ホームページを自分で制作する方法!初心者におすすめのツールや自作のメリット・デメリット

最終更新日時:2024/03/22

ホームページ制作

自分でホームページを制作する方法

企業の顔ともいえる「ホームページ」。商品や企業イメージを伝えるためにも有効な手段ですが、ホームページ制作は自分でもできるのでしょうか。本記事では、ホームページを自分で制作する方法やメリット・デメリットを解説します。初心者におすすめのツールも紹介するので、ホームページの自作を検討している方はぜひ参考にしてください。

自分でホームページ制作する方法

自分でホームページを制作する方法は、大きく分けて3つあります。

HTML・CSSなどのプログラミング言語を記述して制作

HTMLは、Webページの土台を作る言語であり、記事のタイトルや見出し、本文などを明確にするために使用されます。一方CSSは、コンテンツのレイアウトを形成するためのものです。HTMLだけでは味気ないみためになってしまうことから、文字の色や配置などを変更するために使用されます。

また、ホームページ制作ではJavascriptと呼ばれる言語も使用されます。これは、ページに動きを付けるためのもので、画像が切り替わったり、ポップアップ画面が表示されるような仕組みを作る際に利用される言語です。

HTMLでホームページを作成する手順は以下の通りです。

  1. テキストエディタを用意する
  2. HTMLの基本となるタグを記述していく
  3. 作りたい内容に応じてタグを記述していく
  4. TMLファイルを保存する
  5. 作成したHTMLファイルをブラウザで表示してみる

テキストエディタとは、HTMLを記述していくためのツールのことを指します。Windowsではメモ帳、Macではテキストエディットなど、パソコンに標準搭載されているテキストエディタでも作成することは可能ですが、HTML編集に特化したものを利用するのがおすすめです。

ホームページ作成ソフトで制作

ホームページ作成ソフトは、パソコンにソフトをインストールして使うタイプのものです。ソフトを使用する際は、以下3つの手順で進めていきます。

  1. ホームページ作成ソフトを選択する
  2. 会員登録を行う
  3. コンテンツを作成していく

ホームページ作成ソフトの代表的なものとして、Dreamweaverやホームページビルダーなどのソフトが挙げられます。はじめてホームページ作成を行う場合は、無料で利用できるものを選ぶとよいでしょう。また、コンテンツを作成する際は、目的やターゲット層を明確にしてから進めていくことが重要です。

CMSで制作

CMS(Contents Management System)とは、専門知識がなくてもWebサイトを作成できるシステムのことです。もっとも主要な方法でもあり、多くの企業や組織のWebサイトから、個人ブログの作成などにも利用されています。これからホームページを作成しようと考えている人に適した方法のひとつといえるでしょう。

代表的なCMSとしては、WordPressが挙げられます。ここからは、WordPressを利用する際の作成手順を見ていきましょう。

  1. 独自ドメインを取得する
  2. サーバーを契約する
  3. ドメインとサーバーの紐づけを行う
  4. WordPressをインストールする
  5. WordPressの初期設定を行う
  6. コンテンツを作成していく

ドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、アルファベットや数字、記号などを合わせた文字列のことです。その中でも、企業や個人が独自で登録しているものを独自ドメインと呼びます。

WordPressでホームページを作成する際は、サーバーの契約も必須です。個人の場合はレンタルサーバーを利用するとよいでしょう。

【2024年最新】おすすめのCMS16選比較|種類や機能・選び方を解説

【方法別】自分でホームページ制作するメリット・デメリット

ホームページの作成方法は、目的やスキルに合ったものを選ぶことが重要です。ここでは、紹介した作成方法別に、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

HTMLでホームページを制作する場合

HTMLでホームページを制作する最大のメリットは、細かい部分まで自由にデザインできることです。そのため、自分の理想通りのページを作ることができます。しかし、HTMLやCSSの知識が必要になるため、初心者には少しハードルが高いかもしれません。HTMLへの深い理解や技術の習得に時間がかかるだけでなく、制作にも多くの時間を要するでしょう。

ホームページ作成ソフトで制作

ホームページ作成ソフトでは、比較的自由度の高いホームページ作成が行えます。また、オフラインの環境でもホームページの作成を行えるのもメリットのひとつです。無料のソフトを利用することで、費用を抑えながらホームページを作成できますが、やや自由度が低くなる点に注意が必要です。

