【2024年最新】クラウドソーシングのおすすめサイト12選比較!副業初心者でも稼ぐコツ

最終更新日時:2024/01/15

クラウドソーシング

おすすめのクラウドソーシング

働き方の多様化によって普及が進むクラウドソーシング。副業やフリーランスとして仕事を請け負う際に利用されますが、どのように始めればよいのでしょうか。本記事では、クラウドソーシングにおすすめのサイト12選を比較し、始め方や稼ぐコツとあわせて紹介します。

クラウドソーシングとは?

クラウドソーシングとは、インターネットを使ってクライアントとワーカーが仕事を受発注できる仕組みです。企業や個人が業務やプロジェクトに必要なタスクや作業を、オンライン上のプラットフォームを通じて外部の人に発注ができます。

クライアントはクラウドソーシングを使って必要なスキルやリソースを柔軟に確保でき、コストを抑えながら効率的に業務を進めることが可能です。一方でワーカーは、自分のスキルや経験を活かして好きな時に仕事を受注できます。

クラウドソーシングが普及している理由

クラウドソーシングが普及している理由は主に3つです。

1.受発注に関わる全ての工程がサイト上で完了する高い利便性のため

クラウドソーシングは、受発注に関わる全ての工程がオンライン上で完了するため、利便性が高くて時間や場所に関係なく業務を進めることが可能です。

例えばワーカーが仕事を受注する場合、オンライン上のプラットフォームで案件を検索し自分ができる仕事を選択して応募します。そのあと受注が決まればプラットフォーム上でやりとりをおこない、納品物をアップロードすることで報酬を受け取れる仕組みです。

普段は別で本業や学業があるワーカーも隙間時間を使って仕事を受注でき、クライアントも単発で仕事を依頼できるため双方にメリットがあります。

2.初心者でもできる業務もあるため

クラウドソーシングには、データ入力やアンケート回答など簡単な作業があるため初心者でも簡単にトルクメる業務が多いです。もちろんWebデザインやプログラミングなどの専門的なスキルが必要な業務の仕事もあるため、本業や趣味を活かすことができます。

しかし初心者の場合、報酬が高い案件があまりありません。簡単な業務から始めてスキルや経験を積み重ねることで、実績づくりやスキルアップができます。

3.登録費用が不要で手軽に始められるため

クラウドソーシングのほとんどは登録費用がかからず、会員登録をすれば誰でも手軽に仕事が始められます。無料で案件が探せるため、自分にあった仕事を簡単に探すことができます。

しかしワーカーが仕事を受注して案件が納品された報酬の手数料が、クラウドソーシング側に支払われます。クラウドソーシングによって引かれる手数料が異なるため、事前にどれくらい手数料がかかるのかクラウドソーシングを登録する際に確認することをおすすめします。

クラウドソーシングサイトの分類

クラウドソーシングサイトのタイプは大きく分けて2種類あります。それぞれのタイプを詳しく確認していきましょう。

総合タイプ

総合タイプのクラウドソーシングサイトは、業種や業務を限定しておらずさまざまな仕事に対応しています。クライアントは依頼したい業務のカテゴリーを選択し、作業内容や報酬額などを設定するとワーカーに発注が可能です。

総合タイプのクラウドソーシングの主なサイトには、LancersやCrowdworksがあります。これらのサイトでは、IT系のプログラマーやデザイナー・ライター・翻訳者・事務系のデータ入力など、さまざまな業務が取り扱われています。

また総合タイプのクラウドソーシングサイトは、初心者向けのサービスを手厚くおこなっているため初心者には心強いのが特徴です。例えば、ポイント制度やランク制度があります。案件数や実績などワーカーのスキルや実績が可視化されるため、クライアント側も実績を参考に発注が可能です。

そのためスキルや経験の浅いワーカーでも、ポイントを貯めてランクアップすることで仕事の発注を受ける機会を増やすことができます。

業種特化タイプ

クラウドソーシングサイトは、総合タイプのほかに業種特化タイプのサイトもあります。業種特化タイプのクラウドソーシングサイトは、特定の業種に特化したサービスを提供しています。例えばデザインやライティング・翻訳など、専門性の高い業務の仕事を取り扱っている点が特徴です。

