ホームページ制作でやってはいけない8つの項目|解決案も含めて解説
ホームページを制作する際には、最低限のルールを守る必要があります。ユーザーにとってわかりやすく、信頼できるホームページを制作するためにはどうすれば良いのでしょうか。本記事では、ホームページ制作でやってはいけない8つの項目を、解決案も含めて詳しく解説します。
目次
ホームページ制作でやってはいけない企画・設計
ホームページ制作の初期段階での企画・設計は、その後の成果に大きく影響します。ここでは、ホームページの企画や設計のプロセスでやってはいけないことを紹介していきます。
ホームページ制作の目的を定めていない
ホームページの作成を行う際は、目的を明確に定めることが重要です。目的が不明確だと、ただ公開して終わりという状況になってしまい、かけた費用分の効果は得られないでしょう。
目的を設定することで、ユーザーのニーズに対応し、訪問者を顧客に変える道筋を作ることができます。ただし「デザイン性の高いサイトにしたい」などのデザイン面の目的は適切ではありません。「インターネットを利用して販促を行いたい」など、ビジネスの課題解決につながる目的を設定しましょう。
ターゲットを設定していない
ホームページを制作する上では、コンテンツを届けたいターゲットを明確にすることが大切です。ターゲットが設定されていないと、ユーザーの知りたい情報が捉えられず、コンテンツの方向性が定まりません。
また、届けたい層によってホームページのデザインも異なるでしょう。ターゲットを設定する際は、自社の商品やサービスを届けたい人物像を設定することで、ユーザーの興味や共感を得られるコンテンツを届けられます。
目標数値を設定しない
ホームページ制作においては、目標数値を設定しておくことも重要です。目標数値を設定しなければ、具体的にどのような施策を行えばよいかわからず、せっかく作成したホームページが放置されてしまうことにもつながります。目標数値の具体例としては以下のようなものが挙げられます。
- 月間10000PVの達成
- 問い合わせや資料請求の件数を○○件にする
- 会員登録数を○○まで増やす
ホームページを公開したからといって、いきなり問い合わせ件数や会員登録数が増えるわけではありません。まずはホームページの訪問者を増やしながら、段階的に目標数値を設定していくようにしましょう。
▷ホームページを自分で制作する方法!初心者におすすめのツールや自作のメリット・デメリット
ホームページ制作でやってはいけないサイト構築
サイトの構築は、ホームページ制作の基盤とも言える部分であり、間違った方法を選択してしまうと取り返しのつかない事態に陥ってしまうことがあります。ここからは、やってはいけないサイト構築について見ていきましょう。
無料レンタルサーバーを使う
無料レンタルサーバーは魅力的な選択肢のように思えるかもしれません。しかし、無料サーバーの多くは容量が極端に少なかったり、広告が表示されてしまうなどのデメリットが存在します。
また、セキュリティ面やサポート体制についても不十分な場合が多く、何かトラブルが起きた際には自分で対応しなければなりません。ホームページを安定的に運営するためにも、信頼できるレンタルサーバーを利用することをおすすめします。
ドメインを適当に選ぶ
ドメインとは、インターネット上の住所のようなものです。ドメインはサイトの信頼性に大きく関わるため、慎重に選ぶ必要があります。
とくにビジネスで利用する場合は「.com」や「.jp」など、一般的によく見かけるドメインにすることが推奨されています。また、ドメインの文字列を設定する際は、誰が見ても社名やサービス名がわかるようなものにしましょう。
パンくずリストを設置しない
パンくずリストとは、ホームページの階層をリスト化したナビゲーションのことです。特に規模が大きなホームページの場合、現在サイトのどこにアクセスしているのかがわからなくなってしまいます。
その際にパンクズリストがあることで、現在の階層をユーザーに直感的に伝えることができます。以下、ぱんクズリストの一例です。
TOPページ>大カテゴリ>小カテゴリ>閲覧している記事
また、ぱんクズリストはSEOの視点でも効果があるため、適切に設計することによって検索順位の向上にもつながる可能性があります。
レスポンシブ対応していない
レスポンシブ対応とは、ユーザーが利用するデバイスに関係なく表示されるホームページを作成することです。
