働き方改革の実現に役立つ書籍10冊を厳選!まずは本で基礎勉強から!

記事更新日:2022/07/26

働き方改革

働き方改革について勉強するイメージ

政府が推奨する働き方改革に取り組みたいけれども、何をすればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。働き方改革の取り組み方がわからない方は、まず本で知識を得ることをおすすめします。本記事では、働き方改革に取り組む際におすすめの本を10冊、紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

働き方改革とは?

厚生労働省によると働き方改革は「働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く人がより良い将来の展望を持てるようにすること」を目指して進められています。

日本は少子高齢化により労働力人口が減少しています。また、時代の変化によって育児や介護との両立など、働き方に対するニーズも多様化しています。このような状況で、生産性を向上させつつ、一人ひとりが高い意欲を持って能力を発揮できる環境を整えることが大切です。

具体的には、「長時間労働の是正」「非正規といった不合理な処遇をなくす」「ライフステージに合った働き方を選べるようにする」などの改革がなされています。

[出典:厚生労働省「『働き方改革』の目指すもの」]

働き方改革の取り組みが注目される背景

ここでは、働き方改革の取り組みが注目される背景について解説します。

1.労働者不足と労働環境の改善

少子高齢化が進む日本では、「生産年齢人口」が減少し続けています。生産年齢人口とは15歳〜64歳の労働の主力となる人口のことで、この人口が減ると人手不足や消費の縮小といったさまざまな問題を引き起こします。

さらに長時間労働問題や非正規社員・正規社員の格差問題など、改善が必要とされる課題は多く、精神的・身体的な健康を維持して働ける環境が求められています。

2.育児と仕事の両立

育児と仕事の両立を叶え、働きながらも子育てしやすい環境が必要とされています。特に、女性は結婚・出産を機に退職し、キャリアを諦めざるを得ない方が多く存在しています。

ワーク・ライフ・バランスを改善し、自分に合ったワークスタイルで働ける労働者が増えることで、労働力の向上が期待できるでしょう。

育児と仕事との両立のために、時短勤務制度やフレックスタイム制の導入、男性の育休促進などが実施されています。

3.生産性の向上

労働環境を改善し、多様な働き方を選択できるようにすることで、労働力人口が増加します。その結果、企業は十分な人材を確保でき、生産性の向上にもつながるでしょう。

また、待遇の改善や長時間労働を是正することで、一人ひとりの健康が守られます。さらに、モチベーション向上にもつながるため、生産性の向上が見込めます。

働き方改革の勉強に役立つおすすめの本10選

ここでは、働き方改革の勉強に役立つ本をご紹介します。

1:LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略

自分の現在と未来の職業人生をより良くしたい方や、長寿について厄災ではなく恩恵と考える方に向けた本です。

人生100年時代を迎え、教育・仕事・引退という3段階で考えられてきたライフコースについて考え直す必要が出てきました。また、デジタル化による雇用の変化や70代・80代まで働く必要性が生じるなど、働き方も大きく変化するものと考えられています。

転職する勇気がない方や定年後の生き方に不安がある方、将来のキャリアについて悩んでいる会社員・就活生などにおすすめの一冊です。

出版社 東洋経済新報社
著者 リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット

池村 千秋 (翻訳)

出版年 2016年
価格 1,980円(税込)
特徴 100年時代の人生の新しい生き方を提案する一冊。
内容
  • 100年ライフで何が変わるか
  • 私たちは本当に100年生きるのか
  • 人生は3ステージからマルチステージへ
  • お金以外の無形資産について

