【2024年最新】おすすめのRPAツール比較19選|機能や失敗しない選び方
生産性・業務効率アップ、コスト削減など、多くのメリットがあるRPAツール。導入したいがおすすめは何かわからず、比較したいと感じている企業も多いのではないでしょうか。本記事では、おすすめのRPAツール19選を紹介し、それぞれの機能や選び方と併せて解説します。
目次
RPAツールとは?
RPA(Robotic Process Automation)ツールとは、人工知能(AI)やルールエンジン、機械学習などの認知技術を活用し、業務を自動化するためのツールです。
人間の担当業務をロボットが代行・代替することから、RPAツールはデジタルレイバー(仮想知的労働者)とも呼ばれています。さまざまな業務を自動化できますが、一方で不得意とする業務もあるため、RPAツールに任せる業務はしっかりと吟味する必要があります。
▷RPAとは?意味や導入する手順・メリットをわかりやすく解説!
RPAツールで自動化できる業務
RPAツールは、定型的な業務の自動化に向いています。具体的には、以下のような業務を自動化できます。
- 手順やルールが決まっている業務
- 伝票などのデータ入力・コピー&ペースト作業
- データ収集・分析
- 文書ファイルのPDF化
- システム監視
- 社内システムの管理・データの読み込み
- メール配信
- 電話の自動対応・メールの自動返信などのカスタマーサポート
これらの業務はあらかじめルールや作業の流れが決まっており、作業手順をツールに登録しやすく、RPAと相性のよい領域です。
RPAツールで自動化できない業務
RPAツールで自動化できないのは、判断基準が複雑化する業務です。具体的には、以下のような業務が該当します。
- 企画立案など、高度な分析や創造性が必要となる業務
- コールセンター業務などの臨機応変な対応が求められる業務
- 不規則な入力データを扱うような業務
- 業務プロセスの抜本的な見直しによる業務改革
RPAは、定型的な業務を自動化するためのツールです。そのため、上記のような高度な分析が必要な業務や、臨機応変な対応が求められる業務には向いていません。
特に対人コミュニケーションや創造性を求められる業務は解釈の相違が起きやすいため、RPAツールで自動化を試みても、ミスの発生を防ぐことは難しいでしょう。
▷RPAでできること・できないことまとめ|活用事例や導入メリットも紹介
RPAツールの種類
RPAツールは、主に「サーバー型」「デスクトップ型」「クラウド型」の3種類に分けられます。それぞれで対応できる業務範囲や規模が異なるため、自社の業務や規模に合った種類を導入することが大切です。
ここからは、それぞれの種類の特徴を解説します。
サーバー型
サーバー型は、自社のサーバー上に構築されるタイプのRPAツールです。パソコンとサーバー間での接続によってRPAを実行します。
サーバー型の特徴は、自社内のサーバーでRPAのロボットを一元管理できる点です。大規模なデータを処理する場合や個人情報を取り扱う場合など、高いセキュリティレベルが求められる作業に適しています。
また、自社のサーバーに設置するため、社内サーバーやローカル環境、パソコンのWebブラウザなど幅広い範囲で作業が可能です。
かつてサーバー型は、コスト面での導入ハードルの高さがネックでした。しかし、近年ではサーバー型のRPAをクラウド上で管理するためのサービスも登場しており、サーバー型の導入ハードルは下がりつつあるといえるでしょう。
▷RPAツールは全3種類!それぞれの特徴や違い・選ぶ際のポイントを徹底比較
デスクトップ型
デスクトップ型は、パソコンにソフトウェアをインストールすることで、RPAを実行するタイプです。サーバーなどの環境構築を必要としないため、スモールスタートでのRPA活用に適しています。
デスクトップ型の特徴は、直感的な操作で扱えるツールが多いことです。エンジニアほどの専門知識がなくとも使えるため、担当者が効果を実感しやすいといえます。
また、サーバー型と同様に社内サーバーやローカル環境、パソコンのWebブラウザなど作業範囲も広い点が特徴です。
特に定型的なデータ入力など、処理能力の低いタスクを実行することが得意です。一方で、動作の速度や安定感はパソコンのスペックに依存するため、処理能力の低いパソコンで運用を検討している場合は注意しましょう。
クラウド型
クラウド型は、クラウドサービスとして活用するタイプのRPAツールです。一般的なクラウドサービスと同様に、デバイスとインターネット環境があればRPAを実行できます。
