無料の人事管理システムおすすめ8選比較!選ぶ際のポイントやメリット・有料製品との違い

最終更新日時:2024/03/27

人事評価システム

無料の人事管理システム

人事評価は従業員の昇給や昇格に関わる重要なプロセスです。効率を求めるためにはシステムを利用することが有効ですが、いきなり導入するのはハードルが高いでしょう。そこで本記事では、無料トライアルを提供している人事評価システムのおすすめ8選を、選ぶ際のポイントやメリットと併せて詳しく解説します。

無料で人事評価を仕組み化する方法

人事評価は定期的に行うものなので、実施のたびに一から準備しなくて済むよう、仕組化しておくと便利です。ここでは人事評価を仕組み化する2つの方法について紹介していきます。

Excel・Googleスプレッドシートを使う

ExcelやGoogleスプレッドシートは、追加の費用をかけることなく人事評価の仕組化を行うのに最適なツールです。評価基準や従業員のデータを一元管理することで、更新や分析を簡単に行うことができます。

費用がかからないこと以外のメリットとしては、ほとんどの人が使い方を知っている点や、アクセスが容易である点が挙げられます。ただし、セキュリティ面での懸念や、複雑なデータ処理には向かないというデメリットもあります。

組織のニーズや規模に照らし合わせ、ExcelやGoogleスプレッドシートによる管理で十分かどうかを検討しましょう。

効率化を目指すなら人事評価システムがおすすめ

ExcelやGoogleスプレッドシートは便利ですが、人事評価の対象者が多い場合は、管理や共有のために大きな労力が必要となります。

このような場合は人事評価システムを導入すると、金銭的なコストを抑えつつ、同時に人件費の削減を目指すことも可能です。

新システム導入に対する不安もあるかもしれません。そのような場合は、無料トライアルが提供されているシステムを利用してみましょう。実際に操作性を確かめてみることで、自社に合ったシステムかどうかを見極めることができます。

【2024年最新】おすすめの人事評価システム14選比較|価格や機能・選び方を解説

人事評価システムの無料版と有料版の違い

人事評価システムを選ぶ際は、無料版と有料版でどのような違いがあるかを把握しておく必要があります。

無料版はコストを抑えることができますが、利用できる人数や機能、データの保持期間に制限がある場合がほとんどです。これに対し、有料版にするとはこれらの制限が解除され、より広範な機能を利用できるようになります。

人事評価の目的や規模に合わせて、最適なプランを選択するようにしましょう。まずは無料版で試し、必要に応じて有料版に移行するのも1つの方法です。

無料トライアルのある人事評価システムを選ぶ際のポイント

まずは無料トライアルで試してみたいと思った方もいるでしょう。そこでここからは、無料トライアルができる人事評価システムを選ぶ際のポイントを3つ紹介していきます。

無料で利用できる機能で選ぶ

人事評価システムの無料トライアルは、システムの機能性を試すよい機会です。ただし、この無料期間中に利用できる機能やデータ容量に関しては、有料版と同等の条件で利用できることもあれば、制限がある場合もあります。

そのため、どの機能を試せるのか、どれだけのデータ容量を使えるのかを事前に理解しておくことが重要です。無料トライアルとはいっても、実際の運用に近い形で試せなければ、あまり意味がありません。試せる機能や提供される容量を基準に無料トライアルをするシステムを選定しましょう。

無料で利用できる人数・期間で選ぶ

人事評価システムの無料トライアルで利用できる人数や期間はサービスによって異なるため、自社の現状やニーズとを照らし合わせることも重要です。

たとえば、小規模なチームであれば利用上限人数が少数でも問題ないかもしれませんが、大企業での導入を考えている場合は、社員数をカバーできるサービスを選ぶ必要があります。

また、試用期間が短いとすべての機能を十分に試せないまま終わってしまう可能性があるため、じっくりと試せる余裕があるかもチェックすべきポイントです。

既存の評価制度のまま運用できるかで選ぶ

人事評価システムを選ぶ際には、既存の評価制度との互換性も重要なポイントです。システムによっては、表示や管理の方法が自社の既存の評価制度とは相性が悪い可能性があります。