クオリティの高いホームページを作成したい場合は、有料のソフトを利用するのがよいでしょう。ただし、HTML・CSS・Javascriptの知識が必要となる場合も多く、初心者には向かない方法と言えます。

CMSで制作する場合

CMSを利用することで、専門知識がなくても直感的な操作でホームページ作成を行えます。テンプレートなども豊富に用意されていて、初心者でも見やすくてきれいなデザインに仕上げられるのも魅力です。

ただし、ドメイン取得やサーバーの契約に費用がかかる点はデメリットといえるでしょう。また、不正アクセスなどサイバー攻撃を受ける可能性があるため、セキュリティ対策が必要となります。

初心者におすすめのホームページ制作ツール

ホームページ制作はハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。しかし、利用するツールによっては初心者の方でもホームページを作成することが可能です。ここでは、簡単にホームページを制作できるツールを紹介します。

Slideflow

Slideflowは、初心者でも直感的に操作できるホームページ制作ツールです。PowerPointやGoogleSlidesのファイルをアップロードするだけで、約30秒でWebサイトへの変換が完了します。

また、用途に応じたテンプレートを利用することも可能です。手軽に始められるので、ホームページ作成が初めての方にぴったりのツールと言えるでしょう。

提供元株式会社デジタルレシピ
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴パワーポイントでHP作成、万全のセキュリティ、フォーム機能、分析ツール、プログラミング完全不要ほか
URL公式サイト

\資料請求は完全無料!/

Slideflowの資料請求はこちら>>

ワードプレス

ワードプレスは世界中で広く使われているホームページ作成ツールです。豊富なデザインテンプレートと機能拡張が可能なプラグインが用意されていて、専門知識がなくても見た目のよいホームページを作ることが可能です。

基本的な操作であれば初心者でも簡単に行え、少しずつ学びながら自分のサイトをカスタマイズしていくことができます。また、SEO対策やセキュリティ面も充実しており、ビジネス用途にも最適です。

提供元Automattic Inc.
初期費用要問い合わせ
料金プラン

【月額払い】

  • 無料プラン:無料
  • Starter:1,269円
  • Explorer:2,537円
  • Creator:5,638円
  • エンタープライズ:要問い合わせ

【年額払い】

  • 無料プラン:無料
  • Starter:6,768円/年
  • Explorer:13,536円/年
  • Creator:42,288円/年
  • エンタープライズ:要問い合わせ

※年額払いは一括支払いのみ

機能・特徴デザイン&編集ツール、マーケティング、拡張機能、収益化ツール、24時間365日のサポート、セキュリティほか
URL公式サイト

BiNDup

BiNDupは、デザインやコーディングの知識がなくても、直感的な操作で美しいホームページを作成できるツールです。多彩なデザインテンプレートが用意されており、ドラッグ&ドロップでページのレイアウトを編集できます。

また、SEO対策機能も備えられているため、検索エンジンに強いサイトを作ることが可能です。更新作業も簡単で、サイトの運営がスムーズに行えるでしょう。

提供元株式会社ウェブライフ
初期費用無料
料金プラン【月額払い】
  • エントリーコース:無料
  • 基本コース:3,278円(税込)/月
  • ビジネスコース:10,780円(税込)/月

【年額払い】

  • エントリーコース:無料
  • 基本コース:2,728円(税込)/月額換算
  • ビジネスコース:8,983円(税込)/月額換算

※エントリーコースは2年目以降528円(税込)/月

導入実績20万社以上
機能・特徴サイト作成・編集、スマホ対応、ナビゲーション、グラフィック作成、動画・アニメーション、運用管理、サービス連携ほか
URL公式サイト

Goope

Goopeは、飲食業や小売業など小規模なビジネスを行っている人に人気のホームページ作成ツールです。コーディングの知識がなくても、直感的な操作で素早くページを構築できます。

豊富なテンプレートのなかから、好みのデザインを選ぶだけでホームページの作成が可能です。テキストや画像を配置するだけで、プロのようなデザインのサイトが完成します。また、文字の色やフォントを変えられるだけでなく、HTML・CSSを利用してオリジナルのデザインにすることもできます。