クラウド型の特徴は、必要なライセンス数に応じて利用規模を柔軟に調整できる点です。コストを抑えつつ導入に時間がかからないため、気軽にスタートできます。さらに最新版へのアップデートが容易で、常に新しい技術を試したい方にも適しています。
一方で、クラウド上以外ではRPAが実行できないケースや、基幹システムとの接続時にセキュリティ問題が発生するケースなどもあります。そのため、横断的な活用を想定する際は注意が必要です。
▷【無料あり】クラウド型RPAを比較|オンプレミス型との違いやメリット・デメリット
RPAツールの費用相場
RPAツールの費用は、種類によって大きく異なります。
費用を抑えて導入・運用できるのがクラウド型です。デスクトップ型も、パソコン内にインストールするだけなので比較的費用を抑えて導入できます。一方で、サーバー型は3種類の中でも特に費用が高くなりがちで、導入の際に新たにサーバーを構築する場合はより高額になる点に注意しましょう。
サーバー型 | デスクトップ型 | クラウド型 | |
初期費用 | 100万〜数千万円 | 10万〜100万円 | 1万〜20万円 |
月額費用 | 30万~120万円 | 5万~15万円 | 10万円前後 |
RPAツールの選び方
RPAツールを選ぶ際は、目的に合った機能が搭載されているか、カスタマイズ性に優れているかなどいくつかのポイントを踏まえて選びましょう。ここからは、選ぶ際に押さえておきたいポイントを6つ紹介します。
目的に合った機能が搭載されているか
RPAでは、どのような目的でどの業務を自動化するのかが重要になります。この目的と対象を決められないと、RPAの設定などが上手くいかず、結果的に負担が増える可能性もあるでしょう。下記がRPAツールを導入する主な目的です。
- 業務の効率化
- 人件費の削減
- ヒューマンエラーの防止
- 働き方改革の推進
ほかにも、RPAツールの導入にはさまざまな目的があります。自社の目的に合わせて、残業時間や人件費の削減、ミス発生率の低下など、成果の判断指標をチェックするうえでどのような機能が必要かを洗い出していきましょう。
カスタマイズ性に優れているか
カスタマイズ性が優れているかという点も、確認しておきたいポイントです。RPAツールにはカスタマイズ不要ですぐに使えるタイプもありますが、代わりに対応可能な業務が限定されています。
社内での活用範囲を広げていこうと思った際に、カスタマイズができないRPAツールであれば、新たにツールを用意しなければなりません。この場合、ツールの利用数によってはコストが肥大化してしまう可能性もあるでしょう。
そのため、RPAの利用シーンを想定し、どのくらいのカスタマイズが必要なのかを把握することが大切です。
自動で起動できるか
RPAを自動で起動するために、起動ショートカットを設定できるかもチェックしておきましょう。RPAで業務を自動化する場合、自動化するタイミングに合わせてRPAを起動する必要があります。
- ログオン時
- 指定した日時
- 指定ファイルが追加・変更・削除された場合
- 指定のプロセスが開始・終了・応答停止した場合
- データベースで特定のコマンドや操作が実行されたとき
これらのタイミングに合わせてRPAを自動で起動できる機能があれば、よりスムーズに業務を進められるでしょう。
サポート体制は十分か
RPAのロボット設定が簡単にできても、導入や運用の段階で不明点が出てくることもあるでしょう。その場合、不明点を解消するにはベンダーのサポートが欠かせません。
しかし、コンタクトの方法が限定されている、返答に時間がかかる、回答で疑問が解消されないなど、対応のスピードや品質に問題を感じる可能性もあります。そのため、ベンダーのサポート体制がどのように整備されているかを事前に確認することが重要です。
他システムと連携は可能か
システムの横断的な作業を自動化したい場合、RPAツールが自社で運用している他システムと連携できるか否かが大切です。
自社ですでに運用しているシステムとの連携ができないと、RPAツールの活用範囲が狭まってしまい、期待した効果を得られません。そのため、事前にRPAで自動化したい範囲を特定し、該当システムがRPAツールに対応しているかを調べましょう。
操作性に優れているか
操作性のよさも確認しましょう。ユーザーのITリテラシーにかかわらず、使い勝手がよいRPAツールのほうが、少ない労力で作業を自動化できます。
特にRPAツールでは、自動化したい業務が複雑であるほど、細かな設定が必要になります。その設定をどれだけスピーディーにできるかはもちろん、実行後のアウトプットが適正であることが重要です。
