【2024年最新】おすすめ・人気の名刺管理アプリ17選を徹底比較!
仕事をしていく上で重要な名刺管理を効率的に行える名刺管理アプリ。しかし、名刺管理アプリにはどのような種類や機能があるのか知らない方も多いでしょう。そこで本記事では、そんな名刺管理アプリについて、メリットや選び方、おすすめなどを徹底解説していきます。
目次
名刺管理アプリの選び方・選定ポイントとは?
名刺を管理するアプリは、さまざまな企業から提供されています。自社にとって必要な名刺管理アプリを選ぶためにも、5つのポイントを意識してください。
- 料金体系が自社に合っているか
- 名刺のデータ化はOCRかオペレーターか
- 個人向けか法人向けか
- データの保存方法はクラウドorオフラインのどちらにするか
- セキュリティ対策は万全か
料金体系が自社に合っているか
自社に合った料金体系かを確認することが重要です。もし必要のない機能がたくさん搭載された名刺管理アプリを導入してしまうと、無駄な費用を支払う可能性が高くなります。名刺管理アプリの料金体系は初期費用+月額料金が主で、月額料金のタイプは3種類に分けられます。
- 名刺の登録枚数によって料金が変動
- ユーザー数に応じて料金が変動
- 月額固定制
例えば登録する名刺の枚数が多い場合、月額固定制を選ぶのがおすすめです。登録枚数によって料金が変動するアプリを選ぶと、多くの費用を支払う可能性があります。
一方で利用者がある程度固定されている場合、ユーザー数に応じて料金が変動するアプリを選ぶとコスト管理が楽になります。どの料金体系が自社に合っているか、社内で共有しておきましょう。
名刺のデータ化はOCRかオペレーターか
読み込んだ名刺をデータ化する方法も一つのポイントです。名刺をデータ化する方法は、OCR(Optical Character Reader:光学文字認識機能)とオペレーターの2種類あります。OCRとは、画像データをテキストデータへ変換する機能のことです。
スマートフォンやスキャナから画像データを読み込み、テキストデータへ変換します。データ変換の精度とスピードを両立できる点が魅力です。ただしOCRの読み取り精度が低いと、手作業での修正が増えてしまうというデメリットがあります。
高性能なOCRを搭載している名刺管理アプリを選択することが重要です。一方でベンダー側のオペレーターがデータ化する場合、ミスの発生を最小限に抑えられます。ただし、データの反映に時間が掛かる点や有料になる可能性がある点はデメリットです。
双方のメリット・デメリットを把握し判断することが重要です。
個人向けか法人向けか
名刺管理アプリは、個人向けと法人向けがあります。個人向けはコストを抑えられる点が魅力です。無料で利用できるアプリが多く、初めて利用する場合も安心して利用できます。しかし法人向けよりも利用できる機能は限られている場合が多いです。
一方で法人向けは機能やサポート体制が充実している点が魅力です。SFAやMAなど外部システムと連携しているアプリも多く、営業活動の効率化や見込み顧客との関係強化を図れます。
ただし無料で利用できるアプリはほとんどなく、一定の月額費用が発生します。どの名刺管理アプリを導入するか考える前に、コスト優先なのか機能性重視なのか決め手となる要素の優先順位を明確にしておきましょう。
データの保存方法はクラウドorオフラインのどちらにするか
アプリ上に保存したデータの管理方法は、クラウドとオフラインの2種類に分けられます。クラウドの場合、情報を共有しやすい点が特徴です。外出先からもアプリにアクセスできるため、従業員同士や取引先と名刺データをスムーズに共有できます。
拡張性にも優れており、容量を気にせずに利用できる点も魅力です。一方でオフラインの場合は、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末に情報が保存されます。外部から情報を閲覧される機会を減らし、情報漏洩のリスクを軽減できます。
データ共有の必要性と情報漏洩の防止、どちらが自社にとって重要かを判断しましょう。
セキュリティ対策は万全か
名刺管理アプリには、機密情報が多く含まれています。情報漏洩を避けるためにも、セキュリティ対策が万全な名刺管理アプリを選びましょう。SSL通信の暗号化や2要素認証・WAFの搭載など、サイバー攻撃への対策がどのようになっているかを確認します。
またプライバシーマークやISMS認証を取得しているベンダーを選ぶのもおすすめです。プライバシーマークは個人情報の取り扱いを評価する制度で、ISMSは機密情報を管理するセキュリティ対策の評価をする制度です。
どちらかを取得していれば第三者機関にセキュリティ対策が認められていると判断でき、情報漏洩の不安も軽減できます。
無料で使えるおすすめの名刺管理アプリ10選
ここでは、無料トライアルまたは無料プランが利用できる名刺管理アプリを10個紹介します。
1.Sansan
Sansanは、Sansan株式会社が提供する名刺管理アプリで、多くの企業から高い評価を受けており、導入実績は8,000社を超えています。Sansanの特徴は、機能が充実している点です。専用スキャナやスマートフォンアプリから取り込んだ名刺は、すぐに電子データとして保存されます。
