メルマガの最適な配信頻度は?平均的な回数や意識すべきポイントを解説

最終更新日時:2022/11/07

メール配信システム

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メルマガを月に何回くらい送信していますか?ユーザーにとって最適な頻度を意識しなければ、開封率やコンバージョンの低下につながります。この記事では、メルマガの平均的な配信頻度や、頻度を増減させるメリット・デメリット、理想的な配信回数について解説します。

メルマガの平均的な配信頻度と開封率

はじめに、一般的なメルマガの配信頻度と開封率について確認していきましょう。

(1)メルマガ配信は月1〜4回が一般的

オーストラリアの配信スタンド「SmartrEmail」の調査によると、利用企業の約60%が「月1〜4回」の頻度でメルマガを配信しているという結果でした。

次に多いのが「月5〜8回」で約20%、「月9〜16回」が約10%、「月1回以下」は約8%です。この調査結果から、一般的なメルマガの配信頻度は月に1〜4回であることがわかります。

(2)最も開封率が高い配信頻度は週に1〜2回

「SmartrEmail」の調査によると、メルマガの開封率がもっとも高かったのは「週1〜2回」の配信頻度でした。

週1〜2回の配信で、約24%の平均開封率が見込める結果でした。人数で考えると4人に1人が開封してくれるということなので、高い開封率といえるでしょう。

(3)月に4通以下・月に9通以上だと開封率が下がる

次に開封率が高かったのは、「月4回以下」の約20%で、「月9〜16回」は開封率が約14%と、もっとも低い結果でした。

この結果から、メルマガの配信頻度は多くても少なすぎても開封率にマイナスの影響を与えてしまうことが理解できます。

メルマガの配信頻度を増やすメリット・デメリット

ここでは、メルマガの配信頻度を増やすメリットとデメリットをチェックしていきましょう。

(1)メルマガ配信を増やすメリット

まずはメルマガ配信を増やすことで得られるメリットから解説します。

#1: 顧客とコミュニケーションの機会が増える

配信頻度を増やすほど、顧客とのコミュニケーション機会が生まれます。資料請求や問い合わせといったコンバージョンにつながる可能性を高められるのが、配信頻度を増やすメリットといえるでしょう。

また、配信頻度を増やしていけば、メルマガを読むことが習慣になる読者も出てきます。トレンドなど旬の情報が頻繁に発信されているメルマガであれば、情報源のひとつとして読者登録してもらえる可能性も高まるでしょう。

#2: 単純接触効果が得られる

単純接触効果とは、何度も見たり聞いたりして接触することで、次第に好感を持つという心理的作用です。ザイアンス効果とも呼ばれます。

メルマガの配信頻度を増やしていけば、それだけ単純接触効果が期待できます。ただし、相手が不快感を持っている状態で繰り返し接触するのは逆効果です。スパムメールのように大量のメルマガを送ったりせず、読者が不快に感じない頻度でメルマガは配信していきましょう。

(2)メルマガ配信頻度を増やすデメリット

次に、メルマガの配信頻度を増やすデメリットを確認していきましょう。

#1: ネタ切れを起こしやすい

基本的にメルマガは、同じ内容を何度も顧客に送るわけにはいきません。常にネタを探して、新しい情報を配信する必要があります。

そのため、配信頻度を増やすとネタ切れしやすくなるのがネックです。新しいネタがないために、同じような内容を繰り返したり、商品やサービスと関連性の低い内容になったりしないよう注意しましょう。

#2: ユーザーがうっとうしく思う可能性がある

配信頻度を増やしすぎると、ユーザーに不快に思われるリスクが高まります。

ユーザーがメルマガの配信を解除(オプトアウト)する理由の多くは、「配信頻度が高すぎる」ことです。1日に2回以上配信すると解除率が高まる、という調査結果もあるので注意しましょう。

メルマガの配信頻度を減らすメリット・デメリット

今度は反対に、メルマガの配信頻度を減らした場合のメリット・デメリットを確認していきましょう。

(1)メルマガ配信頻度を減らすメリット

まずは、メルマガ配信頻度を減らすメリットを解説します。

#1: コンテンツの厚みを増せる

配信頻度を減らせば、1回のメルマガにかけられる時間や労力が増えるため、コンテンツ内容の充実化が図れます。「少ない機会でいかに読者を惹きつけられるか?」といった意識が生まれるので、メルマガ作成に対する集中も高まるでしょう。

また、メルマガ作成そのものだけでなく、ユーザーのニーズ調査といった分析への時間を確保しやすい点も、配信頻度を減らすことのメリットです。ユーザーの望む情報が何かを見極め、適切な情報を発信していくプロセスも、メルマガの人気を高めるうえで欠かせません。

#2: ネタ切れしづらい

配信頻度を減らせば、ネタ切れの心配が少なくなります。新しいネタを探す時間的な余裕ができるため、配信前に焦って低品質のメルマガを用意するような事態も避けられるでしょう。