業種特化タイプのクラウドソーシングサイトでは、熟練度の高いクリエイターが多く集まっていることが多いです。したがって、クライアントもより専門的なデザインや制作物を求める傾向にあります。

また総合タイプと同様にポイント制度やランク制度があり、ワーカーのスキルを可視化することで、クライアントにとっても信頼性の高いサービスの利用ができます。

【初心者向け】おすすめのクラウドソーシングサイト3選

ここでは、初心者向けのおすすめクラウドソーシングサイトを3つ紹介します。

1.Lancers

Lancersは、総合タイプのクラウドソーシングサイトで案件数は国内最大級です。日本初のクラウドソーシングサービスとして2008年にスタートし、350以上のカテゴリで仕事の依頼ができます。

Lancersの特徴は、信頼性の可視化ができている点です。クライアントとワーカーの双方に評価制度があり、よい評価を得ることでより多くの案件受注につなげることができます。

運営会社ランサーズ株式会社
受発注できる業務
  • Web制作・Webデザイン
  • ライティング・翻訳
  • システム開発・運用、など多数
業務形式
  • プロジェクト方式
  • 求人募集形式
  • 制作物コンペ方式
  • タスク方式
初期費用無料
手数料
  • ランサーのシステム手数料:契約金額 (税込) 16.5%
  • クライアントのシステム手数料:契約金額 (税込) 5.5%
報酬の支払い方法銀行振込
特長
  • 24時間365日のサポート体制
  • 優良なクライアントを可視化
  • 未払いを防止する仮払い機能
導入企業数40万社以上
URL公式サイト

2.Crowdworks

Crowdworksは、Lancersと並ぶ国内最大級の総合タイプのクラウドソーシングです。仕事の種類も多岐にわたり、ITやデザイン・ライティング・翻訳など約200種類の仕事があります。

Crowdworksの特徴は、双方の教育が充実している点です。例えば初めて仕事を探す場合、利用ガイドや基本的な受注方法などを確認できます。またクライアントも無料オンラインセミナーや発注相場一覧があるため、初めてクラウドソーシングを使う場合でも安心です。

運営会社株式会社クラウドワークス
受発注できる業務
  • サイト制作
  • 記事制作・ライティング
  • ロゴ作成、など多数
業務形式
  • プロジェクト型式
  • コンペ型式
  • タスク型式
初期費用無料
手数料システム利用料:報酬の5~20%
報酬の支払い方法銀行振込
特長
  • 仕事カテゴリーは200種類以上
  • 報酬が確実に支払われる仮払い方式
  • 専門のスタッフが、使い方からトラブル対応までサポート
導入企業数78万社以上
URL公式サイト

3.JOB HUB

JOB HUBは、人材派遣会社の株式会社パソナが運営している総合タイプのクラウドソーシングです。

JOB HUBの特徴は、仕事の受発注から決済までを全てWeb上で完結できるため時間や場所に関係なくいつでも仕事の受発注ができる点です。また仕事が成約した場合のみシステム利用料をクライアントが支払うため、ワーカーは費用がかかりません。

運営会社株式会社パソナJOB HUB
受発注できる業務
  • Webデザイン
  • テスト・サイト管理
  • セールス・マーケティング など多数
業務形式
  • エキスパート
  • コンペ
初期費用無料
手数料無料
報酬の支払い方法銀行振込
特長
  • JOB HUBスタッフが進捗管理
  • 非公開案件あり
  • 継続案件多数
導入企業数要問い合わせ
URL公式サイト

【主婦・学生向け】おすすめのクラウドソーシングサイト2選

ここでは、主婦や学生向けのおすすめクラウドソーシングサイトを2つ紹介します。家事や学業の隙間時間に収入を得られるため、クラウドソーシングの活用はおすすめです。

1.Shufti

Shuftiは、主婦(夫)など自宅で仕事をしたい人向けのクラウドソーシングサイトです。主に、翻訳やデータ入力・Webデザインなどの案件があり、自宅で隙間時間を使って簡単に仕事ができます。

Shuftiの特徴は、スキルがなくても仕事ができる点です。簡単な記事作成やアンケートなどはスマートフォンのみで仕事をおこなえます。また仮払い制度があるため、仕事をしたにも関わらず報酬が支払われないといったトラブルを未然に防げます。

