ウェビナーで双方向のコミュニケーションを実現する方法!重要性やメリットを解説

最終更新日時:2024/03/11

ウェビナーツール

ウェビナーの双方向コミュニケーション

参加者との接点を増やせる「双方向ウェビナー」。従来の一方向型ウェビナーの課題である、「参加者の意欲が伝わりにくい・注意力が散漫する」等の解消が期待できます。本記事では、ウェビナーで双方向のコミュニケーションを実現する方法を、重要性やメリットとあわせ解説します。

双方向ウェビナーとは?

ウェビナーの配信方法は、大きく3つに分類されます。

  1. 主催者が参加者に向けて一方的に発信する、従来の「一方通行型」
  2. 主催者と参加者が双方向に交流できる、改良された「双方向型」
  3. 以前に録画したコンテンツを配信する「オンデマンド型」

双方向型のウェビナーは、一方的な情報発信であった従来のウェビナーとは異なり、参加者と主催者がリアルタイムでコミュニケーションを取ることを可能とする手法です。

質疑応答を挟んだり、参加者にアンケートを取るなどのやりとりが行われると、参加者は臨場感をもって話を聴けるようになり、ウェビナーを能動的な学びの場に変える効果があります。

また、主催者にとっても参加者の反応がリアルタイムでわかるため、モチベーションを高めやすいという強みを持ちます。

双方向ウェビナーが求められる理由

双方向ウェビナーが注目されている理由は、従来のウェビナーにあった「エンゲージメントが低い」という課題を克服できるためです。

2020年に株式会社Faber Companyが行った調査によると、ウェビナー参加者の約6割は「ながら視聴」をしているとの結果が出ています。

「なぜ流し見をするのか?」という問いに対しては、「通信環境によるいらだち」や「対面セミナーよりコンテンツが浅い」「参加感が薄い。一部の人の盛り上がりになりがち」といった理由が挙げられており、参加者のエンゲージメントを高める工夫が求められていました。

このような背景から、双方向ウェビナーはこの問題に対する一つの解決策として導入が増えています。

[出典:株式会社Faber Company「Webマーケター100名超を対象に“ウェビナー”の意識調査を実施」]

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ウェビナーで双方向コミュニケーションを実現する方法

双方向ウェビナーでは、簡単な工夫とツールの活用で、参加者との間に活発な対話を生み出すことができます。4つの手法をご紹介しますので、企画するウェビナーの性格に合うものを取り入れてみてください。

チャット機能を利用する

チャット機能の活用は、参加者とのコミュニケーションを促進するために極めて効果的です。

例えば、ウェビナーの冒頭で、「今日は何を知りたくてご参加頂いたのですか?」といった質問を投げかけてみましょう。あるいは、「普段はどんなYouTubeチャンネルを見ていますか?」といったウェビナーとは無関係な雑談でも結構です。

参加者がチャットを通した質問や意見表明をしやすい雰囲気を作ると、その後の対話がスムーズに展開します。このようなアイスブレイク(初対面の人同士が、緊張をときほぐすための糸口をつくること)を織り交ぜると、ウェビナーに双方向のコミュニケーションを生み出すための下地となります。

アンケートを実施する

ウェビナーにアンケートを取り入れることは、参加者の注意を集めるために有効な手段です。

ウェビナーの最中にアンケートを行えば、参加者の関心事を把握して、より参加者に寄り添った内容に話題を調整することができます。また、ウェビナーの終了後にアンケートをとる方法でも、参加者の満足度を底上げしたり、理解度を深めるための手助けとなります。

ウェビナーに使用するツールによっては、アンケート結果が参加者の端末に表示されたり、統計結果をダウンロードしてじっくりと分析できるような機能が用意されています。開催するウェビナーの質を継続的に高めるためにも有用ですので、上手に活用してみましょう。

投票・クイズ・挙手を取り入れる

クイズ機能を取り入れれば、アンケート等とはまた異なる角度から参加者にアプローチすることができます。

例えば、ウェビナーの冒頭で「〇〇について、正しい説明はどれですか?」といったクイズを投げかけると、積極的な参加を促しながら参加者の知識レベルを確認できるはずです。また、前述したアイスブレイクの役割を同時に果たすことにもつながります。従来の対面式セミナーでもよく使われる手法ですが、ウェビナーにも必ず役に立つでしょう。

