データ入力におすすめのクラウドソーシングサイト5選!仕事内容や収入の目安

最終更新日時:2023/06/07

クラウドソーシング

データ入力のクラウドソーシング

数ある在宅ワークの中でも特に人気のあるデータ入力。パソコンやネット環境が揃っていれば誰でも始められるデータ入力ですが、果たしてどれくらい稼げるのでしょうか。本記事では、データ入力の報酬相場やおすすめのクラウドソーシングサイトについて解説していきます。

データ入力の具体的な仕事内容

データ入力には、誰にでもできる簡単な作業もあれば、多少のスキルや知識が必要なものまで幅広い仕事があります。具体的には以下の5つが挙げられるでしょう。

  • 音声データの文字起こし
  • 通販サイトなどへの商品情報入力
  • 調査・アンケート結果などの取りまとめ
  • 名刺・領収書などの入力
  • インターネット上にある情報のリサーチ

上記はごく一部ですが、パソコンの基礎的なスキルがあれば未経験でも対応できる作業が多い傾向にあります。

クラウドソーシングの始め方!準備内容・登録方法・初心者でも稼ぐコツ

データ入力の月収・報酬の相場

クラウドソーシングでデータ入力の仕事をする場合、月収や相場は一概には言えません。仕事の単価は幅広く、取り組める時間や受ける案件の数によって大きく報酬が異なるためです。

データ入力の報酬は、「固定報酬制・文字単価・時間単価制」の3つに分けられます。

  • 固定報酬制:1件あたり10円~50円、(例:1件10円×100件で1000円の報酬)
  • 文字単価:1文字0.1円~1円
  • 時間単価:900〜1,300円

報酬は上記のように設定されていますが、タイピングやリサーチなどのスキルによって仕事にかかる時間も変わります。このため、同じ単価の仕事であっても人によって、経験によって時給換算が変わることも覚えておくと良いでしょう。

クラウドソーシングとは?メリット・デメリットを簡単にわかりやすく解説

クラウドソーシングでデータ入力の仕事をするメリット

クラウドソーシングでデータ入力の仕事をするメリットは以下の3つです。

時間や場所を選ばず働ける

データ入力はPCなどのデバイスがあればどこでも作業できるのが特徴です。そのため、時間や場所を選ばずに働けるというメリットがあります。

在宅やカフェでじっくり作業したり、簡単なものであれば外出先や移動中にスマホで作業するといったことも可能です。好きな時間、好きな場所で作業できる自由度はデータ入力の大きな魅力といえるでしょう。

PCスキルを身に付けられる

データ入力の仕事を続けていると、タイピングスキルが向上します。

作業スピードが上がると1つの案件にかかる時間も短くなるため、受ける案件を増やせば報酬アップも実現可能です。多くの案件をこなしスキルが向上すれば、少しずつ単価の高い案件にも挑戦できるでしょう。

未経験でも簡単に始められる

データ入力には未経験可の案件も多く、簡単に始められる点もメリットです。

パソコンの基本的な操作さえできれば、マニュアル・テンプレート・ツールが用意されているため作業に困ることはほとんどありません。

最初は苦労することもありますが、スキルよりも慣れが大切な仕事です。案件の数をこなしていくことで効率も上がっていくでしょう。

【2023年】クラウドソーシングのおすすめサイト12選比較!副業初心者でも稼ぐコツ

クラウドソーシングでデータ入力の仕事をするデメリット

クラウドソーシングでデータ入力の仕事を受ける場合、以下3つのデメリットが考えられるでしょう。

安定した収入を得るのが難しい

データ入力の収入は案件ありきで、毎月同じ量の仕事ができるとは限りません。

誰でも簡単に取り組める仕事は単価も低く設定されているため、時給換算すると普通のバイトより少ないケースもあります。最初は簡単な単発の案件から始めて、スキルが上がり次第より単価の高い案件や継続案件にシフトしていくといった工夫が必要です。

