おすすめのクラウド会計ソフト12選|料金や特徴を徹底比較!
確定申告や日々の会計処理に役立つ会計ソフト。現代ではインターネットの普及や働き方の多様化から、インストール型に変わりクラウド型に注目が集まっています。本記事では、おすすめクラウド会計ソフト12選の料金や特徴を徹底比較。選び方や導入する際の注意点を併せて紹介します。
目次
クラウド会計ソフトとは?
クラウド会計ソフトとは、インターネット上で日々の会計処理や帳簿の入力を行う会計ソフトです。
会計ソフトは、元々はパソコンにインストールするインストール型が主流でした。しかし近年では、インターネット普及や働き方の多様化から、クラウド型の会計ソフトを利用する企業が増えています。
クラウド会計ソフトの特徴は、パソコンにソフトをインストールせずクラウド上で帳簿を管理するため、場所や時間に左右されずに利用できる点です。働き方改革の促進でテレワークが普及しつつある現代において、クラウド会計ソフトはどこからでもアクセスできる点がメリットといえます。
またデータのやりとりがリアルタイムで行え、税理士ともデータが共有できる点もクラウド会計ソフトが選ばれている要因です。
なお、インストール型会計ソフトを購入した場合は基本的に買い切りとなるため、勘定項目を「消耗品費」とする場合が多いです。しかし、クラウド会計ソフトは毎月利用料を支払うため、勘定項目を「通信費」に分類するケースが多い点にも違いがあります。
▷会計ソフトとは?何ができる?初心者が理解しておくべき機能や種類
法人向け・個人向けの違い
クラウド会計ソフトには、法人向けとフリーランスや個人事業主の利用を目的とした個人向けがあります。
法人向けのクラウド会計ソフトは、決算書の作成や請求書の管理など法人決済に関連する機能が搭載されています。また、取引における経費の仕訳も行えるため非常に便利です。ほかにも、経理や財務の担当者が複数名で使える点も特徴といえるでしょう。
個人向けのクラウド会計ソフトは、会計の知識がなくても確定申告や経理業務がスムーズに行えるように設計されています。会計ソフトによっては、質問に答えるだけで白色申告もしくは青色申告に必要な書類を作成できる場合もあります。
またクレジットカードや銀行口座などと連携でき、明細を自動で読み込んでスムーズな仕訳が可能です。
▷【2024年最新】おすすめの会計ソフト14選徹底比較|失敗しない選び方とソフトの特徴
クラウド会計ソフトのメリット
法人や個人を問わず利用されているクラウド会計ソフトですが、どのような導入メリットがあるのでしょうか。ここからは、クラウド会計ソフトのメリットを5つ紹介します。
業務負担を軽減し業務効率を向上できる
会計業務は、日々の記帳や仕訳、各種帳簿の作成などさまざまな作業が発生します。すべて手作業でこなすと手間がかかり、経理担当者の負担が増えてしまいます。
しかし、クラウド会計ソフトを導入すると会計に関するさまざまな業務を自動化できるため、業務の大幅な効率化が見込めます。
また複数人でログインして同時に使えるため、作業を分担して1人あたりの負担を減らすことも可能です。
働き方の多様化を実現できる
テレワークなど働き方の多様化にも、クラウド会計ソフトは対応可能です。
クラウド会計ソフトは、インターネット環境さえあれば会社以外の場所でも自由にアクセスできます。そのため、会計処理のためだけに従業員が出社する必要がなくなり、好きな場所や時間にアクセスできて会計業務の効率化が見込めるのです。
運用の手間・費用を削減できる
クラウド会計ソフトは、従来のインストール型と違いアップデートや新製品のインストールが不要なため、更新作業にかかる手間や新製品の購入費用などが削減できます。
クラウド会計ソフトの場合、ベンダーが自動アップデートを行い最新状態で利用できるようにしてくれます。また、法改正や税制の変更にも柔軟に対応しているため、自社で設定や確認が必要ありません。
入力ミスを防げる
クラウド会計ソフトは、銀行口座やクレジットカードと連携するAPI連携機能があるため、入力や仕訳が効率化できます。
例えば、銀行口座やクレジットカードをクラウド会計ソフトと連携すれば自動で仕訳をしてくれるため、経理担当者は内容を確認し承認するだけです。手入力すると入力ミスが生じる可能性がありますが、クラウド会計ソフトを使うとミスを防げます。
内部統制を強化できる
クラウド会計ソフトは、ユーザーごとにアクセス権限を設定したり操作履歴を記録したりできるため、不適切なアクセスや操作を防ぐことが可能です。またリアルタイムで帳簿を確認可能なので、異常値や不正などがあればすぐに発見できます。