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ブレイクアウトルームを活用する

ブレイクアウトルームとは、大規模なウェビナーで参加者をいくつかの小グループに分けて、ディスカッションを行うための機能です。

参加者が任意のグループを選ぶこともできるため、関心のあるトピックごとに参加者を割り振ることで、より意欲的な参加を促せるでしょう。また、ウェビナーの終了後には、グループごとによりきめ細やかなフォローを行うことも可能です。参加者の興味にバラつきがある、テーマの広いウェビナーに効果的な手法と言えます。

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双方向ウェビナーのメリット

双方向ウェビナーを行うメリットは、参加者と講師が直接コミュニケーションを取り合うことで、より満足度の高い時間を生み出せることです。具体的なメリットを詳しくご紹介していきます。

参加者の主体性向上が期待できる

双方向ウェビナーは、質問や議論に積極的に関与できるようにすることで、参加者が受け身ではない、自ら学びを深める主体性を持てるようになります。

主体的な学習態度は、理解を深めるだけでなく、学習した内容をより長く正確に記憶することにも役立つでしょう。また、1人の参加者が能動的に関わることで、周囲にもその熱が波及し、ウェビナー全体の熱量が高まる効果も期待できます。

コンテンツの改善につながる

双方向ウェビナーは参加者からのフィードバックや質問をリアルタイムで収集できるため、それをもとにコンテンツを即座に改善することが可能です。

これまでにあった、ウェビナーの開催後の反省会のような手間が削減され、より早いサイクルでコンテンツの改良に取り組むことができるでしょう。「コンテンツが改良されれば参加者の満足度が高まり、その評判がまた次のウェビナーにつながる」といった好循環を作り出せれば、ウェビナーの企画運営を大いに加速してくれるはずです。

講師のモチベーション向上が期待できる

双方向ウェビナーは講師のモチベーションを高めてくれます。

多くの講師は、反応のない画面に向かって話し続けるよりも、リアクションのある聴衆と対話しながら話すことを好みます。参加者からの直接的な反応や質問を通じて、より話術を洗練させたり、仕事への誇りを高めることにも繋がるでしょう。

そして、講師のモチベーションがあがれば、コンテンツを視聴する参加者の満足度も高まり、「WIN&WIN」の環境を作ることができます。

双方向ウェビナーで参加者のリアクションを活性化させる方法

双方向ウェビナーで参加者のリアクションを引き出すコツを、3つご紹介します。

参加者の心理を深く理解して、よりよいウェビナーを開催するために活用してください。

ウェビナーの流れを説明する

ウェビナーの始めに全体の流れを説明することは、参加者がセッション中に何を学習できるのかを理解させ、話をより深く理解する下地を作るのに役立ちます。

特に「質問タイム」が後にあることの予告は、参加者に事前に質問を考える時間を与え、「ながら視聴」を防止しつつ積極的な参加を促すことにも寄与するでしょう。説明や質問が前後することも防止できるので、時間を有効活用することにも繋がります。

要望に合わせて参加者をグループ分けする

ウェビナー中に参加者の要望をヒアリングし、その希望に応じてコンテンツを分岐させる方法は、参加者一人ひとりのニーズに対応するのに効果的です。

より自分のニーズに合った情報を得ることができた参加者は満足度もより高まるでしょう。

あらかじめプログラムの流れを提示しておくことで、参加者から「実は他にもこんな話を聴きたい」といった声を引き出せれば、状況によってウェビナーの内容を途中で変えることも有効です。

リアクション機能の使い方を説明する

ウェビナーツールにはさまざまなリアクション機能が搭載されており、これらを活用することで参加者のリアクションを促すことができます。

ウェビナーの冒頭で、リアクション機能の使い方を説明し、練習時間を設けることで、参加者はより自信を持ってこれらの機能を使いこなすことができるようになります。場の雰囲気を盛り上げて心理的な抵抗を下げること(アイスブレイク)にも繋がるので、手挙げ、拍手、笑顔などの一般的なリアクションを、一通り説明のうえ試してみるのもよいでしょう。

ウェビナーのフォローアップ方法について|重要性やメールの例文・成功させるポイント

双方向ウェビナーで参加者とのコミュニケーションを取ろう

双方向ウェビナーは、参加者と積極的にコミュニケーションを取ることで、より充実した学びの場を提供できる取り組みです。

参加者の満足度を高めるのみならず、コンテンツの改良や講師のモチベーション向上にもつながります。よりよいウェビナーを開催するために、ぜひお役立てください。

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