おすすめワークライフバランス書籍10冊！仕事と生活の両立に悩む方は必見！

ワークライフバランスとは？

「ワークライフバランス」とは、仕事と生活のバランスがとれた状態のことを指す言葉です。近年、プレミアムフライデーやノー残業デーといった、働き方そのものを見直す動きが高まっています。

仕事とプライベート両方とも充実させる働き方・生き方を意味し、「国」「地方公共団体」「企業」「働く人々」これらが一体となって、取り組むべき重要な方針です。

現在も、テレワークや在宅勤務などのさまざまな制度が導入されていますが、十分と言えるほどの労働条件の改善はされていない状態です。

ワークライフバランスが注目されている背景

ワークライフバランスが注目されている背景として「生産年齢人口の減少」や「企業の人材確保の対策」が挙げられています。

日本の生産年齢人口は、2015年の7728万人から2065年の4950万人にまで低迷するというデータが発表されているため、労働力人口の減少を防ぐ対策としてワークライフバランスが推進されている。

「帝国データバンク」の調査によると、企業の約5割で人手不足の状態のため、あわせて企業の人材確保の対策も急がれています。

こうした生産年齢人口の減少や人材不足から、ワークライフバランスへの関心が企業で高まりをみせています。

ワークライフバランスの実現におすすめの本10冊｜悩み別にご紹介

企業でワークライフバランスを推進したいと考えているが、具体的にどのような悩みを解決していけばいいのかわからない人が多いです。

悩んでいる方に向けて、ワークライフバランスの推進に役立つ、本を紹介していきます。以下の3つの悩み別に紹介していくので参考にしてください。

1. 女性によくある悩みの本
2. 時間を作りたい人におすすめの本
3. ワークライフバランスの見直しをしたい人におすすめの本

女性によくある悩みにおすすめの本

女性によくある悩みにおすすめの本を3つ紹介していきます。

※価格はすべて税込価格です。

1.子育てがプラスを生む「逆転」仕事術 産休・復帰・両立、すべてが不安なあなたへ (メンターBOOKS)

https://www.amazon.co.jp/dp/4023312320

女性のキャリアアップを考え、子育てをマイナスからプラスに変えるための方法が「妊娠前」から「2人目の妊娠」まで細かく説明されている本です。

本書を読むことで女性の置かれている立場や状況、パートナーとしての考え方がわかり、ワークライフバランスの考え方を変えるきっかけとなります。

妊娠や出産という「一大プロジェクト」を経験した女性は企業においても、大きなメリットを生み出せます。

仕事でもずっと輝いていたい女性に良いきっかけを与えてくれる1冊です。

2.これで解決。働くママが必ず悩む36のこと

https://www.amazon.co.jp/dp/4534052774

本書では3児の母でありながら会社員として成果をあげた著者が、同じように人には聞けない悩みを持っているママに寄り添ったアドバイスと、子育ても仕事も同時に楽しむコツを解説しています。

妊娠や出産は、大きな喜びがある一方「つわり」「子どもの体調不良で早退」など問題が噴出して仕事も育児も頑張ることが、難しいと思う女性は多いです。

効率よく成果を出して、家族にどうやって愛情を伝えていくか必要な情報が詰まった1冊です。

3.日本の女性がグローバル社会で戦う方法

https://www.amazon.co.jp/dp/4479794379

本書を読むと、日本の女性がいかに厳しい現実にさらされているのかが、わかる1冊です。

本書を読んでいくことで今以上に女性の労働力が必要とわかります。

世界中の女性を元にしたデータも掲載されているため、衝撃的な事実を知り、どうすれば幸せになれるのか「時に真面目」で「時に不真面目」に解説をしてくれるため、頭に残りやすいです。

家事や育児で手いっぱいと感じている女性に、救いとなる1冊となるでしょう。

時間を作りたい人におすすめの本

時間を作りたい人におすすめの本は以下の4冊です。

1. 週40時間の自由をつくる 超時間術
2. 自分の時間を取り戻そう
3. 神・時間術
4. なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術