過度に複雑なアウトプットになると、業務を混乱させる原因になりかねません。そのため、RPAツールはユーザーが直感的に操作できることに加え、分かりやすいアウトプットを提供できるものである必要があります。
コストパフォーマンスに優れているか
RPAツールの利用規模に対して、導入・運用のコストが見合っているかも重要なポイントです。機能の豊富さと業務の適用範囲の広さばかりを追求してしまうと、結果的にコストパフォーマンスの見合わない高額なRPAツールに辿り着きます。
一方で、安価を優先しすぎると、機能や適用範囲の制限が強く、実用化に至らない可能性もあるでしょう。そのため、最適なRPAツールを選ぶには、自社の導入目的に対して必要な機能・範囲と、コストのバランスが取れているかを確認することが重要です。
【2024年最新】おすすめのRPAツール比較20選
RPAツールには多種多様なサービスが登場しているため、何を選べばいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。ここではおすすめのRPAツール20選をご紹介します。
RoboTANGO
RoboTANGO(ロボタンゴ)は、スターティアレイズ株式会社が提供するRPAツールです。操作性が高いUIを備えており、ITツールの操作に慣れていない方でも使いやすい点が魅力です。
ロボットを作成する際も、普段のパソコン業務を画面録画して覚えさせるだけで、簡単に作業を自動化できます。そのため、専門的な知識やスキルは一切不要です。動画解説や自主練習用のコンテンツ提供などを通じて、ロボット作成をはじめとする担当者の負担軽減に注力しています。
提供元 | スターティアレイズ株式会社 |
初期費用 |
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料金プラン |
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導入実績 | 600社以上(※2023年9月末時点) |
機能・特徴 | 録画機能でRPAロボット作成、ノーコードで分かりやすい、複数のパソコンとライセンス共有が可能、RPAロボットが作り放題、繁忙期のみライセンス数を増やせるなど |
URL | 公式サイト |
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RoboTANGOの資料請求はこちら>>UiPath StudioX
UiPath StudioXは、UiPath株式会社が提供するRPAツールです。
直感的なインターフェースと簡易テンプレートで定型業務を気軽にルール化し、自動処理を実行できることから、ノンプログラマー向けのツールとしても親しまれています。また、すでに構築済みのテンプレートを活用すれば、より迅速に作業を自動化することが可能です。60日間の無料トライアルも備わっているため、まずは使用感を試してから本格的に導入することもできます。
提供元 | UiPath株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | 10,800名以上(※2022年7月時点) |
機能・特徴 | 素早く開始するための機能的なプロジェクト テンプレート、Excelの知識を自動化に適用できるプロジェクトノートブック、ロボットが動かなくなった時にはスキップ・再試行・停止できる直感的なエラー処理など |
URL | 公式サイト |
WinActor
WinActor(ウィンアクター)は、NTTアドバンステクノロジ株式会社が提供するRPAツールです。
NTTの研究所で生まれた純国産RPAツールで、CRMやOCR、会計システム、電子署名システムなど、豊富な製品・システムと連携できるといった特徴があります。
また、WebマニュアルやFAQだけでなく、全国1,000社以上の販売パートナーによる直接サポートが受けられるなど、サポート体制にも注力しています。
提供元 | エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | 8,000社以上 |
機能・特徴 | フローチャート画面上でのドラッグ&ドロップ、クリック操作で編集可能、全国にある販売代理店が現場での導入を丁寧にサポート、クライアントPC1台から導入可能など |
URL | 公式サイト |
SS&C Blue Prism
SS&C Blue Prismは、アメリカに本社を置くSS&Cテクノロジーズ・ホールディングスが提供するRPAツールです。
AI(人工知能)とML(機械学習)を組み合わせたインテリジェントオートメーションを活かして、より広範囲の業務を自動化できる特徴があります。
