【2024年最新】債権管理システムおすすめ6選比較|メリットや選び方を解説

2023/09/05 2024/01/05

債権管理システム

おすすめの債権管理システム

債権管理では、掛取引における取引残高や支払期日の管理、消込業務など、売掛金を漏れなく回収するための業務負担が大きいのが特徴です。そこで今回は、債権管理が効率化できる、2024年最新のおすすめ債権管理システム6選を比較して紹介。メリットや選び方などと併せてぜひ参考にしてください。

債権管理システムとは?

債権管理とは、いわゆる信用取引として、後払いになっている取引の代金(売掛金)の債権を漏れなく期日までに回収することを目的とした業務です。具体的には、以下のような業務が挙げられます。

  • 請求書の作成・送付
  • 入金データと債権データの照合
  • 入金消込作業
  • 未回収金の督促 など

そして、これらの一連業務を効率化できるのが債権管理システムです。債権管理システムでは、手入力や目視で行っていた作業の自動化、データ連携による書類作成作業の自動化などにより、債権管理だけでなく、関連した会計業務まで、包括的な業務の効率化が実現できます。

債権管理システムの機能

債権管理システムで利用できる主な機能は以下の通りです。

利用できる機能はシステムによって異なりますが、以下の機能は、おおむね基本機能として備えているシステムがほとんどです。

そのほか、手形発行できるものや、経費精算機能を搭載するシステムもあるため、自社の状況や課題に合ったシステムを導入しましょう。

機能概要
入金消込入金データ照合、売掛金の自動消込
売掛金管理請求先・請求額・支払期日の管理
請求書作成請求書作成、データ連携による自動作成
未回収金の督促未回収金の督促メール送信
債権回収状況確認回収予定額や実績額などのデータをリアルタイムで可視化
回収期限アラート回収期限の通知

債権管理システムの選び方・比較ポイント

債権管理システムの選定時に役立つ、システムの選び方や比較のポイントについても見ていきましょう。

既存システムと連携できるか

自社で使用する既存ツールと連携できるかどうかは、包括的な業務の効率化を見据えるうえで、最も重要なポイントの一つです。

とくに、債権管理業務と業務上で親和性の高い会計システムや販売管理システム、在庫管理システムなどに既存のシステムがあれば、連携の可否や連携方法、連携にどの程度の手間がかかるのか、について確認しましょう。

自社の課題を解決できる機能が搭載されているか

債権管理システムは、主に以下の3つのタイプに分けられますが、同じタイプであっても搭載機能はさまざまです。

  • 入金消込に特化:一括入金消込やデータの照合などが可能
  • 請求業務全体を一元管理:請求書の作成から入金消込、督促状の送付などが可能
  • 販売管理業務全般を管理:販売管理・在庫管理から債権管理までが可能

システムでカバーできる業務の範囲が広くなればなるほど、コストも上がる傾向にあるため、どの作業を効率化したいのかを明確にし、自社課題に適したシステムを選びましょう。従業員にアンケートを実施したり面談によって聞き取り調査をしたりしながら自社の実態を正確に把握することで、必要な機能を見極めることができるようになります。

多様な入金手段やイレギュラーな入金に対応できるか

必ずしも、毎回予定通りに債権を回収できるとは限りません。クレジットカード情報の不備や取引先が入金を忘れてしまうといったトラブルも起こり得るでしょう。

たとえば、登録情報と入金情報の名義や金額が一致しない場合には、自動消込機能が正常に動作しません。この場合は、手作業による消込を行うことになりますが、自動消込が失敗した口座名義を学習するAI機能を搭載したシステムであれば、エラー情報を記録し、次回以降、自動で消込できるようになります。

また、銀行口座への振り込みだけでなく、さまざまな決済手段に対応したシステムであれば、取引先の支払い方法に左右されることなく、システムでの一元的な管理が実現できるでしょう。

自社の使用状況に合ったシステムであるか

債権管理を行う担当者のスキルに適したシステムを選ぶのも方法の一つです。

債権管理システムは、必ずしも経理部門のみが使用するとは限りません。場合によっては、営業部門の社員が使用することもあるでしょう。その場合、経理の知識を要している前提でシステムを選んでしまうと、ミスが多発したり、操作方法が煩雑すぎて、業務効率が落ちてしまう可能性もあります。

目的にあった機能を見極めるだけでなく、設定の難易度や操作性についても自社の使用状況を想定したうえで選定すると良いでしょう。

債権管理システムおすすめ6選比較

債権管理では、債務者の企業情報の確認を含む与信管理、各債権情報の管理、未払金の回収などの業務を行いますが、どの業務をどのように効率化できるかは、使用するシステムの機能や特徴によって異なります。

