中小企業向け請求書発行システム10選比較｜導入のメリットや選び方のポイント

請求書発行システムのサービス一覧

• 請求書の回収・電子化・振込を全て自動化
• 月額0円！かかる費用は振込手数料のみ
• 改正電子帳簿保存法にも対応

• 帳票の個別作成や複数帳票の一括作成も自由自在に簡単作成！
• 帳票作成～保存まで、デジタルで一本化でき手間を軽減！
• 帳票に合わせ柔軟に項目やレイアウトのカスタマイズが可能！

• 請求書・見積書・納品書をテンプレートで作成
• 見積書→納品書→請求書→領収書の流れで書類をカンタン変換
• 郵送やメール送付が2ステップで完了

• 請求書電子化（郵送代行も可）によるコスト削減を実現
• 各種決済システムとの連携に対応し代金回収までをサポート
• 自動消込と催促メールにより、未回収リスクと業務負担を限りなく軽減し

請求書発行システムの
サービスを一括ダウンロード(無料)

請求書発行システムとは？

請求書発行システムとは、会計システムなどと連携して請求書の作成・送付を自動化できる便利なITツールです。

請求書発行システムを導入すると、請求業務を効率的に進められるため担当者の負担を大幅に軽減することが可能です。従来の手作業で生じやすい入力ミスや送付遅延のリスクも減少するため、業務全体の正確性とスピードも向上します。

請求書発行システムを利用すると、請求書の発行に伴う手間が省かれ、本業に集中できる環境が整うため、多くの企業で導入が進んでいます。

請求書発行システムの主な機能

請求書発行システムの主な機能は以下のとおりです。

▷請求書発行システムとは？導入するメリットやデメリットも解説

▷請求書発行システムの選び方ガイド！選定ポイントや注意点を解説！

中小企業が抱える請求業務の課題

中小企業の請求業務には、効率化や正確性の面で多くの課題が潜んでいます。ここでは、中小企業が抱える請求業務の課題について詳しく紹介します。

請求書の発行のルールが統一されていない

請求書の発行に関するルールが統一されていないと、形式や記載内容が担当者によって異なり、取引先に混乱を招く原因となります。例えば、請求書の日付や金額の表記方法が統一されていないと確認作業に時間がかかり、支払いの遅延が発生することもあります。

請求書の発行に手間と時間がかかる

請求書の発行をエクセルやワードで行うとなると、手間と時間がかかってしまいます。項目の入力やフォーマットの調整、取引先ごとに異なる内容の対応など、一つひとつ手作業で行うためミスも発生しやすく、確認作業に追われやすくなるのです。こうした時間的な負担は、ほかの業務にも影響を及ぼすでしょう。

請求書の紛失や発行遅れなどのトラブルが発生する

請求書の発行業務では、紛失や発行の遅れといったトラブルが少なくありません。特に、手作業で管理している場合、確認漏れや伝達ミスが原因で発行が遅れることがあり、取引先に迷惑をかけてしまうケースもあります。また、紙の請求書の場合は誤って紛失してしまうリスクもあり、再発行に手間と時間がかかります。

▷請求書の処理を自動化・効率化する方法｜メリットやサービスの選び方を解説

中小企業の請求書発行システムの選び方

中小企業に最適な請求書発行システムを選ぶ際には、注意すべきポイントがあります。ここでは、具体的な選び方のポイントを詳しく解説します。

費用は予算内に収まるか

請求書発行システムを選ぶ際は、まず費用が予算内に収まるかどうか確認することが大切です。月々の請求書発行数とシステム利用料を照らし合わせ、費用対効果を確認しましょう。請求書発行システムには、発行数に応じた料金体系を採用しているものや定額制で利用できるものなど、さまざまなプランが存在します。予算に合った最適なシステムを選ぶためにも、以下で各システムの料金体系について詳しく見ていきましょう。