悪質な案件が存在する

データ入力の案件のなかには、詐欺とも言える悪質な案件が一定数存在します。

作業が簡単な割に報酬が高いものは、作業開始前にセミナーや情報商材にお金を払わされるケースもあるため注意が必要です。また、納品後に報酬を支払わずに音信不通になる悪質なクライアントもいます。

案件を受ける際はクライアントの評価をチェックしたり、複数の案件と比較したりといった自己防衛が必要です。数をこなしているうちに不自然な案件を見分けられるようになりますが、最初のうちは特に細心の注意を払いましょう。

作業が単調で継続するのが難しい

データ入力の作業は単調なものが多いため、案件をこなすことに慣れて飽きてしまう・単調な作業を続けられないなどの理由で人によってはすぐに飽きてしまう場合もあります。

データ入力を長く続けていくためには、さまざまな種類の案件に挑戦してみたり、目標を持ってスキルアップを楽しむといった工夫が必要です。

データ入力の仕事が向いている人の特徴

クラウドソーシングは手軽にはじめられる一方で、実際にやってみて挫折してしまう人も多くいます。ここでは、データ入力が向いている人の特徴を見ていきましょう。

パソコンでの作業が好き

パソコンでの作業が苦にならない人はデータ入力の仕事に向いています。

仕事の大半がパソコンでの作業になるため、パソコンに向かって作業するのが好きな人や得意な人は難なく取り組めるでしょう。

地道に作業するのが得意

地道な作業が得意な人もデータ入力の仕事に向いています。

データ入力はひたすら文字を入力したり、資料を作成するといった地道な作業です。パソコン作業に限らず、単調な作業や反復作業が好きな人は楽しみながら着実に稼げる可能性が高いと言えます。

自己管理能力が高い

データ入力の仕事には高い自己管理能力が求められます。

これはデータ入力に限った話ではありませんが、クラウドソーシングでの仕事は時間や場所を選ばずにできる仕事です。そのため、自分自身を律して管理する能力が必要になります。計画どおりに作業を進めないと期限内に仕事が終わらず、依頼主からの信用を失ってしまうことにもなりかねません。

自己管理能力はデータ入力のような自由度の高い仕事には必須と言えるでしょう。

データ入力の仕事を始める際に必要な準備

クラウドソーシングでデータ入力の仕事をはじめる際に必要な準備について解説します。

パソコン

データ入力の案件を幅広く受注するにはパソコンが必須です。

動作が遅かったり頻繁にフリーズするパソコンでは作業に支障が出てしまいます。作業効率が下がると収入にも影響するため、快適に動作するパソコンを用意しましょう。

ネット環境

依頼主と連絡を取り合ったりデータのやり取りをするため、ネット環境も必須です。回線が不安定だと作業にストレスを感じたり作業効率が落ちたりするため、安定したネット回線を用意しましょう。

各種ITツール

以下のようなオフィスソフトがあるとより幅広い案件に対応できます。

  • Windows:Microsoft Office(Word・Excel・PowerPoint)
  • Mac:Pages・Numbers・Keynote

このほかにも、Adobe ReaderなどのPDFを閲覧できるソフトがあると便利です。

クラウドソーシングを活用したデータ入力の仕事の始め方

クラウドソーシングでデータ入力の仕事を始める方法について、2つのステップで解説します。

1.クラウドソーシングサイトに登録

データ入力の案件はクラウドソーシングサイトから受注するのが一般的です。クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で不特定多数の人が仕事の発注・受注を行うサイトのことです。

登録とその後の手順は以下のとおりです。

  1. 会員登録
  2. 報酬受取用の口座登録
  3. プロフィール欄を作成する

登録に関しては特に難しいことはありません。早い人であれば20〜30分あれば完了できるでしょう。依頼主は案件を依頼する相手を選ぶ際にプロフィールを参考にします。たくさん案件をこなしている人のプロフィールを参考にしながら、魅力的なプロフィールを作成しましょう。

