【2024年最新】おすすめの車両管理システム15選|無料製品も紹介!
社用車やトラックに必要な車両管理は、交通事故の防止や企業の生産性向上にまで広く影響するため、適切な管理が重要です。本記事では、2024年最新のおすすめ車両管理システム15選を紹介するほか、システムの種類や必要性についても解説します。
目次
車両管理システムとは?
車両管理とは、企業が事業用に所有している社用車・営業車・送迎車・トラックなどの車両を管理することです。車両管理システムは、車両管理の適正化や効率化を目的に導入されます。
車両管理では、基本情報をはじめとしたあらゆる情報管理が必要です。ドライバーに関する情報や車検・保険の状態、位置情報や運行状況などが挙げられます。移動の多い車両は状況把握が難しく、アナログな手法だけで正確に管理することは至難の業です。
車両管理システムを導入すれば、車両に関する情報を一元管理できます。情報が正確に把握できるようになり、管理業務の効率化や経路の最適化といったメリットをもたらすのです。
車両管理システムの主な機能
車両管理システムの主な機能を以下の表にまとめました。
主な機能 | 概要 |
車両管理機能 | 車両の基本情報・車検状況・予約・リース状況など、車両に関するデータを管理する機能。 |
稼働状況管理機能 | 車両の稼働状況を管理する機能。リアルタイムの稼働状況を一覧で表示したり、利用可能な車両を表示したりできる。 |
位置情報機能 | 車両の位置情報をリアルタイムで確認できる機能。緊急時に最寄りの車両を見つけたり、的確な指示を出したりするのに役立つ。 |
運行データ分析機能 | 運行データを記録・分析する機能。急発進・急ブレーキ・急加速などの危険運転を記録し、データに基づき「ヒヤリハットマップ」の自動生成もできる。 |
走行記録機能 | 車両が「いつ」「どこを」走行したのか、走行ルートを記録する機能。走行ルートの最適化や日報作成に役立つ。 |
ルート検索機能 | 目的地への最適なルートを検索・表示する機能。複数の目的地がある場合、最も効率的に回る順番を教えてくれる。 |
アルコールチェック機能 | 運転手のアルコールチェック結果を記録する機能。アルコールチェッカーと連携して、計測結果を自動入力してくれるものもある。 |
車両管理システムの種類
車両管理システムには以下5つの種類が挙げられます。
- OBD-Ⅱポートタイプ
- シガーソケットタイプ
- アプリタイプ
- ドライブレコーダータイプ
- デジタコタイプ
種類によって設置方法や機能が違うため、各特徴を理解する必要があります。それぞれの種類について詳しくみていきましょう。
OBD-Ⅱポートタイプ
OBD-Ⅱポートタイプは、OBD-ⅡポートにSIMカードが搭載された車載機を接続して利用します。OBD-Ⅱポートとは、異常や故障を自己診断するシステム・機能のことで、足元付近に設置されているのが一般的です。
車載機を差し込むだけなので専門的な作業がいらず、車両が変わっても入れ替えるだけで対応できます。ドライバーから見えにくいため、ドライバーが監視されているストレスを感じにくいのもメリットです。
ほとんどの車両にはOBD-Ⅱポートが搭載されていますが、古すぎる車両などは例外となります。OBD-Ⅱポートタイプを利用する際は、事前にOBD-Ⅱポートの有無を確認しましょう。
シガーソケットタイプ
シガーソケットタイプは、車両に設置されているシガーソケットに接続して利用します。シガーソケットに専用の機器を差し込むだけでよいため、接続の手軽さがメリットです。
当然ながら、シガーソケットがない車両では利用できません。コードの有無によって端末の場所も変わるので、場合によってはGPS機能に影響が生じます。シガーソケットが奥まったところにあると、位置情報の精度低下が考えられるため注意してください。
アプリタイプ
アプリタイプは、ドライバーのスマホ・タブレットといったモバイルデバイスに、アプリをインストールして利用します。専用機器を接続する必要がないため導入に手間がかからず、機器分のコストがいらない点もメリットです。
ただし、デバイスの充電切れやドライバーの誤操作などのリスクが挙げられます。また、ドライバーの私用のモバイルデバイスを利用する場合、社員が抵抗を感じることも考えられるでしょう。事前にドライバーの理解を得たり、専用のデバイスを提供したりする対策が必要です。
ドライブレコーダータイプ
ドライブレコーダーと車両管理システムが一体化したものが、ドライブレコーダータイプです。記録された映像をリアルタイムで確認したり、危険運転時にアラートを鳴らしたりできる便利機能が搭載されています。
事故発生時には証拠映像としても利用できるため、社員の安全を守る意味でも有効です。他のタイプと比べて搭載されている機能が豊富なことから、導入・運用コストは高くなる傾向にあります。
デジタコタイプ
デジタコタイプは、走行時の速度・時間・距離などの情報を記録する「デジタルタコグラフ」が搭載されているものです。走行に関するデータを詳細かつ高度に記録できるため、経路の最適化やドライバーの安全性を担保するのに役立ちます。車両によってはデジタコタイプの搭載が義務化されているので、事前確認が必須です。
