【費用が安い】おすすめMAツール7選!機能や導入コストを徹底比較!
MA(マーケティングオートメーション)ツールの導入にあたり、費用面で課題を感じている企業担当の方も多いのではないでしょうか。MAツールは、実は無料または安い費用で導入することも可能です。この記事では、費用が安いMAツール7選や安いツールならではの注意点をご紹介します。
目次
▷【2022年最新】おすすめ定番MAツール16選!機能や費用を比較表で!
MAツール導入検討で企業担当が抱える悩み
近年マーケティングや営業の分野において導入が進んでいる便利なツールとして、MAツールがあります。
しかし、新しくMAツールを取り入れる際には、超えるべきさまざまな壁があります。自動化・効率化は非常に魅力的ではあるものの、ハードルの高さを感じてしまい、自社に取り入れるのを断念してしまうケースも少なくありません。
では、MAツール導入にあたって企業担当を悩ませる問題には何があるのでしょうか。MAツールでの自動化を始めるにあたってネックになりやすい点を解説します。
(1)費用が高い
MAツールを取り入れるときには、一定のコストがかかるため予算関係の悩みを抱える企業は少なくありません。
特に多機能で利便性の高いものは、コストも高くついてしまいます。MAツールを十分に使いこなせないと、ランニングコストばかりが毎月かかり、費用対効果はどんどん低くなります。
(2)使いこなせるか不安
「MAツールを取り入れたとしても使いこなせそうにない」という印象を抱く方は少なくありません。
実際に、「MAツールを使い始めてみたものの、メール配信にしか使っていない」という企業は少なくありません。使いこなすためにはツールの操作だけでなく、さまざまなマーケティング戦略が必要になるため、ただ導入しただけで自動化できるわけではないのです。
(3)運用する人員が足りない
人員不足の問題で導入をためらう企業も多いでしょう。MAツールではあらゆる施策のシナリオを試しながらPDCAサイクルを回し、施策の質を高めていくことが必要不可欠です。
運用の際には運用担当者が必要になるため、運用人員が不足している企業ではなかなかツール運用が定着しないこともあります。
▷BtoBとBtoCで必要なMAツールの違いは?それぞれの選定ポイントを解説
MAツール導入の課題を解決する方法
MAツールを使い始めるにあたっては、導入における問題・課題をあらかじめ解決しておくことが大切です。課題を放置したままMAツールを取り入れると、失敗する可能性が高いからです。
課題を解決する方法としては、以下のようなことが挙げられます。
- 安いMAツールから試す
- 無料トライアルで現場にテストしてもらう
- 範囲を限定してMAツールを取り入れてみる
このような対策を意識してMAツールを取り入れれば、コストや人員不足などの課題を解決したうえで効率的に運用できる可能性があります。
▷MAツール導入の流れはこれで完璧!成功させるコツや注意点も解説!
(1)安いMAツールから始めてみる
高額な費用がかかるMAツールもありますが、安価なものや無料で利用できるものも少なくありません。
そのため、コストがかかることが懸念点の企業は、いきなり高機能で高いMAツールを取り入れるのではなく、ま安い製品から取り入れてみるのがおすすめです。
中には、無料プランのままでも基本の機能は使えるMAツールもあります。また、日本製品は比較的シンプルな機能性のものが多いので、それに伴って価格もリーズナブルなものが多いです。
コストが気になる企業向けに、後ほどおすすめのMAツールを紹介します。
(2)無料トライアルで現場にテストしてもらう
有料のMAツールの多くが、無料トライアルから運用をテストし、使用感や操作性を確かめることができます。
事前にどのような製品なのかわかれば、自社に合っているか、運用担当者が使いこなせるかの判断がしやすくなるでしょう。
(3)範囲を限定してMAツール導入を始める
初めてMAツールを取り入れる場合は、スモールスタートで始めましょう。機使用する範囲を限定することで、費用を抑えてMAツールの使い方に慣れていきます。
MAツールの活用に慣れてから、大規模な導入を検討しましょう。
導入費用が安いおすすめMAツール7選
ここからは、安いコストで取り入れられるおすすめのMAツールを紹介します。最初はリーズナブルな価格で利用しやすいものを比較検討することをおすすめします。
(1)BowNow
BowNowは、国内9,400社以上に導入実績を持つ人気のMAツールです。フリープランから活用でき、有料プランの月額費用も安く設定されています。
見込み客の情報整理や判別する機能に長けており、導入後の継続利用率は98.4%と多くの企業が継続して利用しています。
提供元 | クラウドサーカス株式会社 |
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初期費用 | 無料 |
料金プラン |
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導入実績 | 9,400社以上継続率98.4% |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
(2)List Finder
List Finderは、主にBtoB向け事業を行う企業におすすめのMAツールです。「ITreview Grid Award 2022 Winter」では、8期連続で顧客満足度と市場認知度の双方が高い製品として認知されています。
アクセス解析機能を活用することで、見込み客が自社サイトをどれだけ閲覧したかの解析ができます。
提供元 | 株式会社Innovation & Co. |
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初期費用 | 100,000円 |
料金プラン |
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導入実績 | 累計導入数1,600アカウント以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
(3)Kairos3
Kairos3は主にBtoB企業向けのおすすめのMAツールです。商談化を増やすMAツール/SFAツールとして知られており、法人向けの営業活動で成果を出したい企業におすすめです。
導入実績は1,500アカウント以上で、事業規模問わず多くの企業から支持されています。
提供元 | カイロスマーケティング株式会社 |
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初期費用 | 11,000円(税込) (SFA/CRMを契約済の場合は無料) |
料金プラン | 16,500円(税込)~132,000円(税込)まで、計8プラン |
導入実績 | 1,600アカウント以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
(4)HubSpot
安いMAツールから導入を検討するなら、HubSpotがおすすめです。幅広い業務に活用できるプラットフォームがあり、マーケティングソフトウェアのMarketing Hubでは、リードジェネレーションやアナリティクスなどの機能が活用できます。
無料で使えるツールが多数あるので、まずは実際に使って使用感を確認してみましょう。
提供元 | HubSpot, Inc. |
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初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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導入実績 | 世界143,000社以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
(5)CART RECOVERY
CART RECOVERYは、カゴ落ち対策特化型のMAツールです。カートに商品を入れたままECサイトから離脱したユーザーにメール配信をすることでカゴ落ちを防いでくれます。
提供元 | 株式会社イー・エージェンシー |
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初期費用 | 55,000円(税込) |
料金プラン | 42,900円(税込)/月 |
導入実績 | 500サイト以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
(6)Synergy!
