【初心者必見】RPAの入門におすすめの本10選!実践で活用するコツと合わせて紹介!

最終更新日時:2023/08/14

RPA

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RPAの本

RPAに対する関心増加に伴い多数出版されているRPA入門本。初心者の中にはどの本を使えばわかりやすく効率的に学習できるのか、考えている人も多いのではないでしょうか。本記事では、初心者におすすめのRPA入門本10選と、実践で活用する際のコツを合わせて解説します。

RPAとは?

RPA(Robotic Process Automation)とは、ロボットを活用して業務プロセスを自動化することです。主に繰り返し行われる単純作業や、データ入力・処理などを人間の代わりにロボットで効率化するために開発されました。

設定されたプログラム通りに動くので、ヒューマンエラーが発生しません。また、高スピードで業務処理を行うため、生産性の向上にもつながります。RPAに業務を任せれば新たな人材の確保が不要になるので労働コストも削減でき、現在いる人材はコア業務に注力できるでしょう。

RPAはAI技術とも連携して処理の精度を高めたり、自然言語処理を取り入れることで対話型の業務を可能にしたりと、さらなる高度な自動化が期待されています。RPAの導入によって、企業は短期間で業務の効率化を実現し、より付加価値の高い業務に注力できることから、今後も普及が加速されると考えられます。

RPAとは?意味や導入する手順・メリットをわかりやすく解説!

【2022年最新】RPA入門におすすめの本10選

労働人口が減少している昨今、生産性の向上や労働コストの削減などが期待できるRPAはますます普及が進むでしょう。今からRPAの知識やスキルを習得し、積極的に業務プロセスの自動化を図りたいと考えている方も増えています。

そこで、RPAに興味・関心を抱いている方や知識を身につけたい方に向けて、RPA入門におすすめの本10選を紹介します。それぞれの本の概要や特徴を紹介するので、RPAの入門本選びの参考にしてください。

1.小さな会社が自社をRPA化したら、生産性がグーンとアップしました。

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本書は、RPAが経営課題に有効な理由や中小企業での導入過程や、RPAの必要性などを初心者でもわかるように説いている本です。そのため、RPAの本質を理解したい方に向いています。

著者が体験した内容をベースに書かれており、実際に発生した問題や解決方法・導入による生産性向上効果などもリアルに理解できます。RPAの導入を検討している担当者は、一読しておくとよいでしょう。

著者小林卓矢
出版社株式会社幻冬舎
ページ数217ページ

2.ひとり情シスのためのRPA導入ガイド

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本書は、RPAの導入手順についてわかりやすく書かれた解説書です。現場で実際に感じる導入時のプレッシャーの解説も書かれています。

本書を読むときは、「もし自分が、ひとり情シスだったらどうするか」という視点で読むとより内容を習得しやすくなります。

著者福田敏博
出版社株式会社リックテレコム
ページ数224ページ

3.いちばんやさしいRPAの教本 人気講師が教える現場のための業務自動化ノウハウ

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本書は、RPAの導入で注意すべきことや手順などを解説している本です。成功事例や失敗事例をもとに成功した理由・失敗した理由を初心者でもわかる形で説明されています。

全体的に基本的な内容が書かれているため、RPAの入門書としておすすめです。専門用語がわからない、苦手という方でもわかりやすい作りになっています。

著者進藤圭
出版社株式会社インプレス
ページ数208ページ

4.できるPower Automate Desktop ノーコードで実現するはじめてのRPA (できるシリーズ)

できるPower

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本書は、Power Automate Desktopのインストールからフローの作り方までを解説しています。具体的には、Excelを使った請求書の作成やメールの一括送信などです。

練習用ファイルを使いながら実践に取り組めば、Power Automate Desktopの活用方法が理解できるでしょう。RPAに興味がある方や、プログラミング言語に苦手意識がある方におすすめの本です。

著者あーちゃん
出版社株式会社インプレス
ページ数208ページ

5.できるUiPath StudioX はじめての業務RPA

できるUiPath

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本書は、UiPath StudioXを利用した自動化の方法を解説しています。操作画面や図解を多く使用し、使いこなすためのポイントを理解しやすいのが特徴です。UiPath StudioXは難しい操作や高度な知識がなくても、数ステップで自動化ができます。

導入からテンプレートの操作、作業の流れなども詳しく解説されているので、内容をマスターすれば自分で自動化ができるようになるでしょう。RPAの概要よりも、実際の自動化方法を中心に学びたい方に向いています。

著者清水理史
出版社株式会社インプレス
ページ数192ページ

6.事例で学ぶRPA 基本から導入、運用までのロードマップ

事例で学ぶRPA

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本書は、タイトルのとおりRPAの基本概要から導入手順・運用ノウハウを解説する本です。ITに詳しくない方でもRPAとは何か、どのような作業に活用できるのかを理解できます。