また、ベンダーによって常に最新の状態にアップデートされるため、法改正や税制改正にも問題なく対応できる点がメリットです。これにより内部統制を強化し、適切な運用が行えます。
このように会計ソフトにはさまざまなメリットがあります。以下よりクラウド会計ソフトの一括資料請求が行えるため、資料を参考にしながら自社に最適な製品を選んでみてください。
▷無料で使えるおすすめの会計ソフト11選|主な機能や比較ポイント
クラウド会計ソフトのデメリット
さまざまなメリットがあるクラウド会計ソフトですが、一方でデメリットもあります。ここからは、クラウド会計ソフトのデメリットを3つ解説します。
ネット環境がないと利用できない
クラウド会計ソフトでは、インターネット経由でサーバーにデータを保存します。そのため、インターネット環境がないと利用できず、ネットの接続環境にも左右されてしまいます。
またインターネットに接続できても、ベンダーのシステムトラブルやサーバーメンテナンスの際には作業ができない点に注意が必要です。あらかじめ、サーバーメンテナンスの日程などは確認しておきましょう。
セキュリティリスクが生じるケースがある
クラウド型のソフトは、クラウド上にデータを保管するため不正アクセスや情報漏えいのリスクがあります。
特にクラウド会計ソフトは、企業の銀行口座やクレジットカードの情報など、さまざまな内部情報が含まれています。インターネットに接続されている以上は、セキュリティリスクがゼロではない点がデメリットです。
使用権限を細かく決められる会計ソフトの場合は、それぞれの役割に応じた権限を付与してハッキングやセキュリティ対策を行いましょう。
継続的にコストがかかる
クラウド会計ソフトを利用するには、毎月の利用料金を支払う必要があります。インストール型のように1回の買い切りタイプではないため、継続的にコストがかかる点に注意しましょう。
継続的にコストがかかることを考慮しながら予算を設定して、予算内に収まるソフトを選ぶことが大切です。
【安い】おすすめのクラウド会計ソフト5選比較
ここからは、安い料金で利用できるおすすめのクラウド会計ソフト5選を紹介します。できる限りコストを抑えて利用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
マネーフォワードクラウド会計
マネーフォワードクラウド会計は、2,300以上の金融関連サービスと連携できるクラウド会計ソフトです。明細を自動取得して、仕訳候補を確認するだけで仕訳が完了します。
ワンクリックで決算書を自動作成できるため、経営状況をリアルタイムで可視化できます。また共有機能があり、顧問税理士と最新のデータを共有できるため、紙への印刷やメールでの送付も不要です。初期費用はいっさいかからず、毎月の料金を支払うだけで継続的に利用できます。
提供元
| 株式会社マネーフォワード |
初期費用 |
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料金プラン | ■月額プラン
■年額プラン
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機能・特徴 | 請求書作成、経費精算、給与計算、勤怠管理、マイナンバー管理、レポート共有機能、決算書自動作成機能、軽減税率対応など |
URL | 公式サイト |
\資料請求は完全無料!/
マネーフォワードクラウド会計の資料請求はこちら>>freee会計
freee会計は、個人でも法人でも使いやすいクラウド会計ソフトです。
自動仕訳で帳簿を簡単に作成でき、勘定項目をAIが自動で推測してくれます。POSレジや電子マネーとも連携できるため、店舗経営者などにもおすすめです。
仕訳だけではなく、経費精算や請求書の作成、決算までをすべてfreee会計で完結できる点がメリットです。複数のシステムを使い分ける必要がないため、手間やコストの削減につながります。
提供元 | フリー株式会社 |
初期費用 |
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料金プラン | ■新設法人・小規模法人向け
※従量課金代別途 ■中堅・大企業向け
■エンタープライズ企業向け
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導入実績 | 有料課金ユーザー企業数54万(※2024年3月末時点) |
機能・特徴 | 法改正に完全対応、自動入力・自動仕訳、決算書作成はボタン1つ、レポート自動作成、強固で柔軟な認証機能、金融機関同等のチェック、堅牢なバックアップ管理など |
URL | 公式サイト |
弥生会計オンライン