これにより、従業員はコア業務に専念できるようになり、生産性を向上させたり顧客対応のための時間を増やしたりすることが可能です。
提供元 | SS&C Technologies Holdings Inc. |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | AIと機械学習を活用し戦略的なビジネス目標をすばやく達成、従業員のエンゲージメントを高めることで生産性・収益成長・顧客満足度にプラス、デジタルワーカーやスタッフに適切なタスクを割り当てなど |
URL | 公式サイト |
Automation Anywhere
Automation Anywhereは、オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社が提供する米国発のRPAツールです。Automation 360(インテリジェントオートメーション)によって自動化できる業務を発見します。
そのほかにも、ソフトウェアロボットとデジタルワーカーを使い分け、より高度かつ幅広い業務の自動化を支援するといった特徴があります。製品のデモを使用することもでき、自社の業務にどれくらい合致するかを確認してから導入可能です。
提供元 | オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | 自動化に最適なプロセスを特定、お気に入りのシステムやアプリと連携、システム・アプリケーション・チーム全体で構築して調整、エキスパートによるガイドで企業全体に展開・拡張など |
URL | 公式サイト |
Autoジョブ名人
Autoジョブ名人は、ユーザックシステム株式会社が提供するRPAツールです。スクリプト編集画面で開発シーンに合わせて、フロー型とリスト型を使い分けられるという特徴があります。
また、「Pixis Cloud」との連携によって、業務の自動化状況をクラウド上で一元管理できます。さらに、AI-OCR「Pixis OCR」が標準装備されており、注文書を自動で読み取りテキストデータ化することも可能です。
専属のカスタマーサクセスプランナーがプロジェクトの立ち上げ時から支援を行うプランもあり、初めてのRPAツール導入をスムーズに進められます。
提供元 | ユーザックシステム株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | 受注業務に強いRPAとしての基本機能、貴社専属のカスタマーサクセスプランナーがプロジェクトの立ち上げ時から支援するプランあり、AI-OCR「Pixis OCR」を標準搭載など |
URL | 公式サイト |
RPAロボパットDX
RPAロボパットDXは、株式会社FCEプロセス&テクノロジーが提供するRPAツールです。使いやすさとフローティングライセンスによる契約の柔軟性があります。
導入時には専任の担当者が付き、DX推進をサポートしてもらえます。また、ロボットの作成はすべてのアプリやシステムなどに対応しており、「導入してから動作しない」といったトラブルも回避できます。
提供元 | 株式会社FCE |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | 1,000社以上(※2022年10月末時点) |
機能・特徴 | Web自動化ナビゲーションシステム、⾼速スクレイピング機能、サーバー便利機能、リモート環境に完全対応、サーバーのない企業におすすめの仮想環境設定サポートなど |
URL | 公式サイト |
batton
battonは、株式会社battonが提供するAI(人工知能)搭載型のRPAツールです。
同社はRPAの定着率の低さに着目し、自動化できる業務の洗い出しや利用促進のアドバイス、KPI設計などをサポートすることで、RPAの導入から定着までをフォローしています。
また、あらゆる業種の業務自動化に対応しており、サポート付きの続けやすい料金で利用できるため、リピート率は97%(※2020年9月〜2021年8月までのサービス平均解約率は3.2%)と高い数値を維持しています。
提供元 | 株式会社batton |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 14万8,000円(税込)/月~ |
機能・特徴 | スマホのようなUI、RPA化する業務を提案、あらゆる業務の自動化に対応、1ライセンスの購入で社内PCに無制限でインストール可能、続けやすい価格、人工知能(AI)搭載など |
URL | 公式サイト |
BizRobo!