レスポンシブに対応していないと、スマートフォンで見ているのにパソコン向けのサイトが表示されてしまい見づらいといったことが起こります。最近では多くの人がスマートフォンを利用しているため、レスポンス対応は必須です。ホームページを制作する際は、レスポンシブに対応したサイトを作れるか必ず確認しましょう。
ページ表示速度を考慮しない
ページの表示速度は、ユーザー体験とサイトの評価に直接関係するため、表示速度が遅いとユーザーにとってストレスとなり、サイトからの離脱を招きます。まずはじめに専用のツールを利用して、表示速度がどの程度か把握しておきましょう。
速度が遅くなる原因はさまざまですが、サーバーのスペックが低いものを使用している、データ容量の大きい画像・動画を掲載しているといったことが考えられます。サーバーが原因となっている場合は、サイトの規模に応じたレンタルサーバーを利用することで改善できます。また、画像や動画を使用する際はファイルの圧縮・軽量化を行うとよいでしょう。
更新時の利便性を意識しない
ホームページは公開すれば終わりではなく、その後の更新作業が必要となります。利便性を意識せずにホームページを作成してしまうと、改善のために行われる更新作業で多くの手間がかかったり、専門的な知識を持った人しか対応できなくなるといったことも考えられます。
CMS(コンテンツ管理システム)のようなツールを使用すれば、技術的な知識がなくても簡単にコンテンツの更新や管理が可能です。更新作業を容易にすることで、サイトの内容を常に最新の状態に保つことができます。
ホームページ制作でやってはいけないデザイン
デザインはホームページの見た目を整える役割があり、ユーザーからの印象を左右する重要な要素です。ここでは、デザイン面でやってはいけないことを紹介します。
トンマナを決めていない
トンマナとは「トーン・マナー」の略で、デザインに一貫性を持たせることです。トンマナが統一されていないと、ページの内容が伝わりにくいだけでなく、ユーザーを混乱させてしまうことにもつながります。
ページが追加されていく過程でどんどんテイストが変わっていくこともあるため、目的やターゲットに沿ったトンマナを決め、あらかじめルールを設定することが大切です。
アニメーションを多用している
アニメーションはユーザーの目を引くという点では効果的な手段ですが、多用し過ぎると逆効果になります。過剰にアニメーションを使用していると、ユーザーが目移りしてしまい本当に伝えたいことが伝わりません。
また、サイトの読み込み時間を遅くする原因にもなります。そのためアニメーションは慎重に使用し、サイトの目的やメッセージを強化するためにのみ利用することが重要です。
ターゲットを意識したデザインになっていない
ターゲットを意識したデザインにしないと、ユーザーの興味を惹くことはできません。若者向けのファッションブランドなのに、カチッとしすぎた落ち着いたデザインだったらユーザーは違和感を覚えるでしょう。
ターゲット層に刺さるデザインを意識し、それに合わせたデザインを採用することで、訪問者の関心を惹きつけ、エンゲージメントを高めることができます。
ホームページ制作でやってはいけないコンテンツ作成
ホームページ内のコンテンツを作成する上でやってはいけないポイントを紹介します。
競合他社のコンテンツをコピペして利用する
他社のコンテンツをそのままコピぺして利用する行為は、著作権法に違反することになります。また、オリジナルでないコンテンツは、検索エンジンによって低い評価を受けるため、SEOにもマイナスの影響を与えます。コピペで作成したことに気付かれSNSなどで拡散されれば、会社としての信用も失うことになりかねません。
質の高いコンテンツは、ホームページの信頼性と専門性を高め、訪問者に価値ある情報を提供します。自社独自の視点や専門知識を活かしてオリジナルコンテンツを作成し、訪問者に価値を提供しましょう。
著作権フリーではない画像を使用する
文章のコピペはもちろん、著作権で保護されている画像を許可なく使用することは法律に違反する可能性があります。決まりを守らずに利用すると法的な問題を引き起こすリスクがあるため注意が必要です。
著作物を利用する場合には、そのコンテンツに必要不可欠な場合のみにとどめ、画像の下に引用元を明記する必要があります。また、フリー素材であっても商用利用不可となっている場合があるため、必ず利用規約などを確認してください。
テキストだけのコンテンツを作成している
