ランディングページ(LP)のSEO対策について|弱いと言われる理由や改善に向けたポイント

2024/07/03 2024/07/04

LPOツール

ランディングページのSEO対策

Web上に公開されるランディングページ(LP)は他のWebサイトと同様にSEO対策が有効です。しかし種類によってはSEO対策がしづらく効果を得られないものもあります。本記事では、ランディングページのSEOが弱いと言われる理由について、対策方法や改善に向けたポイントを解説します。

ランディングページ(LP)とは?

ランディングページには、広義と狭義で2つの意味があります。広義では、広告や検索結果からユーザーが最初に訪れるページ全般を指す言葉です。一方、狭義では特定の目的を持ったページ、例えば商品購入や問い合わせを促すページを指します。

これらの違いについて、それぞれ詳しく説明します。

広義のランディングページ(LP)

広義のランディングページは、ユーザーが最初に訪れたページを指し、広告や検索結果からユーザーがクリックしてたどり着くページ全般を含みます。

アクセス解析において、ユーザーの興味や行動を知る手がかりとなるのが、最初に訪れたページです。ユーザーがどのページからサイトに入ってきたのかを把握することで、サイトの改善やマーケティング戦略の立案に役立てられます。

狭義のランディングページ(LP)

狭義のランディングページが意味するのは、自社の商品やサービスに関する情報を一つにまとめた単体のページのことです。

このページの目的は、訪問者に商品購入や問い合わせなどの特定のアクションを起こさせること。例えば、キャンペーン情報や特別オファーを掲載して、ユーザーに興味を持たせ、具体的な行動を促すように設計されています。

狭義のランディングページは、訪問者の行動を誘導し、ビジネス成果を高めるための重要なツールです。

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ランディングページ(LP)の種類

ランディングページは大きく分けて2種類あります。

それぞれの種類について詳しく解説します。

サイト型ランディングページ(LP)

サイト型ランディングページは、下層ページを持つランディングページで、複数の商品やサービスを紹介する際に活用されます。

このタイプのランディングページは、商品やサービスの購入を直接的な目的とせず、集客に重点を置いており、コーポレートサイトのTOPページがランディングページに替わったようなイメージです。

ユーザーを各商品ページやサービスページへと導き、サイト全体の閲覧を促す役割を果たします。

1ページ完結型ランディングページ(LP)

1ページ完結型ランディングページは、キャッチコピーや商品訴求、ベネフィットなどの情報を1つのページに集約したものです。このタイプのランディングページは、ユーザーに商品やサービスの魅力をひと目で分かるように伝え、購入や問い合わせなどのアクションを促すことを目的としています。

ユーザーが必要な情報を短時間で把握できるシンプルで分かりやすい構成により、ユーザーを効果的に次の行動へ誘導することが可能です。

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1ページ完結型ランディングページ(LP)が「SEOに弱い」と言われる理由

1ページ完結型ランディングページが「SEOに弱い」と言われるのはなぜでしょうか。その理由について解説します。

テキスト量・ページ数が少ないから

1ページ完結型ランディングページは、主に画像を中心に作成されるため、テキスト量が少なくなりがちです。また、他のページへ遷移するリンクが少ないため、提供できる情報が限られてしまいます。

テキスト量が少ない=情報量が少ないと判断されてしまい、検索エンジンからの評価も低くなる傾向があるのです。

被リンクの数が少ないから

1ページ完結型ランディングページは、主にコンバージョン(CV)獲得を目的として設計されており、有益なコンテンツとして他のサイトで紹介される機会が少ないため、結果的に被リンク数も少なくなります。

被リンクはSEO評価において重要な要素の一つであり、被リンクが少ないと検索エンジンからの評価も低くなる可能性があります。

ユーザーニーズを満たせないから

1ページ完結型ランディングページは、限られたスペースにCV達成に必要な情報を優先して盛り込むため、ユーザーの検索意図やニーズを満たす情報を十分に提供できないことがあります。結果として、ユーザーが求める詳細な情報や関連情報が不足し、SEO評価が低くなってしまうのです。