従量課金制

従量課金制とは、利用した分だけ費用が発生する料金体系で、請求書の発行数に応じて料金が決まるシステムです。発行数が少ない月は費用を抑えられるため、特に、発行数が変動しやすい中小企業にとっては無駄な支出を避けられるメリットがあります。

月額固定制

月額固定制とは、毎月一定の料金でシステムを利用できる料金体系です。発行数に関係なく月額料金が変わらないため、発行数が多い企業にとっては、コストを抑えつつ安定した利用が見込めるでしょう。月ごとに予算管理がしやすいこともメリットの一つです。

請求書の送付方法は何か

請求書の送付方法もシステム選びの重要なポイントです。郵送による送付は信頼性が高い一方で、手間とコストがかかります。一方、メール送付はスピーディでコストも抑えられますが、受信確認が難しい場合があります。このような事情を考慮したうえで、自社と取引先に合ったシステムを選ぶことが重要です。

見積書や納品書なども発行できるか

請求書発行システムの中には、請求書だけでなく見積書や納品書の発行にも対応しているものがあります。このような機能があると、一つのシステムで複数の業務を一元管理できるため、作業効率が向上します。また、書類ごとにフォーマットや項目を設定できるため、取引の流れに沿ったスムーズな対応が可能です。見積書や納品書の発行が必要な業務には、このような多機能なシステムを選ぶと安心です。

【中小企業向け】請求書発行システム10選比較

中小企業に適した請求書発行システム10種類を比較しました。それぞれの特徴を見て、自社に合ったシステム選びの参考にしてください。

バクラク請求書発行

バクラク請求書発行は、さまざまな業種の企業に利用されており、導入社数10,000社以上、サービス継続率は99％を誇るシステムです。請求書だけでなく見積書や納品書などの書類作成ができ、稟議との紐付け、書類の複製、書類形式の変換にも対応しています。さらに、基幹システムから出力した請求書のPDFファイルを取引先ごとに自動で分割しAI-OCR機能を組み合わせることで、電子・郵送データを瞬時に作成できます。

ペイトナー請求書

ペイトナー請求書は、請求書の回収から振込データの作成、振込まですべて自動で行なってくれる、業界初の自動化サービスシステムで、請求書にかかわる作業時間やコストを大幅に削減できると評判です。また、電帳法対応はペイトナー請求書を導入するだけで対応可能です。さらに、インボイス番号を自動で適正判定できるため、適格請求書の確認業務の負担を減らせます。月額費用が無料なのでコスト重視の企業にもおすすめです。

請求QUICK

請求QUICKは、請求書の発行から入金消込・仕訳、さらに請求書の買取が1つのシステムで完結する請求書発行システムです。また、使いやすさを重視し、機能だけでなくデザインもすみずみまでこだわりを持って作られています。システムについては無料のWebセミナーで配信しており、オンラインでの個別相談会も随時開催しています。気になる方は参加してみてはいかがでしょうか。

MakeLeaps

MakeLeapsは、有料契約実績5,900社を誇る請求書発行システムで、請求書をはじめ見積書や発注書、納品書、領収書、支払通知書など10種類の書類が作成できます。

また、優れた操作性が評価されグッドデザイン賞を受賞していることも大きな強みです。誰でも直感的に操作できる使いやすい画面なので、初めての導入でも安心です。すべての機能が30日間無料で試せるトライアル版も用意されていますので、使用感を確かめたい方は利用してみるといいでしょう。

invox発行請求書

invox発行請求書は、売上計上や入金消込・督促まで自動でできる、業界最安水準の請求書発行システムです。初期費用0円でユーザー数無制限のプランでは、申し込んだ当日から無料で使えるため、手軽に始めたい企業におすすめです。また、企業ごとの具体的な課題をヒアリングし、最適なプランや利用方法を提案するオンライン個別相談会も開催しているので、詳細が気になる方は参加してみるとよくわかるでしょう。

