【無料版あり】ランディングページ(LP)作成ツール8選!選び方や作成方法を紹介

LP作成費用を抑えたい!そんな企業にオススメの「LP作成ツール」。デザインやコーディングの知識がなくても、高品質なLPを作成できる優れものです。本記事では、LP作成ツールのメリット・デメリットや、無料版を含むおすすめの製品を紹介します。
目次
ランディングページ(LP)作成ツールとは?
LP作成ツールとは、Webデザインの専門知識がなくても、魅力的なLPを簡単に作れるツールで、直感的な操作で使いやすく設計されているのに加え、多様なテンプレートやカスタマイズ機能を提供しています。
例えば、ドラッグ&ドロップで要素を配置したり、文章や画像を自由に編集できるインターフェースを備えています。また、レスポンシブデザインにも対応しているので、スマートフォンやタブレットでも見やすいページを作れるでしょう。
外注と比べて、LP作成にかかる時間とコストを大幅に削減できることから、注目を集めています。
▷LPOとは?SEO・EFOとの違いや対策のポイント、事例を詳しく解説
ランディングページ(LP)作成ツールの選び方
LP作成ツールを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。以下に詳しく解説します。
デザインテンプレートの種類が多いか
LP作成ツールを選ぶ際には、デザインテンプレートの豊富さを確認しましょう。
テンプレートの多さは、様々なビジネスシーンやキャンペーンに合わせたLPを簡単に作成する際に役立ちます。理想のイメージに近いテンプレートがツールに用意されていれば、よりスムーズに制作できるでしょう。
さらに、デザインのカスタマイズがしやすいツールであれば、より独自のブランドイメージを保ったLPを作成できます。
直感的に操作できるか
LP作成ツールを選ぶ際は、直感的に操作できるものを選ぶことが大切です。誰でも使いやすいツールならば、担当者の変更があっても生産性を落とさずに運用できる可能性が高まります。
例えば、ドラッグ&ドロップ機能だけで操作できるツールならば、操作方法に困ることなく作業に取り組めるでしょう。
必要な機能が搭載されているか
LPの作成・運用を自社で行うためには、ツールに必要な機能が十分に揃っているかどうかが重要です。
例えば、訪問者の行動を分析するためにはアクセス解析機能が必要であり、商品の購入を促すためには決済機能が必要となります。また、必要に応じて、最低限のSEO機能や、コンテンツを自動生成するAI機能の有無などもチェックしておきましょう。
費用対効果は得られるか
費用対効果が得られるかどうかも確認すべきポイントです。特に無料ツールや無料プランを利用する場合には、機能の制限内でも十分なLPを制作できるかを吟味しましょう。
ツールの費用対効果は、LPをどのように作成、運用していくかのスタイルによって定まります。そもそも、LP作成ツールの導入を検討する理由は「コスト削減」であることが多いはずですので、自社のLP作成体制をよく考慮し、無駄のない選択を心がけてください。
導入・運用のサポートは充実しているか
LP作成ツールの選定においては、導入・運用のサポートの充実度も重要です。
操作方法のレクチャーやトラブル時の対応など、サポート体制が整っているツールを選ぶことで、技術面に自信のない企業でも安心してツールを導入できるでしょう。特に、初めてLPを作成する場合には、多少値段が高くてもサポートの質が高いツールを選ぶことをおすすめします。サポート費用がかかったとしても、短期間のうちにLPから収益が上がるようになれば、コストは回収できるためです。
▷おすすめのLPOツール9選比較!無料で使えるツールやCVR改善につながる手法
【無料版あり】ランディングページ(LP)作成ツール7選
無料版も利用できるLP作成ツールを、以下に7つ紹介します。
CVX
CVXは、 制作・分析・改善運用のスピーディーさが魅力のLP作成ツールです。
直感的な操作性に強みを持ち「穴埋めに近い感覚」と表現されるほど、簡単にLP作成を内製化できます。約200種類のデザインテンプレートを標準搭載しているため、あらゆるLPを低コストで量産できるようになるでしょう。無料トライアル版も提供されているため、気になった方は一度試してみることを、おすすめします。
提供元 | 株式会社ポストスケイプ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | テキストの即時書き換え、フォントタイプの変更、テキストの行間・字間の微調整、画像の即時差し替え・リサイズ・トリミング、画像サイズの微調整、要素の移動・複製・削除、上下入れ替え、コンテンツの非表示・追加対応、共通パーツの追加ほか |
