福利厚生でスポーツジムを導入するメリット|経費に関する疑問や導入方法

最終更新日時:2024/03/18

福利厚生サービス

福利厚生スポーツジム

昨今福利厚生としてニーズが高まっている「スポーツジム」。健康経営が注目される現代、従業員の心身の健康を管理することは企業の重要課題の一つとなっています。本記事では、福利厚生でスポーツジムを導入するメリットを、健康に関する福利厚生の必要性等とあわせて解説します。

福利厚生とは?

福利厚生とは、従業員やその家族に対して、給与以外で提供される様々な報酬やサービスのことを指し、健康保険や退職金制度、またはレクリエーション施設の利用権などが含まれます。

企業にとって、福利厚生は単なる費用ではなく、人材を引き寄せ、大切に育て、定着させるための重要な投資です。働き手にとって魅力的な福利厚生は、その企業を選ぶ大きな理由の一つとなり得ます。また、従業員のモチベーションや仕事への満足度を向上させることで、結果的に企業の生産性向上にもつながるのです。

福利厚生とは?種類や必要性・導入メリット、企業事例を簡単に解説

健康増進につながる福利厚生の必要性

従業員が長期間にわたって高いパフォーマンスを保つためには、心身ともに健康であることが欠かせません。健康経営という概念が広まる中、企業における健康への投資の重要性が高まっています。

健康な従業員は、仕事の効率だけでなく、創造性やチームワークにも好影響を与え、結果的に企業全体の生産性を向上させるのです。また、健康をサポートする福利厚生を導入することで、医療費の削減や保険料の負担軽減など、企業にとっての直接的な経済的メリットも期待できます。

従業員の健康増進を目的とした福利厚生は、現代の企業にとって必要不可欠なものと言えるでしょう。

福利厚生にスポーツジムの法人契約を導入するメリット

福利厚生にスポーツジムの利用を取り入れることは、従業員にとっても企業にとっても大きなメリットがあります。導入すると具体的にどのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。

従業員満足度が向上する

近年、企業における法定外福利費の中でも、ヘルスケア関連の支出が特に注目を集めています。理由の一つは、健康増進に対する従業員の関心の高さです。実際、ヘルスケアに関連する福利厚生の利用者は増加傾向にあり、従業員からのニーズも高まっていると推測されます。

身体とメンタルの健康に良い影響を与えるスポーツジムの利用を、福利厚生の一環として導入することは、従業員満足度を大きく向上させる可能性があると言えるでしょう。

従業員の健康を維持・増進できる

運動を定期的に行うことは、心臓病、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防に非常に効果的です。また、身体的な健康だけでなく、メンタルヘルスの向上や生活の質の改善につながるのも利点です。このような背景から、福利厚生の一環としてスポーツジムの利用を提供することは、従業員の健康維持や増進に大きく貢献すると考えられます。

習慣的な運動によって、従業員一人ひとりが健康で活力に満ちた生活を送れるようになり、結果的に企業全体のパフォーマンス向上にもつながるでしょう。

生産性が向上する

スポーツジムを福利厚生として提供することは、従業員の健康を支え、病気のリスクを減少させる効果があります。定期的な運動は、体力の向上はもちろん、ストレスの軽減や睡眠の質の向上にも寄与し、これらは全て従業員の日々の業務パフォーマンスの向上に直結します。

健康で活力に満ちた従業員は、よりクリエイティブで生産的な仕事を行うようになるため、企業全体の生産性を向上させられ、結果として企業の成功に大きく貢献するのです。

コミュニケーションが活性化する

スポーツジムを福利厚生として導入することは、従業員間のコミュニケーションを活性化させる素晴らしい機会を提供します。普段は異なる部署で働いているために交流が少ない従業員も、ジムでの共通の活動を通じて自然と会話が生まれ、新たな関係が築かれるでしょう。

このような非公式な交流を通じて、企業全体のチームワークが強化され、異なる部署間での協力やアイデアの共有が促されます。従業員がお互いをより良く知ることで、業務の場でもスムーズに協働できるようになり、企業文化全体がよりオープンで協力的なものへと変わっていくでしょう。スポーツジムの導入は、健康の促進だけでなく、働く環境をより良いものにするための効果的な手段です。

企業イメージが向上する

福利厚生にスポーツジムを導入することで、企業は従業員を大切にし、その健康を真剣に考えている姿勢を示すことができます。このような健康経営の取り組みは、企業イメージの向上に直結し、社外に対してもポジティブなメッセージを発信することが可能です。

現代では、求職者が就職先を選ぶ際に福利厚生を重視する傾向にあり、中でも特に関心が高まっているのが、健康やウェルビーイングに関連する福利厚生です。したがって、スポーツジムのような人気のある福利厚生を提供することは、企業の採用力を高め、優秀な人材を惹きつけるための有効な手段となります。従業員の健康促進だけでなく、企業全体のブランド価値を高めることにもなるでしょう。

採用が有利になる福利厚生とは?具体例や求職者が重視している背景を解説

節税につながる

スポーツジムの利用費を福利厚生費として計上できれば、企業は法人税の節税効果を享受することが可能です。そのためには、一定の条件を満たす必要があり、具体的には、提供する福利厚生が従業員全体に開かれていること、またそれが公平に利用できる環境が整っていることが求められます。

税務上の適切な処理を行うことで、スポーツジム利用費を経費として認められ、結果として法人税負担の軽減につながるのです。このような節税措置は、企業にとって財務面でのメリットをもたらすだけでなく、健康促進という社会的な価値も同時に実現できるため、非常に有効な戦略と言えます。

