法人向けのおすすめ名刺管理ソフト・アプリ15選|選び方のポイント

最終更新日時:2023/07/28

名刺管理システム

法人向けの名刺管理ソフト

ビジネスチャンスを広げるには、社内での名刺管理が重要です。交換した名刺をソフトやアプリで管理すれば、紛失する心配もありません。当記事では、厳選した法人向けのおすすめ名刺管理ソフトやアプリを紹介します。選び方のポイントも紹介するので、導入時の参考にしてください。

法人向けのおすすめ名刺管理ソフト・アプリ15選

ここでは、法人向けの名刺管理ソフト・アプリのおすすめ15選を紹介します。それぞれの特徴や料金などをみていきましょう。

1.Eight

Eightは、Sansan株式会社が手掛ける名刺管理ソフトです。名刺を読み込めばAIが自動でアプリ上に名刺を読み込み、プロフィールを作成してくれます。また、読み込んだ名刺の相手が昇進・異動になった場合に、アプリ上で通知が届く仕様となっているため、誤って連絡をしてしまうことも防止できるのが特徴です。

提供元Sansan株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン無料版Eight:無料
Eight プレミアム:600円/月 ※6,000円/年
機能・特徴
  • プロフィール自動作成機能
  • 名刺検索・管理機能
  • 近況情報の更新・通知
URL公式サイト

2.Sansan

Sansanでは、名刺管理のほかに接点管理やマーケティングなど、豊富な機能を利用できます。Salesforceなど、外部システムとの連携機能も充実しているため、自社で使用しているツールと組み合わせることも可能です。

提供元Sansan株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業数8000社
機能・特徴
  • 名刺管理
  • 接点管理
  • 企業情報
  • マーケティング機能
  • システム連携
  • セキュリティー など
URL公式サイト

3.CAMCARD BUSINESS

CAMCARD BUSINESSでは、オンラインでの名刺交換・共有が行えます。オンライン会議などでそのまま相手と名刺交換できるため、リモート環境で仕事をしているビジネスマンとの相性も抜群です。

提供元ワウテック株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • STANDARD:1,700円/ID/月
  • PROFESSIONAL:2,500円/ID/月 ※最低利用ID数:5ID

※最低利用期間:12ヶ月~

機能・特徴
  • データ加速度
  • マルチデバイス対応
  • 共有機能
  • スキャナ機能
  • 外部連携
  • 多言語対応
  • オンライン名刺交換
URL公式サイト

4.OUR CARD

OUR CARDでは、交換した名刺の情報をもとに担当者への架電やメール、マップの確認など具体的なアクションにつなげられます。移動しながら名刺情報を確認し、担当者へのコンタクトをとりたい場合などに便利です。

提供元名鉄協商株式会社
初期費用無料
料金プラン1,100円/月/ユーザー
※最低利用期間:6ヶ月
※初年度は月払い、2年目から年払い
機能・特徴
  • 名刺交換・管理
  • 名刺検索
  • 架電・メール送信
  • マップ確認機能
URL公式サイト

5.アルテマブルー

アルテマブルーは、読み込んだ取引先企業の名刺と自社の関係性をマップ化できるのが特徴です。これにより過去の活用履歴や人脈を確認できるため、より効果的な営業アプローチなどにつなげていけます。

提供元キヤノンエスキースシステム株式会社
初期費用無料
料金プラン2,750円(税込)/月/ID
機能・特徴
  • 名刺取り込み
  • 名刺の整理整頓
  • 人脈マップ機能 など
URL公式サイト

6.トーニチ・ネクスタ・メイシ

トーニチ・ネクスタ・メイシで登録された名刺は、全国法人のリストに連携され、いつでも企業情報を確認することが可能です。また、簡易的な組織ツリーも閲覧できるため、取引先の情報の管理や活用に便利な名刺管理ソフトといえます。

提供元東日印刷株式会社
初期費用無料
料金プラン
  • ベーシックプラン:660円/月/ユーザー
  • ネクスタ・メイシプラス:990円/月/ユーザー ※最低利用数:5ユーザー