高度な機能が搭載されている一方で、高額なコストに気をつけなくてはなりません。機器本体にくわえて配線工事をともなうため、費用・手間ともに高い傾向にあります。「本当にデジタコタイプが必要か」「他のタイプで十分でないか」を見極めることが大切です。
車両管理システムの選び方
車両管理システムの選び方として3つのポイントを紹介します。
- 必要な機能は搭載されているか
- 車両管理システムの種類は何か
- 費用はどのくらいか
それぞれのポイントについて詳しく知れば、自社ニーズに沿った車両管理システムを選定できるでしょう。
必要な機能は搭載されているか
車両管理システムによって搭載されている機能は異なるため、自社が必要とする機能があるかを確認しましょう。現状の課題を見据えておくと、解決に必要な機能が見えてきます。例えば、事故のリスクを軽減させるためには、危険運転を記録したりアラートを鳴らしたりする「運行データ分析機能」が搭載されているシステムが最適です。アルコールチェッカーとの連携機能も、安全運転に寄与するでしょう。
目的の達成や課題解消にどのような機能が必要か、事前に洗い出すことが先決です。搭載機能と照らし合わせながら、最終的に導入するシステムを選定しましょう。
車両管理システムの種類は何か
車両管理システムの種類から製品を選ぶ方法もあります。「OBD-Ⅱポートタイプ」「シガーソケットタイプ」「アプリタイプ」「ドライブレコーダータイプ」「デジタコタイプ」の5種類から、自社に適したものを選択しましょう。種類によって対応する車両・導入ハードル・導入コストなどが異なるほか、機能にも大きな違いがあります。
どの種類の車両管理システムにするかは、利用規模や頻度によっても検討すべきです。頻度が少ないのに多機能なデジタコタイプを搭載しても、理想的な費用対効果は期待できません。導入したいシステムの種類が適切か、車両や自社の状況によって判断しましょう。
費用はどのくらいか
中長期的な運用を考慮し、車両管理システムの費用を見極める必要があります。導入時の初期費用と運用時の利用料金をはじめ、機能の追加などで費用が増える可能性もあるでしょう。端末を購入するのか、レンタル・リースを使うのかでも総費用が違ってきます。
費用の見通しが甘ければ、運用を継続するのが難しくなるケースも珍しくありません。
車両管理システムの導入・運用に割ける予算はどのくらいか、一定期間の運用を想定したうえで目安を算出しておきましょう。
おすすめ車両管理システム13選比較
おすすめの車両管理システム13種類紹介します。使える機能やサービスをチェックし、業務への活用イメージの参考としてください。
ビークルアシスト
ビークルアシストは、「事故防止・安全運転の促進」「車両管理業務の効率化」「営業・運行業務の生産性向上」の3つを掲げる、クラウド型の車両管理システムです。専用のドライブレコーダーで危険運転映像や運行データを記録してくれます。
企業ニーズに合わせて、複数の通信型ドライブレコーダーを用意しているのも特徴です。あおり運転への対応を強化したものから、カーナビ機能が使える高性能なタイプもあります。初期投資を抑えたレンタルプラン、長期的な運用を見据えた購入プランより選択可能です。
提供元 | パイオニア株式会社 |
初期費用 | 端末ご購入プラン:初期登録料+対応車載端末購入費用 端末レンタルプラン・リースプラン共通:端末購入費用 無料 |
料金プラン | 端末ご購入プラン:1,078円(税込)/月/ID 端末レンタルプラン・リースプラン共通:対応車載端末レンタル料+1,078円(税込)/月/ID |
機能・特徴 | 危険挙動の可視化、危険運転への警告、安全運転支援レポート、運転評価メール、酒気帯び確認結果入力、日報の自動作成、動態管理、メッセージ、車両予約、走行履歴レポート、通知エリア機能など |
URL | 公式サイト |
docoですcar
docoですcarは、3,000社・10万台以上で導入されているクラウド型の車両管理システムです。ドライバーへの負担軽減はもちろん、バックアップ業務の効率も高めてくれます。
docoですcarでは、車両の動態管理や安全運転支援、アルコールチェックなど目的別のメニューが豊富です。必要な機能・サービスを見極めて導入することで、自社への適合性を高められるでしょう。さまざまな業種・業態・企業規模で活用できる、幅広いニーズへの対応力も魅力です。
提供元 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 |
初期費用 | 動態管理- docoですcar NEXT
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料金プラン | 動態管理- docoですcar NEXT GPS車載端末
スマートフォン:1,980円(税込)/年/台 |