弥生会計オンラインは、シンプルな機能と操作で初心者にも使いやすいクラウド会計ソフトです。
取引の入力から決算書類の作成まで、一括して会計業務をサポートしてくれます。簿記の知識がなくても簡単に操作できるように設計されている点も魅力です。
サポート体制も充実しており、システムの操作方法から経理業務に関する相談まで幅広い悩みに対応してもらえます。サポート方法は電話やメール、チャットや画面共有などがあり、状況に合わせて迅速なサポートが受けられます。
提供元 | 弥生株式会社 |
初期費用 | 無料 |
料金プラン |
※4名以上は従量課金制 |
導入実績 | 登録ユーザー数350万以上(※2024年9月時点) |
機能・特徴 | 決算書の作成、仕訳・記帳の自動化、経営状況の見える化、税理士・会計事務所連携、金融機関連携、POSレジ連携、スマホアプリなど |
URL | 公式サイト |
勘定奉行クラウド
勘定奉行クラウドは、法改正や税制対応と経理DXを両立できるクラウド会計ソフトです。
経理業務のプロセスを最適化し、業務を行ううえで無駄が発生しないよう効率化することが可能です。支払業務や適格請求書の発行も対応しており、手作業やExcelでの支払管理や郵送の手間が不要になります。
導入から稼働までをサポートしてもらえるため、最適な運用方法が見つかります。また現在他社の会計システムを使用している場合は、最短1日でデータ移行を行ってもらうことも可能です。
提供元 | 株式会社オービックビジネスコンサルタント |
初期費用 | ■小規模企業向け
■中小企業向け
■中堅・成長企業向け
■グループ企業向け
■グローバル企業向け
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料金プラン | ■小規模企業向け
■中小企業向け
■中堅・成長企業向け
■グループ企業向け
■グローバル企業向け
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導入実績 | 累計80万 |
機能・特徴 | 取引入力・自動起票、会計帳票・分析帳票・管理会計帳票、決算・消費税申告/納税、API&CSV連携、拡張オプション、奉行製品連携など |
URL | 公式サイト |
クラウド会計ソフトMA1
クラウド会計ソフトMA1は、クラウドとインストール型のハイブリッド会計ソフトで、必要な場合にだけクラウドに接続するため、安定して稼働する点が特徴です。
銀行口座やクレジットカードと連携して、入出金や残高などの情報を取得し自動的に仕訳できます。転記作業が不要になるため、業務を大幅に効率化することが可能です。
また、経営診断書や要約損益経営分析の一覧を作成できるので、自社の経営状態をリアルタイムで把握して経営判断に役立てられます。
提供元 | ソリマチ株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | 業種にあった科目を自動設定、3ステップで自動仕訳、自動集計・決算
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URL | 公式サイト |
【法人向け】おすすめのクラウド会計ソフト
個人と法人では、実際に会計処理の範囲が異なります。ここでは法人向けにおすすめのクラウド会計ソフトを紹介します。
OBIC7会計情報ソリューション
OBIC7会計情報ソリューションは、業務プロセスを可視化できるクラウド会計ソフトです。
単体会計から連結会計、債権・債務なども一貫サポートしてくれます。ERPを活用した効率的な業務改善につなげられ、IFRSなどの会計基準や制度改正にも迅速に対応できる点が魅力です。
導入後も充実した運用サポートが受けられるため、困ったことがある場合やさらに業務を効率化したい場合は気軽に相談してみましょう。
提供元 | 株式会社 オービック |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能・特徴 | 業務プロセスを可視化、経営の意思決定を的確に支援、内部統制強化への対応も万全、セキュリティや内部統制・ワークフローなどの機能を共通基盤として提供など |
URL | 公式サイト |
Bill One powered by Sansan
Bill Oneは、Sansan株式会社が提供するクラウド会計ソフトです。
郵送やメールでの添付を問わずに請求書の受け取り代行とデータ化が可能で、AI・OCR・入力オペレーターより、99.9%の精度で請求書のデータ化が実現できます。