※価格はすべて税込価格です。

4.週40時間の自由をつくる 超時間術

https://www.amazon.co.jp/dp/4788914727

本書では「1日の時間が足りない!」と悩んでいる人に向けて、Daigo氏らしく心理学の観点から時間術について解説している1冊となります。

私たちが感じている「忙しい」は錯覚と言う事実からはじまり、研究データを元にした事実を突きつけてくるので読んでいて驚くでしょう。

時間不足の錯覚を解消するための方法やテクニックなどが具体的に書かれているため、本書を読むと不安とストレスを軽減しつつ、業務に集中できる方法を知ることができます。

5.自分の時間を取り戻そう

https://www.amazon.co.jp/dp/B01N0GELY0

「ありふれた時間をどう使うかという考え方」を「限られた時間の中でどう使うか」という思考に転換できる1冊です。

• 残業ばかりの管理職
• 家庭と仕事の両立が難しく悩んでいる母親
• 働きづめのフリーランス
• 業績が伸び悩んでいる実業家

4人の登場人物を例にして、日本で働く人たちの問題点を解説しています。本当に大切な時間を取り戻したいと思っている人にとって、お手伝いになる1冊です。

6.神・時間術

https://www.amazon.co.jp/dp/4479795820

1日24時間はすべての人間に平等に与えられているのに「能力の差」や「収入の差」が生まれている原因は「時間の使い方」であると明言している本です。

時間は人生の通貨と例えられ、時間を上手に使うことにより、ありとあらゆるものが手に入ると書かれています。

朝、昼、夜の時間帯で効率的な働き方を明記しており、疲労で落ちてしまった集中力も回復できるテクニックも紹介されている1冊です。

7.なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術

https://www.amazon.co.jp/dp/4820717340

株式会社ワークライフバランス社長で、女性実業家の小室淑恵さんが書かれた本です。ワークライフバランスを導入するうえで、必要となるチームワーク術が紹介されています。

チームの仕事を把握することからはじまり、残業時間をどのように減らせるのか、6時に帰るチーム術が勉強になります。

ワークライフバランスの見直しをしたい人におすすめの本

「社内のワークライフバランスを見直したい」と考えている方に以下の3つの本を紹介します。

1. イクメンで行こう！ 育児も仕事も充実させる生き方
2. 働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法
3. 超人気ワークライフバランスコンサルタントが教える　キャリアも恋も手に入れる、あなたが輝く働き方

※価格はすべて税込価格です。

8.イクメンで行こう！ 育児も仕事も充実させる生き方

https://www.amazon.co.jp/dp/4532316308

ワークライフバランスの専門家、渥美由喜さんが著者の本です。男性は育児休暇を取得するのが困難であると、リアルに書かれています。

男性が家事や育児に積極的に参加すれば、さらに羽ばたけるママが増えるだろうと読んでいて感じられる一冊です。

リアルな体験談から、ワークライフバランスの大切さがわかります。

9.働き方革命　――あなたが今日から日本を変える方法

https://www.amazon.co.jp/dp/4480064869

NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹さんが著書の本です。長時間労働をしていた著者の経験から、どのように変化したのか書かれています。

育児と仕事の両立を目指している男性には、かなりハードに捉えてしまう部分もあり、リアルな内容に驚くでしょう。

これから子どもが生まれ、パパになる方に読んでほしい1冊です。

10.超人気ワークライフバランスコンサルタントが教える　キャリアも恋も手に入れる、あなたが輝く働き方

https://www.amazon.co.jp/dp/4478003580

「6時に帰るチーム術」と同じ小室淑恵さんが著書の本です。出産してこれから職場復帰をしたいという女性に向けて、ためになるメッセージが多く記載されています。

育児だけでなく「うつ」や「介護」で長期休暇を取った人がこれからどうやって復帰するのか、また復帰してもらわないと企業側がどれだけ困るのかが、詳しく記載されている1冊です。

ワークライフバランスの導入に向けて、経営陣いどうやってプレゼンをおこなえばいいかについても触れています。

ワークライフバランス本を読んで自分に合ったスタイルを

本記事では、おすすめのワークライフバランスの本について10冊紹介しました。

近年、注目されているワークライフバランスですが手間もかかるため、導入が進まない企業もあります。ワークライフバランスがなぜ注目されているか背景を知ることで、企業としては導入を急ぐ必要があります。

本記事で紹介している書籍を参考にして、まずワークライフバランスの導入に向けて意識改革から、はじめてみてはいかがでしょうか。