2:モチベーション革命

現代の若者をお金・物・地位などのために頑張ることができない「乾けない世代」と定義し、これからの働き方について解説した本です。

これからの時代は自分の好きなことが武器になり、コツコツ積み重ねる人が浮かばれるようになると語られています。

世代間の、働き方に関する価値観の違いを知りたい方や、好きなことを仕事にしたいと考えている方におすすめしたい内容です。

出版社 幻冬舎
著者 尾原 和啓
出版年 2017年
価格 1,650円(税込)
特徴 お金・物・地位のために頑張れない「乾けない世代」である若者に向けて書かれた一冊。
内容
  • 乾けない世代とは何か
  • 偏愛こそが人間の価値になる
  • 異なる「強み」を掛け算する最強チームの作り方
  • 個人の働き方

3:仕事ができる人できない人

経営者でもある筆者独自の視点から「仕事ができる人」の絶対条件を解き明かす本です。どの会社にでもいそうな100タイプのビジネスマンを取り上げ、それぞれの能力を評価しています。

具体的な例を用いて、仕事ができる人とできない人について記述されているため、理解しやすいのが特徴です。100タイプも取り上げられているので、自分に近いタイプの評価を読んで自らを省みることも可能でしょう。

仕事ができるビジネスパーソンの考え方を知りたい方や、経営者側の視点から働き方改革について考えたい方におすすめの一冊です。

出版社 三笠書房
著者 堀場 雅夫
出版年 2003年
価格 1,320円(税込)
特徴 100タイプのビジネスマンを取り上げ、それぞれの能力を評価しながら「仕事ができる人」の絶対条件を探す一冊。
内容
  • 100タイプのビジネスマンを取り上げ、それぞれの能力を評価する
  • 21世紀に生き残る会社の条件
  • 経営者である筆者の視点から見た仕事ができる人、できない人

4:なぜ、残業はなくならないのか

日本の労働現場から残業がなくならない理由を分析し、働き方改革はどのように行うべきかを述べた本です。2016年9月に労災認定された「電通過労自死事件」を例に、日本の社会全体の問題をあぶり出しています。

残業を減らすために社内システムから見直したい方、残業が起こりやすい社内のしくみについて知りたい方におすすめです。

出版社 祥伝社
著者 常見 陽平
出版年 2017年
価格 880円(税込)
特徴 諸外国のデータと比べながら、日本から残業がなくならない理由を分析し、残業を減らすための解決策が記述された一冊。
内容
  • 日本人は、どれくらい残業しているのか
  • なぜ、残業は発生するのか?
  • 筆者と残業の経験談
  • 電通過労自死事件について
  • 「働き方改革」の虚実
  • 働きすぎ社会への対策法

5:多動力

「多動力」とは異なる複数の物事を同時にこなす力のことを指します。この本では、これからの時代で人生を充実させるために必要な「多動力」について述べられており、筆者の考えが凝縮されています。

社員に残業させずに結果を出したい管理職の方や、やりたいことに向かって動き出したい方におすすめの一冊です。新しい働き方について気付きのある本となることでしょう。

出版社 幻冬舎
著者 堀江 貴文
出版年 2019年
価格 1,000円
特徴 これからの時代に人生を充実させるために必要な「多動力」について述べた一冊。
内容
  • 一つのことを極めるよりも多くの肩書きを持つべき
  • 真面目にコツコツではなく手を抜いて結果を出すべき
  • 一つのことに深く熱中することも、飽きっぽさも必要だ
  • 自分の時間の確保のしかた
  • 自分の分身に仕事をさせる方法
  • 早く仕事を進める方法

6:集中力 パフォーマンスを300倍にする働き方

働き方と集中力の関係について解説し、仕事のパフォーマンスを上げる25のメソッドについて解説した本です。メソッドによって「環境」「取り組み方」「体調」という3つの観点から集中状態を高められます。

仕事の効率を上げたい方や働き方を改善したい方におすすめの一冊です。具体的に実践できるメソッドが紹介されているので、読んですぐ行動に移せます。

出版社 日本能率協会マネジメントセンター
著者 井上 一鷹
出版年 2017年
価格 1,650円
特徴 働き方と集中力の関係について解説し、仕事のパフォーマンスを上げる25のメソッドについて述べた一冊。
内容
  • 仕事における生産性とは何か
  • 働き方改革が上手く進まない理由
  • 今、働き方改革をする理由
  • 働き方改革と集中力の関係
  • 高い集中を得られる25のメソッド