運営会社株式会社うるる
受発注できる業務
  • データ入力
  • アンケート
  • 営業・カスタマーサポート・リサーチ など多数
業務形式
  • プロジェクト
  • タスク
初期費用無料
手数料システム利用料:10%
報酬の支払い方法銀行振込
特長
  • 簡単な記事作成やアンケートならスマホで完結
  • 1日10分程度の仕事もある
  • 報酬未払いの防止
導入企業数要問い合わせ
URL公式サイト

2.mama works

mama worksとは、主婦や子育て中のママの働きやすさに特化したクラウドソーシングサイトです。

mama worksの特徴は、「子育ての合間にできる」や「育児休暇あり」などママに特化した依頼を探せる点です。子育てと仕事を両立させたい方に向けた、在宅勤務や時短勤務などの柔軟な働き方が用意されており、自分に合った仕事を選択できます。

運営会社株式会社アイドマ・ホールディングス
受発注できる業務
  • 人事・総務・経理・広報・事務
  • PG・SE・PM
  • 営業・マーケティング など多数
業務形式
  • 正社員
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • 業務委託
  • アルバイト
初期費用無料
手数料無料
報酬の支払い方法要問い合わせ(企業により異なる)
特長
  • 会員登録後、オンライン講座を無料で受講可能
  • 短時間から在宅で働ける求人を多数掲載
  • すきま時間、短時間でも戦力として期待する企業多数
導入企業数累計掲載社数2000社以上
URL公式サイト

【業種特化】おすすめのクラウドソーシングサイト7選

ここでは、業種に特化したおすすめのクラウドソーシングサイトを7つ紹介します。

1.Craudia

Craudiaは、主にクリエイティブ分野に特化しています。Webデザイン・ロゴ制作・イラスト制作・動画制作などクリエイティブな案件が多いです。

Craudiaの特徴は、自分のスキルにあったレベルの案件を見つけやすい点です。難易度が「簡単」「普通」「高度」から選べるため、データ入力や口コミなど初心者でも仕事を獲得することが容易になっています。

運営会社株式会社エムフロ
受発注できる業務
  • サイト制作、運⽤管理
  • デザイン制作
  • システム開発・運⽤ など多数
業務形式
  • タスク
  • コンペ
  • プロジェクト
  • 時間制
初期費用無料
手数料システム手数料:3~15%
報酬の支払い方法銀行振込
特長
  • 取引開始後のキャンセル料なし
  • ⾦銭や成果物の受け渡しは全て、クラウディアを経由
  • ⾼単価非公開案件へスカウトの可能性
導入企業数要問い合わせ
URL公式サイト

2.Bizseek

Bizseekは、ビジネス関連の業務に特化したクラウドソーシングサイトです。主に営業支援やマーケティング・コンサルティングなどの案件が多くあります。もちろん文字起こしやデータ入力など初心者でも受注しやすい案件も豊富です。

Bizseekの特徴は、ワーカーの手数料が他のクラウドソーシングサイトと比較してリーズナブルな点です。クライアントの登録がまだ少ないですが、その分ライバルが少ないため案件の受注が期待できるでしょう。

運営会社株式会社ビズシーク
受発注できる業務
  • システムアプリ開発
  • ライティング
  • グラフィックデザイン など多数
業務形式
  • プロジェクト
  • コンペ
初期費用無料
手数料<ワーカー>
依頼金額10万円超の部分:依頼金額の5%(税別)

依頼金額10万円以下の部分:依頼金額の10%(税別)

<クライアント>
無料

報酬の支払い方法銀行振込
特長
  • 仮払い・成果報酬制度を採用
  • 計50種類以上のお仕事に対応
  • 個人のライフスタイルに合わせた業務の進行が可能
導入企業数要問い合わせ
URL公式サイト

3.Shinobiライティング

Shinobiライティングは、ライター系の文章作成に特化したクラウドソーシングサイトです。主に、Web記事やニュース記事・商品説明文・マニュアルなどのライティング案件が多くあります。

Shinobiライティングは累計記事数が500万記事以上あるため、ライターとして実績やスキルを上げたい方にはおすすめです。ファッションやグルメ・育児など好きなテーマでライティングができ、ルールに沿って文章を作成するため安心して仕事を始められます。