BizRobo!(ビズロボ)は、オープン株式会社(旧RPAテクノロジーズ株式会社)が提供するRPAツールです。
自社の環境に合わせてRPAの種類やスケールを選べたり、開発環境と実行環境をオールインワンで提供したりするといった特徴があります。専任の支援体制が整っており、ロボットの開発から運用、活用拡大までをサポートしてもらえる点もメリットです。
提供元 | オープン株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | 2,800社(※2024年4月時点) |
機能・特徴 | 使いやすい操作画面、スケール後も安心の価格帯系、稼働の安定性、何台でも使えるフローティングライセンス、バックグラウンド実行で自身の作業と同時にロボットを稼働可能など |
URL | 公式サイト |
RPAらくらくロボシリーズ
RPAらくらくロボシリーズは、株式会社いえらぶGROUPが提供する不動産業務特化型のRPAツールです。
不動産の仲介会社や管理会社が手作業で処理していた多種多様な定型業務をRPAを活用して自動化できます。シナリオ作成も同社が行っており、一からロボットを作成する手間がかからない点が魅力です。
提供元 | 株式会社いえらぶGROUP |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
導入実績 | 全国15,000社以上の不動産会社 |
機能・特徴 | 不動産コンバーター、ホームページ制作、顧客管理システム、いえらぶBB、賃貸管理システム、いえらぶサイン、チラシ自由編集、間取り図作成、VRコンテンツ作成、執筆代行、反響分析など |
URL | 公式サイト |
アシロボ
アシロボは、ディヴォートソリューション株式会社が提供するRPAツールです。
セキュリティ対策に注力しており、上場企業や地方自治体、各省庁での導入実績を持っています。育成サポートが完全無料で付帯しているうえに、月額5万円からと低価格で導入できます。自動化する業務内容や規模にもよりますが、数万時間にも及ぶ業務時間の削減も実現可能です。
提供元 | ディヴォートソリューション株式会社 |
初期費用 | 22万円(税込) |
料金プラン | 55,000円(税込)/月 |
導入実績 | 1,000社 |
機能・特徴 | 転記入力、帳票作成、データアップロード、システム間コピー、データダウンロード、Excel操作、データ収集・計算、レポート作成、差分確認、メール送受信、WEB情報など |
URL | 公式サイト |
SynchRoid
SynchRoid(シンクロイド)は、ソフトバンク株式会社が提供するRPAツールです。直感的に操作できるため、RPAの内製化も推進できます。
小規模から大規模まで幅広い規模や要望に合わせたライセンスパックが豊富に用意されているため、自社に最適なものを選択可能です。
RPAの導入から定着に向けた設定・開発、教育、運用・トレーニングまで、幅広い領域でソフトバンクのサポートを受けられます。
提供元 | ソフトバンク株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | ノンプログラミングでロボット開発、スモールスタートに最適、簡単で手軽なRPA、業務選定支援サービス、初期設定サービス、業務フロー書き方講座、開発スキルトレーニング、プレミアムサポートなど |
URL | 公式サイト |
BizteX cobit
BizteX cobit(ビズテックス コビット)は、BizteX株式会社が提供するRPAツールであり、クラウド型のため導入後すぐに利用できます。
直感的な操作ができるUIで、操作アシスト機能も付属しています。導入のハードルが低く、IT部門に頼らずDXを促進可能です。分からないことがあれば、24時間いつでも利用できるFAQサイトを利用すれば、迅速にトラブルを解決できます。
提供元 | BizteX株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | システム入力、システム間連携、データチェック、システム検索・抽出、データ集計・加工、Web情報収集、ファイル作成・変換、ダウンロード・アップロード、メール送受信など |
URL | 公式サイト |
JobAuto
JobAutoは、株式会社シジャム・ビーティービーが提供するRPAツールです。
