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MAツールの導入費用や月額料金の相場は?おすすめツールも合わせて解説

2022/02/15 2024/10/08

MAツール

MAツールの導入費用

MA(マーケティングオートメーション)ツールの導入の際にネックになりがちなのが、導入や運用にかかる費用です。この記事では、MAツールの費用相場や内訳、費用を抑えてMAツールを導入する方法を解説します。低コストで利用開始できるMAツールも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

MAツールとは

MAツールとは、顧客開拓におけるマーケティング活動を管理・自動化するツールです。企業が保有する顧客情報を活用し、見込み顧客の獲得から成約までの一連の流れを自動的にサポートします。

MAツールを導入することで、見込み顧客が自社の商品・サービスにどれだけ関心があるかを数値化したり、興味や関心に合わせたコンテンツを配信したりすることができ、効率的にマーケティング活動を行うことができます。

MA(マーケティングオートメーション)ツールとは?基本をわかりやすく解説

MAツール導入にかかる費用の内訳

MAツールを導入するためには、ツールの初期導入費用や月額費用が必要です。また、場合によっては導入や運用のコンサルティング費用などもかかります。ここでは、費用の内訳を確認していきましょう。

初期費用

MAツールを導入する際には、設定費用などを含む初期費用が必要です。ただし、ツールによって初期費用が不要なものもあります。

またツールによっては最低利用期間が定められていることもあるため、初期費用だけで判断するのではなく、月額のランニングコストと合わせて計算しましょう。

月額費用

ツールを使い続けている限り、毎月の月額費用がランニングコストとしてかかります。ただし、買い切り型MAツールの場合は初期費用だけしかかかりません。

また、必要な機能がオプション機能の場合は、別途オプションをつけないといけないケースもあるので、その場合はその金額が月額費用に加算されるケースが多いです。

サブスクリプション型と買い切り型のどちらがコスト面で優れているかについては一概に言い切れないため、機能や継続して使い続けるかなどを考慮して選ぶと良いでしょう。

導入コンサルティング費用

MAツールを導入するときに、コンサルティングを依頼すると別途費用がかかります。MAツールの導入後、実際の業務に取り入れる仕組みを構築したり、自社に合うようにカスタマイズしたりなど、実際に運用を開始するまでの業務が自社では難しいと感じるケースも少なくありません。

社内にマーケティングツール・デジタルツールに詳しい人がいない場合は、費用をかけてでも導入コンサルティングを依頼するのがおすすめです。

運用コンサルティング費用

MAツールの運用コンサルティングも利用すると別途費用がかかるサービスです。ツールを導入したものの、有効的に運用ができていないケースも多くあります。

導入後に、より効果的・効率的にMAツールを運用するためには、運用コンサルティングも依頼しておくと業務への活用がスムーズに進むでしょう。運用コンサルティングは慣れるまで数ヶ月程度依頼し、使いこなせるようになったら解除するという利用方法がおすすめです。

MAツール導入後のよくある課題とは?注意点や運用の改善方法も解説

MAツール導入費用の平均的な相場

MAツール導入費用は、実際にどのくらいかかるのでしょうか。ここでは、平均的な相場を紹介します。

初期費用の相場

MAツール導入にかかる初期費用は、0円〜10万円程度が平均的な相場です。初期費用が無料のツールもありますが、より多くの機能や多くのユーザーで使う場合は、金額が高くなる傾向にあります。

自社のマーケティングに必要な機能が搭載されているか、ユーザー数が最適かどうかを事前によく確認しておきましょう。

月額費用の相場

MAツールを使う際にかかる月額費用は、10万円〜数十万円程度が平均的な相場です。機能やユーザー数を絞り込めば、月額数万円から運用をスタートすることもできます。

しかし、PV数やリード数、連携するツールやデータ量など、利用内容によって従量課金制となるツールも多く、低価格から始めても最終的にコストが積み上がって高くなる可能性があります。

そのため、自社の実現したいことや導入目的を踏まえて、常に現状のMAツールが最適かどうか確認しながら運用することが大事です。

コンサルティング料金の相場

導入・運用コンサルティングを利用する場合、初期費用や月額料金とは別に費用がかかります。導入コンサルティングにかかる費用は、数十万円〜数百万円程度、運用コンサルティングにかかる費用は月額数万円〜数十万円程度が平均的な相場です。

導入コンサルティングにかかる費用は導入時の1回のみですが、運用コンサルティングは解除するまで月額費用が発生するので注意しておきましょう。

MAツールの導入費用を抑える方法

MAツールには初期費用・月額費用のほか、導入・運用コンサルティング費用がかかることを解説しました。MAツールの導入コストを抑えるには、3つのポイントがあります。詳しく見ていきましょう。

無料で利用できるツールを使う

MAツールの中には、無料トライアル期間や無料体験版を公開しているツール、完全無料で利用できるツールがあります。無料体験版の多くは機能やユーザー数が制限されていますが、試用には十分使えます。

無料トライアル期間や無料体験版を使い、じっくり検討してから自社に合ったツールを選べば、ツールを導入した後に合わないからやめるという無駄なコストが省けます。また、完全無料で利用できるツールの機能で十分であれば、コストをかけずに導入が可能です。

【費用が安い】おすすめMAツール7選!機能や導入コストを徹底比較!