URL | 公式サイト |
ペライチ
ペライチは、日本国内で広く支持されているLP作成ツールです。
シンプルな操作性と豊富なテンプレートを備え、初心者でも簡単にプロフェッショナルなLPを作成できます。ペライチの特長は、デザインのカスタマイズが容易であり、様々なビジネスシーンに対応できる柔軟性です。また、SEO機能やアクセス解析機能も充実しており、マーケティングの効果を高めるサポートが整っていることも強みです。さらに、無料プランでも多くの機能が利用可能です。
提供元 | 株式会社ペライチ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | ■1年契約
■従量課金
フォーム手数料
予約手数料
メルマガ配信 |
機能・特徴 | ページ編集、決済、なんでもマーケット、アプリ、SNS連携、フォント・文字サイズ変更、カラーテーマカスタマイズ、ページアニメーション、フォーム設置、独自ドメイン、AIアシスト、アクセス解析、タグ(HTML/CSS/JS)埋め込み、予約、メルマガ配信ほか |
URL | 公式サイト |
HubSpot
HubSpotは、マーケティングオートメーションツールとして知られていますが、その一環としてLP作成機能が提供されています。
マーケティング、営業、カスタマーサービス向けのソフトウェアがAI搭載のカスタマープラットフォームに集約されており、これらの製品は全て基盤となるCRMデータベースに接続されています。つまり、マーケティングやデータ分析と連動された、高度なLP作成に適したツールと言えるでしょう。無料版でも基本的な機能は全て利用できるため、はじめての方にもおすすめです。
提供元 | HubSpot, Inc., |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
導入企業数 | 21万6000社以上(※2024年06月時点) |
機能・特徴 | フォーム、Eメールマーケティングツール、広告効果測定ツール、マーケティング担当者向けAI、キャンペーン管理、マーケティングオートメーション、マーケティングアナリティクス、ダッシュボードとレポート、アドバンスドマーケティングレポート、学習コンテンツ、日本語でのカスタマーサポート、アプリ連携ほか |
URL | 公式サイト |
STUDIO
STUDIOは、デザイン性の高さに定評のあるノーコードのLP作成ツールです。
細部までこだわったデザイン能力の高さが魅力であり、プロのデザイナーからも強く支持されています。また、高品質なUIによりノーコードで直感的なレイアウトを作成できるほか、ピクセル単位の微調整から、ダイナミックなアニメーションまで、どのようなデザインでも実現できる機能性を備えています。SEO対策機能やモバイル対応も充実しており、無料プランでも多くの機能が利用できる点も見逃せません。
提供元 | STUDIO株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | ■年払い
■月払い
■アドオン |
機能・特徴 | デザインエディタ、CMS、サイト運用、フォーム、SEO、Figma to STUDIO、Lottie to STUDIOほか |
URL | 公式サイト |
smart LP
smart LPは、初心者でも無理なく扱えるスマートなLP作成ツールです。
「スマート」の名の通り、極限までシンプルな操作性と豊富なテンプレートを特徴としており、スキルを問わず効果的なLPを作成できるでしょう。また、フォームの作成機能にも強みを持ち、ノーコードエディターを使って美しいデザインのフォームを作成することができます。無料プランでも多くの機能が利用可能であるため、初心者の方にもおすすめです。
提供元 | aifie株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
機能・特徴 | ランディングページビルダー、独自ドメイン、マルチデバイス、ポップアップビルダー、パフォーマンス分析、広告接続、AI自動最適化、セキュリティ、インテグレーションほか |
URL | 公式サイト |
BiNDup
BiNDupは「やりたい」を実現して、成果を伸ばすためのLP作成ツールです。