※ベーシックプラン最低利用期間:1年、年額先払い

機能・特徴
  • 名刺管理、検索、共有
  • 自動名寄せ
  • 経歴表示
  • メモ書き
  • タグ
  • リスト作成(CSVエクスポート)
  • CSVインポート
  • 会社(団体)一覧
  • 簡易組織ツリー
  • 全国法人リスト連携
  • オンライン名刺交換
  • 外国語対応
URL公式サイト

7.メイシー

メイシーでは、交換した名刺を送るだけでデータ化などを行ってくれます。コア業務で忙しく、名刺の管理や共有などに時間をかけられない方でもストレスフリーに活用できる名刺管理ソフトといえるでしょう。

提供元株式会社もぐら
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • 月額基本料金:2,178円(税込)/月/ユーザー数無制限
  • データ入力料金 27.5円/枚
  • スキャン料金 11円/枚 ※月額利用料金は前払い
機能・特徴
  • 名刺管理
  • コンプライアンスチェック
  • 出張スキャン
  • メール送信・リスト作成 など
URL公式サイト

8.ホットプロファイル

ホットプロファイルには顧客深耕機能が搭載されているため、読み込んだ名刺情報から過去の取引実績や人脈リストなどを確認することが可能です。これにより、活用しないまま名刺を放置してしまうことが少なくなるでしょう。

提供元株式会社ハンモック
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴
  • 名刺データ管理
  • 人脈情報管理
  • 人事異動・企業ニュース
  • 顧客深耕 など
URL公式サイト

9.名刺バンク

名刺バンクは代理登録機能があるため、アカウントの所持者以外の秘書などが代理で名刺の登録などを行うことが可能です。忙しくて名刺を管理する時間をとれないビジネスマンでも使いやすい名刺管理ソフトとなっています。

提供元株式会社アイネット
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
※無料トライアル期間有り
機能・特徴
  • 代理登録機能
  • マルチデバイス対応
  • CSV出力
  • 外部ツール連携 など
URL公式サイト

10.名刺de商売繁盛

名刺de商売繁盛は、CSVファイルでの名刺情報出力機能が活用できます。この機能を使えば、名刺情報を元にしたテレアポやメルマガ配信など、幅の広いアプローチで営業をかけられます。営業からマーケティングまで見据えた名刺活用をしたい場合におすすめです。

提供元ヤマトシステム開発株式会社
初期費用無料
料金プラン

基本料金:33,000円(税込)/月
名刺のデジタル化:44円(税込)/枚

■名刺の総登録枚数

  • ~20万枚:無料
  • 20万枚~:20万枚毎に3,300円(税込)/月
機能・特徴
  • 名刺取り込み・管理
  • データベース作成
  • 組織・人脈管理
  • 名刺引継ぎ など
URL公式サイト

11.SmartVisca

SmartViscaでは、名刺情報をSalesforceに登録することが可能です。既にSalesforceを活用している場合は、古い名刺情報の更新や管理などを行えます。自社で使用しているツールとの相性も考えて運用できる名刺管理ソフトです。

提供元株式会社サンブリッジ
初期費用無料
料金プラン1,430円(税込)/月/ID
※最低利用数:6ライセンス(システム管理者 1名+ユーザ5名)
機能・特徴
  • 名刺のデジタル化
  • オンライン名刺交換
  • 手入力削減・効率化
  • Web電話帳
  • Salesforce連携
  • MAとの連携
  • チャット連携
  • セキュリティ
  • オプション機能 など
URL公式サイト

12.Knowledge Suite

Knowledge SuiteはID数無制限で活用できる名刺管理ソフトです。営業報告を通じて顧客の行動履歴などの管理が行えるため、営業支援ツールとしても役立てたい場合に適しています。

提供元ブルーテック株式会社
初期費用無料
料金プラン
  • グループウエア:11,000円(税込)/月
    ID数:無制限/容量:10GB
  • SFAスタンダード:55,000円(税込)/月
    ID数:無制限/容量:5GB
  • SFAプロフェッショナル:88,000円(税込)/月
    ID数:無制限/容量:50GB
導入企業数累計7,500社
機能・特徴
  • 名刺管理
  • 営業支援
  • マルチデバイス対応 など
URL公式サイト