無料トライアルを選ぶ際には、自社の制度に合うかどうかという観点でも検討するようにしましょう。

人事評価制度の種類まとめ|役割や特徴・制度を運用する際の注意点を解説

無料トライアルのある人事評価システムおすすめ8選

ここからは、無料トライアルを利用できる、おすすめの人事評価システムを8種類紹介していきます。

人事評価ナビゲーター

人事評価ナビゲーターは、導入実績300件の人事評価システムで、人材育成につながるノウハウを詰め込んでいる点が特徴です。勤務状況などをメモする機能は面談時などに便利でしょう。また、部署や階級ごとの評価のばらつきをデータやグラフとして可視化できるため、公平な評価が行われているかの検証にも役立ちます。

月額5,500円から利用できる安さも嬉しいポイントでしょう。さらに、システムの設定や運用に関して無料のレクチャーを受けられ、電話・オンラインでのサポートも完備しているため、人事評価システムの導入が初めての場合も安心です。

評価制度自体に不安や疑問がある場合にはコンサルタントにアドバイスを求められるため、評価制度の見直しもスムーズに行えます。

提供元

株式会社日本経営

初期費用

11万円(税込)

料金プラン

  • 2機能プラン:5,500円(税込)/月〜
  • 3機能プラン:8,250円(税込)/月〜
導入実績

300件

機能・特徴

フィードバック面談や行動観察のメモを記録、一次評価を一括コピー、経営者向けの報告書を自動生成、評価のばらつきをデータで可視化など

URL

公式サイト

SmartHR

SmartHRは、人事評価だけでなく、労務関係の業務も効率化できるシステムです。各種書類の回収やチェックなど、時間がかかる業務を効率化することで、組織改善など、注力したい業務に時間を割くことができます。

また、操作がわかりやすいため、データ分析の専門知識を持たない担当者でもデータの可視化や分析を簡単に行えるようになります。そのため、人事評価や組織における課題を見つける手助けとなるでしょう。

提供元

株式会社SmartHR

初期費用

無料

料金プラン

  • HRストラテジープラン:要問い合わせ
  • 人事・労務エッセンシャルプラン:要問い合わせ
  • タレントマネジメントプラン:要問い合わせ
機能・特徴

入社手続き・雇用契約、人事評価、キャリア台帳、配置シミュレーション、スキル管理、従業員サーベイ、ラクラク分析レポート、従業員データベースなど

URL

公式サイト

MONJU

MONJUは、人事評価をはじめとし、複数の機能がパッケージングされたツールです。1on1ミーティング、満足度調査、360度評価も同じMONJUで行うことができます。

人事評価機能は初期設定が簡単で、会社の目標と個人の目標をそれぞれ登録することができます。サブタスクを含めた目標に対する配点も自由に設定できるため、自由度が高いといえます。また、全社員がお互いの目標を確認すれば、目標達成に向けた意識を高めることにもつながるでしょう。

提供元

コムネット株式会社

初期費用

要問い合わせ

料金プラン

  • ~20人:26万4,000円(税込)/年
  • ~40人:50万1,600円(税込)/年
  • ~60人:71万2,800円(税込)/年
  • ~80人:89万7,600円(税込)/年
  • ~100人:105万6,000円(税込)/年
  • ~120人:118万8,000円(税込)/年
  • ~140人:129万3,600円(税込)/年
  • ~160人:137万2,800円(税込)/年
  • ~180人:142万5,600円(税込)/年
  • ~200人:145万2,000円(税込)/年

    ※201人以上は要問い合わせ

機能・特徴

簡単な初期設定、会社の目標/個人目標の登録、みんなの目標確認、目標に対する実績の登録、人事評価結果の確認など

URL

公式サイト

タレントパレット

タレントパレットは、大手企業に多数採用されているオールインワンの人事管理システムです。人材育成やスキル管理や労務管理、健康管理、eラーニングなど、人事や労務に関する業務をまとめて管理できるため、業務効率改善に大いに役立ちます。

特に人事評価システムについては、評価項目の設定から評価の調整まで、評価のためのステップをワンストップで実現可能です。評価の分布を確認して公平性を保つことや、昇格シミュレーションで組織の最適化について検討することもできます。

提供元

株式会社プラスアルファ・コンサルティング

初期費用

要問い合わせ

料金プラン

要問い合わせ

機能・特徴

人材データベース、人材データ分析、人的資本ダッシュボード(ISO 30414に対応)、労務管理、異動シミュレーション、人材育成・スキル管理など

URL

公式サイト

sai*reco

sai*recoは、クラウド型の人事管理システムで、組織人事の情報を蓄積し、有効な経営情報として活用するために役立ちます。定型業務を自動化できるため、空いた時間を人事戦略のために割くこともできるでしょう。

