サービス資料
ランキング

お役立ち資料
ランキング

セミナー
ランキング

PickUP
キーワード

新規補助金も登場!2025年中小企業が申請できる補助金まとめ

最大5億円の支援も!全6種類の補助金をわかりやすく解説

公開日:2025/01/14
新規補助金も登場!2025年中小企業が申請できる補助金まとめ

中小企業の経営力強化を後押しする補助金制度が、2025年度から大きく拡充されます。新事業進出へのチャレンジや、企業の飛躍的な成長を目指す意欲的な取り組みを支援する新制度が登場。今回は、新設される補助金制度と、定番の補助金について詳しく解説します。

【中小企業向け】2025年度の新設補助金

2025年度、国は中小企業の成長を加速させるため、新たな補助金制度を創設します。1つは新規事業への挑戦を応援する「新事業進出補助金」、もう1つは飛躍的な成長を目指す企業を支援する「中小企業成長加速化補助金」です。これらは、意欲的に経営改革に取り組む企業を支援する制度となっています。

新事業進出補助金

新事業進出補助金は、中小企業の新たな挑戦を応援する制度として創設される予定です。1,500億円規模の基金を活用し、企業の成長につながる新規事業への進出や事業転換を重点的に支援します。

対象となる経費は、建物の取得や機械設備の導入、システムの構築、新技術の導入、専門家への相談費用など。補助を受けるには、取り組む事業の新規性が求められるほか、従業員の賃金に関する要件も設定されています。

中小企業成長加速化補助金

中小企業成長加速化補助金は、大きな成長を目指す意欲的な中小企業を支援する制度です。具体的には、売上高100億円という高い目標に向かって挑戦する企業の設備投資を後押しします。

M&Aや海外展開、人材育成といった経営課題に対しても、中小機構を通じた支援を受けることが可能です。補助の対象となるのは、建物や機械設備の導入費用、ソフトウェアの購入費、外部への委託費用、専門家への相談費用など。企業の飛躍的な成長を実現するため、設備と経営の両面から包括的にサポートしてくれます。

中小企業が活用できる定番の補助金

中小企業の成長を支援するため、国はさまざまな補助金制度を用意しています。ここでは、生産性向上や事業転換、デジタル化など、企業の成長ステージに応じて活用できる代表的な4つの補助金制度をご紹介します。

補助金補助対象補助上限額
ものづくり補助金中小企業の生産性向上のための設備投資や試作品開発750万~5,000万円
事業再構築補助金新市場進出や業種転換など、思い切った事業の転換500万~5億円
IT導入補助金業務効率化やDXに向けたITツールの導入5万~3,000万円
中小企業省力化投資補助金IoTやロボットなど、省力化製品の導入200~1,000万円
※記載されている情報は2024年12月時点のものです。

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、中小企業の革新的な取り組みを後押しする国の支援制度です。製造業に限らず、商業やサービス業も含めた幅広い業種の企業が活用できます。生産性を高めるための設備投資や、新しいサービスの開発、試作品の製作などに活用でき、導入費用の一部が補助されます。

事業再構築補助金

事業再構築補助金は、新しい事業展開に挑戦する中小企業を支援する制度です。コロナ禍を契機とした経済環境の変化に対応するため、新市場への進出や業種転換、事業の再編など、意欲的に事業の立て直しを図る企業を支援します。

IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業のデジタル化を支援する制度です。業務の効率化やDXを進めるために必要なITツールの導入費用の一部が補助されます。対象となるのは事務局に登録された製品やサービスで、導入時の相談料やクラウドサービスの利用料も補助の対象です。

中小企業省力化投資補助金

中小企業省力化投資補助金は、IoTやロボットなどの省力化製品の導入を支援する制度です。国が認定した製品カタログから、自社の課題に合わせて設備を選択できます。手続きは販売事業者がサポートしてくれます。

補助金を活用して成長を加速させよう

補助金を活用することで、財務的な負担を軽減しながら、新規事業や生産性向上に取り組めます。補助金は、企業の成長を後押しする強力なツールですが、活用にあたっては目的意識が大切です。導入する設備や取り組む新事業が自社の経営にもたらす効果を明確にし、具体的な成果目標を持って、補助金を経営革新のきっかけにしていきましょう。

ビズクロ編集部
「ビズクロ」は、経営改善を実現する総合支援メディアです。ユーザーの皆さまにとって有意義なビジネスの情報やコンテンツの発信を継続的におこなっていきます。