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受付業務が辛いと感じる理由は?よくある原因や辞めたい人の対処法

2022/05/24 2022/11/17

受付システム

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「会社の顔」ともいわれる受付業務は、一見華やかな仕事のように思えます。しかし、立ちっぱなしが辛い、毎日同じような仕事ばかり、といった理由から悩みを抱えているケースも少なくありません。本記事では、受付の仕事が辛い、辞めたいと感じる理由や対処法についてご紹介しています。

受付の仕事内容

受付の仕事は、お客様のお出迎えのみではありません。主業務が来訪された方の応対であることは確かですが、実は、それ以上に多くの庶務をこなしているのです。

例えば、来客の対応だけでも、会議室の手配・管理、お出迎え、担当者への取次、会議室へのご案内、お茶だし、顧客(来訪者)情報の登録、送迎の手配、など、数多くの関連業務が発生します。会社によっては、会議室などの清掃業務を担当することもあるでしょう。

くわえて、代表電話やメールの対応を任されたり、備品管理をおこなったりするケースもあり、まさに「気が休まる暇のない」業務なのです。

受付業務が辛いと感じる7つの理由

受付業務を辛いと感じる理由はなんでしょうか。7つに分けて解説します。

給料が低い・昇給しずらい

受付の給与相場は高くありません。求人情報検索サービス「求人ボックス」の調査によると、正社員の年収平均は334万円と決して高くない水準となっています。

受付の給与が上がらない理由には、受付業務は特別なスキルを要求されることが少ない、定時に終業することが多い、派遣社員が多いといった事項が挙げられます。また、営業のように成果によって給与が上がる歩合制でもないため、固定給以上の収入は見込めません。

このような理由から、受付の給与は業界全体で低水準に留まっているのだと考えられます。

スキル・技術が身につきにくい

受付業務は、キャリアアップにつながるスキル・技術を身に着けにくいため、成長や将来性を感じられない人もいます。

営業、ITエンジニアなどは、身につけたスキルや成果が評価されやすく、次のキャリアを望む際にも大きな武器となります。また、事務職であっても、経理や労務、人事といった職種は、知識や特定のシステムの使用経験が、キャリアとして活かせる場合も少なくありません。

しかし、受付業務は、その仕事の多くが、特別なスキルを要しない庶務と見なされることも多く、キャリアアップや転職活動の強みとなりにくいのが実情です。

日々の業務がキャリアにつながらないことは、向上心のある人にとっては辛いものになるでしょう。

やりがいが感じられない

やりがいを感じにくいのも、業務を苦痛に感じる原因です。

受付業務は来客対応や電話対応がメインになるため、業務の達成感を味わうことが難しくなってしまいます。また、コミュニケーションには、相応の臨機応変さが求められるものの、「来客対応」という業務の大枠が変わらないことに対して「仕事の面白み」を見いだせない人も多いようです。

いつでも明るく笑顔でいる必要がある

受付は会社の顔であるため、辛くても明るく笑顔で対応しなければなりません。

受付には来訪者を案内するだけでなく、会社に好印象を持ってもらうという役割があります。

体調や気分が優れない時でも、美しい姿勢を保ちつつ、無理をして明るくふるまわなければいけないのは、大きなストレスになります。

対応に追われ休む時間がない

受付は、「一定の業務量」はなく、日毎または時期によっても、業務量が左右します。

そのため、日によっては「飲み物を飲む暇もない」、「一日中立ちっぱなし」、「トイレすらいけない」といったこともあるのが実態です。人員の見直しもされず、そのような日々が長期間に渡って続くようであれば、心身ともに疲労やストレスが蓄積されてしまうでしょう。