導入実績 | 3,000社以上(※2023年10月時点) |
機能・特徴 | 動態管理、安全運転支援、アルコールチェック、輸配送進捗管理サービス、バスロケーション・バス運行管理など |
URL | 公式サイト |
Cariot
車両の軌跡管理やリアルタイムな位置情報を重視するなら、Cariotが候補に挙がります。車載機タイプとスマホアプリタイプから選択できる、利便性の高い車両管理システムです。
運転日報はクラウド上で一元管理できるため、紙への手書きやスプレッドシートへの入力作業を削減できます。蓄積したデータは集計分析にも対応し、日々の業務に潜む課題の抽出・解消に役立つでしょう。
提供元 | 株式会社フレクト |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | DriveView、エリアマップ、車両予約、予約管理、到着予測、配送計画、到着・出発通知、危険運転検知、アルコールチェック結果管理、運転報告、走行データ、速度マップ、レポートの作成、ルートの設計など |
URL | 公式サイト |
DRIVEBOSS
DRIVEBOSSは、AIのパワーで送迎・訪問・配送業務を改善する車両管理システムです。条件指定や訪問先に応じた最適な送迎・配車計画を自動で作成でき、スマホからも使える業務管理機能を活用すれば、メッセージのやりとりや指示出しなども可能です。
ドライバーのステータスや走行ログの記録といった便利機能が搭載されており、簡単な操作のみで車両業務を視覚的に管理できます。使いやすいUI設計と操作性を兼ね備えるため、ITスキルに自信がない方でも安心でしょう。
提供元 | パナソニック カーエレクトロニクス株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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導入実績 | 2,000件以上(※2023年10月時点) |
機能・特徴 | 計画作成、業務管理、動態管理、安全運転支援、日報作成など |
URL | 公式サイト |
mineoセーフティドライブサ-ビス
mineoセーフティドライブサ-ビスは、車両の運行状況をリアルタイムに把握できる車両管理システムです。車の所在が一目でわかるため指示が出しやすく、危険運転に基づくヒヤリハットマップの表示も重宝します。
日報の自動化によって業務効率の向上やドライバー・管理者の負担軽減につながります。OBD-Ⅱポートタイプであるため、取り付けが簡単なのも利点です。
提供元 | 株式会社オプテージ |
初期費用 | デバイス買取コース:38,500円(税込)/台 デバイスレンタルコース:3,300円(税込)/台 |
料金プラン | デバイス買取コース:1,650円(税込)/月/台 デバイスレンタルコース:3,300円(税込)/月/台 |
機能・特徴 | 車両所在確認、危険運転アラートメール、運行日報、運転傾向分析、車両稼働実績、ヒヤリハットマップなど |
URL | 公式サイト |
モバロケ
モバロケは、高精度な位置情報を即時に地図上で共有できる車両管理システムです。マルチGPSによる優れた座標データを提供するほか、メッセージ送信機能によって業務指示の正確性を高めます。
到着・休憩・食事などの動態ボタンが搭載されており、ドライバーの状態をつぶさに把握可能です。インターネット環境があれば、既存のスマホやタブレットでも使えるため、手軽に導入できます。
提供元 | モバイルクリエイト株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | 履歴表示機能、特定端末の追跡機能、画像プロット機能、チャット機能、メッセージ機能など |
URL | 公式サイト |
ロジこんぱすLite
ロジこんぱすLiteは、工事不要で手軽に導入できる車両管理システムです。OBD-Ⅱポートタイプとシガーソケットタイプの2種類が提供されており、いずれもポートに差し込むだけで簡単に設置できます。
機能重視であればOBD-Ⅱポートタイプ、初期費用を抑えたいならシガーソケットタイプを選択するのがよいでしょう。国内1,000型以上の車両に対応する汎用性と、動態管理からレポート出力までできる多機能性も強みです。
提供元 | 株式会社システックHP |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | OBDⅡタイプ:要問い合わせ シガーソケットタイプ:要問い合わせ |
機能・特徴 | 現在位置表示、走行軌跡、運転日報・運転評価表、接近離脱判定機能、スマート乗車機能など |
URL | 公式サイト |
Loogia
属人化しやすい配送業務の最適化を支援する配車システムが、Loogiaです。精緻な経路案内やルートの適正検索により、無駄のない配送業務の実現に寄与します。
扱いやすい操作画面のおかげで、新人からベテランまで幅広い担当者が操作可能です。配達時間や走行距離の短縮効果はもとより、CO2削減効果も確認されています。業務効率や労働時間の改善、自然環境にまで幅広く作用する高機能システムです。
