サービス資料
ランキング

お役立ち資料
ランキング

セミナー
ランキング

PickUP
キーワード

無料で使えるeラーニングシステム5選比較!選び方や無料版の注意点を解説

2024/07/16 2024/07/17

学習管理システム

無料で使えるeラーニング

社員教育にかかる費用を抑えたい企業におすすめの「無料eラーニングシステム」。利用人数やコンテンツに制限はあるものの完全無料で利用できるため、導入や複数のシステムの比較を気軽に行えます。本記事では、無料で使えるeラーニングシステム5選を比較し、選び方や無料版の注意点を解説します。

eラーニングシステムを無料で利用する方法

eラーニングシステムを無料で利用する方法を3つ紹介します。

無料プランがあるeラーニングシステムを利用する

1つ目は、無料プランがあるeラーニングシステムを利用する方法です。無料トライアルを利用して自社の独自講座を作成したり、提供されている講座を視聴したりできます。

ただし、無料プランがあるシステムはコストをかけず手軽に導入できる反面、人数や期間、機能などに制限があるほか、カスタマイズ性に欠ける傾向があります。

自社でeラーニングシステムを構築する

2つ目は、自社でeラーニングシステムを構築する方法です。

自社でeラーニングシステムを構築する場合、自社独自のニーズに合わせた教材・機能を組み込めるうえ、カスタマイズ性にも優れています。

高い自由度で自社の教育方針に合致したシステムを作れる一方で、相応の専門知識や開発リソースが求められ、開発コストもかかるでしょう。導入後も自社でシステムの運用・保守を行うため、トラブル対応にも精通した適切な担当者を置く必要があります。

オープンソース型のシステムを利用する

3つ目は、オープンソース型のシステムを利用する方法です。

オープンソース型のシステムは、無償で提供されるプラットフォームを利用するため、サービス利用料やライセンス費用をかけずにシステムの開発・運用ができます。機能のカスタマイズ性が高く、自社の希望にフィットさせやすいメリットがあります。

一方、専門知識やスキルが必要なうえ、メンテナンス費用や運用管理の人件費がかかる点がデメリットです。オープンソースコミュニティなどからある程度のサポートを受けられますが、導入には十分な検討と計画が欠かせません。

eラーニングは意味ない?従業員が無駄に感じる原因と解決策を解説

無料で使えるeラーニングシステム5選比較

無料で使えるeラーニングシステムを5つ紹介します。

ビジネスeラーニング

ビジネスeラーニングは、大塚商会が提供しているオンライン教育サービスです。大塚IDに登録することで、ビジネスマナー・ハラスメント・情報セキュリティなど多彩なテーマのコースを無料で受講でき、短時間で学べる教材と確認テストが特徴です。

新入社員から管理職まで受講者のニーズに合わせたコースが提供されており、今後も随時追加予定ですが、同社の判断で変更や非公開になる可能性もあります。

提供元株式会社大塚商会
初期費用無料
料金プラン無料
機能・特徴
  • 大塚IDの登録で無料利用
  • ビジネスマナー、ハラスメント、情報セキュリティなど
  • 1レッスン2~10分ほどの短時間レッスン
  • スライド形式
  • 確認テスト
  • iPad対応
  • 新入社員から管理職まで対応 など
URL公式サイト

ベネステ フリーeラーニング

ベネステ フリーeラーニングは、社員のスキルアップを目的とした多様なオンライン講座を提供しています。

ビジネススキルやITリテラシーなど、幅広い分野の6つのメニューが提供されているのが特徴です。講座の多くはスマホやタブレットにも対応しており、いつでもどこでも受講可能なため、さまざまな環境で柔軟に取り入れることができるでしょう。

提供元株式会社ベネフィット・ワン
初期費用無料
料金プラン無料
機能・特徴
  • 多様な講座
  • オンラインによる柔軟な学習
  • 無料提供による費用負担の抑制 など
URL公式サイト

SmartBrain

SmartBrainは、マルチデバイスに対応しているeラーニングサービスで、Windows・Mac・iPhone・iPad・Androidから利用可能です。

管理画面と学習画面が1つのダッシュボードに統合され、最大30GBのデータを保存できます。多機能・大容量でありながら、無料で20アカウントまで利用可能です。5つの言語と17の通貨に対応しており、グローバル企業や多国籍企業でも導入できる汎用性の高さが魅力です。

提供元株式会社キバンインターナショナル
初期費用無料
料金プラン無料(20ユーザーまで)
機能・特徴
  • マルチデバイス対応
  • ダッシュボード統合
  • 最大30GBのデータストレージ
  • 無制限のアカウント作成
  • 5か国の言語・17の通貨に対応
  • ビデオ履歴管理
  • 国際標準規格(SCORM1.2)に準拠 など
URL公式サイト

learningBOX

learningBOXは、eラーニングの教材作成、問題・テスト作成、成績管理を簡単に行える学習管理システムです。動画・PDF・クイズなど、多様な教材形式に対応しており、学習者の進捗具合や成績の確認も可能です。