臨機応変な対応でストレスを感じる

会社に関することは、すべて把握している。と思われがちな受付ですが、当然ながら、各部署や担当者から情報共有がされていない事項に関しては、知る由もありません。

そのため、時には臨機応変な対応を求められることもあります。しかし、来客対応においては、情報共有がされていなかったことを、不満に感じるお客様もいらっしゃいます。

このようなクレームやトラブルにも適切に対応しなければならず、判断を誤ると企業イメージの悪化にもつながることに、プレッシャーを感じてしまう人もいるようです。

業務やスキルが評価されにくい

受付の業務は、「成果」が目に見えないことや、業務経験が「スキル」として認められにくいことから、評価がされにくい点も、辛いと感じる理由の一つです。

どのような職種であっても、ビジネスコミュニケーションを円滑におこなうには、相応の知識と経験を要します。しかし、受付業務の場合、そのコミュニケーション能力の高さが評価される機会は少なく、キャリアを積めば積むほど、そのような現状に不満を感じる傾向にあるといえるでしょう。

受付業務を辞めたい時の対処法

受付業務があまりにも辛いと退職を考えてしまうこともあるでしょう。しかし、転職には、多くのリスクも伴うでしょう。そこでここでは、「会社を辞める」前の対処法をまとめました。

異動願いを提出する

まず考えたいのが、他の部署への異動を会社に申し出る「異動願い」です。ただし、仕事のストレスは、程度の違いはあれど誰しもが抱えているものです。

そのため、「今の業務が嫌だから」といった理由のみで、異動願いを提出しても、受け入れられない場合もあるでしょう。

なぜ異動したいのかは、希望する異動先でどのような活躍ができると考えるのか、どのようなキャリアを積んで会社に貢献したいのかといった「伝え方」にも配慮しながら申し出ることで、希望が叶いやすくなります。また、事前に関連した資格を取得しておくといった自助努力も好アピールとなります。

休暇を取る

一時的な疲労であれば、ゆっくり休むことで心身ともにリフレッシュし、解消できるでしょう。

しかし、慢性的に辛いと感じていたり、沈んだ気持ちが戻らなかったりするといった状況であれば、抜本的な対策を探さなければなりません。

上司や周囲に相談する

上司など職場の人に人に相談することで、状況の改善につながることがあります。自分の置かれている状況は、周りには案外伝わっていないものです。そのため、相談することで周りがあなたの問題に気づき、手助けをしてくれるかもしれません。

例えば、業務量が原因であり改善すべき状況だと判断されれば、労働環境の見直しを図ってくれることもあるでしょう。

当たり前だと思っていた職場環境が、実際は過酷なものだったということは珍しくありません。時には、他社で働く友人や知人など、外部の意見から新しい気づきや改善策のヒントが得られることもあります。

受付業務の経験者におすすめの職業3選

上記のような対処法を試してみても、どうしても辛く、続けるのが困難と感じるのであれば、新しい職種への転職も考えてみましょう。

その際、どのような職種であれば、受付のキャリアが少しでも有利に働くのか、また、どのような職種が自分に合っているかがわからない場合もあるのではないでしょうか。

ここでは、受付を経験された方におすすめの3つの職種をご紹介します。

秘書

秘書に転職することで、スキルアップや給料アップを狙えます。受付で培ったビジネスマナーやコミュニケーション、スケジュール管理などのスキルは、秘書になっても活かすことができるでしょう。

ただし、秘書業務においても、臨機応変な対応は求められます。そのような状況にストレスを感じにくい、柔軟性とタスク管理能力に優れた人に向いています。

接客業

接客業もまた受付応対で身に付いたスキルを活かしやすい職種です。接客業はアパレル、飲食店、携帯ショップなど、選択肢が非常に多いのが特徴です。職場によって覚えることがさまざまで扱う商品やサービスについての深い知識が求められます。

また、お客様と直接関わり、商品やサービスを販売することから、達成感が得やすいと言った利点もあります。人と関わることが好きな人、仕事で達成感を得たい人、学習に意欲的な人に向いているといえます。

一般事務

一般事務であれば、電話対応や庶務業務のスキルを活かせます。一般事務は社内の定型的な庶務業務が中心となるため、外部との接触が受付より少なくなります。

そのため、人と接するのが苦手な人、ルーティンワークが得意な人は、受付よりも事務が向いているかもしれません。

おすすめの転職エージェント

どのような職種が自分に合っているかわからない、転職にあたって何から手をつければいいのか迷ってしまう、ということであれば転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントでは、今までの経歴や業界の動向などから、あなたに適切な職場を一緒になって考えてくれます。また、応募時に必要な書類の準備から面接対策まで、転職に関するさまざまなアドバイスがもらえることも大きな魅力といえるでしょう。