2.募集している案件に応募

次に、条件を絞って実際に案件を探してみましょう。

さまざまなジャンルや単価の案件があるため、まずはいろいろと見てみるのがおすすめです。作業できそうな案件があれば応募し、契約が成立したら作業を開始できます。

クラウドソーシングで案件を探す際の注意点

クラウドソーシングで仕事をする際に、知っておきたい注意点を3つ紹介します。

応募する際は複数の案件を比較する

件に応募する際は、感覚的に応募せず複数の案件を比較することが大切です。さまざまな案件を見ることではじめてわかることがあり、目をとおした案件が多ければ多いほど、検討する際のポイントが明確になります。

悪質な案件に引っからないためにも、手間を惜しまずじっくり比較することをおすすめします。

単価が相場より高すぎる場合は注意する

単価が高すぎる案件は特に注意が必要です。

高単価を装って別の案件を紹介してきたり、契約前の研修の名目で逆にこちら側に支払いを要求してくるケースもあります。

クラウドソーシングの運営会社も取り締まりは行っているものの、全ての案件をチェックできていないのが現状です。やり取りをするなかで違和感を感じたら契約しないよう注意してください。

クライアントの評価やレビューを確認する

良い案件を見つけたら、クライアントの評価や受注した人たちのレビューを確認しましょう。

評価がゼロのクライアントは捨てアカウントの可能性もあるので注意が必要です。逆に、評価されている数が多く内容も良ければ、しっかりとしたクライアントであることがわかります。

クライアントの評価やレビューは重要な判断基準となるため、必ずチェックすることを習慣づけましょう。

データ入力を始めたい初心者におすすめのクラウドソーシングサイト5選

ここからは、おすすめのクラウドソーシングサイトを5つ紹介します。ひとつだけに絞らず、複数登録してみるのがおすすめです。

1.クラウドワークス

クラウドワークスは、国内シェアNo.1のクラウドソーシングサイトです。

78万社以上の企業が250種類以上に渡る仕事を発注しており、データ入力の案件も豊富です。iPhone・Androidに対応した無料の公式アプリもあるため、効率よく案件探しやクライアントとのやり取りが行えます。クラウドソーシングで仕事を探すなら、まずは登録しておきたいサイトのひとつでしょう。

提供元株式会社クラウドワークス
導入実績伊藤忠・経済産業省・Yahoo!Japanなど約78万社
特徴国内シェア・取引高No.1
仕事の種類は250種類以上
ユーザー数480万人以上
URL公式サイト

2.ランサーズ

ランサーズは、クラウドワークスに次ぐ業界2位のクラウドソーシングサイトです。

40万社以上の企業が210万件を超える仕事を発注しています。自分からスキルを出品してスカウトを待ったり、登録したプロフィールからおすすめ案件をピックアップしてくれる機能が便利です。

また、一定の条件をクリアするとランクが上がり、企業側から優良な発注先として認識されるようになります。良い仕事を続けていれば受注を取りやすくなるため、ランクアップを目指して取り組んでみると良いでしょう。

提供元ランサーズ株式会社
導入実績KDDI・GREE・Yahoo!Japanなど約40万社
特徴仕事の種類は350種類以上
案件数210万件以上
認定ランサー制度
URL公式サイト

3.ココナラ

ココナラは「得意を売り買い スキルマーケット」がキャッチコピーのクラウドソーシングサイトです。

クラウドワークス・ランサーズよりも個人やプライベートの利用者が多く、ポップな雰囲気のサイトと言えるでしょう。自分から案件を探して応募することもできますが、スキルや実績をサービスとして出品することに重きを置いています。