無料で利用できるおすすめのMAツール4選!機能や有料版との違いを紹介!

自社に必要な機能を洗い出す

そもそもMAツールを導入するべきか、導入する場合はどんなMAツールを選定するべきかを考えるためには、自社に必要な機能を洗い出すことが重要です。搭載された機能と、自社のマーケティングで使いたい機能をよく検討してください。

多機能で料金が高いツールを選んでも、必ずしも成果が出るとは限りません。本当に必要な機能だけに絞ることで、ツールにかかる費用も必然的に抑えられるはずです。

MA(マーケティングオートメーション)ツールの機能一覧とできることを解説

運用体制を整えて自社で設定・運用する

MAツールを導入する前に、社内の運用体制をしっかりと整えておけば、導入時や運用開始時にコンサルティングを依頼する必要はありません。コンサルティングの費用は、数十万円〜数百万円にもなるので、大幅に費用を抑えられます。

ただし、コンサルティングにかかる費用を抑えるには、社内リソースを確保してMAツールの知識を蓄えた上で、使い方にも理解を深めておく必要があります。

自社に最適なMAツールの選び方とは?目的や機能など選定ポイントを解説

【無料トライアル・プランあり】費用を抑えて利用できるおすすめMAツール

ここでは、コストを抑えて利用できるMAツールを紹介します。無料で使えるツールや、無料トライアル期間があるツールなので、ぜひ参考にしてください。

Account Engagement

Account Engagementは、CRM(顧客管理システム)と一体化したBtoB向けのMAツールです。顧客情報をひとつのプラットフォームに集約し、AIを活用したマーケティング施策を展開できます。

例えば、見込み顧客の関心が高まったタイミングでのアラート通知による成約サポートや、各チャネルがどのように認知度を高めているかをインサイトで把握することが可能です。提供されているプランはどれも有料ですが、30日間であれば無料で試すことができます。

提供元Salesforce, Inc.
初期費用要問い合わせ
料金プランMarketing Cloud Account Engagement:16万5,000円(税込)/月~


※この他、目的に合ったデータ製品、Success Plans料金別途。無料トライアルあり

機能・特徴Customer Data Platform、マーケティング向けアナリティクス、クロスチャネル対応のマーケティングプラットフォーム、マーケティング向けAIなど
URL公式サイト

\資料請求は完全無料!/

AccountEngagementの資料請求はこちら>>

List Finder

List Finderは、無料で基本的な機能が使えるフリープランが提供されているMAツールです。有料プランにはライト・スタンダード・プレミアムの3種類があり、すべてのプランで解析やメール配信、アプローチ管理などが行えます。

スタンダードプランではセミナーページやフォーム作成などが可能となり、プレミアムプランではさらにSalesforceの連携にも対応しています。また、活用セミナーや個別相談会などさまざまな支援体制が用意されているため、初めてMAツールを利用する場合にも安心です。

提供元株式会社Innovation X Solutions
初期費用
  • フリー:無料
  • ライト:10万円
  • スタンダード:10万円
  • プレミアム:10万円
料金プラン■基本料金
  • フリー:無料
  • ライト:45,000円/月
  • スタンダード:69,000円/月
  • プレミアム:92,000円/月

※PV数・顧客データ数に準じた従量課金料は別途

機能・特徴名刺データ化代行、メール配信、スコアリング、企業属性付与、アクセス解析、優先リード通知、フォーム作成、PDF閲覧解析、アプローチ管理、外部ツール連携など
URL公式サイト

HubSpot Marketing

HubSpot Marketingは、有料プランと比べて多くの制限がかかるものの、ひと通りの基本機能を無料で使えるMAツールです。最大1,000件のコンタクトを登録することができ、登録後は永久的に無料で使えます。

サポートについては、無料プランでもユーザーコミュニティでのチャットやHubSpotアカデミーで学ぶなどが可能です。これらを使えばフリープランでもスムーズに導入を進められるでしょう。

提供元HubSpot, Inc.
初期費用要問い合わせ
料金プラン■企業単位~大規模企業向け
  • Marketing Hub Professional:96,000円/月~
  • Marketing Hub Enterprise:43万2,000円/月~