Misoca

Misocaは、請求書作成枚数が月10枚まで無料で使える請求書発行システム。スマホ・タブレットからも帳票作成・発行ができるため、時間や場所を選ばずに操作が可能です。

また、「ITreview Grid Award 2024 Winter」の請求書作成・見積書作成カテゴリにおいて「Leader」を受賞しており、圧倒的な支持を受けていることも大きな特徴の一つです。サポート体制が充実していることも強みの一つで、専門スタッフが導入や操作方法など業務の相談に幅広く対応しています。

BtoBプラットフォーム 請求書

BtoBプラットフォーム 請求書は、発行を郵送代行、受取をAI-OCRによるデジタルデータのオプションを併用することで、請求書の電子化ができるシステムです。会計システムや販売管理システムと連携することで、請求データの取り込み・一括処理が容易にできるため、検索効率も向上します。

受け取った請求書は、明細単位で部門・勘定科目を自動仕訳して取り込めるため、ミスも大幅に減らすことが可能です。各種メディアや認定制度からも高い評価を得ています。

INVOY

INVOYは、請求書の作成や取引先の追加など、請求・経理に必要な多くの機能を無料で利用できるシステムです。請求書は、必要な項目を順番に入力するだけで容易に作成できます。受け取った請求書は5秒でデータ化でき、そのままカードで支払うことが可能です。また、スマホで帳票の作成・発行ができるため、出先での急な対応やスキマ時間の有効活用ができるでしょう。インボイス制度や電子帳簿保存法など最新の法令にも対応しています。

CLOUD PAPER

CLOUD PAPERは、マスタ管理・柔軟なシステム連携で、各企業ごとの規格内容に合わせた対応ができる請求書発行システムです。発行側機能に加え受領機能も使用でき、freeeやkintoneなど外部との連携もできるため、シームレスな業務が実現します。また、無料で最新の機能やバグの改善をリアルタイムにアップデートしているため、システムの保守・管理の費用を抑えられることも大きなメリットの一つです。

LinkPrint CLOUD

LinkPrint CLOUDの請求書発行システムは、サービス提供開始以降、20万本の利用実績で多くの企業をサポートしています。自由にカスタマイズできるレイアウト作成機能と豊富な標準フォームで、取引先に合わせた帳票作成が可能です。また、業界指定の複写帳票など、電子化も郵送代行も難しい帳票でも印刷出力ができる専用ツール「LPC Direct」が搭載されていることも大きな強み。セキュリティ体制もしっかりしているので安心して利用できます。

中小企業が請求書発行システムを導入するメリット

中小企業が請求書発行システムを導入すると、業務効率やコスト削減など多くのメリットが得られます。ここでは、それらのメリットについて詳しく解説します。

請求書発行業務をデジタル化できる

請求書発行業務をデジタル化することで、請求書の作成、送付、管理が一括して簡単に行えるようになります。これにより、手作業での入力や発行時のミスが減り、業務の正確性が向上します。また、デジタル化によって業務の負担が軽減されるため、時間とコストの削減にもつながります。リソースを最適化しながら請求業務を円滑に進められるでしょう。

請求書発行のルールを統一できる

請求書発行システムを導入することで、業務を一貫したルールに基づいて進められるため、請求書の発行ルールを統一できます。これにより、フォーマットや項目の記載方法が標準化され、担当者による業務品質のばらつきを防ぐことが可能です。内部での確認作業もスムーズになるため、業務の効率化にもつながります。

業務の効率化・生産性の向上につながる

請求書発行システムは、ほかの業務システムとデータ連携することで、業務の効率化と生産性を大きく向上させます。

例えば、会計ソフトや顧客管理システムとデータを自動で共有することで、二重入力や手作業の確認が不要になり、ミスを減らしつつ迅速に作業を進められます。また、リアルタイムでデータが反映されるため、情報の正確性を保つことが可能です。