サーバー機能の標準搭載や初期費用無料など、導入するためのハードルが低いといった特長があります。また、ロボット作成・実行・管理の機能も網羅しています。月額44,000円(税込)からと低価格でありながらロボットの作成数に上限はなく、あらゆる業務を自動化して毎月の業務時間を大幅に削減可能です。
提供元 | 株式会社シジャム・ビー・ティー・ビー |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 44,000円(税込)/月~ |
機能・特徴 | 生成AIでロボットの作成を支援、ブラウザでシステムへログイン、ブラウザに表示された一覧のデータを取得、ファイルをダウンロードして保存、ブラウザでGoogleドライブへログインなど |
URL | 公式サイト |
AUTORO
AUTOROは、オートロ株式会社が提供するクラウド型のRPAツールです。
商品登録や広告レポート抽出、SEO調査、反社チェックなど、幅広い業務の自動化ができます。さらに、外部APIを活用して複数のシステムとの連携も可能です。
提供元 | オートロ株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | レポーティング業務、勤怠システム管理、反社チェック、交通費の精算・入金、ECサイト業務、Web上の情報収集、メールの送受信、求人サイトの作業など |
URL | 公式サイト |
ASTERIA Warp Core
ASTERIA Warp Coreは、アステリア株式会社が提供するRPAツールです。
クラウド型とオンプレミス型どちらでも導入でき、アイコンを使ったノーコードでのデータ連携機能が特徴となっています。クラウド型は5日間、オンプレミス型は30日間のお試し期間があります。
提供元 | アステリア株式会社 |
初期費用 | 無料 |
料金プラン |
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導入実績 | 10,000社以上 |
機能・特徴 | ファイル連携、データ変換、REST連携、Excel簡易連携、大容量ストリーム機能、データベース連携、メール受信・送信、FTP入出力、PDF処理、スケジュール起動など |
URL | 公式サイト |
オークファンロボ
オークファンロボは、株式会社オークファンが提供するRPAツールです。
単純作業やレポーティング、データ収集やシステム監視など、パソコンに張り付いて行う作業の自動化を得意としています。参考の数値として、単純作業は92%、規則性のある作業は85%、データ収集は92%も削減することが可能です。
提供元 | 株式会社オークファン |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | 資料作成、データ入力、データ登録、データ取得、データ集計、確認・チェック、メール送信、検索、通知、ログイン、オンライン相談会、ヘルプデスクなど |
URL | 公式サイト |
コピロボ
コピロボは、株式会社NSDが提供するExcel特化型のRPAツールです。
既存のエクセルフォーマットを崩すことなく、クラウド上にファイルをアップロードするだけで自動集計してくれる手軽さが特徴となっています。初期設定もエクセルレベルの簡単な設定を行うだけなので、誰でも簡単にスタートできます。
提供元 | 株式会社NSD |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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機能・特徴 | 集計業務のコスト削減、Excelレベルの簡単な設定で誰でもすぐに利用を開始、リーズナブルな料金体系、情報の可視化と信頼性アップ、オプションでのメール連携機能など |
URL | 公式サイト |
NICE Robotic Process Automation
NICE Robotic Process Automationは、ナイスジャパン株式会社が提供するRPAツールです。
業務プロセスの継続的な最適化を強みとしています。業務プロセスの分析から、RPAの介在領域の指定、自動化による効果検証のサイクルを回すことで、サービスレベルの向上を支援します。数百から数万規模までの拡張にも対応でき、ニーズに合わせて柔軟な運用が可能です。
提供元 | ナイスジャパン株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | 書類や帳票への記入、請求や発注などの処理業務、新たな最適化対象業務を発見、NICEソリューションとの連携で企業価値を最大化、群を抜くスケールアウト実績など |