Synergy!は、国産クラウド型CRMシステムで、膨大な量の顧客を管理しつつメール・LINEへの配信、広告連携などが行えるのが特徴です。
使いやすいデザインになっており、操作性の良さが特徴です。料金は、必要な機能によってカスタムできるようになっています。
提供元 | シナジーマーケティング株式会社 |
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初期費用 | ■データベース+フォーム:129,800円(税込) +メール配信:33,000円(税込) +アンケート:33,000円(税込) +Webパーツ:33,000円(税込) +LINEへの配信:33,000円(税込) |
料金プラン | ■データベース+フォーム:16,500円(税込)/月~ +メール配信:11,000円(税込)/月~ +アンケート:16,500円(税込)/月~ +Webパーツ:11,000円(税込)/月~ +LINEへの配信:0円 |
導入実績 | IT製品レビューサイトのCRM部門で11期連続賞受賞 多数の有名企業への導入実績あり |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
(7)GENIEE MA
GENIEE MAは、定着率99%を誇る人気のMAツールです。シンプルさが特徴のシナリオキャンバス機能で直観的な操作ができるため、使いこなしやすいMAツールとしても知られています。
メールやWebプッシュ通知、LINEなどさまざまなチャネルを持つため、顧客の関心度に合わせた情報発信ができるようになっています。
提供元 | 株式会社ジーニー |
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初期費用 | ■コンサルティング費用
■オプション機能
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料金プラン | スタンダード:100,000円/月~ |
導入実績 | 定着率99% |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
導入費用が安いMAツールを導入する際の注意点
比較的安いコストで導入可能なMAツールを選んでいく際には、導入に失敗しないためにも注意点を把握しておくことが大切です。
自社に取り入れる前にチェックしておきたい注意点は、以下の3つです。
- 値段だけで選ばない
- 必要なサポートや機能は削らない
- オーバースペックにならないように注意する
それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
(1)値段だけで選ばない
価格だけを重視して製品を選ぶと、本来必要な機能やサポートがなく、導入しても意味がないことがあります。
実際に、安いMAツールは機能が限られていることが少なくありません。例えばList Finderの場合、ライトプランは月額39,800円で運用を始められます。しかし、フォーム作成やSalesforceの連携には対応していません。
このように安いプランは大事な機能が一部制限されている場合が多いため、安さを重視する場合も、利用できる機能は必ず確認してください。
(2)必要なサポート・機能は削らない
リーズナブルな価格で利用できることを優先しすぎると、ついサポートや機能を削ってしまうことがあります。
「シンプルだからサポートはいらないだろう」「きっとこの機能はまだ使わないだろう」といったように、安易にサポートや機能を削ってしまうと、導入後に活用できないこともあります。
特にITツールの活用に慣れていない企業は、サポートはできる限りつけておいた方が安心です。必要に応じてコンサルなども活用することをおすすめします。
サポートや機能を削る際には、社内でしっかりと検討したり見積もりの際にベンダーに相談したりしましょう。
(3)オーバースペックにならないようにする
MAツールを導入する際には、オーバースペックにならないように注意しなければなりません。
例えば、顧客ごとに適切なプロモーションを行えるようになるシナリオ設計機能などは、非常に便利で使いこなせれば業務効率化につながります。一方で、運用に時間・手間・人員がかかってきます。そのため、複雑で使いこなせないことも多く、持て余してしまう企業は少なくありません。
MAツールを選ぶ際には、この機能は本当に必要なのかという点を確認していくことが重要です。特に豊富に機能がそろっているMAツールを取り入れる際には、ある程度機能が限定されているMAツールも合わせて比較検討することをおすすめします。
適切なコストでMAツールを導入しましょう
MAツールには便利な機能があるため、利用する際には多機能なものを選びたくなるかもしれません。
しかし初めてMA運用を始める場合は、機能が多いと逆に使いこなせず困ってしまうこともあるので注意が必要です。最初は安い価格やトライアルがあるツールを導入し、使用感をつかんでいくことをおすすめします。
MAツールを導入する際に重要なのは、適切なコストで自社に合った機能が使えるかどうかです。自社にとって業務効率化が図れる機能は何かという点を重視してMAツールを選び、効率を高めていきましょう。
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