また、名刺データはシステム上で自動分類されるため、自社でデータの整理をする必要はなく、保存した名刺データには顧客の特徴をメモとして残せるため、今後の商談時に情報を活用できます。
またマーケティング関連の機能を多数搭載している点も魅力です。オンラインとオフラインで得た名刺データを基に、見込み顧客リストを作成できます。作成したリストを基に、新商品販売やイベント告知などさまざまな情報をメールで一斉に配信できます。
提供元 | Sansan株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | 8,000社 |
無料プランor無料トライアルの有無 | 無料トライアルあり |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
2.Eight
EightはSansan株式会社が提供する名刺管理アプリで、スマートフォンでの利用を想定した無料アプリです。名刺をカメラで撮影するだけで、AIがオンライン名刺に活用するプロフィールを自動で作成します。
完成したプロフィールをURLやQRコードで送信すれば、オンラインでの名刺交換が完結します。名刺交換の相手がEightを利用していなくても利用可能です。アプリに保存した名刺情報はまとめて管理できるので、管理コストを大幅に削減できます。
提供元 | Sansan株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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無料プランor無料トライアルの有無 | 無料プランあり |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
3.CamCard
CamCardは、ワウテック株式会社が提供する名刺管理アプリです。世界中のビジネスパーソンに利用されており、利用実績は1億人を突破しています。名刺データの取り込みから管理まで一連の作業を自動化でき、スムーズな情報共有が実現できます。
オンライン名刺の作成もアプリが自動で行うため、業務の効率化やペーパーレス化の促進を図れます。またすべての機能が無料で利用できる点も嬉しいポイントです。
提供元 | ワウテック株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 無料プランのみ ※CAMCARD BUSINESは別途料金がかかります。 |
導入実績 | 1億人以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
4.myBridge
myBridgeはLINE株式会社が提供する名刺管理アプリで、すべての機能を無料で利用できる点が特徴です。名刺データの取り込みや共有名刺帳の作成、オンライン名刺などさまざまな機能を利用できます。
また、セキュリティ対策が充実しているので、初めて名刺管理アプリを導入する場合でも安心して利用できます。アプリ上に保存されたデータはすべて暗号化されており、内容の識別ができないような仕様です。
さらに24時間365日体制で、アプリの異常監視をしています。そのため、不正行為やサイバー攻撃を検知した場合も素早く対処できます。
提供元 | LINE株式会社 |
初期費用 | 0円 |
料金プラン | 無料プランのみ |
無料プランor無料トライアルの有無 | 無料プランあり |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
5.Wantedly People
Wantedly Peopleは、ウォンテッドリー株式会社が提供する名刺管理アプリです。名刺の取り込みや電子データ化・共有など、名刺管理全般の機能を無料で利用できます。そのため無駄な費用の発生を心配する必要はありません。
また連絡帳への名刺データの追加や内容の更新は自動でできるため、ランニングコストの削減も可能です。
提供元 | ウォンテッドリー株式会社 |
初期費用 | 0円 |
料金プラン | 無料プランのみ |
導入実績 | 400万人 |
無料プランor無料トライアルの有無 | 無料プランあり |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
6.Evernote Scannable
Evernote Scannableは、エバーノート株式会社が提供する名刺管理アプリです。名刺管理だけではなく、タスク管理やスケジュール管理などさまざまな機能を搭載しています。またアプリ上でタスクの割り当てや進捗状況を確認可能です。
チームメンバーのノートにタスク内容を直接書き込めるため、各メンバーは自身の担当業務を正確に把握できます。そのため互いの進捗状況も可視化でき、スムーズな情報共有と対応漏れ防止が可能です。
またタスク管理やプロジェクト管理に活用するノートは、ワンクリックで作成できます。テンプレートが豊富に搭載されており、管理用フォーマットをはじめから作成する必要はありません。
さらにスマートフォンで撮影した請求書や領収書・製品保証書などの各種書類は、アプリ上で電子データ化できます。ペーパーレス化を促進し、印刷費や管理コストも削減できます。