テキストだけのコンテンツでは、ユーザーへの負担をかけてしまいページからの離脱につながります。そのため、見出しや装飾、画像などを利用して、視覚的なメリハリを付けることが大切です。
伝えたい情報をただ書いていくのではなく、ユーザー目線に立ったコンテンツ作りを意識しましょう。
信頼性の低い情報を掲載している
インターネット上にある情報は有益なものもある一方で、根拠のない不確かな情報も存在します。信頼性の低い情報を掲載することは、ホームページの信用を失墜させ、訪問者の信頼を損なう原因となるでしょう。
外部の情報を利用する際は、政府や専門家・研究機関、関連性が高い企業などが発信している情報を引用するのが基本です。これにより、コンテンツの正確性と権威性を裏付けることができます。
画像のサイズが大きすぎる
画像のサイズが大きすぎると、ホームページの読み込み速度が遅くなる原因となります。画像をアップロードする前に、画像圧縮ツールを使用してサイズを小さくすることで対策が可能です。
サイトの速度はユーザーの満足度だけでなく、検索エンジンによる評価にも影響するため、ウェブサイト運営において重要な要素といえるでしょう。
アンカーテキストが適切に設置されていない
アンカーテキストは、訪問者がクリックして他のページへ移動するためのテキストリンクです。例として、「こちらをクリック」とだけ表記しても、ユーザーはどの画面に移動するのか理解ができません。
サイト内のほかのページや外部のホームページのリンクを設置する場合は、リンク先の内容を簡潔に伝えられるテキストを記載しましょう。▷ホームページ作成ツールおすすめ9選比較!無料・初心者でも使えるツールを紹介
ホームページ制作でやってはいけないSEO対策
ホームページが検索結果の上位に表示されなければ、ユーザーの目に止まらず、どれだけデザインやコンテンツの品質にこだわっても意味がありません。
検索の上位結果に表示させるためには、SEOの対策を施す必要があります。ここでは、SEO対策においてやってはいけないことを紹介します。
被リンクを購入する
被リンクは、ウェブサイトの権威性を高め、検索順位を向上させる重要な要素です。ただし、被リンク購入して獲得することは避けるべきです。
検索エンジンは質の高い自然なリンクを評価しているため、購入したものや自作自演によるリンクはペナルティの対象になることがあります。まずは質の高いコンテンツを作成することに注力し、自然な方法で他サイトからのリンクを獲得することを目指しましょう。
隠しテキストを入れている
隠しテキストとは、キーワードをページの背景色と同じ色にしたり、フォントを極端に小さくしてユーザーに気付かれないようにするものです。SEO対策として行われることがありますが、現在では意味のないものとなっています。
また、Googleは隠しテキストを違反行為と明言しているため、ペナルティの対象になることがあります。
関連のないキーワードを詰め込んでいる
ホームページの各ページにmeta keywordを設定することは、SEO対策として有効です。しかし、関連のないキーワードを無理に詰め込むことは、ユーザーにとって価値のないコンテンツを生み出し評価を下げることにつながります。
キーワードはコンテンツの文脈内で自然に使用し、関連性のある情報を提供することを心がけましょう。
重複コンテンツを作成している
同一のホームページ内で似たようなコンテンツを作ると、Googleから重複コンテンツと認識されるリスクがあります。また、訪問者にとっても、重複する情報は価値が低く、信頼性を損ねることになるでしょう。
莫大な量の記事を必要とする場合、重複コンテンツを作成してしまう可能性が高まるため、各ページで異なる視点や情報を提供するように意識してコンテンツを作成することが大切です。
altタグ(画像代替テキスト)を入れていない
ホームページ内に使用する画像には、altタグ(画像代替テキスト)を適切に設定することで、Googleから設置されている画像が認識されやすくなりSEO対策として有効です。
altタグを設定しない場合は画像が認識されないリスクが高まります。
また、目の不自由な人が使用する音声読み上げツールは、文書構造タグによってページの構造を理解します。文書構造タグとは、ページのタイトルや見出し、文章などの構造を示すものです。altタグもこのひとつに含まれるため、目の不自由な人に画像の内容を正しく伝えるためにも適切に設定することが求められます。
ホームページの構造が複雑になっている