導入のコツや確認ポイントもわかりやすく伝えてくれるので、導入方法を理解しやすいでしょう。13社の導入事例をもとにした手順が書かれているので、自社でどのように活用するか、どのような手順を踏んで導入するかわからない方におすすめです。

著者武藤駿輔
出版社株式会社秀和システム
ページ数232ページ

7.絶対失敗しない! ロボット1000体を導入してわかったRPA成功の秘訣

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本書は、ソフトバンクモバイルサービス株式会社のRPAプロジェクトチームがRPAの導入について解説する本です。月間1,000体、約30,000時間分のロボットを運用するに至るまでのトライアンドエラーや、自走式でメンテナンス可能な体制を構築する方法などが書かれています。

苦労や失敗談をもとに詳しい運用方法を説明してくれるので、RPAの導入・活用の方向性が決まっていない方や、RPAを導入したけれどうまくいっていない方に役立つでしょう。

著者清水亮、枡田健吾、近江幸吉、石毛博之
出版社株式会社秀和システム
ページ数183ページ

8.図解入門 最新 RPAがよ~くわかる本

図解入門

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本書は、RPAの市場動向や「五段階」導入プロセスなどの概要について、図表を使いながらわかりやすく解説した本です。技術の話よりも基本的な知識やRPA導入が向いている業務、導入前の手順を重点に説明します。

専門用語や新しい技術・システムについても理解することが可能です。広く浅く学べる本なので、まずはRPAについてよく知らない方、概要を理解したい方に向いています。

著者西村泰洋
出版社株式会社秀和システム
ページ数177ページ

9.絵で見てわかる RPAの仕組み

絵で見てわかる

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本書は、RPAの導入形態・構成要素や構造から開発・運用までの仕組みをすべて学べる1冊です。難しい内容も絵を使いながら解説するので、理解しやすくなっています。また、具体的な実装方法やRPAツールの特徴も確認できるので、ロボットの開発や導入プロセスまでも網羅できます。

RPAの概要はもちろん、実務で必要な知識も習得したい方におすすめです。

著者西村泰洋
出版社株式会社翔泳社
ページ数264ページ

10.RPAのはじめかた ~ツールを見ながら巡る! RPAの楽しい世界

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本書は、RPA体感型のガイドブックです。本物のRPAツールを画面やイラストを使いながら、使い方をわかりやすく解説してくれます。

「WinActor」「UiPath」「RPA Express」「BizRobo! 」の4つのRPAツールの使い方を知りたい方におすすめです。また、無料のRPAツールの紹介があるため、本書を見ながらロボット作りもできます。学びながら実践スキルも身につけたい方によいでしょう。

著者カワサキタカシ
出版社株式会社技術評論社
ページ数160ページ

初心者がRPA入門本を選ぶ際のポイント

RPAについて学びたいと考えている方は、専門用語が少なく、図解が豊富に活用されている本がおすすめです。専門用語が多かったりテキストだけだったりすると理解が難しくなるため、内容を覚えるのに時間がかかります。

また、実際にRPAを導入して試すうえでの具体的な手順や例題が紹介されている本もおすすめです。理論とあわせて実践的な知識を身につけるのに役立ちます。

なお、RPAのテクノロジーは日々進化しています。ものによっては記載内容が古い可能性もあるため、できるだけ最新の情報が掲載されている本を選ぶことが重要です。身につけた情報が古いと、現在のRPAの技術に合わず、対応できない可能性があります。特に技術面について詳しく学びたいときには、情報の鮮度を意識しましょう。

【2023年最新】おすすめのRPAツール比較20選|機能や失敗しない選び方

RPAの本で身につけた知識を実践で活用するコツ

RPAの本で身につけていく知識は座学だけで終えるのではなく、実践と並行して知識やスキルを磨いていくのが大切です。座学のインプットだけでは効率的な学びは得られません。

実践でのアウトプットと並行して進めていくことにより効率的に身につけることができ、本から得た知識やスキルを忘れるリスクが少なくなります。

なお、本から得た知識をもとにいきなり大規模に導入してしまうと失敗するリスクがあるため、小さな範囲から徐々に拡大していくのが賢明です。

RPAで起こりうる属人化のリスク!解消する方法や要因

自分にあった本を活用してRPA知識を身につけよう

RPAは、ロボットを活用して業務プロセスを自動化する技術です。ミスの発生防止や業務効率化・生産性の向上・コストの削減などのメリットがあるため、導入を検討する企業は増えています。今後ますますRPAの市場規模は拡大すると考えられるので、知識や技術を身につけて損はないでしょう。

RPAの入門本を選ぶ際には、自分に合ったものを選ぶことが大切です。本によって基礎知識を中心に書かれているもの、技術がメインのものなど特徴があります。最初は専門用語が少なくわかりやすく書かれた本を選び、理解を深めるのがおすすめです。学びたい内容にあった本を選び、RPAの知識を身につけていきましょう。

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