運営会社CROCO株式会社
受発注できる業務記事作成
業務形式タスク型式
初期費用無料
手数料要問い合わせ
報酬の支払い方法BIZ SAMURAI ポイント
特長
  • ノルマ無し
  • 未経験OK
  • 24時間好きな時に稼働可能
導入企業数累計記事数5,255,024記事
URL公式サイト

4.Repo

Repoは、ライティングに特化したクラウドソーシングサイトです。Webライティングやブログ記事・商品説明文・PR記事など、幅広いジャンルのライティング案件が受注できます。

Repoの特徴は、記事が否認された時にサポートがある点です。そのため、文章スキルに自信がない方でもスムーズに案件を進められます。連休などを除き毎週送金をしてくれ、報酬が1,000円以上貯まれば任意のタイミングで受け取れるため、案件終了後すぐに報酬が欲しい方にもおすすめです。

運営会社サクラサクマーケティング株式会社
受発注できる業務ライティング
業務形式タスク型式
初期費用無料
手数料要問い合わせ
報酬の支払い方法
  • メルマネ
  • ドットマネー
特長
  • 住所や電話番号など個人情報の登録不要
  • 好きな銀行口座で報酬受け取りできる
  • 案件のジャンルが豊富
導入企業数要問い合わせ
URL公式サイト

5.Conyac

Conyacは、世界中のクライアントが仕事情報を掲載しているクラウドソーシングです。外国語翻訳や文章の校正・執筆・デザインなどさまざまな案件があります。

Conyacの特徴は、自分のオリジナルサービスを提供できる点です。価格を指定してクライアントに提案できるため、自分が持っているスキルを活かしたいと考えている方におすすめです。

運営会社Xtra株式会社
受発注できる業務
  • Tech・プログラミング
  • 翻訳・ローカライズ
  • デザイン など多数
業務形式タスク型式
初期費用無料
手数料取引の10%
報酬の支払い方法
  • PayPal経由
  • 銀行振込
特長
  • 自由に働ける
  • 自分のオリジナルなサービスを提供可能
導入企業数36,953Clients
URL公式サイト

6.VideoWorks

VideoWorksは、Crevo株式会社が運営する動画制作に特化したクラウドソーシングサイトです。動画広告や企業の紹介動画だけでなく、テレビCMや街中の大型ビジョン放映など大手の案件も多数掲載されています。

VideoWorksの特徴は、動画制作の案件が多いことです。2000社以上のクライアントから年間1000件以上の依頼があるため、自分にあった案件を探すことができます。また依頼内容は全てVimeoWorksのコーディネーターが確認しているため、無理な要望やスケジュールの抑止にもつながります。

運営会社Crevo株式会社
受発注できる業務動画制作
業務形式プロジェクト型式
初期費用無料
手数料要問い合わせ
報酬の支払い方法要問い合わせ
特長
  • 代理店などの間に入る会社がいない
  • クリエイティブの正当な評価で仕事がスタート
  • さまざまなジャンルの案件が豊富
導入企業数要問い合わせ
URL公式サイト

7.SKIMA

SKIMAは、株式会社ビジュアルワークスが運営するイラストなどの創作に特化したクラウドソーシングです。オリジナルのイラストや似顔絵、ホームページ用のロゴなど個人で売買できます。

SKIMAの特徴は、チップ機能がある点です。依頼した商品に価格以上に価値があると感じた場合、クライアントから更に報酬がもらえます。デザインに特化してクラウドソーシングを活用したい方におすすめです。

運営会社株式会社ビジュアルワークス
受発注できる業務
  • イラスト作成
  • デザイン
業務形式
  • 出品方式
  • プロジェクト方式'(リクエスト方式)
初期費用無料
手数料・販売手数料
【手数料一覧】
・オプ4ションを含む個別販売総額が50,001円以上のお取引:手数料11%(税込)
※個別販売総額に関しましては、出品金額+オプション料金となります。
報酬の支払い方法銀行振込
特長・基本利用料無料

・チップ制度

導入企業数約100社
URL公式サイト

クラウドソーシング活用によるワーカー側のメリット・デメリット

クラウドソーシング活用によるワーカーのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
  • 得意なことを仕事にできる
  • スキルアップにつながる
  • ライフスタイルにあった働き方ができる
  • 意思の疎通が難しく認識のずれが生じやすい
  • 費用の相場が低い
  • 競合が多く仕事を得るのが難しい