URL | 公式サイト |
RPAツールを導入するメリット
RPAツールの導入によって、人的ミスの防止や人件費の削減など、さまざまなメリットが得られます。ここからは、RPAツールを導入するメリットを3つ紹介します。
業務の効率化が図れる
RPAツールで定型業務が自動化できると、タスクをより素早く処理できます。また、RPAツールは24時間365日稼働できるため、膨大なデータを処理することも可能です。
定型業務の処理を自動化することにより、従業員はコア業務に集中して取り組めるため、生産性の向上につながるでしょう。
従業員の業務時間に余裕が出てくれば、スキルアップやキャリア形成の支援を通じて、従業員の業務レベルをアップしたり、満足度を高めたりすることもできます。その結果、自社の業務の効率化が図れるようになるでしょう。
人的ミスの防止につながる
RPAツールで業務を自動化することで、迅速かつ正確にタスクを処理できるようになります。24時間365日作業してもロボットがミスをすることはないため、結果的に人的ミスの防止につながります。
また、従業員の負担を軽減することも可能です。
人件費の削減につながる
定型業務に必要な人件費とRPAツールの導入・運用費を比較した際、RPAツールのほうが安価で済む場合が多いです。つまり、これまで従業員が行っていた定型業務をRPAツールに代替したほうが、人件費の削減につながる可能性が高いといえます。
特に単純作業は手間や時間だけでなく、心理的なストレスが発生しやすいです。この作業をRPAが代行することで、従業員はよりやりがいのある業務に着手でき、単純作業によるストレスも減らせます。
RPAツールを導入する際の注意点
ここからは、RPAツールを導入する際の注意点を3つ紹介します。注意点を踏まえて、より効果的にRPAツールを導入・運用していきましょう。
継続的な管理が必要
RPAツールは、あらかじめ設定したルールに沿って作業を進め、それを自動的に繰り返します。ここで気をつけなければいけないのが、RPAは作業の妥当性を判断しないという点です。
つまり、最初に決めたルールに誤りがある場合でも、RPAツールは作業を継続してしまいます。そのため、誤りにユーザーが気づけないと延々と間違った作業を続けることになるのです。
このようなリスクを防ぐためにも、現場とIT部門が連携してRPAツールの状態を定期的にチェックすることが重要となります。
業務がブラックボックス化する可能性がある
RPAツールは、作業のルール化が完了すればRPAが自動で業務を処理するため、担当者が作業の内容や手順を知らなくても問題ないと思われがちです。
しかし、担当者が異動・退職で現場を離れる際、業務の引き継ぎが適切に行われず、RPAの作業がブラックボックス化するリスクがあります。
ブラックボックス化したRPAは、システムや作業手順の変更に併せて、RPAツール側で何をどのように変更すればよいのかが分かりません。このような事態に見舞われた場合、RPAの設定を再度実施することになり、かなりの工数がかかってしまいます。
そのため、事前にRPAの設計書や作業手順書を作成し、きちんと管理することが重要です。
専門知識が必要な場合がある
RPAツールで複雑な業務を自動化しようとした場合には専門知識が必要になります。
ITリテラシーが乏しくても扱いやすいツールを選ぶことも重要ですが、将来的なことを考慮すると、ユーザーが自動化の仕組みや手順を理解できる環境整備が大切です。
そのため、作業手順書などを作成する際は、あらゆるユーザーが閲覧することを想定して専門用語の多用を避け、図やグラフといった絵的な表現を用いて分かりやすく説明することを心がけましょう。
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自社に最適なRPAを導入しよう
本記事では、RPAツールの自動化範囲から、具体的な選び方、おすすめのRPAツールなどをご紹介しました。
RPAツールは業務の自動化というメリットに目を奪われがちですが、ユーザー側での管理が不要というわけではありません。適切なルール設計や定期的なチェックを行うことで、RPAツールは真価を発揮します。ぜひ本記事を参考にRPAツールを正しく運用し、業務効率化や人件費の削減などの成果につなげてみてください。
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