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アフィリエイト広告の導入事例|課題や導入後の成果を紹介

2024/09/09 2024/09/09

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告の導入事例

個人や企業が運営するブログやWebサイトに広告を掲載してもらう「アフィリエイト広告」。成果に対してのみ費用が発生するため、高い費用対効果を期待できることから、活用する企業が増えています。本記事では、アフィリエイト広告の導入事例と併せて、メリット・デメリットを紹介します。

アフィリエイト広告とは?

アフィリエイト広告とは、アフィリエイターが自身のブログやWebサイトに広告主の製品やサービスの広告を掲載し、訪問者がその広告のリンクを介して購入や登録を行った場合に報酬が発生する広告モデルです。

アフィリエイト広告は、広告主・アフィリエイター(広告掲載者)、そして両者をマッチングするアフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)の三者で構成されています。

広告主は、自社の商品やサービスと親和性の高いブログやWebサイトに広告を掲載してもらうことで、集客を効果的に行うことができます。一方、広告を掲載するアフィリエイターにとっては、自分のメディアを使って広告収益を得ることができる点がメリットです。

アフィリエイト広告とは?仕組みや種類・メリットとデメリットについて簡単に解説

アフィリエイト広告の種類とは?特徴や仕組みを詳しく解説

アフィリエイト広告の導入事例

ここでは、アフィリエイト広告の導入が課題解決につながった6社の事例を紹介します。

ソースネクスト株式会社

ソースネクスト株式会社は、「筆まめ」「筆王」などのソフトウェアを提供している企業です。同社は新規顧客の獲得と売上拡大を目指していましたが、自社の情報発信だけではリーチできない層がいることが課題でした。

そこでアフィリエイト広告を導入したところ、幅広いWebメディアに広告が掲載され、これまでリーチできなかった多様な顧客層にアプローチできるようになりました。

その結果、課題だった新規顧客の獲得に成功し、売上が従来の2倍に増加しました。その後も広告の効果を定量的に測定・最適化することで、効率的なプロモーションを実現しています。

▷参照元:バリューコマース株式会社「有力メディアの売上が2倍に! クーポン施策でリレーション強化も実現

株式会社アドベンチャー

株式会社アドベンチャーは、国内・海外航空券、ホテル、レンタカーなどの比較予約サイト「skyticket(スカイチケット)」を運営している企業です。同社は新規顧客の獲得コストが高く、広告のROI(投資対効果)が低いことが課題でした。

そこでアフィリエイト広告を導入し、ターゲット層を絞ってより効果的にアプローチすることで、広告費の最適化を実現しました。

結果的にROIの改善にも成功しつつ、売上は1.4倍に増加しました。

▷参照元:バリューコマース株式会社「新規顧客を増やし、かつ獲得コスト減!クーポン施策で効果を実感

株式会社ココナラ

株式会社ココナラは、日本最大級のスキルマーケットプラットフォーム「ココナラ」を運営している企業です。同社は、ユーザー獲得と認知度向上において、TVCMの限界を感じてい

ました。

そこでさらなるユーザー獲得および認知度向上を目的にアフィリエイト広告を導入することにしたのです。多様なパートナーとつながることで、新たなチャネルから新規ユーザーを獲得できるようになりました。

また、プラットフォームの活性化にも成功し、その後も広告効果を測定しながら継続的に費用対効果を高める取り組みを行っています。

▷参照元:株式会社ファンコミュニケーションズ「日本最大級のスキルマーケット「ココナラ」が、10年以上アフィリエイト広告を続ける理由

SOELU株式会社

SOELU株式会社は、フィットネスのオンラインレッスンを受けられるサブスクリプションサービス「SOELU(ソエル)」を運営している企業です。

同社は新規会員の獲得とブランドの認知度向上を目的として、2度にわたってアフィリエイト広告を活用しています。初回はサービス開始当初で、サービスがある程度軌道に乗った頃に一度解約し、さらなる販路拡大を目指すフェーズで再度運用を開始したのです。

アフィリエイト広告を導入したことで、ターゲット層に対する効率的なプロモーションが可能となり、質の高い会員の安定的な増加に成功しています。

▷参照元:株式会社ファンコミュニケーションズ「有料会員が1年で5倍に。サブスクビジネスにおけるSOELUのアフィリエイト活用術

ビッグローブ株式会社

ビッグローブ株式会社は、インターネット接続サービス「BIGLOBE」や「BIGLOBEモバイル」を提供している企業です。同社はサービスの競合が多く、黎明期から認知拡大や新規ユーザーの獲得を課題としていました。

そこでアフィリエイト広告を導入することで、多様なパートナーを活用した効果的なプロモーションが可能となり、新規ユーザーの増加に成功しました。TVCMはコストが高く、伝えられる情報量もかなり限られるというネックがあったところ、この問題もアフィリエイト広告で解決することができたのです。

