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【無料トライアルあり】IVR(自動音声応答システム)7選を比較|選定のポイントや無料製品の注意点

2024/09/17 2024/09/18

IVR

IVR

無料のIVR

IVR(自動音声応答システム)は、電話による顧客対応の効率を高めるツールのひとつです。しかし、コストが高く導入が難しいという声も少なくありません。そこで、本記事では無料トライアルを利用できるIVRシステムを選定し、そのメリットや注意点などを詳しく紹介します。

IVRとは

IVR(自動音声応答システム)とは、顧客からかかってきた問い合わせなどの電話を、音声ガイダンスなどの自動応答で対応するシステムのことです。

カスタマーサービスなどに問い合わせをした際、「○○○のお問い合わせは1を、▲▲▲のお問い合わせは2を押してください」といった音声ガイダンスを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

IVRの活用は、適切な担当オペレーターへの取次、そして、取次業務そのものの自動化により、的確かつ迅速な問い合わせ対応が実現するため、業務効率やサービス品質を高める結果につながるのです。そのため、IVRは主にコールセンター業務で欠かせないシステムの一つとなっています。

電話のIVR(自動音声応答)とは?仕組みや種類・メリット、利用シーンを解説

無料で利用できるIVRの選定ポイント

IVRのなかには無料で利用できるものや、無料トライアル期間が設けられているものがあります。無料で利用できるIVRを選定するポイントを詳しく解説します。

搭載されている機能

まずは、自社が求める機能が製品に搭載されているかを確認しましょう。IVRには音声案内や自動受付などの基本機能はもちろん、CRMとの連携機能や多言語対応機能などが備わっているものもあります。

自社の導入目的や業務形態を考慮することに加え、将来的にはどのような機能が必要となるかについてもよく吟味するとよいでしょう。

提供形態

IVRには、オンプレミス型とクラウド型という2種類の提供形態があるため、それぞれの特徴を理解したうえで自社に合うタイプを選びましょう。

両者のおおまかな違いは、以下の通りです。

オンプレミス型クラウド型
利用方法専用機器を設置してシステムを構築インターネット経由でシステムを利用
利用場所基本的には社内のみどこでも利用できる
費用製品の導入費や運用環境の維持費が大きい月額使用料+従量課金制が主流であり比較的安価
カスタマイズ性高い低い
運用保守必要不要

オンプレミス型IVRは、高額ながらカスタマイズ性が高いため、高度なセキュリティを求める金融機関や、大規模コールセンターなどに採用される傾向があります。

クラウド型IVRは汎用性に特化している反面、カスタマイズ性は高くありません。しかし、インターネットに接続できれば時間や場所を選ばず利用できることや、システムのトラブルシューティングやアップデートの手間が不要となることから、中小企業などに適しています。

IVR(自動音声応答)のおすすめ12選比較|選ぶ際のポイントやメリットを解説

サポート体制

クラウド型IVRを比較する場合、サポート体制の充実度も重要な指標となります。

なぜなら、トラブル時に迅速なサポートを受けられるか否かは、最終的な顧客満足度にも大きく影響するためです。なお、サポート体制の質を吟味するには、問い合わせ方法の種類や受付時間、導入実績や口コミなどが情報源として有益です。

【無料トライアルあり】おすすめのIVR7選を比較

無料トライアルが用意されているIVRから、おすすめ製品を7つ紹介します。それぞれの特色を理解して、用途に沿った製品を見極めてください。

IVRy

IVRy(アイブリー)は、1日100円から利用できる安価なIVRシステムです。プッシュボタンとAIを組み合わせたインバウンド対応の柔軟性に強みを持ち、プッシュボタンによる振り分けや、AIによるガイダンスと音声認識で問い合わせ内容を確認・録音することが可能です。

また、顧客情報と過去の電話履歴をセットで管理できるうえ、CSVデータとしてダウンロードもできるため、マーケティングにも応用できるでしょう。さらには、スマホやタブレット用のアプリが展開されており、拠点の多い企業における運用にも適しています。

提供元株式会社IVRy
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • スターター:3,278円(税込)/月〜
  • スタンダード:5,478円(税込)/月〜
  • アドバイス:8,778円(税込)/月〜
  • エンタープライズ:要問い合わせ