検索エンジンは、ユーザーのニーズに応える充実したコンテンツを高く評価するため、情報量が少ない1ページ完結型ランディングページは不利な立場に置かれやすくなります。

SEO対策は「サイト型ランディングページ(LP)」が向いている

下層ページを持つサイト型ランディングページは、テキストや情報量を多く掲載できるため、SEO対策に非常に適しています。

複数のページに分かれた構成により、詳細な情報や関連コンテンツを提供しやすく、ユーザーの検索意図やニーズに応えることが可能です。検索エンジンからの評価も高まりやすく、自然な流入を増やせるでしょう。

サイト型ランディングページは、総合的な情報発信とSEO効果を両立できる優れた方法と言えます。

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サイト型ランディングページ(LP)のSEO対策方法

サイト型ランディングページのSEO対策方法について、具体的なポイントを紹介していきます。

ランディングページ全体のコンテンツの質を高める

SEO対策においては、流入してきたユーザーが満足できる高品質なコンテンツを作成・提供することが重要です。

サイト型ランディングページでは、各ページの情報が充実していることでユーザーの検索意図に応え、滞在時間を延ばし、結果的にSEO評価を向上させられます。そのため、ランディングページ全体のコンテンツの質を高めることが不可欠です。

下層ページからTOPページに内部リンクを送る

下層ページからTOPページに内部リンクを送ることで、TOPページの重要性が増し、SEO評価が向上します。

内部リンクは、サイト内のページ同士をつなぎ、ユーザーの回遊率を高める役割を果たします。ユーザーはサイト内を効率よく移動できることで、多くの情報にアクセスできるようになり、離脱率も減るでしょう。

結果として、検索エンジンもサイト全体の評価を高めるため、TOPページのSEO効果が強化されるのです。

外部からの被リンクを集める

ランディングページの権威性を高めるためには、外部からの良質な被リンクを集めることが重要です。被リンクは、他のWebサイトがそのランディングページを信頼できる情報源として認めている証拠となり、検索エンジンの評価を大きく向上させます。

具体的には、関連性の高いサイトや影響力のあるブログからのリンクを獲得することで、ランディングページの信頼性と知名度が高まり、自然なトラフィックの増加につながり、SEO効果も大幅に向上するのです。

検索KWをコンテンツに入れる

ユーザーに必要な情報が含まれていることを示し、検索エンジンに評価されるためには、検索キーワード(KW)を見出しや本文に適切に入れることが重要です。ユーザーは探している情報がページ内にあることを直感的に理解しやすくなります。

また、検索エンジンは関連性の高いコンテンツとして評価し、検索結果での順位が向上するでしょう。適切な場所にキーワードを配置することで、ユーザー満足度とSEO効果を同時に高められます。

モバイルフレンドリーに対応させる

スマホからの流入に備えて、ランディングページをモバイルフレンドリーに対応させることが重要です。

モバイルフレンドリーとは、スマホやタブレットなどのデバイスで快適に閲覧できるようにページを最適化することを指します。ユーザーはどのデバイスからでもスムーズにアクセスでき、利便性が向上するでしょう。

また、検索エンジンもモバイルフレンドリーなサイトを高く評価するため、SEO効果も期待できます。スマホ対応は現代のSEO対策に欠かせない要素です。

画像の最適化をする

ランディングページに設置する画像は、検索キーワード(KW)に合ったものを選び、画像流入数を増やすことが重要です。また、ランディングページの表示速度を低下させないために、画像のリサイズや圧縮などの最適化も欠かせません。

画像の最適化は、ユーザーが快適にページを閲覧できるようにするだけでなく、検索エンジンからの評価を高める効果もあります。適切な画像を使用し、効率的に最適化することで、ランディングページのSEO効果をさらに向上させられるでしょう。

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サイト型ランディングページ(LP)にSEO対策するメリット