ココナラも非常に案件が豊富なため、登録しておきたいクラウドソーシングサイトのひとつです。

提供元株式会社ココナラ
導入実績-
特徴スキル・経験・サービスを出品
ブログ投稿でユーザーに向けて情報発信可能
URL公式サイト

4.シュフティ

シュフティは、主婦をメインターゲットにしたクラウドソーシングサイトですが、男性の利用も可能です。

スキル不要の簡単なデータ入力案件が豊富に揃っているため、初心者でも安心して利用できるサービスと言えるでしょう。

未経験の人やスキルに自信がない人は、シュフティから始めてみるのがおすすめです。

提供元株式会社うるる
導入実績-
特徴主婦の在宅ワークを支援
シンプルな料金システム
URL公式サイト

5.ママワークス

ママワークスも主婦をメインターゲットにしたクラウドソーシングサイトですが、男性の利用も可能です。

会員登録後に無料のオンライン講座を受講できるため、クラウドソーシングをはじめて利用する人にも安心です。公式サイト上で体験談や基礎講座が公開されているので、登録から受注までの流れを具体的にイメージできるでしょう。

クライアント側が費用を負担しているため、システム利用料などの費用がかからず無料で利用できるのも魅力です。

提供元株式会社アイドマ・ホールディングス
導入実績-
特徴主婦の在宅ワークを支援
受注側は完全無料
URL公式サイト

クラウドソーシングサイトでデータ入力を始めてみよう

データ入力は未経験でも手軽にはじめられる仕事のひとつです。また、時間や場所を選ばないため、スキマ時間に働きたい人や育児中の方でも取り組みやすいと言えるでしょう。

自分の手で仕事を獲得して収入を得るという体験は、大きな自信につながります。今回紹介したはじめ方や注意点を参考にしていただき、クラウドソーシングサイトを積極的に活用してみてください。

クラウドソーシングの記事をもっと読む

クラウドソーシングの記事一覧

ビズクロ編集部
「ビズクロ」は、経営改善を実現する総合支援メディアです。ユーザーの皆さまにとって有意義なビジネスの情報やコンテンツの発信を継続的におこなっていきます。

おすすめ関連記事

稟議と決済の違いとは?それぞれの意味や目的・効率化するためのポイント

最終更新日時:2024/05/01

ワークフローシステム

最終更新日時:2024/05/01

ワークフローシステム

自社に適したCMSの選び方!選定のポイントや注意点を詳しく解説

最終更新日時:2024/05/01

CMS

最終更新日時:2024/05/01

CMS

福利厚生に利用できる補助金・助成金|種類や活用の施策例を解説

最終更新日時:2024/05/01

福利厚生サービス

最終更新日時:2024/05/01

福利厚生サービス

【2024年最新版】新卒・中途の採用トレンドについて|流行の採用手法を採用を成功させるポイント

最終更新日時:2024/05/01

採用管理システム

最終更新日時:2024/05/01

採用管理システム

経営の意味・定義とは?経営を成功させる秘訣と合わせて簡単に解説

最終更新日時:2024/05/01

経営

最終更新日時:2024/05/01

経営

中小企業こそ採用サイトが必要!重要性や作り方・作成時の注意点について

最終更新日時:2024/04/30

採用サイト作成

最終更新日時:2024/04/30

採用サイト作成

CMSとWordPressの違いとは?それぞれのメリット・デメリットや歴史を解説

最終更新日時:2024/04/30

CMS

最終更新日時:2024/04/30

CMS

CMSのセキュリティリスクとは?脆弱性や講じるべきセキュリティ対策

最終更新日時:2024/04/30

CMS

最終更新日時:2024/04/30

CMS

はじめてのCMS構築完全ガイド|構築方法や進め方・費用相場などを簡単に解説

最終更新日時:2024/04/26

CMS

最終更新日時:2024/04/26

CMS

CMS移行を成功させる秘訣!移行を検討すべきタイミングや手順・費用を解説

最終更新日時:2024/04/26

CMS

最終更新日時:2024/04/26

CMS