ホームページの構造が複雑になると、訪問者が必要な情報を見つけるのが困難になり、検索エンジンからの評価を落としてしまう可能性があります。
TOPページから3回クリックしても目的の記事にたどり着かない場合は、構造を見直す必要があるでしょう。ユーザーが求めているコンテンツに迅速にアクセスできるよう、すっきりとした構造のホームページを作成することが重要です。
URLを正規化していない
URLの正規化とは、同じページのURLをひとつに集約することです。同じページにアクセスできるURLが複数あると、検索エンジンに別のページと認識されてしまい、Googleからの評価が分散されることがあります。
たとえば「index.html」や「www.」の有無などが考えられるでしょう。このような状態では、どちらにアクセスしても同じコンテンツが表示され、重複コンテンツとみなされるため注意が必要です。
コンテンツを自動生成している
検索キーワードを入力すると、読者の検索意図を盛り込んだ記事を自動生成するツールが存在します。このようなツールは一見便利ですが、自動生成されたコンテンツは日本語として不自然なものも多く、検索エンジンに低く評価される傾向があります。
使い方によっては有効な手段となりますが、生成された文章をそのまま利用することはおすすめできません。
▷SEO対策のやり方とは?初心者でもわかる上位表示させる秘訣
ホームページ制作でやってはいけない運用・保守
ホームページを制作した後の保守・運用においてやってはいけないことを紹介します。
ホームページの更新をしていない
ホームページの定期的な更新は、訪問者にとっても検索エンジンにとっても非常に重要です。
また、終了したキャンペーンの情報がそのままだったり、営業日の変更が反映されていなかったりすると、最悪の場合クレームに発展するかもしれません。長期間更新が止まると検索順位が下がる可能性もあるため、定期的な更新を行うことを心がけましょう。
運用体制が決まっていない
企業が運営するホームページの場合、運用体制を明確にしておく必要があります。運用体制が決まっていないと、コンテンツの更新や問い合わせへの対応、技術的な問題の解決など、サイトの管理が疎かになる可能性があるでしょう。
これらが適切に管理されていないと、会社としての機会損失につながることもあります。効果的にホームページを運用するためには、マニュアルを整備したり、管理を簡略化できるツールを活用することをおすすめします。
ドメイン・サーバーの更新をしていない
ドメインとサーバーは、一定期間ごとに契約の更新が必要です。更新作業を忘れてしまうとサイトが表示されなくなったり、最悪の場合いちから作り直さなければいけません。
また、ドメインの契約が切れてしまうと他社に購入されてしまうおそれもあります。契約の更新期間は、1ヶ月・6ヶ月・1年などさまざまです。契約が切れる前に必ず更新手続きを行いましょう。心配な場合は、自動更新を有効にしておくことをおすすめします。
セキュリティ対策を行っていない
セキュリティ対策を怠ると、不正アクセスの被害に遭う危険性が高まります。結果的に、ユーザーの個人情報やビジネスデータを危険にさらすことにもつながるでしょう。
セキュリティ対策には、定期的なソフトウェアの更新や強力なパスワードの使用などが挙げられます。WordPressを利用しているのであれば、セキュリティ対策になるプラグインをインストールすることでサイトを守ることが可能です。
CMSの更新をしていない
WordPressなどのCMSを利用している場合、システムやプラグインのアップデートが必要です。とくにセキュリティ関連のアップデートに対応せずにいると、セキュリティの脆弱性を狙われ不正アクセスなどの被害に合うことも考えられます。
このようなトラブルを防ぐためにも、メールでリリース情報を受け取れるようにしたり、自動アップデートを有効にしたりすることをおすすめします。
ホームページ制作の依頼先を選定する際にやってはいけないこと
ここでは、ホームページの制作会社を選定する際にやってはいけないことを紹介します。
見積もりを1社だけに依頼している
ホームページ制作の見積もりを1社だけに依頼してしまうと、提示された金額が適正かどうかの判断が難しくなります。
また、サービスの範囲やサポート体制について比較するためにも、複数の制作会社に見積もりを依頼することが重要です。これにより、自社のニーズに最適な制作会社を見つけることができます。