無料で利用できるのは10アカウントまでのため、より多くのアカウントで利用したい場合は有料アカウントに切り替えましょう。

提供元learningBOX株式会社
初期費用無料
料金プラン無料(10アカウントまで)
導入実績1,200社以上、50万人以上(※2023年11月末時点)
機能・特徴
  • 簡単操作
  • 10アカウントまで無料利用
  • 動画・PDF・クイズなど多様な教材形式
  • 進捗管理
  • 成績管理・採点評価
  • 多言語対応
  • AIアシストによる学習支援機能
  • 不正対策 など
URL公式サイト

AirCourse

AirCourseは、月額200円/名から利用できるクラウド型eラーニングシステムで、標準コースのうち18コースが無料で利用できます。

幅広いテーマの動画研修コンテンツに加えて、自社オリジナルコースも簡単に作成・配信可能です。直感的に操作できる優れたユーザインターフェースと充実した管理機能を備えているため、教育担当者の負担を大幅に軽減してくれるでしょう。

提供元KIYOラーニング株式会社
初期費用無料
料金プランフリー:無料

■月間契約

  • ベーシック:396円(税込)/月
  • コンテンツプラス:660円(税込)/月

■年間契約

・ベーシック

  • ライセンス1~99:330円(税込)/1ライセンス
  • ライセンス100~299:264円(税込)/1ライセンス
  • ライセンス300~499:220円(税込)/1ライセンス
  • ライセンス500~999:176円(税込)/1ライセンス
  • ライセンス1,000~2,999:132円(税込)/1ライセンス
  • ライセンス3,000~:要問い合わせ

・コンテンツプラス

  • ライセンス1~99:550円(税込)/1ライセンス
  • ライセンス100~299:418円(税込)/1ライセンス
  • ライセンス300~499:352円(税込)/1ライセンス
  • ライセンス500~999:286円(税込)/1ライセンス
  • ライセンス1,000~2,999:220円(税込)/1ライセンス
  • ライセンス3,000~:要問い合わせ
機能・特徴
  • 幅広いテーマの動画研修コンテンツ
  • 自社オリジナルコースも作成可能
  • 直感的で使いやすいユーザインターフェース
  • 充実した管理機能
  • 教育担当者の負担を軽減 など
URL公式サイト

無料で使えるeラーニングシステムの選び方

自社に合った無料で使えるeラーニングシステムの選び方を3つ紹介します。

利用人数が希望する受講者数に合っているかで選ぶ

無料で使えるeラーニングシステムの多くは、ユーザー数(アカウント数)が制限されているため、選ぶ際には利用可能な人数が希望する受講者数に合っているかどうかを確認することが大切です。

比較的小規模な企業や、利用人数が少ない場合は無料の範囲で利用できるケースが多い一方、規模が大きく人数が多くなる場合は必要に応じて有料プランを選ぶ必要があるでしょう。

利用できる機能で選ぶ

利用できる機能で選ぶことも重要です。無料とはいえ、自社が求める機能が使えなければそもそも導入目的が果たせない可能性があるためです。

自社が利用したい機能を明確にし、無料でもそれらの機能を使えるシステムを選びましょう。

提供されているコンテンツで選ぶ

提供されているコンテンツで選ぶ方法もあります。機能と同じく、自社の従業員教育に合ったコンテンツが提供されていないと、導入目的が果たせない可能性があるためです。

無料のeラーニングシステムには、提供されている既存のコンテンツと、自社で作成する独自のコンテンツの2種類があります。既存のコンテンツを利用する場合は、無料で提供されているコンテンツの種類をよく確認しましょう。自社で独自コンテンツを作成したい場合は、システムにその機能があるか、またはオプションで提供されるかを確認する必要があります。

無料で使えるeラーニングシステムのメリット

無料で使えるeラーニングシステムには2つのメリットがあります。

費用をかけずにeラーニングシステムを導入できる

無料eラーニングシステムを使う最大のメリットは、費用をかけずにシステムを導入できることです。

ただし、有料版が提供されているサービスの無料版は、期間・利用人数・コンテンツ・各種機能などに制限がかかっているケースがほとんどであり、有料版に比べるとどうしても内容が見劣りしてしまいます。中には、無料期間終了と同時に有料版に移行するものもあるため注意が必要です。

eラーニングシステムの比較ができる

複数のeラーニングシステムを気軽に比較できる点もメリットです。導入や利用にコストがかからず、思う存分試せるためです。

実際に使ってみて分かることも多く、複数のeラーニングシステムを併用してみることで、より自社に合ったシステムや、必要な機能を把握できるでしょう。

無料で使えるeラーニングシステムを利用する際の注意点

無料で使えるeラーニングシステムを利用する際は、以下の3つに注意しましょう。

利用人数・期間・利用可能なコンテンツに制限がある

無料eラーニングシステムには、利用人数や期間、利用可能なコンテンツに制限が設けられているため、自社の学習ニーズを満たせない可能性があります。

例えば、利用人数が5〜10人に制限されているものは、いかに無料であっても大規模企業には向きません。また、無料期間終了後に有料プランに移行する場合や、高度な内容や専門的なコースは無料版では利用できないケースがほとんどです。