ネタ探しに余裕が持てれば、文章の品質向上に時間が割けるようになるので、メルマガ1本あたりのクオリティ向上も期待できます。

(1)メルマガ配信頻度を減らすデメリット

次に、メルマガの配信頻度を減らすデメリットについて解説します。

#1: ユーザーに忘れられてしまう

メルマガの配信頻度を減らしすぎると、ユーザーとのコミュニケーション機会が失われてしまいます。結果、ユーザーに自社の商品やサービスを忘れられてしまう可能性もあるのです。

メルマガは、自社とユーザーの接点となる大切なツールです。配信頻度を調整する場合でも、極端に減らしすぎないように気をつけましょう。

#2: 本来重要なKPIの数値が低くなる

メルマガの運用では、中間指標である「KPI」を設定して効果を測定し、検証することが大切です。

一般的にメルマガでは、「送信成功率」「開封率」「クリック率」などをKPIとして設定します。この数値を参考に、さまざまな測定や検証を繰り返していきます。ただし、メルマガの配信頻度が少なすぎると、分析に必要な情報が不足する可能性があるため注意しましょう。

分析不足によって適切な目標設定ができなければ、メルマガで重要な「送信成功率」「開封率」の改善に向けたアクションも効果が弱まってしまいます。

ジャンル別|メルマガの理想的な配信回数

メルマガの理想的な配信回数は、扱う商品やサービスによってさまざまです。ここでは、理想とされる配信回数をジャンル別に紹介していきます。

(1)ニュース系は毎日配信が理想

ニュース系の場合、メルマガは毎日配信するのが理想的です。ニュースは情報鮮度が大切であるため、スピーディーな情報発信が求められます。

朝の通勤時にニュースをチェックする人が多いため、毎朝決まった時間にメルマガを配信すると高い開封率が期待できるでしょう。

(2)低単価商品は週1〜2回

ファッションや日用品、食料品など、比較的低単価の商品を扱っている場合は、週1〜2回の配信が理想的と言われています。ニュースより頻度が少なくても問題ありませんが、比較的短いスパンで配信していくのがおすすめです。

日用品やファッション用品は、バーゲンや新商品の入荷といった情報が次々とアップデートされていきます。配信頻度が少なすぎると情報が古くなりやすく、読者離れを起こしやすいため注意が必要です。

(3)BtoBビジネスの場合は月に1〜2回から検証

BtoBビジネスでメルマガを配信する場合は、月に1〜2回程度がよいでしょう。まずは期間を定めて試験的に配信を開始し、その結果を検証してから調整するのがおすすめです。

配信頻度が少ない分、ユーザーに有益な情報源として認識されるコンテンツとなるように、メルマガ1本あたりの内容を充実させていきましょう。

オプトアウト数を見ながら検証することが大事

配信頻度を調整する場合、オプトアウト(配信解除)の数を注視しなければなりません。配信頻度が適切かどうかは、オプトアウトの数によって判断できるからです。

配信頻度を増減させたときのオプトアウト数の推移を測定し、改善と検証を繰り返しながら理想の配信頻度を見つけましょう。

メルマガの配信頻度を決める際に意識するポイント

メルマガの配信頻度を決めるときには、意識すべきポイントがあります。ここでは、主なポイント3つを確認していきましょう。

(1)ライバルのメルマガの配信頻度を参考にする

同業他社のメルマガ配信を参考にするのは、自社の配信頻度を探るのに適しています。人気の高い同業他社であるほど、読者ニーズに沿った配信頻度を心がけている可能性が高いからです。

同業他社のメルマガを分析するためには、読者登録してみるのがおすすめです。配信頻度とあわせて内容や文章レイアウトなどを参考にしてみると、人気のメルマガにするためのヒントを得られるでしょう。

(2)一定期間の中で配信間隔・回数を変えてテストを行う

メルマガも事業と同様に、試行錯誤を経てクオリティを高めていくものです。自社のメルマガにとって理想の配信頻度を理解するためにも、まずは配信テストを実施していきましょう。

テストの際には、開封率やオプトアウト率、コンバージョン率などを正確に記録することが大切です。テストで得た情報をもとに分析することで、自社のメルマガに適した配信頻度が見えてくるでしょう。

(3)頻度だけでなくコンテンツを工夫する

メルマガにおいて配信頻度は重要な要素ですが、コンテンツのクオリティも同様に重要です。なぜなら、いくら適切な頻度で配信し、開封率が向上したとしても、コンテンツに魅力がなければ成果につながらないからです。

ユーザーに興味を持って読んでもらえるように、ターゲット層の特徴や求める情報・メリットを明確にしたうえでコンテンツを作成していきましょう。

配信頻度を工夫してメールマーケティングの最大化へ

メルマガの最大のメリットは、ユーザーへダイレクトにメッセージを送りアプローチできることです。顧客と直接コミュニケーションが取れる数少ないマーケティング手法のため、適切に運用できれば大きな成果を生み出せるでしょう。

メルマガによるマーケティングを成功させるためには、適切な頻度での配信が重要です。理想とされる配信頻度は商品やサービスによって異なるため、本記事で紹介した頻度を参考に、自社のメルマガにふさわしい頻度を見つけていきましょう。

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