専任の担当者がつき、導入から運用までをサポートしてもらえる点も魅力です。電子帳簿保存法やインボイス制度などに関する知識も備えているため、的確なサポートが受けられます。
提供元 | Sansan株式会社 |
初期費用 |
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料金プラン |
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機能・特徴 | スキャン代行、代理受領、請求書の修正依頼、ユニークなURLと番号を発行、受領通知・リマインド、関連ファイル添付、正確なデータ化、CSVファイル出力など |
URL | 公式サイト |
ジョブカン会計
ジョブカン会計は、豊富な集計機能でデスクトップのような操作性が特徴のクラウド会計ソフトです。
電子帳簿保存法やインボイス制度に対応しており、ほかのジョブカンシリーズを組み合わせると証憑やデータなどを一元管理できます。権限管理や承認機能を搭載しているため、業務の効率化とセキュリティ対策を同時に行えます。
お試し期間中から運用開始後も、メールやチャット、電話などで無料のサポートが受けられるため、適切な運用が可能です。
提供元 | 株式会社DONUTS |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | ■中・小規模の企業
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導入実績 | シリーズ累計25万社 |
機能・特徴 | 対応帳簿、仕訳・記帳、レポート・集計、各種連携、決算書作成、税率対応、権限管理・承認機能、履歴管理機能、内部統制機能など |
URL | 公式サイト |
PCAクラウド 公益法人会計
PCAクラウドは、公益法人向けの会計ソフトです。
公益法人会計基準に対応しており、伝票入力だけでなく試算表や決算書の作成ができます。APIによる他製品との連携もできるため、会計担当者の作業効率の改善が可能です。
会計初心者の方でも操作しやすいように設計されており、分かりやすいUIで直感的な操作が行えます。法改正や税制改正にも迅速に対応しているため、いつでも適切な会計処理が実現します。
提供元 | ピー・シー・エー株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 23,100円(税込)/月 ※サーバー利用ライセンス数 2ユーザーで利用する場合。その他の金額は要問い合わせ |
導入実績 | 20,000法人以上 |
機能・特徴 | 仕訳入力、取引先の適格請求書発行事業者一括チェック、予約伝票、会計帳票出力、決算書、損益分岐点計算書、経営分析表、勘定分析表など |
URL | 公式サイト |
【無料】おすすめのクラウド会計ソフト
クラウド会計ソフトを使ってみたいと考えていても、費用がかかると負担が増大してしまいます。ここでは、無料で利用できるおすすめのクラウド会計ソフトを紹介します。
円簿会計
円簿会計は、経理初心者にも分かりやすい画面構成が特徴の会計ソフトです。
弥生会計のデータをインポートできるため、会計ソフトを乗り換える場合も初めから数値の入力をする手間が省けます。帳簿の作成に必要な銀行IDや個人情報の入力が不要なので、情報が漏えいするリスクもありません。
無料でありながらデータの暗号化や2か所のデータセンターによるバックアップの保管など、セキュリティ対策が充実しています。
提供元 | 株式会社円簿インターネットサービス |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 無料 |
機能・特徴 | 仕訳帳、出納帳、合計残高試算表、総勘定元帳、補助元帳、年次決算、決算報告書、年次繰越、データは2重に保管など |
URL | 公式サイト |
ちまたの会計
ちまたの会計は、自治体やPTA・学校のスポーツクラブなど地域の団体向けクラウド型会計ソフトです。
現金出納帳や預金出納帳などの書類を作成し、PDFやExcelでダウンロードできます。SSL通信を使ってデータを暗号化しているため、セキュリティ面でも安全な利用が可能です。
スマホからでも利用できるので、外出中や移動中、隙間時間などを活用して簡単に入力できる点もメリットです。
提供元 | 任意団体ちまたの会計 |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 無料 |
導入実績 | 39,854の団体 |
機能・特徴 | 画面に従って操作していくだけで会の運営に必要な会計書類が揃う、現金、預金残高をいつでも見ることが可能、Windows・Mac・スマホ・タブレットで常に最新バージョンが利用できるなど |