スポーツジムは福利厚生費として経費計上が可能

個人事業主や家族経営の小規模なビジネスではスポーツジムの費用を経費にすることが難しいですが、一定の条件を満たす企業であれば、スポーツジムの利用費を福利厚生費として計上し節税につなげることが可能です。ここからは、条件について解説していきます。ただし、職種や業務内容によってはこの適用が異なる場合があるため、税理士等に確認するとよいでしょう。

法人名義で契約をする

スポーツジムの費用を福利厚生費として経費計上する際、支払いが企業によって行われたことを明確に証明する必要があります。従業員個人が先に支払い、後から企業が補填する形式では、税務上、経費としての認定を受けることが難しくなるので注意が必要です。

経費計上をスムーズに進めるためには、初めから法人名義での契約と支払いを行うことが不可欠です。この手続きにより、スポーツジムの利用費を正当な福利厚生費として扱うことが可能となり、企業の節税対策にも効果的に働きます。

全ての従業員が利用できる状態にする

スポーツジムの法人契約費用を福利厚生費として経費計上するには、全ての従業員が利用できる状態であり、全従業員に対して平等に提供されている必要があります。

役員など特定の従業員のみが利用できる場合、その費用は個人的な支出とみなされ、経費計上できません。

全従業員が等しく享受できることで、健康増進や勤労意欲の向上が図られ、結果的に会社の業績向上にもつながります。

利用規約を作成し従業員に周知する

利用規約は、税務調査が行われた際の証拠にもなるため、必ず作成しましょう。利用規約には、福利厚生の対象者・利用方法・条件などが明記されるため、従業員に制度を周知する際にも役立ちます。

利用規約の明確化と周知は、従業員と企業双方の利益を保護し、福利厚生の適正な管理を確実にするために欠かせません。

従業員の利用状況を記録する

従業員の利用状況を適切に記録し管理することは、スポーツジムが利用できる福利厚生が、健康と福祉の向上に貢献していることを示す、指標の一つとなります。

利用した従業員の名前、利用日時、活動内容などを管理し、福利厚生が効果的に運用されているかどうかの効果検証に活用しましょう。また、利用状況のデータは、税務調査などの際にも役立ちます。

スポーツジムの利用を福利厚生として導入する際の流れ

従業員の健康促進を図り、企業の生産性向上にも期待できるスポーツジムの利用について、ここからは福利厚生として導入する際の詳細な流れや必要な手続きについて、具体的に説明していきます。

スポーツジムに問い合わせをする

法人契約が可能か否かをジムに問い合わせする際は、メールや書面よりも、リアルタイムで質問ができ、疑問点を即座に解消できる電話での問い合わせがおすすめです。

また、法人契約の条件や利用を希望するサービス、利用方法など、自社の希望がある場合は、問い合わせ前にまとめておくことで、問い合わせ時の質問もスムーズに行えます。

見積もりを依頼する

見積もりを依頼する際には、事前に企業としての予算を決定しておくことが重要です。予算の枠内で最適なサービスを受けられるように、明確な条件を伝えて見積もりを依頼しましょう。

見積もりの内容は、料金設定の基準、契約に含まれているサービス、利用条件の特記事項など、後でトラブルにならないようにしっかりと確認することが大切です。このプロセスを通じて、企業として適切なコストで福利厚生を提供できるように計画を立てることができます。

法人契約を締結する

見積もりの内容に納得したら、法人契約を締結します。スポーツジムとの法人契約書には、契約当事者の名称や契約期間などの契約に必要な基本事項のほか、主に以下のような事項が記載されます。

  • 対象となる従業員の範囲(正社員のみ、契約社員や派遣社員も含むかなど)
  • 利用できるスポーツジムの施設と範囲
  • 利用料金(月額または年額、個人負担分の有無)
  • 支払方法(一括払いか分割払いか)
  • 契約更新/契約解除の条件
  • 個人情報の取り扱い/秘密保持義務
  • 施設利用上の注意事項/トラブル発生時の対応

従業員にスポーツジムを福利厚生に導入した旨を周知する

福利厚生としてスポーツジムを導入する際は、全従業員にとって有益なものであると確実に伝えることが重要です。

朝礼や社内掲示板、社内メールなどを活用して、利用開始日やジムの場所、利用方法、利用できるサービスの詳細などの施設情報を周知しましょう。情報共有をすることで、従業員がスポーツジムを気軽に利用し、健康促進に積極的に取り組むことができるようになります。

福利厚生の利用率が低い原因とは?向上させる秘訣や社員が求めている福利厚生について

利用を開始する

利用開始後は全ての従業員が利用しやすくなる工夫が必要です。利用時間の拡大や、利用手順の簡素化など、積極的な改善を繰り返しましょう。

例えば、勤務時間前後や休憩時間に利用できるようにする、定期的な健康促進イベントを開催するなど、従業員がジムを活用して健康維持・向上に努められる環境を整えることが大切です。

福利厚生にスポーツジムを導入し健康経営を実現しよう

福利厚生にスポーツジムを導入することは、従業員の健康を促進し、企業全体の生産性を高める素晴らしい方法です。

従業員の身体的・精神的健康の向上、コミュニケーションの活性化や企業イメージの向上、さらには節税にもつながります。福利厚生としてスポーツジムを効果的に活用し、健やかな職場環境を構築しましょう。

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