クラウドソーシングのメリットは、自分が得意なことを仕事にできる点です。また自分がスキルアップしたい分野の仕事を受注することで、スキルアップにつながる可能性もあります。さらに、クラウドソーシングは自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるため、柔軟な働き方が可能です。

一方で、クラウドソーシングにはデメリットもあります。例えば、仕事のやりとりがオンラインでおこなわれるため、意思の疎通が難しく認識のずれが生じやすいです。また費用の相場を知らなければ、自分が本来もらえるべき報酬よりも低い報酬で仕事を受注してしまう可能性もあります。

メリットとデメリットをしっかりと把握してクラウドソーシングを活用するようにしましょう。

クラウドソーシング活用によるクライアント側のメリット・デメリット

クラウドソーシング活用によるクライアントのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
  • 人件費を削減できる
  • 人材探しの時間・手間を削減できる
  • 情報流出のリスクがある
  • 業務が遂行されるかわからない
  • 成果物の品質が保証されていない

クラウドソーシングを活用することで、企業は人件費を削減し、人材探しの時間と手間を削減できます。しかし、この方法にはデメリットもあります。

まず情報流出のリスクです。クラウドソーシングサイトには多くのワーカーが登録しているため、一部の悪意があるワーカーが情報を漏洩させる危険性があります。

また業務が納期内におこなわれるかどうかは、クラウドソーシングサイトの信頼性とワーカーの能力に依存します。ワーカーが業務を遂行しなかった場合、企業がその責任を負う必要が生じる可能性があることを認識しておいてください。

最後に、成果物の品質が保証されていないことです。クラウドソーシングは、ワーカーの能力や経験に基づいて価格が設定されています。そのため、品質にばらつきがある場合があるでしょう。

企業がクラウドソーシングを活用する際には、デメリットの対策を認識する必要があります。

クラウドソーシングで稼げる人の特徴

ここでは、クラウドソーシングで稼げる人の特徴を紹介します。稼げる人の特徴は主に3つです。

1.複数のサイトを活用している

先ほど紹介したようにクラウドソーシングサイトは数多くあり、さまざまな案件が掲載されています。クラウドソーシングのほとんどは、登録無料で案件を探すことが可能です。

一つのサイトのみをチェックしているよりも、複数のクラウドソーシングサイトをチェックすることによって、高単価で条件が良い求人に巡り会える可能性がアップします。

特定のサイトのみに案件が公開されるケースもあるので、複数のサイトを使いこなすようにしましょう。

2.納期を遵守している

納期を遵守している人は稼げる傾向にあります。クラウドソーシングには評価制度があるサイトが多いため、納期を遵守していないと低評価をつけられる可能性があります。

また納期を遵守することで、長期受注や単価アップにつながることもあるのです。初心者は納品までに時間がかかってしまう可能性があるため、スケジュール管理をおこない納期より早めに納品できるようにしましょう。

3.セルフコントロール力がある

クラウドソーシングでおこなう作業は基本的に自宅などのリモート環境で働くことが多く、自己管理が非常に重要です。

会社員のように進捗確認をされたり不明点を気軽に質問することができません。自分でスケジュールやタスク管理をおこない、セルフコントロールする力が求められます。

クラウドソーシングで稼ぐコツ

次に、クラウドソーシングで稼ぐための5つのコツについて紹介していきます。

1.クラウドソーシングの業務実績を積む

初心者の場合、相場よりも少し単価の低い案件を多く受注し実績を作るようにしましょう。初めてクラウドソーシングに登録した時は、業務実績の評価がついていません。そのため、クライアントも本当に仕事を依頼していいのか納期通りに納品してくれるのかなど不安になります

しかし業務実績を積んだワーカーには評価がつくため、実績があるワーカーから応募が来るとクライアントも安心して任せることができます。クライアントに安心して選んでもらうためにも、1件でも多く業務実績を積むようにしましょう。

2.プロフィールの充実度をアップさせる

プロフィールの内容を充実させることで採用される確率が高まります。クライアントがワーカーを判断する材料は、プロフィールしかありません。プロフィールをみて依頼したいと思えるワーカーを目指してください。

プロフィールを充実させるポイントは、スキルやポートフォリオの記載です。業務経験の年数や持っている資格など、クライアントにアピールできるものはプロフィールに載せるようにしましょう。