13.Wantedly People

Wantedly Peopleは無料で活用できる名刺管理ソフトです。スキャンした名刺データはその場で関連する会社情報などに遷移することが可能で、取引先の情報を即座に収集したい場合などに便利な機能が備わっています。

提供元ウォンテッドリー株式会社
初期費用無し
料金プラン無し
機能・特徴
  • 名刺管理
  • 連絡先共有
  • CSV出力 など
URL公式サイト

14.myBridge

myBridgeは共有名刺帳機能が備わっていて、読み込んだ名刺情報を共有の名刺帳で管理することが可能です。これにより、直接自分と取引のない相手でも、自社内の誰かが営業をかけられます。人や部署を問わず、ビジネスチャンスに繋げられるでしょう。

提供元マイブリッジ株式会社
初期費用無料
料金プラン

■ベーシック:無料

■プレミアム

  • ~10人:1,089円(税込)/月/1人
  • 11人~:539円(税込)/月/1人

■プレミアムプラス:1,639円(税込)/月/1人

機能・特徴
  • 共有名刺帳機能
  • 名刺管理・検索
  • CSV出力
  • PC使用可能
URL公式サイト

15.PHONE APPLI PEOPLE

PHONE APPLI PEOPLEで読み込んだデータは、即座に名刺情報としてアプリ内に取り込めます。また、修正点などが見つかった際も手入力などで即座に修正が可能です。Sansanなど外部ツールとの連携機能も充実しているため、既存の自社使用ツールと組み合わせたい場合にも便利な名刺管理アプリです。

提供元株式会社Phone Appli
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業数約3,500社
機能・特徴
  • 名刺管理
  • 組織ツリー
  • ツール連携 など
URL公式サイト

法人向けの名刺管理ソフト・アプリを利用するメリット

法人向け名刺管理ソフト・アプリの活用により、どのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは、考えられる4つのメリットを解説します。

名刺の情報を共有しやすい

名刺管理ソフト・アプリを活用すれば、社内で名刺の情報を共有することが可能になります。過去の営業履歴なども閲覧できるため、同じ相手に複数回営業アプローチをかけるなどの重複を防げるほか、メルマガやテレアポなど、さまざまな方向からの営業活動ができるのは大きなメリットです。

エクセルを活用した名刺管理術!自作管理のメリットや注意点

登録データを活用しやすい

名刺管理ソフト上に登録されたデータは、さまざまな方面に活用することが可能です。社外とのつながりのデータベースにいつでもアクセスでき、営業活動や新規開拓などにも利用できます。

登録したデータを多方面から活用できるので、企業の営業活動に大きなメリットをもたらすでしょう。

多様な労働環境に対応できる

名刺管理ソフトを使えば、社外で活動するリモート社員もデータベースにアクセスできます。そのため、さまざまな労働環境に対応できるでしょう。

また、アプリなどを利用して名刺情報を参照できるため、名刺情報を確認するために帰社したり、オフィスに電話して調べてもらうという手間もかかりません。

情報入力の効率が良くなる

名刺管理ソフトを使えば、スマホのカメラなどで読み込むだけで情報登録が行えます。そのため、情報入力の効率が大幅に向上するでしょう。手作業で登録するよりもかなりの時間を短縮できるため、負担軽減が期待できます。

名刺管理はGoogleKeepがおすすめ!使い方やメリット

法人向けの名刺管理ソフト・アプリの利用によるデメリット

効率化・アプローチの多方面化に役立てられる名刺管理ソフト・アプリですが、利用にはいくつかのデメリットもあります。ここでは、名刺管理ソフト・アプリ活用のデメリットを3点紹介します。

導入コストがかかる

月額や年間での利用コストがかかるため、大規模な導入を検討している場合はそれなりの予算を用意しておく必要があります。

無料で活用できるものもありますが、豊富な機能を活用して効果を最大化したい場合には、コスト面でのデメリットがあることは把握しておきましょう。

名刺管理におすすめの方法|アナログ・デジタル別の管理術を紹介!