ビギナーからプロまで幅広く選ばれる柔軟性が特長であり、テンプレートを使った手軽なデザインであれ、ゼロから作るこだわりのデザインであれ、専門知識不要のノーコードで構築することが可能です。また、汎用性の高い予約サービスやカートシステムを備えているため、オンラインショップを手軽に作成することにも長けています。専用のカスタマーサポートを備えている点も見逃せません。
提供元 | 株式会社ウェブライフ |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | ■エントリーコース:初年度無料、2年度以降528円(税込)/月 ■基本コース
■ビジネスコース
|
機能・特徴 | ノーコードCMS、400種類以上のテンプレート、多機能Webフォーム、予約サービス・カートシステム、カスタマーサポート、学習コンテンツ、かんたん更新、SEO対策、SSL対応の独自ドメイン(1年間無料)、自動スマホ対応、オリジナル画像制作、オンラインショップ開設ほか |
URL | 公式サイト |
Hirameki 7
Hirameki 7は、プログラミング不要で誰でもサイトを作れるLP作成ツールです。
分析画面のわかりやすさが評価されており、標準機能として搭載されたアクセス分析のダッシュボードを使えば、Google Analyticsなどの専用ツールを利用しなくても、Webサイトの成果を分析できるでしょう。また「おまかせプラン」ではテキストや画像をもとに、10ページまでのサイト制作を代行してくれます。自らサイトを構築するのが面倒な場合や、既存サイトからの乗り換えたい状況に適しています。
提供元 | トライベック株式会社 |
初期費用 | 無料 |
料金プラン |
|
導入企業数 | 25,000社以上(※2024年06月時点) |
機能・特徴 | Webサイト制作、フォーム、名刺管理機能、メール配信、営業リスト検索、ファイル管理機能、ワークフロー機能、社内報、資金調達支援、助成金補助診断ナビ、コミュニティ、MMI(経営分析)、CFM(AI予測)ほか |
URL | 公式サイト |
ランディングページ(LP)作成ツールのメリット
LP作成ツールの活用には、多くのメリットがあります。以下に詳しく解説します。
専門知識がなくてもランディングページ(LP)を作成できる
LP作成ツールの最大のメリットは、コーディングやデザインの専門知識がなくても高度なLPを作成できることです。
初心者でも直感的に操作できるインターフェースや豊富なテンプレートが揃っており、ドラッグ&ドロップで簡単にデザインを構築できます。また、オプションやプラグインで自由に機能を追加できるため、専門知識がなくても高機能なLPを作成可能です。
専門業者等に依頼するよりも費用を抑えられる
LP作成ツールを利用することで、専門業者に依頼するよりも費用を大きく抑えられます。
専門業者にLP作成を依頼すると、数万円から数十万円の費用がかかることが一般的です。しかし、LP作成ツールは無料プランを提供している製品も多く、実費のみの負担で高品質なLPを作成できるでしょう。また、もし有料プランを採用したとしても、外注費と比べれば圧倒的に安価なケースがほとんどです。
ランディングページ(LP)の改善をスピーディーにできる
LP作成ツールを使用することで、LPの改善をよりスピーディーに行うことができます。
改善作業を専門業者へ外注する場合には、依頼から反映までに時間がかかることが多いですが、自社でツールを駆使すれば待ち時間が発生しません。情報の鮮度が重要なマーケティングの世界では、こうしたスピード感は、大きな成果の差へとつながります。
▷おすすめのLPOツール9選比較!無料で使えるツールやCVR改善につながる手法
ランディングページ(LP)作成ツールのデメリット
LP作成ツールを活用するには、いくつかの注意点があります。以下に解説しますので、導入前によく理解しておいてください。
デザインが限られているためオリジナリティに欠ける
LP作成ツールは便利ですが、提供されるデザインテンプレートが限られているため、他社と似たデザインになりがちです。
そのため、初心者がLPにオリジナリティを重視したい場合には、なるべくカスタマイズ性の高いツールを選ぶか、デザインに一層の工夫が必要となります。
ツールの提供が停止する可能性がある
LP作成ツールを利用する際には、提供会社の都合によってツールの提供が終了する可能性も考慮しておきましょう。
とりわけ、実績の浅いツールや無料プランを利用していると、突然のサービス停止や機能制限が発生するリスクがあります。このような場合には、他のツールに移行するコストが発生するため、ツールの導入時にはリスクとして認識しておく必要があるでしょう。また、どんなツールを選ぶにせよ、定期的にバックアップを取っておくことも重要です。