提供元 | EVERNOTE CORPORATION |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 個人用(年間払い)
チーム用
個人用(月払い)
PROFESSIONAL:1,100円/月 |
無料プランor無料トライアルの有無 | 無料プランあり |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
7.名刺ファイリングCLOUD
名刺ファイリングCLOUDは、株式会社NTTデータNJKが提供する名刺管理アプリです。ユーザーのインターフェースに優れ、直感的な操作ができます。また名刺のスキャンや電子データ化・データ共有など、アプリに搭載されている機能はすべて無料で利用可能です。
高性能サーバーを利用しており、金融機関と同等のセキュリティレベルなので安心して利用できます。
提供元 | 株式会社NTTデータNJK |
初期費用 | 0円 |
料金プラン | 基本サービス:0円(名刺100枚まで登録可能) |
無料プランor無料トライアルの有無 | 無料プランあり |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
8.簡単名刺管理(AI)
簡単名刺管理(AI)は、coools.lifeが提供する名刺管理アプリです。スマートフォンの利用に特化した個人用の無料名刺管理アプリです。AIを積極的に活用しており、正確な文字認識や名刺データの自動化ができます。
手入力を最小限に抑えることができるので、データの転記ミスや利便性の向上につなげられます。
提供元 | coools.life |
初期費用 | 0円 |
料金プラン | 無料プランのみ |
無料プランor無料トライアルの有無 | 無料プランあり |
導入実績 | 1万ダウンロード |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
9.名刺管理
名刺管理はFirehawkが提供する名刺管理アプリで、Androidユーザーに向けた無料アプリです。ハイスペックなOCR機能を搭載しており、名刺情報を正確かつ高速で読み取ります。
電子化した名刺データは登録と分類が自動で行われるため、ユーザーが作業を行う必要はありません。またオンライン用の名刺も、アプリが自動で作成します。自動バックアップ機能があるので、データを消去してしまっても復元が可能です。
提供元 | Firehawk |
初期費用 | 0円 |
料金プラン | 無料プラン(課金あり) |
無料プランor無料トライアルの有無 | 無料プランあり |
導入実績 | 100万ダウンロード |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
10.WorldCard Mobile Lite
WorldCard Mobile Liteは、Penpower Incが提供する名刺管理アプリです。世界中のAndroidユーザーをターゲットにしており、26ヵ国語に対応しています。WorldCard Mobile Liteは、ユーザビリティに優れている点が魅力です。
連続自動撮影機能で、多くの名刺を効率的に電子データとして保存できます。また手ブレ防止機能を搭載しているので正確な情報を読み取ります。保存したデータは自動でバックアップされており、データを紛失する心配もありません。
またSNSと連携しており、FacebookやTwitterなどから取引先の情報を入手できます。
※2023年2月現在、Googleplay上で非公開になっております。
提供元 | Penpower Inc. |
初期費用 | 0円 |
料金プラン | 無料プラン |
無料プランor無料トライアルの有無 | 無料プランあり |
導入実績 | 1万ダウンロード |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
オフラインでも使えるおすすめの名刺管理アプリ3選
オフラインで名刺管理アプリを利用するメリットは、情報漏洩のリスクを抑えられる点です。インターネット環境に接続しておらずモバイル端末上に名刺データを映し出し、名刺の検索や編集作業が行えます。
ここからは、オフライン環境でも利用可能なおすすめの名刺管理アプリを紹介していきます。
1.メイシー
メイシーは、株式会社もぐらが提供する名刺管理アプリです。オフライン環境でも名刺検索や情報の修正が可能です。撮影した名刺の情報はベンダー側が電子データへ変換するため、自社で入力作業を行う必要はありません。
登録した名刺データから地図表示や経路検索ができるので営業活動を効率的に進められます。また既にPC版を利用していれば、スマートフォンアプリは無料で利用可能です。PC版もユーザー数を問わず同一価格で利用できるため、費用の負担を気にする必要もありません。
提供元 | 株式会社もぐら |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 2,178円(税込)/月(ユーザー無制限) |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
2.名刺de商売繁盛