無料のeラーニングシステムには、このような利用制限があることを十分理解したうえで利用することが大切です。

セキュリティ対策・サポート体制が不十分な場合がある

無料のeラーニングシステムは、有料版に比べてセキュリティ対策が不十分であることが多く、個人情報や機密データの漏洩リスクが高まる傾向があります。

また、ベンダーのサポートがない場合があり、トラブルが発生した際は自力で解決しなければなりません。無料のeラーニングシステムを利用する際は、セキュリティやサポート面でのリスクを考慮し、慎重に利用を検討しましょう。

操作性・利便性が低い場合がある

無料のeラーニングシステムは、操作性や利便性が低い場合がある点にも注意が必要です。

例えば、無料版は動作が遅かったり広告が表示されたりするケースが多く、操作性が下がることで学習意欲を阻害してしまう可能性があります。また、操作画面の見にくさから誤操作が発生しやすくなりがちです。操作性や利便性が低いと感じた場合は、別のシステムや有料版への切り替えも検討しましょう。

受講者数・学習範囲を拡大する場合は有料版への切り替えがおすすめ

受講者数・学習範囲を拡大したい場合や管理機能をより充実させたい場合は、有料版への切り替えを検討しましょう。

無料のeラーニングシステムはコストがかからない一方で、自社の規模やセキュリティ要件に対応できない場合が多いためです。有料版といっても、比較的低コストで高機能なツールもあります。無料版で使用感や自社のニーズを確かめつつ、より優れた有料版に切り替えるのがおすすめです。

eラーニングシステムおすすめ16選を比較|個人・法人向けや選び方を解説

無料で使えるeラーニングシステムのメリット・注意点を理解しよう

社員教育の方法として非常に有効なeラーニングシステム。無料で利用できるものも多く、費用をかけずに導入できるのが最大のメリットです。

ただし、無料で使えるeラーニングシステムにはデメリットや注意点も存在するため、双方を十分に理解したうえで利用しましょう。

学習管理システムの記事をもっと読む

学習管理システムの記事一覧

ビズクロ編集部
「ビズクロ」は、経営改善を実現する総合支援メディアです。ユーザーの皆さまにとって有意義なビジネスの情報やコンテンツの発信を継続的におこなっていきます。

おすすめ関連記事

おすすめのPR会社10選!依頼するメリットや注意点・失敗しない選び方

最終更新日時:2025/01/30

広報・PRツール

最終更新日時:2025/01/30

広報・PRツール

【簡単解説】原価計算とは?種類や計算方法のやり方・仕訳例を解説!

最終更新日時:2025/01/24

原価管理システム

最終更新日時:2025/01/24

原価管理システム

無料で使える原価管理システム4選|有料版との違いや選び方を解説

最終更新日時:2025/01/24

原価管理システム

最終更新日時:2025/01/24

原価管理システム

動画編集代行サービスおすすめ10選比較|費用の相場や選ぶ上でのポイント・メリットを紹介

最終更新日時:2025/01/24

SNS管理・運用

最終更新日時:2025/01/24

SNS管理・運用

【2024年最新】IT資産管理ツールおすすめ10選比較|機能やメリット・選ぶポイント

最終更新日時:2025/01/23

IT資産管理ツール

最終更新日時:2025/01/23

IT資産管理ツール

成果に繋がるヒートマップの活用事例やテクニックを徹底解説!

最終更新日時:2025/01/17

ヒートマップツール

最終更新日時:2025/01/17

ヒートマップツール

ヒートマップツールの使い方は?種類や分析方法について解説

最終更新日時:2025/01/17

ヒートマップツール

最終更新日時:2025/01/17

ヒートマップツール

製造原価とは?売上原価との違いや含まれる要素・計算方法について解説

最終更新日時:2025/01/17

原価管理システム

最終更新日時:2025/01/17

原価管理システム

直接費と間接費の違いとは?種類や具体例・不要なコストを削減する方法をわかりやすく解説

最終更新日時:2025/01/17

原価管理システム

最終更新日時:2025/01/17

原価管理システム

【ABM導入の成功事例】効果的な戦略・施策から使えるツールまで幅広く紹介!

最終更新日時:2025/01/17

ABM

最終更新日時:2025/01/17

ABM