3.案件の適正単価を見極める

業務実績を積むために案件をたくさん受注すべきですが、適正な単価の見極めは重要です。クラウドソーシングは多くのクライアントが登録しているため、中には悪質なクライアントが利用している場合もあります。

そこで、極端に単価が低い案件などには応募しないようにしましょう。また、長期的な契約になった際に単価交渉をおこなうのも効果的です。適正な単価交渉をするにも、単価以上に優れた成果物を納品できるように努力してください。

4.クライアントとのコミュニケーションを心がける

クライアントとのコミュニケーションを心がけることで、業務が円滑に進み信頼関係の構築にもつながります。クライアントとコミュニケーションが取れていないと、認識のズレにより無駄な作業が増えたり悪い印象を与えてしまうことがあります。

クライアントとの信頼関係を築くことで、長期的な仕事の獲得につながる可能性もあります。煩わしいとは考えず、積極的にクライアントとコミュニケーションをとってください。

5.能力の向上を意識する

クラウドソーシングは、競合が激しい分野です。自分が提供できるサービスやスキルを磨き、より高度な仕事に挑戦することでクライアントとの信頼関係を構築できます。また新しいスキルの習得や業界のトレンドや動向に敏感になることも重要です。能力の向上に取り組むことで、より高い単価の案件を受注することができます。

以上の要素をバランスよく取り入れ継続的に取り組めば、クラウドソーシングで稼げるようになる可能性が高まります。

クラウドソーシングの始め方

では実際にクラウドソーシングを始めるにはどのような対応が必要でしょうか。ここからはクラウドソーシングを始めようと思っている方に具体的な始めかたについて紹介していきます。

手数料・サポートの有無を確認する

クラウドソーシングサイトを比較する際には、手数料やサポートの有無の確認が重要です。手数料はクラウドソーシングを提供する運営会社の収益でサイトごとに異なります。大手クラウドソーシングは案件が多く仕事を受注しやすいですが、手数料が高かったりサポートが充実していたりする傾向にあります。

またサポート体制もクラウドソーシングによって異なります。確定申告やスキルアップのための無料セミナーなどを導入しているクラウドソーシングもあるため、複数のサイトに登録して比較しましょう。

業務の形式を確認する

クラウドソーシングサイトを比較する際、業務の形式も確認するようにしましょう。クラウドソーシングにおける代表的な業務形式は以下の通りです。

タスク形式

タスク形式とは、短時間で多くの人から意見をもらう際に使われます。例えば、アンケートやレビューなど、募集条件に合致する人であれば誰でも作業が可能です。そのため、初めてクラウドソーシングを使う方や隙間時間にお小遣いを稼ぎたいと考えている方におすすめします。

またタスク型は、スキルがなくても簡単に始められる点がメリットです。パソコンを使う作業があまりないため、スマートフォンなどで手軽に始められます。また優秀な人材と見なされた場合は、継続案件をとることも可能です。タスク形式でしっかりと実績を作ることで、プロジェクト形式やコンペ形式へ向けた実績を作りましょう。

プロジェクト形式

プロジェクト形式はクライアントが依頼したい作業をクラウドソーシング上で募集し、応募があったワーカーの中から依頼したい人を決める方法です。例えば、アプリ開発やホームページ作成・記事のライティングなどで使われることが多いです。

プロジェクト形式は、作業するワーカーをクライアントが選べます。また長期の依頼や事前に説明する作業・やりとりが複数回必要な作業はプロジェクト形式がおすすめです。自分の持つスキルを活かしてクラウドソーシングをおこないたい方はプロジェクト形式を使って案件を探してください。

コンペ形式

クライアントが提案したい内容をクラウドソーシングで公開し、提案されたものから採用する形式です。例えば、デザインやイラスト・ロゴなどたくさんの中からどれがよいか選びたい時に使われます。

コンペ形式の特徴は、たくさんの募集の中からよいものを選べる点です。一方で複数の人が応募するため、自身の作品が選ばれると高額な報酬を得られますが選ばれないと報酬が発生しません。タスク形式やプロジェクト形式で実績を作り、より高額な報酬を得たいと考えている方におすすめです。

時間報酬形式

実際に業務をした時間に対して報酬が支払われる形式です。一般的なアルバイトと同様の働き方で、テレワークのカスタマーサポート業務や事務作業などで使われます。時給や作業期間を提示して、希望の条件に合うワーカーと契約ができます。