そのため、自社の業務状況や現状の課題に合わせて、最適な債権管理システムを見極めなければなりません。ここでは、おすすめの債権管理システムを6つ紹介します。

1.マネーフォワード クラウド請求書Plus

マネーフォワード クラウド請求書Plusは、株式会社マネーフォーワードが運営する請求書発行システムです。

インボイス制度や電子帳簿保存法に対応しているのはもちろんのこと、CRM・販売管理システムとの連携で簡単に請求書が作成できるほか、請求書発行から消込まで債権管理業務を一括して行えます。クラウド型のため、在宅勤務を採用している企業でも導入しやすいでしょう。

提供元株式会社マネーフォワード
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴CRM・販売管理システム連携、受注データの分割・合算、請求書作成、請求書承認、メール送信、郵送など
URL公式サイト

2.V-ONEクラウド

V-ONEクラウドは、株式会社アール・アンド・エー・シーが運営する債権管理・入金消込システムです。シリーズ累計1,000社以上にのぼる企業で採用されています。

売上締めや仕訳、請求書発行、入金消込作業といった経理業務を包括的に管理でき、さらに入金消込作業ではAIが瞬時に照合してくれるため、目視による作業負担を大幅に軽減できます。イレギュラーな入金があった際にもスムーズに対応できるため、取引先が多い企業におすすめです。

提供元株式会社アール・アンド・エー・シー
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入実績登録企業1,000社以上(※2023年07月現在)
機能・特徴一括入金消込機能、債権代表者グループ機能、入金データ自動連携機能、前受金管理機能、請求書発行機能、債権管理帳票機能、チャット・メール連携機能、API連携機能、消込シミュレーション機能、口座振替対応機能、セキュリティー・権限設定機能など
URL公式サイト

3.債権奉行クラウド

債権奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する債権管理システムです。導入から稼働までサポートしてくれる手厚いサービスや、徹底されたセキュリティ対策に定評があります。

債権奉行クラウドでは、銀行入金データの自動取得や振込依頼人名・金額などの照合作業が自動化できるため、入金消込作業にかかる多くの手間を削減できます。また、債権回収に関連した機能が強化されているのも特徴のひとつ。回収予定管理や残高管理・滞留状況が可視化されるため、未回収リスクを軽減できるでしょう。

提供元株式会社オービックビジネスコンサルタント
初期費用
  • iEシステム:無料
  • iJシステム:55,000円(税込)
  • iAシステム:55,000円(税込)
  • iBシステム:66,000円(税込)
  • iSシステム:77,000円(税込)
料金プラン

■月額

  • iEシステム:6,500円/月
  • iJシステム:8,500円/月
  • iAシステム:14,750円/月
  • iBシステム:18,000円/月
  • iSシステム:22,000円/月

■年額

  • iEシステム:78,000円/年
  • iJシステム:10万2,000円/年
  • iAシステム:17万7,000円/年
  • iBシステム:21万6,000円/年
  • iSシステム:26万4,000円/年
機能・特徴請求・回収予定管理、入金消込・入金管理、債権管理帳票の作成、外貨管理(外貨入力オプション)Microsoft Office連携など
URL公式サイト

4.電子債権の達人

電子債権の達人は、ユニオンソフト株式会社が運営する手形・電子記録債権管理システムです。20年以上の手形管理システムの開発歴や、8,000件以上の豊富な導入実績があります。

様々な決済手段に対応しているため、電子マネーから手形や現金といったあらゆるお金をまとめて把握、一括管理できるのが最大の魅力です。特に、手形作成では汎用プリンタでも印刷できる仕組みを採用しているため、専用機器の購入費用や維持費を削減できます。

提供元ユニオンソフト株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • Basic:14万3,000円(税込)/年
  • Standard:16万5,000円(税込)/年
  • Premium:26万4,000円(税込)/年

※90日間の無料トライアルあり

導入実績導入件数8,000社(※2023年07月現在)
機能・特徴手形管理、手形発行、でんさい管理、電子管理、ファクタリング管理、期日現金管理、会計ソフト連携、管理帳票の作成、など
URL公式サイト

5.請求管理ロボ

請求管理ロボは、株式会社ROBOT PAYMENTが提供する請求管理システム(ソフト)です。月に10万件以上の請求書に対応でき、700社以上の企業での導入実績があります。

請求書の発行や送付、入金消込作業といった事務業務の自動化だけでなく、会計ソフトとの連携により、帳簿記入や決算書作成などの会計業務も総合的に効率化することが可能です。