成果報酬型の仕組みによってコストパフォーマンスが向上し、ユーザー獲得にかかっていたコストが最適化されたことで、持続的な広告利用が可能となりました。

▷参照元:バリューコマース株式会社「ポテンシャルの高い個人メディア向け施策で、注文数が3.5倍以上に

株式会社アニメイト

株式会社アニメイトは、アニメ関連商品の専門店として、オンラインショップや実店舗を運営している企業です。同社は全社的に集客強化の必要性を感じていました。

従来からアフィリエイト広告を利用していた同社ですが、さらなる効率化や集客力の強化を求めてASPを見直した経緯があります。これによってシステムが使いやすくなったことに加え、担当者と綿密にやり取りできるようになったことで、効果的な戦略を打ち出せるようになったのです。

最大2.5倍の売上を達成するなど、課題だった集客に成功しました。

▷参照元:バリューコマース株式会社「「集客」を強化、経由売上が2.5倍に! 獲得強化の施策とは

アフィリエイト広告のメリット

ここでは、アフィリエイト広告の主なメリットを3つ解説します。

高い費用対効果を期待できる

アフィリエイト広告は、ほかの広告と比べて高い費用対効果を期待できます。

広告主は、資料請求や商品の購入など、あらかじめ設定した成果が発生した場合にのみ報酬を支払えばよいためです。実際に目標の成果を達成した場合にのみコストが発生するため、無駄な支出を抑え、広告のROI(投資対効果)を高めることができます。

アフィリエイトにかかる初期費用はいくら?費用の内訳・始める時の流れを解説

予算管理がしやすい

ほかの広告と比べて予算管理がしやすいのも、アフィリエイト広告のメリットです。

アフィリエイト広告は、成果が発生するたびに払い出される仕組みであり、広告主があらかじめ設定した予算内での運用が可能だからです。この特性により、「せっかく広告を出したのに何の成果も得られなかった」ということが起こらないといえます。

報酬体系の透明性が高いため、予算管理がしやすく、費用対効果を高めやすいのです。

幅広いユーザーに商材をアピールできる

アフィリエイト広告には、幅広いユーザーに商材をアピールできるメリットもあります。これは、アフィリエイターがさまざまな媒体やテーマで広告掲載を行うためです。

出稿する広告の種類にもよりますが、ジャンルの異なる幅広いターゲット層に対して効率的・効果的に商材を訴求できる可能性があります。広告主が想定していなかったような、特定の興味やニーズを持つユーザーにリーチできることもあるでしょう。

アフィリエイト広告は、多様な露出方法によってより多くの潜在層にアプローチできる点が大きな強みなのです。

アフィリエイト広告のデメリット

続いては、アフィリエイト広告の主なデメリットを3つ解説します。

広告が必ず掲載されるわけではない

アフィリエイト広告はほかの広告とは異なり、広告が必ず掲載されるわけではないというデメリットがあります。

広告を掲載する各アフィリエイターが自身のメディアの方向性や発信内容に合うと判断した場合にのみ、その広告を掲載するためです。つまり、アフィリエイターに選ばれなければ、広告を出したくても出せない仕組みであるということです。

タイミングや状況、広告内容などによっては、計画通りのプロモーションが進まないリスクがあることを理解しておく必要があります。

ASPの契約・利用に費用がかかる

アフィリエイト広告の仲介役であるASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)との契約やサービス利用に費用がかかる点もデメリットです。

ASPによってルールや価格は異なりますが、初期費用や月額費用がかかる場合もあるのです。成果に応じて手数料が発生する形式の場合、広告予算の一部がASPへの支払いに充てられるため、全体の費用対効果が下がる可能性があります。

成果が出ていない状態でも固定費用が発生する料金体系をとっているところもあるため、ASPの選択には注意が必要です。

自社のブランディングに影響する可能性がある

アフィリエイト広告は、良くも悪くも自社のブランディングに影響する可能性があります。

広告主の商品やサービスをどのように紹介するかはアフィリエイター次第であり、自社のブランドイメージにそぐわないコンテンツや文脈で広告が掲載される可能性を否定できないためです。

広告運用に関しては一定のルールが設けられているものの、コンテンツの中でどのように扱われるかを完全にコントロールすることはできません。広告主の意図とは異なるメッセージが伝わることや、それによってブランドの価値や信頼性の低下を招くリスクもあるのです。

アフィリエイト広告の運用代行会社おすすめ11選を比較|費用相場や選び方

事例を参考にアフィリエイト広告で商材PRを成功させよう

個人や企業のコンテンツに広告を掲載するアフィリエイト広告は、成果が発生した場合のみ費用が発生するため、高い費用対効果が期待できます。一方でデメリットも存在するため、アフィリエイト広告についてよく理解し、自社のプロモーションを成功に導きましょう。

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ビズクロ編集部
「ビズクロ」は、経営改善を実現する総合支援メディアです。ユーザーの皆さまにとって有意義なビジネスの情報やコンテンツの発信を継続的におこなっていきます。

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