7:すべての女は、自由である。

すべての女性が自分らしく人生を謳歌するために必要な39の考え方を紹介する本です。この本では、ロールモデルを探すのではなく、一人ひとりがオーダーメイドの人生を生きることが大切であると述べられています。

働き方だけではなく生き方から見つめ直したい女性におすすめです。自分自身を大切に生きるための考え方が得られるでしょう。

出版社 ダイヤモンド社
著者 経沢 香保子
出版年 2016年
価格 1,430円(税込)
特徴 すべての女性が自分らしく生きるために必要な39の考え方について解説した一冊。
内容
  • 自分らしい人生の創り方
  • 自分の心と向き合う方法
  • 心地良い人間関係を築く方法
  • 自分らしい美しさを手に入れる方法
  • 自分らしいパートナーシップの築き方

8:CHANGE-未来を変える、これからの働き方-

現状や自分を変えたいと思っている方に対して、もやもやから抜け出すためのヒントを授ける本です。筆者の経験をもとに、先の見えない時代を生き抜くための働き方について解説しています。

働く理由ややり甲斐を見つけ、楽しく働きたいと思っている方や現状を打破したいと思っている方におすすめの一冊です。

出版社 エクスナレッジ
著者 谷尻 誠
出版年 2019年
価格 1,760円
特徴 現状や自分を変えたいと思っている方に対して働き方のヒントを授ける一冊。
内容
  • 働く理由ややりがいの見つけ方
  • 仕事のセンスの磨き方
  • 人を動かすコミュニケーション術
  • 仕事を広げるセルフブランディング術
  • これからの時代の働き方

9:半年だけ働く。

「一年のうちの半年だけ働き、残りの半年を自由に過ごす」生き方を可能にするワーク・シフトについて解説した本です。もとはサラリーマンであった筆者が、年収を落とさずに働き方の自由を手に入れるための方法を述べています。

フリーランスになりたい方や、会社員という働き方を変えたいと思っている方におすすめです。また、好きなことと働くことを両立する術を学べるでしょう。

出版社 朝日新聞出版
著者 村上 アシシ
出版年 2017年
価格 1,540円(税込)
特徴 「一年のうちの半年だけ働いて、残りの半年を自由に過ごす」生き方を可能にするワーク・シフトについて解説した一冊。
内容
  • 好きなことではなく得意なことで稼ぐ方法
  • フリーランスで生きる旨み
  • 半年だけ働き続けた経験談
  • 各業界での独立方法

10:世界のエリートがやっている最高の休息法

脳を休めることで集中力を高める「マインドフルネス」について解説した本です。脳科学をもとに、「脳」から身体をリフレッシュする方法を紹介しています。

いくら休んでも疲れが取れない方やマインドフルネスについて知りたい方におすすめの一冊です。

出版社 ダイヤモンド社
著者 久賀谷 亮
出版年 2016年
価格 1,650円(税込)
特徴 脳を休めることで集中力を高める「マインドフルネス」の入門書といえる一冊。
内容
  • 脳の休め方
  • 疲れない心を科学的に作る方法
  • 怒りと疲れの関係性について
  • 脳から身体をリフレッシュさせる方法

働き方改革についてまずは本で基礎から勉強を

本記事では、働き方改革に取り組む際におすすめの本をご紹介しました。

「働き方改革」とひと言でいっても、現場によって改善すべき課題はさまざまです。また、ただ闇雲に取り組んでも、現場の実態に即していなければ改革にはなりません。

働き方改革が上手く進められていない場合や、何をすればよいのか分からないとき、まずは本から知識を得ることが有効です。ぜひ今回ご紹介した本を参考に、クオリティーの高い働き方改革を実現してください。

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