時間報酬形式の特徴は、働いた時間だけ収入が得られる点です。そのため、コンペ形式のように作業をしても収入が発生しないということはありません。しかし他の形式と比べると案件の募集が少なく、時間の制限が発生する可能性がある点はデメリットと言えるでしょう。

クラウドソーシングサイトに登録する

クラウドソーシングを始めるには、クラウドソーシングサイトへの登録が必要です。まずは自分のスキルに合わせたクラウドソーシングサイトを選び、登録ページから必要事項を入力します。登録に必要な情報は個人情報やスキル・希望報酬額などです。登録が完了したら、自分のスキルに合わせた仕事を探して応募ができます。

なおクラウドソーシングサイトによっては、年齢制限が設けられている場合があるため注意が必要です。一部のサイトでは、18歳未満の利用を禁止していることもあります。他にも規約や利用条件がクラウドソーシングによって異なるため、サイトをしっかり確認してください。

プロフィール等を初期設定をする

クラウドソーシングサイトに登録する際、プロフィール等の初期設定が必要です。ユーザー名やパスワード・個人情報などを、クラウドソーシングサイトで設定しましょう。また初期設定の際には振込先の口座設定が必要な場合がほとんどです。事前に金融機関の通帳やキャッシュカードを準備しておくと速やかに登録ができます。

案件に応募し業務を開始する

クラウドソーシングサイトに登録して案件に応募し、クライアントに承認されることで業務が開始できます。納期や業務内容をしっかり確認してから始めましょう。

後からトラブルにならないためにも、クライアントが承認してから業務を開始することをおすすめします。また不明点や確認したいことがあれば、問題点を解決してから業務を開始すると効率的に業務を進められます。

クラウドソーシングを始める際の注意点

クラウドソーシングを始める際の注意点は3つあります。

  • 応募・採用の際は募集実績・業務実績・他者からの評価を確認する
  • 税金手続きが必要な場合はワーカー自身で対応する必要がある
  • 悪質なクライアントを見極める必要がある

それぞれの注意点を、くわしく見ていきましょう。

応募・採用の際は募集実績・業務実績・他者からの評価を確認する

クラウドソーシングで応募する際は、募集実績や評価などを確認するようにしましょう。募集実績や業務実績は、クライアントがどの程度クラウドソーシングを利用しているのか、どのような案件を募集しているのかを確認できます。

また他者からの評価は、クライアントの信頼性やコミュニケーション能力を知るためにも参考になるでしょう。自分に合ったクライアントや案件を選ぶことで、クラウドソーシングでスムーズに案件を進められます。

税金手続きが必要な場合はワーカー自身で対応する必要がある

クラウドソーシングで得た報酬には、税金がかかる場合があります。具体的には年収が一定額を超えた場合や、個人事業としてクラウドソーシングで業務をしている場合です。その際は、所得税や消費税などがかかることがあります。

ワーカーは必要に応じて、確定申告や納税などの手続きをおこなわなければなりません。また、クライアントから源泉徴収される場合もあります。もし税金の面で不明な点があれば、専門家に相談するなど事前に確認をしましょう。

悪質なクライアントを見極める必要がある

クラウドソーシングの中には一部ですが悪質なクライアントがいます。悪質なクライアントの特徴は、業務内容が不明確であったり、報酬が低かったり、支払いが遅れるなど不適切な対応などがあげられます。

悪質なクライアントを見極めるためには、クライアントの業績や評価、過去の取引実績などの確認が大切です。仮にトラブルが発生した場合は、サイトの運営会社に報告することで適切な対応を受けられる可能性があります。すぐに相談することをおすすめします。

クラウドソーシングサイトを比較し積極的に活用しよう

クラウドソーシングとは、インターネットを使って業務やタスクを受発注できる仕組みです。クラウドソーシングを利用すれば、個人や企業を問わず人材を探したり自分のスキルを活かした仕事を受注できたりします。

クラウドソーシングは、タスク形式・プロジェクト形式・コンペ形式・時間報酬形式などさまざまな業務形式があります。初心者には総合タイプ、専門スキルがあれば業種特化タイプのクラウドソーシングがおすすめです。本記事を参考にクラウドソーシングに登録し、自分のスキルを向上してみてはいかがでしょうか。

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