提供元 | 株式会社オプティマインド |
初期費用 | 16万5,000円(税込) |
料金プラン | 22万円(税込)~/月 |
導入実績 | 190社以上(※2023年10月時点) |
機能・特徴 | 車両タイプ・積載量登録、ドライバースキル・担当の管理、配送先のドライバー・車両指定、配送先の一括入力、計画作成、ドライバー別配送ルート、配車計画の手直し、音声ナビ、配送進捗管理など |
URL | 公式サイト |
ビジネスナビタイム動態管理ソリューション
ビジネスナビタイム動態管理ソリューションは、移動を徹底サポートするクラウド型の車両管理システムです。VICSと独自のプローブ交通情報をもとに、渋滞予測や到着予想時刻を高精度で提供してくれます。
配送計画はスマートフォンで共有できるため、連絡の手間を短縮可能です。現在の位置情報だけでなく、次の訪問先や道路の規制情報なども地図上に反映されます。最適ルートが一目瞭然になり、運行の時短化に役立つでしょう。API連携にも対応しており、倉庫管理・受注管理といった作業との一元化も行えます。
提供元 | 株式会社ナビタイムジャパン |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | カーナビゲーション、車両位置・ステータス確認、ステータス変更・確認、配車計画の作成、訪問先(案件)情報確認、遅延通知、写真添付、訪問先(案件)情報管理、周辺情報検索、走行・業務実績管理(日報出力)など |
URL | 公式サイト |
LYNA 自動配車クラウド
LYNA 自動配車クラウドは、配車業務を自動化できる車両管理システムです。物流体制を整え、品質やスピードを追求した配車計画を実現します。
また、AIによって優れた配車計画を作成でき、担当者の負担軽減にもつながり、検討段階から手厚いサポートを受けられるため、初めての車両管理システムとしても適しているでしょう。無料トライアルで試用できるのも高ポイントです。
提供元 | 株式会社ライナロジクス |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 50,000円/月 ※利用する拠点数・車両台数・人数等によって変動 |
機能・特徴 | 車型・車両の設定、配送先の設定、コスト設定、車両指定、配送計画、稼働車両の平準化、積載率設定、休憩の設定、連続運転時間の設定、一括自動配車、車両ごとの担当エリア分け、配車計画一覧など |
URL | 公式サイト |
SmartDrive Fleet
SmartDrive Fleetは、現場事情に寄り添って機能を厳選している車両管理システムです。シンプルで洗練された画面設計のため、ITリテラシーを問わず直感的に操作できます。
シガーソケットタイプとドライブレコーダータイプを提供し、目的に合わせて選べる点も魅力です。位置情報やステータスが確認可能なスマホアプリがあるのも便利でしょう。ドライバー・管理者双方が活用すれば、業務プロセスと情報共有を一層向上できます。
提供元 | 株式会社スマートドライブ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | 走行履歴・安全運転診断、リアルタイム、車両予約、業務ステータス、稼働状況、運転日報・月報、ジオフェンス、システム連携、リマインダー、オプションレポートなど |
URL | 公式サイト |
KITARO
KITAROはアダプタ・デジタコ・ドラレコの各タイプの車載機を用意するほか、バイク用製品も利用でき、幅広いシーンで活躍するマルチな車両管理システムです。パソコンから簡単に操作でき、日報の作成や安全評価、アルコールチェック結果の管理も行えます。
1台からでも導入可能なので、個人事業主やスモールビジネスの立ち上げにもおすすめです。各機能の活用で法令遵守や安全運転を徹底し、車両の管理状況をクリーンに見える化します。
提供元 | 株式会社アクシス |
初期費用 | KITARO×アダプタ
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料金プラン | KITARO×アダプタ
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機能・特徴 | 位置情報・走行履歴、日報のオンライン作成、アルコールチェックなど |
URL | 公式サイト |
トラッカーズマネージャー
トラッカーズマネージャーは、運送業界が抱えているさまざまな課題や悩みを解決する、運送業務管理システムです。
運送業務に必要な各種情報をクラウドで一括管理でき、配車計画や運行管理など業務を1つのシステムで完結でき、業務の効率化が見込めます。車両管理プラン・運行管理プランの2つを用意しており、必要な業務に合わせて利用できるのも大きな特徴です。
提供元 | 株式会社Azoop |
初期費用 | 無料 |