ランディングページ(LP)の作成手順・方法
効果的なLPを作るには、基本的な手順を踏むことが重要です。LP作成の流れを以下に解説しますので、作業内容をよくイメージしておいてください。
ランディングページ(LP)作成の目的・目標を決める
LP作成の第一歩は、明確な目的を設定することです。
例えば、資料請求数を増やしたい、問い合わせを増やしたい、メルマガの登録者を獲得したいなど、具体的な目標を数字で定めましょう。「とにかくアクセスを増やしたい」といった漠然とした目標ではなく「月間の資料請求数を100件にする」といった具体的な数値目標を立てるのがポイントです。
目的が明確になれば、LPのデザインや内容、訴求ポイントなどが自ずと見えてきます。
ペルソナを設定する
次に、ターゲットとなる顧客像を具体的に描き出す「ペルソナ」を設定します。
ペルソナとは、商品やサービスを届けたいユーザー像を表す言葉です。性別、年齢層、職業、関心事などをできるだけ具体的に想定し、設定したペルソナ1人に向けて発信するつもりでLPを設計してください。もし、ペルソナに設定した人への訴求に成功すれば、似た属性を持つ他の人にも訴求することができます。
ワイヤーフレームを作成する
LPの目的とペルソナが固まったら、ワイヤーフレームを作成しましょう。
ワイヤーフレームとは、LPの流れを定めた設計図にあたります。LPのワイヤーフレームは、「ファーストビュー」、「ボディー」、「クロージング」で構成されます。それぞれ、以下の要素が盛り込まれることが一般的です。
ファーストビュー | 関心を呼び込むキャッチコピー、アイキャッチ画像やCTA |
ボディー | 問題の提起、解決策となるサービスの紹介、口コミや実績の紹介など |
クロージング | 補足となるFAQ、実際に注文するためのエントリーフォームなど |
LPでは、まずはユーザーが抱えていると想定される問題を提示し、その後に解決策を提示する、という流れが王道です。LPが扱うサービスによって、ターゲットに響くワイヤーフレームは異なるため、競合サービスのLPを参照するのもよいでしょう。
▷ランディングページ(LP)のワイヤーフレームの作り方|作成手順やテンプレート
各構成要素のコンテンツを作成する
作成したワイヤーフレームに合わせて、それぞれの要素のコンテンツを用意します。キャッチフレーズや商品説明文、事例紹介などを分かりやすく魅力的に表現することが重要です。ターゲットの悩みやニーズをくみ取り、メリットを明確に伝えられるよう心がけましょう。
レイアウトや文字サイズ・色などのデザインをする
コンテンツができたら、デザインの詳細を決めていきます。
ページ全体の配色やフォント、文字サイズなど、ペルソナが好みそうなデザインを考えます。統一感のある配色や見やすい文字サイズにすることで、訪問者の目に優しく、読みやすいLPを作成できます。また、強調したい部分には目立つ色を使用するなど、視覚的な工夫も取り入れましょう。
▷ランディングページ(LP)のボタンデザインについて|デザインや色・改善のポイント
ランディングページ(LP)を作成する
いよいよLPを実際に作成します。まずは自社で作成するか、専門業者に依頼するかを判断しましょう。
自社で作成する場合には、LP作成ツールを活用するのが効率的です。一方で、本格的なLPを目指す場合や、独自性の高いデザインを求める場合は、専門業者への依頼を検討してください。判断に迷う場合には、まずは両方の見積もりを取ってみるとよいでしょう。
ランディングページ(LP)を公開し効果検証する
作成したLPを公開し、効果を検証します。
アクセス数やコンバージョン率などの指標を確認し、目標達成に向けて改善を行います。効果検証の結果に基づき、コンテンツやデザインの修正を繰り返し行うことで、より効果的なLPに仕上げることができます。改善を続けることで、最終的に高い成果を上げるLPを実現できるでしょう。
▷ランディングページの作り方!作成の流れやポイントを初心者向けに解説!
自社に最適なランディングページ(LP)作成ツールを選ぼう
LP作成ツールは、自社のニーズに応じて、最適なものを選ぶことが大切です。
操作のわかりやすさ、デザインの自由度、コストパフォーマンスなど、各ツールの特長を比較しながら、自社に最適なツールを見つけましょう。適切なツールを活用することで、効果的なLPを迅速かつ安価に作成し、マーケティング成果を最大化することができます。ぜひ、当記事を最適なツール選びに役立ててください。
LPOツールの記事をもっと読む
-
ご相談・ご質問は下記ボタンのフォームからお問い合わせください。
お問い合わせはこちら