    ※別途着電数に応じて従量課金が発生

導入企業数累計15,000以上のアカウント発行

※2024年6月末時点

機能・特長プッシュボタンとAIを組み合わせた柔軟なシナリオ設計。1か月間の無料トライアル可能
URL公式サイト

\資料請求は完全無料!/

IVRyの資料請求はこちら>>

DXでんわ

DXでんわは、状況に応じた最適な音声案内ができるクラウド型のIVRシステムです。

日本語・英語・中国語・韓国語をはじめとした約40言語の音声合成が可能であり、さらに音声の速度・テンポや話者の種類を選択できるため、ガイダンスの内容や雰囲気を高度にチューニングすることができます。

また、用件分岐ごとに異なる担当者を設定できるほか、メッセージの録音データとAIによる自動文字起こしデータを、リアルタイムで表示することも可能です。

提供元メディアリンク株式会社
初期費用55,000円(税込)
料金プラン
  • エントリープラン:11,000円(税込)/月(1窓口・1番号・着信100件まで)
  • スタンダードプラン:55,000円(税込)/月(1窓口・1番号・着信1,000件まで)

    ※着信件数の上限を超えた場合は従量課金が適用

機能・特長約40言語に対応した音声合成。簡単3STEPでのフロー作成
URL公式サイト

\資料請求は完全無料!/

DXでんわの資料請求はこちら>>

コールコール(CallCall-IVR)

コールコール(CallCall-IVR)は、管理画面からテキストを入力するだけで、音声案内を自由に作成できるクラウド型のIVRシステムです。

さらに、AI技術を活用した高度な音声認識を搭載しているため、最大110種類もの言語を認識し、文字データとして記録することが可能です。さらには、CRM、MA、SFAなどのマーケティングツールとの連携にも対応しており、オペレーションやデータ分析の自動化にも応用できる柔軟性が特徴です。

提供元ルーシッド株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • スタンダードプラン:要問い合わせ
  • ビジネスプラン:要問い合わせ
  • あふれ呼:要問い合わせ
  • コールバック予約:要問い合わせ
導入企業数累計導入数300社以上
機能・特長テキスト入力で簡単に音声案内の作成が可能。最大110言語に対応
URL公式サイト

自動受付IVR

自動受付IVRは、セキュリティ要件が厳しい金融機関や保険業界での導入も多い、高品質なIVRシステムです。

PCI DSS(支払カード産業データセキュリティ規格)に準拠した運用を実現できるため、クレジットカード情報をIVRで取得することが可能となります。また、業務量やその特性に応じて、VPNなどの専用環境をカスタマイズすることにも対応しています。

基本サービスは300ch共用型ではあるものの、希望に応じて600chや1,200ch共用型での利用もできるため、多拠点運用にも適しているでしょう。

提供元株式会社電話放送局
初期費用30万円〜
料金プラン15万円〜

※着信上限4,000件/月

※キャリアサービス使用に伴う工事費・月額使用料・通話料は別途発生

導入企業数導入実績500社以上
機能・特長24時間365日稼働の自動受付IVRサービス。フリーダイヤルやナビダイヤルでの受付も可能
URL公式サイト

じゃんじゃんコール

じゃんじゃんコールは、音声自動返答やプッシュ番号取得により、問い合わせ業務を自動化できるクラウド型のIVRシステムです。

インターネットを介した通話品質が劣化しやすいのに対して、じゃんじゃんコールは公衆電話網を活用することで「切れない」「遅延しない」「輻輳しない」「ノイズが少ない」という高い通話品質を確保しています。

また、開発元によるコールフローの設計サポートを受けることができるため、IVRをはじめて導入する企業でも適切なコールフローを設計することが可能です。

提供元株式会社メテム
初期費用30,000円
料金プラン39,800円〜/月

※1回線分(回線利用料を含む)

機能・特長帯域占有型のIVRで高い通話品質を実現
URL公式サイト

ミライAI

ミライAIは、Googleの音声技術をもとに独自開発されたAIを搭載した、クラウド型のIVRシステムです。

1つの電話番号に対する着信に2つ以上のシナリオを選択でき、時間帯などに応じてシナリオを柔軟に変更できることが特長です。また、フローチャート形式でシナリオを確認し、セリフの変更や転送設定を行うこともできます。

