状態で、顧客サービスの考案が二の次であったことが課題でした。POSレジを導入してから販売実績をもとにした仕入れが可能になり、年配スタッフでも使いこなせると簡便性も高く評価しています。
ピークタイムの商品の流れや提供にかかる時間、クレームが起こる状況まで理解できるようになったことで、接客内容の改善にも役立っているのです。
株式会社スープストックトーキョー
株式会社スープストックトーキョーは、食べるスープの専門店として知られている企業です。もともとPOSレジを利用していましたが、今後はスープを持ち帰る仕組みを作りたいと考え、事前注文システムが搭載されたタブレットタイプに入れ替えました。
既存のレジでは本部と店舗の連携が手間でしたが、入れ替え後はスムーズになり店舗間の管理を効率化できました。注文一括管理アプリにより、モバイルオーダーと店頭注文の個別確認もできるようになっています。
株式会社パーク・コーポレーション
フラワーショップを展開する株式会社パーク・コーポレーションは、顧客管理の強化を契機にPOSレジを導入した企業です。販売管理と顧客管理が一元的にできる、タブレット型のPOSレジを採用しています。
ITリテラシーがなくてもタブレットなら簡単に使用でき、現場スタッフからの評判もよいといいます。レジと顧客管理機能が連携しているため、別で顧客情報を入力する手間もなく、効率的に運用できています。
株式会社楽山荘
株式会社楽山壮は、実店舗とネット店舗を設けている登山専門店です。商品数が多いために在庫管理がうまくいかず、売り越しも発生していました。そこで、実店舗とECの在庫管理を適正化するため、POSレジの導入を決定しています。
最大の課題であった売り越しの改善のほか、在庫管理の効率化に伴い時間に余裕ができるようになりました。空いた時間で商品写真撮影や新商品の登録など、商品展開を十分に行えるようになっています。販売状況の可視化ができたおかげで、販売戦略の立てやすさも実感できました。
おすすめのPOSレジを比較し業務内容に合った製品を導入しよう
POSレジの導入は、商品管理や会計業務を効率化したり、コストを削減できたりするメリットがあります。また、顧客満足度向上や売上データの活用によって、売上アップを図ることも可能です。
POSレジの選び方や導入事例をもとに、自社に合った製品を選択しましょう。本記事で取りあげたおすすめのPOSレジも参考に、比較検討に役立ててください。
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