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青色申告におすすめの会計ソフト8選|ソフトを活用するメリットや選び方

2023/05/24 2023/05/24

会計ソフト

青色申告におすすめの会計ソフト

近年では確定申告で活用する方が増加している会計ソフト。しかし、必要書類の多い青色申告におすすめの会計ソフトはあるのでしょうか。本記事では、そんな青色申告におすすめの会計ソフトについて、活用するメリットから選び方、おすすめまで詳しく解説していきます。

青色申告とは?

青色申告とは、確定申告の種類のひとつで、事前に開業届や青色申告承認申請書を税務署に届け出をおこなうことによって所得税が控除される仕組みを指します。青色申告をする際には、まず昨年1月1日から12月31日までに生じた所得金額を計算しなくてはなりません。

また、複式簿記による記帳をおこなって、貸借対照表と損益計算書を確定申告書に添付すると、最大65万円の控除が受けられます。このように、青色申告をすることで、本来納めるべき所得税を節税することができるので、大きなメリットになるでしょう。

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青色申告と白色申告の違い

青色申告とは違う確定申告の種類に、白色申告があります。ふたつの大きな違いとしてまず挙げられるのが、開業届などが必要かどうかという点です。青色申告は上記の通り、開業届や青色申告承認申請書を提出しなければなりませんが、白色申告はその必要がありません。

そのため、青色申告をしようとしても、これらの届出がされていないと白色申告とみなされてしまうため、注意が必要です。

また、確定申告で提出する帳簿の種類も、青色申告と白色申告の違いとして挙げられます。白色申告は作成が簡単な単式簿記の帳簿で申請ができるのに対し、青色申告は総勘定帳や仕訳帳など、複式簿記による帳簿が必要です。

くわえて、受けられる控除の金額についても違いがあります。青色申告をすることで、最大65万円の特別控除額が得られますが、白色申告をしてもこの控除は受けられません。

これらのことから、確定申告をする際の負担は青色申告が断然勝りますが、そのぶん受けられる特別控除額も大きいことが違いとして挙げられます。

個人事業主におすすめの会計ソフト12選徹底比較!確定申告・青色申告に便利な選び方

青色申告に会計ソフトを活用するメリット

青色申告に会計ソフトを活用するメリットとしては、下記が挙げられます。それぞれくわしく解説していきます。

  • 記帳や仕訳を自動化できる
  • 会計の知識がなくても使える
  • e-Taxでの電子申告を活用できる
  • サポートが充実している

記帳や仕訳を自動化できる

青色申告を会計ソフトでおこなうメリットは、記帳や仕訳を自動化できる点です。多くの会計ソフトには、請求書やレシートなどを読み込み、自動で取り込むデータが備わっているため、計算間違いや計上漏れなど、手作業での人的ミスを軽減することができます。

また、口座やクレジットカードとも連携することによって、自動的に情報を読み取って記録してくれるので、業務の効率化にもつながるでしょう。

会計の知識がなくても使える

青色申告書類を作成するためには、簿記など専門的な会計の知識が必要ですが、ほとんどの会計ソフトでは専門的知識がなくともかんたんに書類を作成できるのです。

誰でも使用できるようシンプルな設計で、会計ソフトの指示通りに項目を入力していくだけで、青色申告に必要なさまざまな書類が完成します。

e-Taxでの電子申告を活用できる

青色申告に会計ソフトを活用するメリットとして、e-Taxでの電子申告を活用できる点が挙げられます。会計ソフトのなかには、インターネットでおこなう国税電子申告・納税システムの「e-Tax」に対応しているものがあります。

e-Taxを利用すれば、確定申告期間中24時間申請が可能で、税務署へ出向く必要もなくなるのです。確定申告をおこなう時期はどうしても税務署が混んでしまい、申請に時間がかかりますが、そういった事態を避けられる点は大きなメリットといえるでしょう。

サポートが充実している

サポートが充実していることが、青色申告に会計ソフトを活用するメリットです。会計ソフトを活用すれば確定申告書類はかんたんに作成できますが、わからないことも時にはでてくるでしょう。多くの会計ソフトではそのような場合に備えて、メールやチャットでのサポートを受けられるものがあります。

はじめて青色申告をおこなう場合や、使い方が分からない場合など、会計ソフトでの申請に不安が残る方にはおすすめです。また、なかには、公認会計士の補助が受けられるものもあるので、会計ソフトの導入時に確認しておきましょう。

会計ソフトの使い方|流れや活用術を初心者の方でもわかりやすく解説!