ここでは、おすすめの転職エージェントを5つ、その特色と併せて紹介します。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは株式会社リクルートが運営する、転職実績No.1の転職エージェントです(同社HPより)。

業界に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍しており、応募書類の書き方、面接対策など、さまざまな面でサポートをしてくれます。

また、転職支援専用システム「Personal Desktop」を提供しており、就職活動の進捗管理や職務経歴書の作成などがおこなえます。

運営会社株式会社リクルート
求人数公開求人  191,000件以上(2022年5月時点)非公開求人 249,000件以上(2022年5月時点)
対応エリア全国
イチオシの特徴転職支援専用システム
年代20代~30代前半
URL公式サイト

マイナビエージェント

マイナビエージェントは株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。

マイナビエージェントでは、企業調査に力を入れており、リクルーティングアドバイザーが会社の雰囲気や労働環境をこまかく調べています。

応募者と企業の双方の情報を正確に収集することで、他社にはないマッチング力を実現しています。

運営会社株式会社マイナビ
公開求人数公開求人数  約37,000件(2022年5月時点)非公開求人数 約34,000件(2022年4月時点)
対応エリア全国
イチオシの特徴リクルーティングアドバイザー
年代20代~30代前半
URL公式サイト

doda

dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する転職者満足度No.1を誇る転職エージェントです。

セミナーも頻繁に開催しており、面接対策や履歴書・職務経歴書の書き方、市場の動向などを学ぶことができます。

運営会社パーソルキャリア株式会社
公開求人数公開求人数  約132,000件(2022年5月時点)非公開求人数 非公開
対応エリア全国
イチオシの特徴合格診断、自己PR発掘診断
年代20代~50代
URL公式サイト

ワークポート

ワークポートは株式会社ワークポートが運営する転職エージェントです。しっかりとしたサポート力から、転職決定人数No.1を記録しています(同社HPより)。

また、未経験業界への転職に強く、未経験者専用のWEBページも設けています。受付から別の職種に転職を検討している人には、おすすめのサービスです。

運営会社株式会社ワークポート
公開求人数公開求人数  53,000件以上(2022年5月時点)非公開求人数 非公開
対応エリア全国
イチオシの特徴進捗管理アプリ、無料エンジニアスクール
年代20代~40代
URL公式サイト

パソナキャリア

パソナキャリアは、オリコン顧客満足度調査で、2019年から転職エージェント部門4年連続1位を獲得した株式会社パソナが運営する転職エージェントです(同社HPより)。

パソナキャリアの魅力は、優れたマッチング力にあります。求職者と求人企業との綿密な相談を通して、両者のニーズに合ったベストマッチングを実現しています。

運営会社株式会社パソナ
公開求人数公開求人数  約40,000件(2022年5月時点)非公開求人数 全体求人の約70%
対応エリア全国
イチオシの特徴丁寧なカウンセリング、退職サポート
年代20代~50代
URL公式サイト

受付を辛い・辞めたいと感じた時はまず原因を探ろう

受付業務は多くの人とかかわる職種であるため、向き不向きがあります。そのため、受付を苦痛に感じる人も少なくありません。

今の仕事が辛いようであれば、まずは原因を探すところから始めましょう。工夫や相談で解決できるのであれば、現在の職場を快適でやりがいのあるものに改善することも可能です。

しかし、どうしても今の職場に限界を感じていたり、さらなるキャリアアップを望むのであれば、転職を検討するのも一つの手です。

そして、転職の際に心強い味方になってくれるのが、転職エージェントです。転職エージェントの利用により、より多くの求人情報の中から自分に合った企業や職種を選択できるだけでなく、自分では気づけていなかった強みを知れたり、時には、転職を有利に運ぶために必要なスキルや資格といったアドバイスを受けることもできます。

どう転職活動すればいいのかわからない方や、転職がうまくいくか不安がある方は、まずは転職エージェントへの登録から始めてみることをおすすめします。

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