名刺de商売繁盛は、ヤマトシステム開発株式会社が提供する名刺管理アプリです。オフライン環境でも名刺情報の取り込みや名刺の検索などが行えます。
保存した名刺に担当者の特徴や商談内容を書き込めるため、担当変更の際にもスムーズな引継ぎが可能です。またセキュリティ対策が充実している点も特徴の一つです。データセンターが24時間365日体制で稼働しており、不正行為を素早く検知します。
さらに定期的な脆弱性診断によってサイバー攻撃への対策を強化しており、情報漏洩のリスクを最小限に抑えられます。
提供元 | ヤマトシステム開発株式会社 |
初期費用 | 0円 |
料金プラン | 33,000円(税込)/月(ユーザー数無制限) |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
3.BizCards
BizCardsはNagisaWorksが提供する名刺管理アプリで、iPhoneやiPadユーザー向けのアプリです。OCR機能は搭載しておらず、名刺管理に特化している点が特徴です。撮影した名刺やモバイル端末に保存してある名刺を、アプリ上で一元管理できます。
アプリに保存した名刺はカバーフロー形式で表示されます。利便性を高めるだけでなく、デザイン性を楽しめる点が他のアプリとの違いです。
提供元 | NagisaWorks |
初期費用 | 0円 |
料金プラン | 320円 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
その他のおすすめ名刺管理アプリ4選
外部システムとの連携性やコストパフォーマンスに優れる名刺管理アプリを4つ紹介します。
1.名刺バンク2
名刺バンク2は、株式会社アイネットが提供する名刺管理アプリです。アプリの利用人数ではなく、管理する名刺の枚数によって料金が変動する点が特徴です。そのため利用人数を気にすることなく部署や社内でスムーズな情報共有が行えます。
また国内最高レベルのセキュリティ対策を講じるデータセンターが、アプリ内に保存した情報を管理しています。スマートフォンやタブレット端末には名刺データが残らないので、紛失や盗難が発生した場合のリスクを最小限に抑えられます。
提供元 | 株式会社アイネット |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
2.ApeosPlus Cards R
ApeosPlus Cards Rは、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社が提供する名刺管理アプリです。複合機やスマートフォンから名刺データを簡単に取り込めます。アプリに搭載しているOCRは優れた識別能力で文字を正確に識別します。
英語や中国語の名刺もデータ化できるため、海外拠点での利用も可能です。またオンライン名刺の作成によって、非対面の商談でも名刺交換がスムーズに行えます。Webブラウザ上で名刺交換ができるため、専用アプリをインストールする必要はありません。
相手から受け取った名刺はアプリ上にデータが自動で登録され、メモや添付ファイルも一緒に保存できます。
提供元 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 基本プラン(標準OCR搭載+スマートフォンアプリ無料利用)
オペレーター入力
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機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
3.SmartVisca
SmartViscaは、株式会社サンブリッジが提供する名刺管理アプリです。相手から受け取った紙名刺やオンライン名刺は、Salesforce上に自動で登録されるのでSalesforceを活用している企業におすすめです。
web連絡帳画面から見込み顧客やキーマンなどの情報を一括で登録できるので入力の手間を省けます。登録された名刺データの内容は自動でアップデートされるため、営業担当者が編集作業を行う必要はありません。
またSalesforceを利用していなくても、顧客情報管理や活動管理・チャット機能などを活用できます。
提供元 | 株式会社サンブリッジ |
初期費用 | 0円 |
料金プラン | 1,300円/月/1ID※最低6人分の利用が必要 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
4.トーニチネクスタメイシ
トーニチネクスタメイシは、東日印刷株式会社が提供する名刺管理アプリです。メーカーや商社を中心に、大企業から高い評価を得ています。トーニチネクスタメイシの特徴は、優れたコストパフォーマンスです。
名刺データの取り込みやオンライン名刺交換・メモ書きなど、名刺管理全般に関する機能を1人あたり月額660円で利用できます。AIによる機械学習を活用しており、利用する期間が長くなるほど情報を識別する精度が高まる点も魅力です。
またAWSの採用やデータの暗号化・2要素認証などによって、高いセキュリティレベルを実現しています。
提供元 | 東日印刷株式会社 |
初期費用 | 0円 |