■個人~小規模チーム向け

  • 無料ツール:無料
  • Marketing Hub Starter:1,800円/月/シート~
  • Starter Customer Platform:1,800円/月/シート~
  • Marketing Hub Professional:96,000円/月~

無料トライアルあり

導入実績22万8,000社以上
機能・特徴オンラインフォーム作成ツール、SMS Marketing、SNSアカウント管理、マーケティング担当者向けAI、Eメールマーケティングツール、AI搭載SNSエージェントなど
URL公式サイト

BowNow

BowNowは、無料トライアル期間や体験版ではなく、フリープランとして基本機能をずっと無料で提供しているMAツールです。有料プランである「エントリープラン」とほぼ同等の機能を使えますが、メール配信機能やアクセス解析機能などの利用には制限があるため注意が必要です。

エントリープランをはじめ、有料プランは最低利用期間が1年間と設定されています。ゆくゆくは有料プランの機能を使いたいと思っている場合でも、まずはフリープランからスタートし、必要に応じてプラン変更すると良いでしょう。

提供元クラウドサーカス株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • フリープラン:無料
  • スタンダードプラン:39,600円(税込)/月

※別プランは要問い合わせ

導入実績14,000社以上
機能・特徴ユーザーの企業情報を分析、サイト訪問者のアクセスログ解析、フォーム作成、細かい条件検索、メール配信、ABMテンプレート、追客アラート機能など
URL公式サイト

GENIEE MA(旧MAJIN)

GENIEE MA(旧MAJIN)は、シンプルで直感的な操作が可能なUIで、初めての導入にもおすすめのMAツールです。見込み顧客の育成を効率化し、商談を成功させるためのさまざまな機能を提供しています。

15日間の無料トライアル期間が提供されているため、実際に使用感を確かめてから有料プランに移行することが可能です。

提供元株式会社ジーニー
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
※無料トライアルあり
機能・特徴カスタマー管理、フォーム作成、スコアリング、ラベル設計、シナリオ配信、定期配信、Web/アプリプッシュ通知、ポップアップ、キャンペーンレポートなど
URL公式サイト

MAツールを選ぶ際のポイント

最後に、MAツールを選ぶ際のポイントを5つ紹介します。

費用対効果は高いか

MAツールを選ぶ際は、導入・運用コストに対する費用対効果が高いかどうかを確認することが大切です。料金設定はツールや利用するプランによって異なるため、自社の状況や活用方法を検討したうえで最適なMAツールを選ぶ必要があります。

また、一般的に多機能であるほど高額になる傾向にあるため、必要な機能の優先順位を付けたうえで、より費用対効果が高いツールを選ぶことをおすすめします。

自社の課題を解決できる機能があるか

自社の課題を解決できる機能が搭載されているかについても重要なポイントです。導入目的に合ったツールを選定しないと、導入が失敗に終わってしまうこともあります。

例えば、見込み顧客の継続的なフォローをメインとしてMAツールを導入したい場合は、メールやリターゲティング広告などの配信機能が充実しているものを選ぶと良いでしょう。

MAツールの導入でよくある失敗理由とは?事例や運用時の注意点などを解説

誰でも使いやすいツールか

MAツールは、誰にとっても使いやすいものを選ぶことが大切です。操作が難しいものや多機能すぎるものでは、現場の社員が使いこなせず、MAツールの効果を最大限に発揮することは難しいでしょう。

多機能なツールはコストが高額になるだけでなく、使いこなすにはマーケティングに精通した人材が必要です。人手の確保が難しい場合や、それほど高度な機能を必要としない場合は、シンプルで使いやすいものを選ぶようにしましょう。

サポート体制は充実しているか

MAツールの選定時に必ず確認しておきたいのが、サポート体制についてです。特に初めてMAツールを使う企業の場合、サポート体制が充実しているものを選ぶことをおすすめします。

MAツールは海外の製品も多く、日本語に対応していないものも存在します。そのため、運用・保守のサポートだけでなく、トラブル時などの対応方法についても確認しておくと安心です。

導入実績は多いか

MAツールを選定する際は、導入実績についても確認しましょう。特に、自社と同じ規模・業種の企業の導入実績が多ければ、マッチする可能性が高くなります。

また、MAツールにはBtoB・BtoC向けに提供されているもの、両方に対応しているものがあるため、自社のビジネスモデルに合ったものを選ぶことが大切です。

費用相場を把握して適切なコストのMAツールの導入へ

MAツールの費用は、機能や利用するデータの数によって幅が大きいため、平均的な費用相場を把握しておくことが重要です。今回紹介した各種導入費用やおすすめツールを参考に、自社にとって最適なMAツールを導入しましょう。

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ビズクロ編集部
「ビズクロ」は、経営改善を実現する総合支援メディアです。ユーザーの皆さまにとって有意義なビジネスの情報やコンテンツの発信を継続的におこなっていきます。

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