青色申告で活用する会計ソフトの選び方

青色申告で活用する会計ソフトの選び方について、以下の6つに分けて解説していきます。

  • 個人向けか法人向けか
  • クラウド型かインストール型か
  • 無料トライアル期間はあるか
  • 料金プラン・価格は適切か
  • 導入の目的と合っているか
  • サポート体制が整っているか

個人向けか法人向けか

青色申告で利用する会計ソフトを選ぶ際には、申告に必要な書類が違うため、個人向けか法人向けかをチェックしておきましょう。企業が誤って個人事業主向けの会計ソフトを選んでしまった場合、書類が足りず確定申告に間に合わなかったといった事態になりかねません。

また、会計ソフトを使用する際の利用者数の上限や、データを保存できる容量も異なる場合があるので、そちらも合わせて確認しておきましょう。どちらにも対応していることをうたっているソフトでも、個人向けと法人向けでサービス内容や料金が違ってきますので、注意してください。

クラウド型かインストール型か

会計ソフトには、クラウド型・インストール型の2種類があります。クラウド型は、インターネット環境があれば、いつでもどこからでも会計ソフトを使用することができますが、インターネットにトラブルが起きた場合には作業ができなくなってしまいます。

一方でインストール型は、ソフトウェアをパソコンにインストールして利用するため、インストール済みのパソコンでしか使用することができませんが、同じ会計ソフトを使用することでコストをおさえることができます。このように、クラウド型とインストール型ではそれぞれメリットやデメリットが異なるので、自社の目的に合った会計ソフトを選ぶようにしましょう。

無料トライアル期間はあるか

会計ソフトのなかには、無料トライアルができる期間が設けられているものがあります。会計ソフトを導入する前に操作性や機能を確認できるので、実際に導入してみて思ったものと違ったというミスマッチを避けることが可能です。

そのため、検討している会計ソフトに無料トライアル期間が設けられている場合は、積極的に利用して、比較検討することをおすすめします。

料金プラン・価格は適切か

クラウド型の会計ソフトの多くは月額や年額で費用が発生し、インストール型では最初のソフト購入金額がかかりますが、その後の費用は発生しません。また、多機能であればあるほど会計ソフトの料金は高くなる傾向にあります。

多機能な会計ソフトは魅力的ですが、使いこなせないとコストの無駄になりかねません。そのため、機能やサービス内容なども加味して、自社の予算にあった料金プランを選択してください。

無料で使えるおすすめの会計ソフト12選|主な機能や比較ポイント

導入の目的と合っているか

必要としている機能が実装されているかどうかを確認することも重要です。クラウド型とインストール型はそれぞれ実装されている機能が異なっています。そのため、青色申告を効率化するのか、青色申告特別控除を受けたいのかなど導入したい理由を明確にして、目的に合ったソフトを選んでください。

サポート体制が整っているか

会計ソフトで青色申告の書類を作成することは簡単ですが、使い方がわからないなどトラブルしてしまう可能性もあるでしょう。その際に、専門知識のあるベンダーのサポートがあると安心です。会計ソフトにはそれぞれサポートサービスが設けられているので、自社の担当者のITリテラシーなども考慮し、会計ソフト選びのポイントのひとつとしてください。

また、サポートを受ける際に、メールだけでなく、電話やチャットでのサポートがある会計ソフトだと、スムーズなやりとりができるため安心できるでしょう。

【2023年最新】おすすめの会計ソフト15選徹底比較|失敗しない選び方とソフトの特徴

青色申告におすすめの会計ソフト8選

ここでは、青色申告におすすめの会計ソフトを紹介していきます。

1.freee会計

freee会計は、個人事業主やスモールビジネスをおこなっている中小企業などに適したクラウド型の会計ソフトです。インストールなしで使うことができ、経理業務や確定申告業務を効率化できます。

会計ソフトの質問に答えて入力するだけで確定申告の書類をかんたんに作成できるので、申請がはじめての方や、慣れていない方にもおすすめです。

提供元freee株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン

■スターター

  • 年払い:1,078円(税込)/月 ※12,936円(税込)/年
  • 月払い:1,628円(税込)/月

■スタンダード

  • 年払い:2,178円(税込)/月 ※26,136円(税込)/年
  • 月払い:2,948円(税込)/月

■プレミアム(年払いのみ)

  • 年払い:3,647円(税込)/月 ※43,780円(税込)/年 
導入実績40万事業所以上(2022年12月末時点の有料課金ユーザー数)
機能・特徴確定申告の自動作成、電子申告、取引登録の勘定項目ガイド、自動明細取得、受発注管理の書類作成、取引登録など
URL公式サイト

2.マネーフォワード クラウド確定申告

マネーフォワード クラウド確定申告は、会計ソフトと消費税申告機能が一体化した確定申告ソフトです。入力から申告まで、確定申告に必要な機能は網羅しており、最新の青色申告特別控除にも対応しています。そのため、はじめての確定申告でも安心しておこなうことができるでしょう。

提供元株式会社マネーフォワード
初期費用要問い合わせ
料金プラン

■パーソナルミニ

  • 年額プラン:880円(税込)/月 ※10,560円(税込)/年
  • 月額プラン:1,078円(税込)/月

■パーソナル

  • 年額プラン:1,078円(税込)/月 ※12,936円(税込)/年
  • 月額プラン:1,408円(税込)/月

■パーソナルプラス(年額プランのみ)