人事評価に関しては、評価シートの作成・配布・回収をすべてシステム上で完結でき、人事評価実施の負担削減につながります。蓄積した適性検査の結果と職務での成果を分析することで、人事評価と併せて最適な育成や配置を行うこともできるでしょう。

提供元

株式会社アクティブ アンド カンパニー

初期費用

要問い合わせ

料金プラン

220円~/月/1人

※料金は目安。従業員規模100名程度〜

機能・特徴

アラート機能、セキュリティ、2次元分析、情報入力、申請承認管理、評価機能、従業員管理、組織図、スキル評価機能など

URL

公式サイト

HRBrain

HRBrainは、累計導入社数2,500社以上にのぼるクラウド型の人事管理システムです。使いやすさを重視したシステム設計のため、システム導入が初めての担当者でも安心です。

人事評価のためのシート配布から集計までをワンストップで行えるため、担当者の業務工数削減につながります。また、評価基準やプロセスを見える化することができるため、評価の納得度が向上するでしょう。

提供元

株式会社HRBrain

初期費用

要問い合わせ

料金プラン

要問い合わせ

導入実績

2,500社以上

機能・特徴

組織分析、人事評価/1on1、360度評価、アンケート、評価テンプレート、ダッシュボード、シートカスタマイズ、入退社手続き、組織診断サーベイなど

URL

公式サイト

カオナビ

カオナビは、人事出身の創業者がつくったタレントマネジメントシステムで、3,300社以上のユーザーが集うコミュニティでノウハウやナレッジを共有することができる特徴を持っています。

シンプルな画面設計と直感的な操作性を備えているため、マニュアルなしでも使うことができ、機能やカスタマイズを通じて複雑な評価制度にも対応することができるのも特徴です。

提供元

株式会社カオナビ

初期費用

要問い合わせ

料金プラン

要問い合わせ

導入実績

3,300社以上

機能・特徴

人材データベース、社員リスト、社員情報ソート、組織ツリー図、エニアグラム、評価ワークフロー、社員アンケート、スキル管理、ポジション管理など

URL

公式サイト

あしたのクラウドHR

あしたのクラウドHRは、既存の評価制度をそのまま再現できることが特徴で、4,000社に対応してきた実績がそのカスタマイズ性の高さを裏付けています。使いやすいインターフェースで業務効率化をサポートします。

人事評価制度構築支援や人事評価制度運用支援は、これから人事評価制度を固めていきたい企業や、運用に不安がある担当者に最適です。人事部がない会社や人事の専任がいない会社でも、人事評価制度を適切に運用することができるでしょう。

提供元

株式会社あしたのチーム

初期費用

要問い合わせ

料金プラン

要問い合わせ
導入実績4,000社
機能・特徴1on1、360度評価、経年分析、甘辛分析、組織図、売上管理、目標履歴、評価分析、API連携など
URL公式サイト

人事評価システムの無料トライアルを利用するメリット

最後に、無料トライアルを活用するメリットを紹介していきます。

導入後のミスマッチを軽減できる

人事評価システムの無料トライアルを利用することで、導入後のミスマッチを軽減できます。導入したシステムが自社には合わないことが後々発覚すると、運用の面や費用面で大きなマイナスとなってしまいます。

無料トライアルがあれば、システムが自社の要件に合致するかどうかを事前に試すことができるため、予期せぬコストが発生するリスクを回避できるのです。

複数のシステムを比較できる

無料トライアルを提供する人事評価システムであれば、複数使用して比較することができます。各システムの機能や操作性がそれぞれ異なるため、実際に試し、自社の要件に最適なものを見極めるとよいでしょう。

システムごとの長所と短所を明確に理解すれば、最終的な選択に大きな自信を持つことができます。無料トライアルは、効率的なシステム選択のためにも役立つのです。

無料トライアルを活用しながら人事評価システムを見つけよう

無料トライアルを活用することで、導入前に人事評価システムの機能や操作性を試し、自社に最適なものを選ぶことができます。ミスマッチのリスクを減らし、コストを抑えることができる機会を最大限に活用して、自社のニーズに合った人事評価システムを見つけましょう。

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