スキャンに時間を要する

スキャンする名刺の枚数が膨大になれば、登録にかかる時間も増えていきます。とくに何人もの取引相手と名刺交換を行う営業担当であれば、スキャンにかかる時間を作業負担に感じることもあるでしょう。

部署によってはスキャン作業がデメリットになり得る点も理解して導入を検討するのが重要です。

CRMツールの管理も必要になる

顧客管理で既にCRMツールの活用をしている場合には、名刺管理ソフトとの管理も併せて運用管理が必要になります。

両者の連携ができれば負担を減らせるものの、連携出来ない名刺管理ソフトを導入してしまうと二度手間が発生することもあるでしょう。ツール選定をする際は、自社で使用しているCRMツールとの組み合わせも考えるのが重要です。

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法人向けの名刺管理ソフト・アプリの比較ポイント

法人向けの名刺管理ソフト・アプリには、豊富な種類が存在します。そのため、選定時はいくつかの比較基準をもって検討することが重要です。ここでは、名刺管理ソフト・アプリの比較ポイントを6つ紹介します。

どのような取り込み方法か

名刺管理ソフト・アプリでは、スマホのカメラで取り込む方法、スキャナ・複合機で取り込む方法の2種類があります。

出先で素早く取り込む機会が多ければスマホカメラ、溜めこんだ名刺を一度に取り込む機会が多ければ、スキャナや複合機がマッチするでしょう。取り込み方法で使い方が全く異なるため、比較する際には確認しておく必要があります。

名刺管理ソフトを導入するメリット・デメリット!目的やできることを紹介

名刺情報の登録精度は高いか

名刺の取り込み精度も重要な比較ポイントです。基本的にはOCRでの文字情報読み込みがメインですが、名刺のデザインやレイアウトによっては、上手く登録できないこともあるでしょう。

名刺の取り込み精度が低ければ修正の必要も生じてくるため、効率的に名刺読み込みをしたい場合は、登録精度で比較して選定するのがよいでしょう。

業務に貢献できるか

名刺の読み込みや保存以外に、業務で貢献できる機能があるかどうかも重要なポイントです。たとえば、企業のニュース配信機能やメール配信機能があれば、取引先の情報をいち早くキャッチして営業活動につなげていくことが可能です。

名刺管理ソフト・アプリを選ぶ際は、業務に貢献できるかどうかも重要なポイントといえるでしょう。

他のシステムと連携できるか

CRMを始め、自社で採用している既存システムとの連動性を考慮するのも重要です。営業やマーケティングなどに名刺データを活用したい場合には、自社システムとの相性で名刺管理ソフト・アプリを比較してみましょう。

名刺管理アプリの安全性とは?セキュリティリスクや情報漏えいの対策

無料プランで利用できるか

名刺管理ソフト・アプリの中には、一定期間無料のトライアルを設けているものがあります。

実際の使用感で採用するソフトを決めたい場合には、無料のトライアルで機能面や使用感のチェックを行ってから、導入を決めるのも有効です。

クラウド上のセキュリティ対策は万全か

クラウド型の名刺管理ソフト・アプリを活用する場合、ネット上に用意されたサーバー上で名刺の管理などを行っていくことになります。

そのため、ソフト側でのセキュリティ対策の充実度で選定を行うのも重要です。通信の暗号化、入退出ログの記録など、名刺管理ソフト・アプリがどのようなセキュリティ体制を備えているのか必ず確認しましょう。

【2023年最新】おすすめ・人気の名刺管理アプリ17選を徹底比較!

法人向けの名刺管理ソフト・アプリで業務を効率化しよう

本記事では、おすすめの法人向け名刺管理ソフト・アプリや、選定のポイントなどを紹介しました。紙の名刺は活用しづらく、溜めこんでしまいがちですが、ソフトやアプリを利用することで、よりスマートに管理できます。

また、営業などへの活用も容易になるでしょう。導入を検討している場合は、ぜひ本記事で紹介した内容を参考にしてみてください。

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ビズクロ編集部
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