  • 年額プラン:3,278円(税込)/月 ※39,336円(税込)/年
機能・特徴Mac対応の確定申告ソフト、クラウド型の確定申告ソフト、データ入力、仕訳など
URL公式サイト

3.やよいの青色申告オンライン

やよいの青色申告オンラインは、初心者にも使いやすい、シンプルな機能が備わったクラウド申告ソフトで、申告資料の作成が簡単におこなえます。カスタマーセンターがしっかりしていることも特徴的で、操作や業務に関する疑問を解消してくれます。

また、有料プランのすべての機能を1年間無料で使用できるトライアル期間も設けられているので、操作性など確かめてから導入できる点もおすすめポイントのひとつです。

提供元弥生株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • セルフプラン:9,680円(税込)/年
  • ベーシックプラン:15,180円(税込)/年
  • トータルプラン:26,400円(税込)/年
導入実績280万人以上(弥生シリーズ登録ユーザー数 2022年9月現在)
機能・特徴確定申告書の作成、自動取込・仕訳、税理士や会計事務所との連携、金融機関連携、POSレジ連携など
URL公式サイト

4.ジョブカンDesktop 青色申告 23

ジョブカンDesktop 青色申告 23は、インストール式の確定申告ソフトです。、自動案内に沿っていけば初心者でもかんたんにはじめることができます。また、取引と金額を選んで入力するだけで取引帳が記入できるので、帳簿入力をしっかりサポートしてくれる点でもおすすめです。

提供元株式会社ジョブカン会計
初期費用パッケージ版:8,140円(税込)
ダウンロード版:5,500円(税込)
機能・特徴e-Taxに対応、青色申告控除に対応、各業種と兼業に対応など
URL公式サイト

5.クラウド円簿

クラウド円簿は、個人事業主や起業を志す人のためのビジネスポータルです。高性能にもかかわらず無料で利用でき、誰にでも使いやすいのが魅力的です。補助金情報や無料フォーム集なども活用できます。

提供元株式会社円簿インターネットサービス
初期費用無料
料金プラン無料
機能・特徴会計基本情報の設定、ユーザー情報の設定、勘定科目の設定、複合仕訳入力、仕訳帳、出納帳、データ読み込み・書き出し、決算報告書表示設定など
URL公式サイト

6.ツカエル青色申告オンライン

ツカエル青色申告オンラインは、操作性と軽快さをあわせもつ青色申告ソフトです。質問に答えていくだけで誰でもかんたんに確定申告書類を作成できます。さらに、導入から確定申告の書類を提出するまで、きちんとサポートもおこなってくれるため、はじめての方や乗り換えを考えている方でも、安心して利用することができるでしょう。

提供元株式会社ジョブカン会計
初期費用要問い合わせ
料金プラン13,200円(税込)/年
導入実績23万人以上(ジョブカン会計シリーズ累計・2023年1月現在)
機能・特徴書類整理、取引記録、申告書の作成、電子申告に対応、複数タブ表示取引入力、帳簿集計、データ連結など
URL公式サイト

7.会計王

会計王は、一連の会計業務を簡単におこなえる会計ソフトで、銀行のWeb明細から自動的に仕訳を作成できます。ユーザー登録をすれば、電話サポートをはじめとするサポート特典も受けられます。そのほかにも、インボイス制度や改正電子帳簿保存法にも対応していることも、おすすめポイントのひとつです。

提供元ソリマチ株式会社
初期費用希望小売価格44,000円(税込)
機能・特徴業種別テンプレート、専用クラウドでのデータ管理、多彩な入力方式、高機能な仕訳検索、多彩な集計機能、青色申告決算書など
URL公式サイト

8.HANJO会計

HANJO会計は、飲食店の経理に特化したクラウド会計ソフトで、確定申告書の印刷も可能です。スマホでレシートを撮影するだけで仕訳ができ、記帳から確定申告まで効率的な作業がおこなえます。

また、飲食店の仕訳を自動推測できる「仕訳NAVI」、税務のスケジュールを案内してくれる「やることNAVI」など、8つのNAVIでのナビゲートも備わっている点でもおすすめです。

提供元カシオ計算機株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • 無料プラン:無料
  • 有料プラン:1,078円/月(税込)
機能・特徴スマホタブレット対応、検索オプション、所属別集計、確定申告、固定資産登録、未処理タスク表示、事業推移など
URL公式サイト

青色申告にも会計ソフトを活用していこう

確定申告の種類のひとつである青色申告をおこなう際は、決まった計算方法などに沿った書類の提出が必要です。さらに書類の作成には会計知識が必要で、手書きで作るとなるとかなりの時間がかかってしまいます。

この点において、会計ソフトを活用して申告書類を作成すれば、手書きによるミスがなくなるのはもちろん、会計知識のない人でも簡単に書類が作成できます。業務の効率化にもつながる会計ソフトの導入を検討して、スムーズに青色申告をおこなってください。

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