URL | 公式サイト |
やよいの白色申告 オンライン
白色申告向けの機能が備わった、家計簿感覚で使える個人事業主の向けクラウド会計ソフトです。
画面構成はシンプルで、白色申告に必要な入力項目だけが掲載されているため操作に迷うこともなく、会計初心者の方も使いやすいでしょう。
e-Taxでの確定申告ができるため、税務署に行く必要がありません。インボイス制度や電子帳票保存法にも対応しており、初めて確定申告を行う方にもおすすめです。
提供元 | 弥生株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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導入実績 | 登録ユーザー350万以上 |
機能・特徴 | 取引入力などの基本機能、帳簿・レポートの集計、確定申告書類の作成・出力 e-Taxによる申告、銀行口座やクレジットカードとの連携など |
URL | 公式サイト |
クラウド会計ソフトの選び方
クラウド会計ソフトを選ぶ際は、どのようなポイントに注目すればよいのでしょうか。ここからは、クラウド会計ソフトの選び方を5つ紹介します。
法人向けか・個人向けか
クラウド会計ソフトは、法人向けと個人向けのソフトがあります。
法人向けソフトは、決算機能や専門的な会計処理への対応が特徴です。また個人向けのソフトは、確定申告や申告に必要な会計業務を行うものです。
それぞれで機能が異なるため、公式サイトを確認して法人向けか個人向けかを確認してみてください。将来的に事業の拡大や法人化などを見込んでいるのであれば、柔軟にプラン変更が可能な会計ソフトであれば移行する手間もかかりません。
誰でも使いやすいか
特に中小企業の場合、経理のプロではない人が経理担当を行うことがあります。そのため、簿記の知識があまりなくても、直感的に操作できる会計ソフトを選ぶのがおすすめです。
機能面においても、自動仕訳や勘定科目の提案機能などが備わっている会計ソフトであれば、会計初心者でも迷わず操作できます。
使用感については実際に操作してみなければ分からない場合が多いため、無料トライアルなどを活用して担当者に操作してもらいましょう。
予算は自社に合うか
クラウド会計ソフトを運用するには、初期費用や月額料金がかかります。予算と併せて自社に必要な機能を洗い出し、追加機能の費用なども確認したうえで、クラウド会計ソフトの比較検討を行いましょう。
機能が充実しているクラウド会計ソフトは月額料金も高額なことが多く、使いこなせない場合は費用が無駄になってしまいます。費用対効果も一緒に検討してみてください。
セキュリティ・サポート体制は整っているか
クラウドで企業の会計情報を管理するためのセキュリティ体制や、サポート体制が整っているかを確認してください。
例えば、SSL通信での暗号化対応やサーバーのセキュリティ対策を確認し、バックアップ体制が整っているかも確認しましょう。プライバシーマークの有無を確認する方法もおすすめです。
また、サポートの対応範囲やサポートの対応方法も併せて確認しておきましょう。特に初めて会計ソフトを導入する場合は不明点が生じやすいため、親身にサポートしてもらえる会計ソフトを選ぶと安心です。
無料トライアルはあるか
経理担当者に操作性や使用感を確認してもらうためにも、無料トライアルがあるクラウド会計ソフトを選びましょう。
一定期間無料で利用してみることで、操作性や利用する中での問題点の発見につながります。実際に無料トライアルを活用し、経理担当者と使い方を共有したうえで、どのクラウド会計ソフトを導入するかを検討してみてください。
このように、クラウド会計ソフトを選ぶにはさまざまな確認ポイントがありますが、一つひとつ確認するには時間と手間がかかります。そこで、以下の一括資料請求を活用して、複数のクラウド会計ソフトを一度にまとめて比較検討してみてください。
▷会計ソフトの使い方|流れや活用術を初心者の方でもわかりやすく解説!
クラウド会計ソフトを比較し自社にあった製品を導入しよう
本記事では、クラウド会計ソフトを導入することで得られる効果やおすすめのソフトを紹介しました。
クラウド会計ソフトを導入することで、会計業務を効率化できます。法人向けと個人向けがあるため、公式サイトや資料を確認して必要なソフトを検討しましょう。
また、無料トライアルがある会計ソフトを利用し、実際の操作性や使用感を比較したうえでの導入がおすすめです。
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