提供元GMOペパボ株式会社
初期費用3,300円
料金プラン

【1/3/6か月契約】

  • スタンダード:3,850円/月
  • ライト:1,650円/月

【12か月契約】

  • スタンダード:3,300円/月
  • ライト:1,100円/月
機能・特徴作成・編集、ネットショップ・販売促進、SEO・集客、サービス連携、二要素認証ほか
URL公式サイト

ホームページ作成ツールおすすめ9選比較!無料・初心者でも使えるツールを紹介

【スマホ対応】初心者におすすめのホームページ制作アプリ

ここからは、ホームページを制作が行えるアプリを紹介します。

Wix Owner

Wix Ownerは、スマホに対応したホームページ制作ツールです。豊富なテンプレートの中から必要なものを選んで配置していくだけで簡単にホームページの作成が行えます。

モバイルアプリのため、外出先でもサイトの編集や更新が可能です。使いやすさと機能性を兼ね備え、個人から企業まで幅広く支持されているツールです。

提供元Wix.com Ltd.
初期費用無料
料金プラン無料
導入実績ダウンロード500万以上
機能・特徴ホームページ作成、ネットショップ作成、アクセス解析機能、ブログ記事作成、予約受付ほか
URL公式サイト

Crayon

Crayonは、スマホ操作に最適化されたホームページ制作ツールで、とくに初心者におすすめです。ホームページに必要な機能を組み合わせるだけで簡単にホームページが作れます。

問い合わせや商品の販売機能のパーツも用意されているため、ネットショップの運営も可能です。時間や費用をかけずにホームページを作成したい方にぴったりのツールといえるでしょう。

提供元株式会社ハンズ
初期費用無料
料金プラン無料 ※アプリ内課金あり
導入実績ダウンロード10万以上
機能・特徴誰でも簡単にホームページ作成、スマホで編集・ホームページ作成・更新、常時SSLほか
URL公式サイト

Weebly

Weeblyは、使い勝手の良いモバイルアプリを提供するホームページ制作ツールです。スマホからでも直感的に操作が行え、移動中や外出先でもサイトの構築や更新が手軽に行えます。

豊富なテンプレートの中から好みのものを選び、ドラッグ&ドロップでホームページを作成できます。デザインにこだわりたい場合は、HTML・CSSやJavascriptでカスタマイズすることも可能です。個人のブログやWebサイトはもちろん、オンラインショップやポートフォリオなどビジネスの用途にもおすすめのツールです。

提供元Square, Inc.
初期費用無料
料金プラン
  • 無料:$0
  • Personal:$10/月
  • Professional:$12/月
  • Performance:$26/月
機能・特徴ウェブサイト作成、SSLセキュリティ、カスタムドメイン接続、eコマース、マーケティング、チャット&メールサポートほか
URL公式サイト

ホームページ制作に悩んでいる場合はプロに相談も検討

ホームページ制作のプロに相談することで、自分で作成するよりも少ない工数でクオリティの高いサイトを作ることが可能です。ここでは、ホームページ制作をサポートしてくれるサービスを紹介します。

Web幹事

Web幹事は、ホームページ制作のプロフェッショナルチームがWeb制作をサポートしてくれるサービスです。ホームページ制作の相談から制作会社の紹介まで、すべて無料で利用できます。

また、依頼した業者からの見積りが適切なのかといった相談も可能です。制作会社への発注が初めてでよくわからないという場合でも安心して利用できるでしょう。

Web幹事の詳細はこちら

Chatwork×Utill

Chatwork×Utillは、予算や目的に応じてプロのアドバイザーが最適な業者を紹介してくれるサービスです。要件が決まっていない場合や、相場がわからない場合でも気軽に相談できます。

ヒアリング内容は事前に制作会社に共有されるため、商談がスムーズに進み、手間と時間をかけずに発注先を見付けられるでしょう。相談は完全に無料となっていて、相場情報を知りたいといった利用にもおすすめです。

おすすめのツールを活用しホームページ制作に挑戦しよう

ホームページを自分で制作する方法は、HTML・CSSで構築する以外にも、ソフトや専用のシステムを利用する方法があります。また、スマホで操作できる便利なツールもたくさん登場しているため、パソコンの操作に不安がある方でもホームページを作ることが可能です。

手間や時間をかけずにクオリティの高いホームページを作りたいのであれば、プロのアドバイスを受けられるサービスを利用することもできます。スキルや目的に合った方法でホームページ制作に挑戦してみましょう。

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ビズクロ編集部
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