さらに、ビジネスチャット連携やスマホアプリも用意されているため、電話機やパソコンがない環境でも利用可能である点も見逃せません。

提供元株式会社ソフツー
初期費用
  • フリープラン:無料
  • スタンダードプラン:800円
料金プラン
  • フリープラン:無料
  • スタンダードプラン:500円/月

    ※AI会話料・アプリからの外線発信・SMS送信には従量課金制を適用

導入企業数100社以上

※2024年4月時点

機能・特長AI音声の種類や発話スピードを窓口や業務単位で変更可能。30日間の無料デモ体験あり
URL公式サイト

MOBI VOICE

MOBI VOICEは、有人電話オペレーションとのハイブリッド運用に優れたAIボイスボットを備えた、洗練された機能を誇るとするIVRシステムです。

ノーコードでのシナリオの作成・編集に対応しており、知識のない担当者でも簡単に受電シナリオを構築することができます。また、テキスト化された発話内容の一部だけを、オリジナル音声で聞き直す機能が備わっているほか、登録した特定キーワードだけを柔軟に変換する機能が充実しています。

さらに、システム導入を支援する伴走サポートがあるため、導入前アセスメントから導入後の改善レポートに至るまで、専門家からのアドバイスを受け続けることができるでしょう。

提供元モビルス株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入企業数500社以上

※2024年6月末時点

機能・特長AIによるFAQ回答やRPAによる後工程の自動化が可能
URL公式サイト

IVRを導入するメリット

IVRの導入は、企業にとって主に3つのメリットがあります。

  • 電話応対による負担が減る
  • 応答率や品質が向上する
  • 機会損失の防止につながる

以下に詳しく解説します。

電話応対による負担が減る

IVRは、電話での問い合わせに自動応答し、必要に応じて適切な担当者に転送することで、企業全体における電話応対の負担を減らすことに貢献します。

オペレーションコストや人件費を削減できるほか、蓄積したデータをマーケティングに活用することも可能となるでしょう。

応答率や品質が向上する

IVRは、企業における電話問い合わせの応答率と対応品質を、劇的に向上させます。適切な振り分けにより、顧客の待ち時間を短縮できるうえ、対応品質の差を一定に保つことができるためです。

顧客にとっても企業への信頼性が高まり、新規購入やリピート率が向上する可能性が底上げされるでしょう。

機会損失の防止につながる

IVRは24時間365日稼働するため、顧客からの問い合わせを取りこぼす機会損失の防止につながります。

顧客にとっても、営業時間を気にせず電話を掛けられるようになるため、利便性が高まるはずです。

電話のDXとは?メリット・デメリットやDXを進める方法を紹介

IVRの無料製品を使用する際の注意点

無料でIVRを活用する際には、注意すべきポイントが複数あります。

  • サービスに制限がある
  • 複雑な問い合わせには対応できない
  • 提供形態に偏りがある

これらのポイントを事前に把握し、対策を立てておくとよいでしょう。

サービスに制限がある

無料版のIVRでは、サービスが限定的に提供される傾向にあります。主に以下の4つの機能が制限されます。

  • 利用できる電話番号数
  • 利用できる機能の制限
  • 通話の回数や時間の制限
  • データ保存期間の制限

制限内容はサービスごとに異なるため、事前によく確認しておくことが大切です。

複雑な問い合わせには対応できない

無料版のIVRでは、複雑なロジックやオプションを活用したシナリオには対応できないケースがあります。

なぜなら、無料版として機能に制限がかかっている状態では、満足なテストケースを実行することができないためです。したがって、どうしても複雑なシナリオをテストする必要がある場合には、どこまでニーズを満たせるかを事前に開発元に確認しましょう。

提供形態に偏りがある

無料版のIVRは提供形態が限定されており、実際のニーズに合わない可能性があります。特に、無料トライアル版として提供されるIVRは、クラウド型であることがほとんどです。

無料版のIVRを利用する場合には、自社に最適なIVRの提供形態であるかどうかを事前に把握しておきましょう。

IVR(自動音声応答)を導入する際の費用とは?費用を抑えるコツや選び方を解説

IVR(自動音声応答システム)の無料トライアルを試してみよう

企業における電話応対は、顧客との信頼関係を構築するうえで重要な業務であり、IVRを活用することで、業務効率や対応品質の向上が期待できます。まずは無料トライアルでIVRを試し、自社に適したIVRの導入を検討してください。

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ビズクロ編集部
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