料金プラン | 月額660円/1人※最低5人分の契約が必要 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
名刺管理アプリの使い方
名刺管理アプリの使い方は非常に簡単です。2つの手順を踏むだけで、アプリに情報を保存できます。
- カメラで名刺を撮影
- 登録情報の確認・修正
カメラで名刺を撮影
スマートフォンのカメラで名刺を撮影し、アプリにデータをアップロードするだけです。多くの名刺管理アプリにはOCR機能が搭載されているので、読み込んだ画像データから文字だけを識別し、キストデータへ変換します。
登録情報の確認・修正
アプリに登録された情報が正しいかどうかを確認します。情報に間違いがなければ何も作業をする必要はありませんし、間違っていた場合はアプリ上で修正をするだけです。
しかしデータの読み取り精度が99%を誇るアプリも多く、データの読み間違いはほとんど発生しません。
名刺管理アプリを活用するメリット
名刺管理アプリを活用すると、主に3つのメリットがあります。
- 共有がしやすい
- 管理・検索を効率化できる
- 外出先でも参照できる
顧客の情報共有や担当変更時の引継ぎがスムーズに進められます。
共有がしやすい
名刺管理アプリを活用するメリットは、部署や組織内で名刺を共有しやすくなる点です。営業担当者が持っている名刺は、アプリ上でまとめて管理されます。取引先や顧客で人事異動が発生すれば、変更通知や内容変更を自動で行うアプリもあります。
常に最新の情報をアプリ上から入手できるため、情報の取りこぼす心配もありません。コミュニケーションの活性化やスムーズな引継ぎにつなげられます。
管理・検索を効率化できる
名刺管理アプリを活用すると、顧客や取引先別に名刺が管理されます。アプリ上で必要な名刺データをすぐに見つけ出せるため、紙の名刺を保存しておく必要はありません。そのためペーパーレス化を促進し、管理コストを削減できます。
外出先でも参照できる
スマートフォンやタブレットを使い、外出先でも名刺管理アプリにアクセスできます。アプリで必要な名刺を参照できるため、名刺ファイルを持ち歩く必要はありません。紛失や盗難のリスクが減り、情報漏洩を避けられます。
▷【2023年最新】おすすめの名刺管理ソフト12選比較|選び方やメリット
名刺管理アプリを活用するデメリット・注意点
名刺管理アプリを活用すると、名刺の管理コストや情報漏洩のリスクを軽減できます。しかし、メリットばかりではありません。名刺管理アプリを活用する場合、3つの点に注意
おくことが重要です。
- 情報漏洩のリスクに注意を払う必要がある
- 名刺を統合するまでに時間がかかる
- 手動での更新が必要になる
情報漏洩のリスクに注意を払う必要がある
クラウド型の名刺管理アプリを活用する場合、情報漏洩のリスクを把握しておきましょう。クラウドの場合はオンプレミスと異なり、不特定多数の人が情報を閲覧できる可能性があります。
名刺管理アプリには機密情報が多く含まれているため、取り扱いには細心の注意を払う必要があります。近年は情報漏洩の問題が多数発生しており、多くの企業は情報漏洩に対して敏感です。
仮に情報漏洩が発生すると取引先や顧客からの信頼を失い、多額の利益損失が発生する可能性があります。情報漏洩を避けるためにも、セキュリティ対策が万全なベンダーを選ぶことが重要です。
例えば24時間体制で異常監視やデータ通信の暗号化など、セキュリティ対策がしっかりしたベンダーを選びましょう。
名刺を統合するまでに時間がかかる
名刺管理アプリの導入当初は、名刺を電子データ化するために一定の時間が必要です。高速スキャナがあれば一度に多くの名刺をデータ化できますが、導入している企業は少ないです。
スキャナがない場合は、スマートフォンで撮影した名刺データを一つひとつアップロードするので時間がかかります。持っている紙の名刺を一度に電子データ化するのではなく、少しずつアプリに移していくようにしましょう。
隙間時間でデータ移行を行うことで、業務効率の低下を避けられます。
手動での更新が必要になる
担当者が人事異動や配置転換になった場合、データの内容を自動で更新する機能が名刺管理アプリにはあります。しかし、すべての名刺管理アプリに更新機能が搭載されているわけではありません。
対応していない場合は人事異動が発生するたびに、手作業で情報の更新を行う必要があります。そのため入力作業に時間がかかるだけでなく、細心の人事情報を確認する必要があります。
名刺管理アプリの活用を検討していこう
本記事では、以下の3点について解説しました。
- 名刺管理アプリのメリットとデメリット
- 名刺管理アプリの選び方
- おすすめの名刺管理アプリ
名刺管理アプリを活用するメリットは、スムーズな情報共有ができる点です。アプリで必要な名刺を簡単に見つけ出せ、外出先でもスマートフォンからアクセスできるため、名刺管理ファイルを持ち歩く必要もありません。もちろん、盗難や紛失のリスクも低減できます。
ただし名刺管理アプリは多くの企業が提供しているため、どのアプリを導入すべきかわからない方も多いでしょう。本記事の選定ポイントやおすすめのアプリを参考に、ぜひ自社に適した名刺管理アプリの活用を検討してみてください。
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