料金プラン |
年額プランあり |
機能・特徴 | 車両・ドライバー・運行に関する情報をクラウドで一元管理、運送業務に関するすべての機能を提供、収支の集計作業 |
URL | 公式サイト |
【無料】おすすめ車両管理システム2選
無料で利用できるおすすめの車両管理システムを2つ紹介します。コストを徹底的に削減できるので、予算の限られる中小企業でも導入しやすいでしょう。
AI-Contact
AI-Contactは、完全無料で利用でき、アルコールチェックにも対応している車両管理システムです。中小企業から大企業まで、規模に関係なく幅広い企業で導入されています。スマホアプリで走行情報を記録するため、車載機の購入・設置が必要なく、手軽に導入できる点も魅力です。
アプリから即座に情報共有ができ、ドライバーと社員間における連携を促します。車両情報の入力まで無料代行してくれるなど、事業者を徹底サポートするサービスにも注目です。
提供元 | ジェネクスト株式会社 |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 無料 |
機能・特徴 | 運行管理、動態管理、車両管理、日報作成、アルコールチェック電子記録など |
URL | 公式サイト |
KIBACO
さまざまな便利機能が搭載された車両管理システムに、KIBACOがあります。管理者向けの機能が提供されている基本プランは完全無料です。管理者の業務改善を急務としている企業なら、優先すべき製品でしょう。
多くの情報をまとめて視認できるダッシュボード、過去の事故や保険金額を把握できる事故情報管理などが使えます。車両コストを他社と比較できる機能もあるため、自社の課題分析にも役立つのです。有料オプションを付与すれば、運転手向けのアルコールチェックや日報機能も利用できます。
提供元 | キムラユニティー株式会社 |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 基本プラン:無料 オプションプラン:550円(税込)/月/ユーザー |
機能・特徴 | 車両データの一括管理、ダッシュボード、優良割引率管理、他社比較、保険証券フォルダ、事故情報管理、点呼機能、モバイル対応、交通安全1分間ラーニング機能など |
URL | 公式サイト |
車両管理システムのメリット
車両管理システムのメリットは以下の3つです。
- コストの削減につながる
- 管理業務が効率化されて負担が削減される
- 交通事故の防止につながる
企業にとって欠かせないそれぞれのメリットを知ることで、車両管理システムの必要性を正しく理解できます。
コストの削減につながる
車両管理システムの導入によって、あらゆるコストが削減可能です。情報をもとに点検や整備の適正化がなされ、修理などの費用削減が見込めます。危険運転の記録や安全運転の推進機能を活用することで事故リスクを軽減し、事故に関する出費を抑制できるのです。
車両管理システムでは、ルートの最適化や効率的な配車も行えます。非効率な業務を削減でき、残業代などのコストカットにも効果的です。稼働状況を把握することで、車両台数や保険料の最適化も検討できます。車両そのものだけでなく、人件費やバックオフィスにかかるコストまでを見直すことができるでしょう。
管理業務が効率化されて負担が削減される
車両管理システムで車両や運転手の情報を一元管理すると、責任者や管理者の工数が削減できます。システムに蓄積されたデータをもとに自動で配車を行ったり、仕事を割り振ったりする機能もあるため、管理業務にかかる手間が大幅に減少します。
データを入力すれば社員間で共有でき、別途連絡や報告の手間はいりません。数値的に正確な情報が把握できるので、労働時間や健康状態を合理的に適正化できます。運行日報や月報を自動作成できるのも便利でしょう。運転手にとっても日々の業務負担が軽減されるため、より運転・業務に集中できるというメリットにつながります。
交通事故の防止につながる
交通事故の発生リスクを軽減できるのも、車両管理システムのメリットです。勤務時間や車両状況を詳細に把握できることから、故障の早期発見と長時間労働の抑制につながります。運転手ごとの走行距離をもとに負担の増減を確認し、仕事を均等に割り振るといった具体的な施策が可能です。
また、ヒヤリハットマップの自動作成機能があるシステムでは、危険運転が起こりやすい場所を把握できます。運転手自身が安全運転の意識を高められ、事故リスクの軽減につながるのです。
車両管理システムを比較し自社に合った製品を導入しよう
車両管理システムは、車両管理業務の効率化だけでなく、管理者や運転者の負担・コストの削減にもつながります。複数のタイプが提供されており、目的や所有している車両によって最適なシステムを選ぶことが大切です。基本的な選び方やおすすめ製品を参考に、さまざまなシステムを比較しながら自社に適した製品を導入しましょう。
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