また、必要に応じて請求代行サービスも利用できるため、従業員の負担を軽減させながら費用の回収率を向上させることができます。

提供元株式会社ROBOT PAYMENT
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入実績導入企業700社以上(※2023年07月現在)
機能・特徴請求書作成、SFA/CRM連携、請求書自動発行、請求書自動送付、入金消込の自動化、未入金管理と催促、会計連携、請求代行サービスなど
URL公式サイト

6.MakeLeaps

MakeLeapsは、リコーグループのメイクリープス株式会社が提供する請求管理クラウドソフトです。

MakeLeapsの特徴は、高い操作性と見やすいデザイン性にあります。

書類の変換や請求書の発送は、ワンクリックで完結でき、誰もが直感的に操作できるシンプルなUIは、初めて債権管理システムを導入する企業や、パソコン操作が苦手な従業員でも使用しやすいでしょう。

提供元メイクリープス株式会社
初期費用無料
料金プラン
  • 無料プラン:0円/1ユーザー
  • 個人プラン:660円(税込)/1ユーザー
  • 法人プラン:1,100円(税込)/1ユーザー
  • エンタープライズプラン:33,000円(税込)/1ユーザー
導入実績有料契約実績4,700社以上
機能・特徴書類作成(9種類)、作成予約、カスタムテンプレート、バイリンガル対応、外貨対応、データインポート・エクスポート、郵送代行、電子メール送付、PDF一括送付、口座連携、売上レポートなど
URL公式サイト

債権管理システム導入のメリット

債権管理システムを導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか。ここからはシステム導入によって得られる効果や期待されるメリットを紹介します。

消込業務の効率化が見込める

入金と売掛金データ、銀行の入金情報を照合しながら行う入金消込作業は、債権管理の中でも多くの時間を取られる作業です。

目視での確認は、件数が多ければ多くなるほど、大きな負担となるだけでなく、ビューマンエラーが発生するリスクも上がります。また、照合作業の遅れにより、領収証の発行が遅延すれば、取引先との信用問題にも関わるでしょう。

債権管理システムでは、この照合作業を自動化できるため、消込業務の効率と正確性を同時に高めることができます。

人為的ミスの軽減につながる

お金を扱う業務である債権管理は、常に細かい数字の管理が求められます。

業務の性質上、1つの取引に対し、多くの転記やさまざまなファイル・システムへの入力作業が発生するといったケースは珍しくありません。しかし、これら全ての作業を手入力や目視などの人の手で行う場合、「数字の見落としや見間違い」、「入力や転記の際のうっかりミス」といったヒューマンエラーを完全に排除するのは困難と言えるでしょう。

しかし、債権管理システムを導入すれば、債権管理に関する一連の業務の多くを自動化できるため、人為的ミスが起こり得る状況そのものを排除することができるのです。

人件費の削減が見込める

債権管理システムの自動化や効率化により、債権管理にかかる業務時間の軽減が実現されることで、人的リソースを見直すことも可能になります。

人件費の削減が見込まれるだけでなく、「時間」コストの削減は、予算管理や業績管理など、経理におけるコア業務により注力できる体制の構築にもつながるでしょう。

債権管理システム導入のデメリット

債権管理システムの導入には、メリットばかりではなく、以下のようなデメリットもあります。

  • コストが発生する
  • システムの導入に手間と時間がかかる

債権管理システム導入後は、管理コストのほか、クラウド型であれば月額や年額での利用料、もしくは、ユーザー当たりの使用料といったランニングコストがかかります。料金プランや金額はシステムによりさまざまですが、多機能なシステムほど、高額になる傾向があるため、費用対効果を見極めたうえでシステムを選びましょう。

また、債権管理システム導入時には、業務フローの見直しやマニュアルの作成など、業務手順の変更に伴う体制構築の手間が必ず発生します。導入時の一時的なコストとはいえ、人員が逼迫しているような状況においては、大きな負担となってしまうかもしれません。システム導入の準備時間が十分に取れないようであれば、導入時サポートが手厚いシステムを選ぶのも一つの手です。

おすすめの債権管理システムを比較し自社に最適な製品を導入しよう

債権管理は、企業の資金繰りや取引先との信頼関係にも関わる重要な業務であることから、ミスが許されないうえに、効率と正確性の両立が求められる業務でもあります。

処理すべき債権が増えれば増えるほど、手作業を前提とした業務改善には限界があるなかで、債権管理システムの導入は、債権管理の効率化と正確性を同時に確保できる手段の一つとなるはずです。

選び方やおすすめの債権管理システムなど、ここでご紹介したポイントを参考に、ぜひ自社の目的や課題に合ったシステムを比較・検討されてみてはいかがでしょうか。

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ビズクロ編集部
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