サイト型ランディングページにSEO対策を施すことで得られるメリットについて紹介していきます。

オーガニック検索からの流入によって集客増加が期待できる

ランディングページは通常、Web広告からの流入が主な集客手段ですが、SEO対策をすることでオーガニック検索(広告を除く検索結果)からの流入も期待でき、集客が大幅に増加する可能性があります。

さらに、広告嫌いな見込み顧客にもアプローチできるため、より幅広いユーザー層を獲得できる点もメリットです。

ランディングページ(LP)の資産価値を高められる

一度高品質なランディングページを作成すれば、そのランディングページ自体が資産的価値のある集客ツールとなります。

SEO対策を施した高品質なLPは、検索エンジンからの評価も高く、長期にわたって安定した集客効果を発揮します。継続的にユーザーの関心を引き、コンバージョンを促す力を持つため、一度の投資で長期間にわたり利益をもたらすことが期待できるのです。

サイト型ランディングページ(LP)にSEO対策するデメリット

サイト型ランディングページにSEO対策を施す際の注意点やデメリットについても理解しておくとよいでしょう。

必ずしも上位表示されるわけではない

サイト型ランディングページにSEO対策を施しても、必ずしも上位表示されるわけではありません。SEO対策を行うことで検索順位が向上する可能性は高まりますが、競合サイトや検索エンジンのアルゴリズムの変動など、多くの要素が関与するため、上位表示の確約はないのです。

そのため、必ずしも期待どおりの結果が得られるわけではない点に留意する必要があります。

効果が出るまでに時間がかかる

サイト型ランディングページにSEO対策を施す際には、コンテンツ数が増えるため、時間がかかります。さらに、検索エンジンで上位表示され、実際に評価を得るまでにはある程度の期間が必要です。

このプロセスは、検索エンジンのクロール(Webページ収集)やインデックスの更新頻度、競合状況などに影響されるため、短期間で結果が出るわけではありません。そのため、SEO対策の効果が現れ評価を得るまでの忍耐と継続的な努力が求められます。

ランディングページ(LP)改善のポイント

ランディングページを改善していくにはどのような方法があるでしょうか。ここからは、ランディングページの改善のポイントについて紹介していきます。

アクセス解析ツールで流入KWを確認する

ランディングページの改善において、Google Search Consoleなどのアクセス解析ツールを使用して、ユーザーがどのようなキーワード(KW)でランディングページに流入したのかを確認することが重要です。ユーザーの検索意図を把握し、ランディングページのコンテンツを最適化できます。

流入KWを分析することで、ユーザーのニーズに合った情報を提供し、ランディングページの効果を高める手がかりを得られるでしょう。

ヒートマップでユーザーの行動を可視化する

ヒートマップを使用することで、ユーザーのマウスの動きやクリック箇所、滞在時間、離脱箇所などの行動を可視化できます。ユーザーがどの部分に興味を持ち、どこで離脱しているのかを具体的に把握できるのがメリットです。

この情報を基に、ページの配置やコンテンツの改善点を特定し、ユーザーエクスペリエンスを向上させられるでしょう。ヒートマップは、効果的なランディングページ改善のための強力なツールです。

A/Bテストを行いLPの質を向上させる

流入キーワードやユーザーの行動を分析したあと、施策を実施し、A/Bテストを行ってランディングページに磨きをかけましょう。A/Bテストは、異なるバージョンのランディングページを比較し、どちらがより効果的かを検証する方法です。

このプロセスを繰り返すことで、成果が出るまで効果を検証し続け、最適なランディングページを作り上げられます。

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サイト型ランディングページ(LP)作成の際はSEO対策にも目を向けよう

サイト型ランディングページを作成する際には、SEO対策にも目を向けましょう。SEO対策を施すことで、オーガニック検索からの流入が増え、集客効果が高まります。

また、ユーザーの行動を分析し、コンテンツを最適化することも大切です。改善を重ねることで品質を向上させられ、ランディングページが長期的なビジネス成果を得るための強力なツールとなるでしょう。効果的なランディングページ作成のために、SEO対策をしっかりと行い、競争力のあるサイトを目指しましょう。

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