請求書発行にかかる費用を削減できる

請求書発行システムを導入することで、業務負担の軽減により人件費の削減が期待できます。これまで手作業で行っていた請求書の作成や送付作業をシステムで自動化することにより担当者の時間と労力が削減されるため、費用対効果が向上します。

また、紙の請求書発行が不要になることで、印刷代や郵送費といった経費も大幅に減らせるでしょう。

リモートワークを推進できる

請求書発行システムは、インターネット環境さえあればどこからでもアクセス可能なため、リモートワークの推進に役立ちます。

自宅や外出先でも請求書を作成・送付できるため、オフィスにいなくてもスムーズに業務を行えます。また、チーム内でのデータ共有や確認作業もオンラインで完結するため、情報の一元管理が可能です。リモート環境でも従来と同様の効率で業務を進められるため、柔軟な働き方が実現するでしょう。

法改正に柔軟に対応できる

請求書発行システムは、インボイス制度や電子帳簿保存法といった法改正に対応できる機能を備えているケースが多く、法令変更にも柔軟に対応可能です。また、法改正に応じたシステムのアップデートも行われるため、安心して長期的に利用できる点も大きなメリットです。

中小企業が請求書発行システムを導入する流れ

最後に、中小企業が請求書発行システムを導入する際のステップについて、順を追って紹介します。

請求業務の課題を明らかにする

請求書発行システムを導入する前に、まず現在の請求業務の課題を明らかにすることが重要です。例えば、手作業によるミスの多発や、作業にかかる時間とコストが負担になっている場合は、デジタル化による効率化が求められます。

紙の請求書で発生する印刷費や郵送費も、請求書発行システムで削減できる可能性があります。業務の見直しを行い、システム導入の目的を明確にすることで、最適な解決策が見えてくるでしょう。

必要な機能を洗い出す

請求業務の課題が明確になったら、課題解決に必要な機能を洗い出します。例えば、請求書の自動作成や支払い管理が求められる場合、それに対応する機能を備えたシステムが必要です。

また、取引先ごとのデータ管理や他の会計ソフトとの連携機能があると、より効率的に業務を運用できます。必要な機能を整理することで、実際の業務にフィットしたシステムを選べるでしょう。

導入予算やスケジュールを考える

請求書発行システムの導入にあたっては、予算やスケジュールの検討が不可欠です。導入費用はシステムの機能や規模によって異なるため、必要な機能を見極めたうえで予算範囲内に収めるよう計画を立てましょう。

また、導入スケジュールについても、業務に影響が出ないタイミングを選ぶことが重要です。十分な準備期間を設け、担当者にシステムの操作を習得してもらう時間を確保することで、スムーズな導入が実現します。

トライアルなどを活用しシステムを比較する

システム導入前には、トライアルを活用して機能や使いやすさを確認することが大切です。トライアル期間中に、実際の請求業務を想定して操作を試すことで、使い勝手や機能が業務に適しているかを見極められます。

また、複数のシステムを比較することで、自社の課題に最も合ったシステムはどれか絞り込むことができます。無料で利用できるトライアルを効果的に活用して、納得のいくシステムを選びましょう。

システムを選定し導入する

システムのトライアルや比較を経て、自社の業務に最も適した請求書発行システムを選び、導入に移ります。必要に応じて初期トレーニングも計画的に行いましょう。

また、システム導入時には操作説明会などを通じて担当者全員が操作に慣れるようサポートすると、移行がスムーズに進みます。導入後のフォロー体制も確認することで、安定した運用が実現するでしょう。

システムを導入し中小企業の請求書発行の課題を解決しよう

請求書発行システムの導入は、中小企業が抱える請求業務の手間やコストの課題を解消し、業務効率を大幅に向上させるための効果的な手段です。デジタル化によってミスや無駄を減らし、リモートワークや法改正にも柔軟に対応できる環境が整います。本記事を参考に自社に最適なシステムを見極め、効率的な業務運営を目指しましょう。