途中解約不可な契約をしている
ホームページの制作会社や契約内容によっては、途中解約ができない場合もあります。このような契約をしてしまうと、プロジェクトが期待通りに進まない場合や制作会社の対応に不満がある場合でもすぐに契約を解除できません。
とくにリース契約は途中解約ができないことも多いので注意が必要です。制作会社との契約をする前に、必ず途中解約の可否を確認しましょう。
安さだけで業者を選んでいる
コストは重要な要素ですが、安さだけでホームページ制作業者を選ぶことはおすすめできません。長期的な視点で見ると、損失につながることがあります。
低コストで提案してくる業者のなかには、高度なスキルを持っていない人材を雇っているケースも多く、クオリティの低いホームページに仕上がってしまうことがあるかもしれません。提供されるサービスの範囲や実績、アフターサポートの質など、総合的な評価をもとに業者を選定しましょう。
契約後の流れを確認しないで選んでいる
契約後のプロセスを明確に理解せずに業者を選定することは、プロジェクトの進行において混乱や誤解を招く原因となります。進め方について確認せずに契約をすると、要望を伝える場を設けられると思っていたのに、いつの間にかサイトが完成していたということにもなりかねません。
また、制作会社によっては制約の多いCMSを使用しているケースもあり、独自ドメインが使用できなかったり、サイトのデザインを変更しにくいといったトラブルが発生することもあります。このような事態を防ぐためにも、契約書にサインする前にどのような流れで進めていくのかを具体的に確認しておくことが大切です。
無料のホームページ制作ツールを利用する際にやってはいけないこと
ここからは無料のホームページ制作ツールを使う場合にやってはいけないことを紹介します。
目的にあったホームページ制作ツールを選んでいない
無料のホームページ制作ツールを選ぶ際には、目的に合ったホームページが作成できるかどうかを確認することが大切です。無料のツールはそれぞれに強みと弱みがあり、すべてのツールがすべてのニーズに合うわけではありません。
例えば、ブログとオンラインストアの運営では、必要とされる機能やデザインが異なります。目的に合わないツールを選ぶと、追加機能のためのコストが発生する可能性もあります。
独自ドメインを取得しない
独自ドメインとは「〇〇.com」の部分を好きなようにカスタマイズした専用のドメインのことを指します。無料のツールでよく利用されている共有ドメインでは、ドメインを自社で決めることはできず、会社名やサービス名とは関係のない文字列が入ってしまいます。
このようなURLはユーザーがその会社のサイトか判断できず、信頼性にも影響するでしょう。とくにビジネスで利用するホームページを作成する場合は、独自ドメインを取得することが推奨されます。
広告を非表示にしない
無料のホームページ作成サービスでは、自動的に広告が表示されるものも多くあります。多種多様な広告が表示されてしまうと、ユーザビリティに影響してしまい離脱にもつながります。
ビジネスとしてホームページを運営するのであれば、広告は非表示にすることが望ましいです。無料のツールでも広告を非表示にできるものもありますが、有料のツールやプランを利用することも検討するとよいでしょう。
運用費用を予算に含めていない
無料ホームページ制作ツールを利用する場合でも「公開ページを増やしたい」「広告を非表示にしたい」といった場合にオプション料金が発生することがあります。
また、独自ドメインの取得やセキュリティの強化など、サイトを運営していくうえではさまざまな費用が発生します。ホームページは作成して公開したら終わりではありません。上記のような運用費用も含め、自社の予算と目的に合わせた判断が必要となります。
▷ホームページを無料で作成できるサービス8選|選び方やメリット・デメリット
ホームページはルールを守って制作しよう
ホームページの制作や運用に関する注意点を紹介しました。ホームページの作成を行う際は、届けたいターゲットを明確にし、それに合ったデザインやコンテンツを考えていくことが大切です。
また、一度公開したら終わりではなく、定期的な更新が必要になることも忘れてはいけません。本記事で紹介したポイントを参考にしていただき、ユーザー目線に立った質の高いホームページを構築していきましょう。
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