海外へのファイル共有におすすめのサービス5選!無料で使えて安心な製品とは?
グローバル化がすすむ日本においても、海外居住者とファイルを共有する人が増加傾向にあります。しかし、海外とのやり取りではメールの容量不足やネット環境の違いなど、さまざまな問題点があるようです。本記事では、海外へのファイル共有に適した無料サービスを、選定ポイントなどとあわせて紹介します。
目次
海外へファイルを共有する際の問題点
海外へファイル共有をする際、どのような問題が想定されるのでしょうか。ここでは、海外とのやり取りで発生しがちな問題点を3つに分けて解説します。
メールに添付する場合は容量の制限がある
海外とファイルのやり取りをする場合、主な手段はメールという方が多いのではないでしょうか。しかし、メールでの添付ファイルには容量の制限がつきものです。
複数のファイルを添付して送信する場合、容量によっては送付できないこともあります。また、送付できたと思っていても、できていなかったという問題が発生するケースもあるのです。
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書類やUSBなどは郵送費がかかる
書類などのデータをUSBなどを海外へ送付する場合、必ず郵送費が発生します。郵送費は国内でやり取りするよりも高額になり、かなりのコストを要することがあるでしょう。
ファイルが適切に共有されたのかわからない
メールやチャットツールなどを通じてファイルを共有した場合でも、海外への送付ではきちんと共有されたのか確認がとりづらいのも問題です。
単純に容量の問題もある一方、時差の関係で向こうの確認にラグが生じることも懸念点の一つとして挙げられます。
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海外対応のファイル共有サービス活用で得られるメリット
上記のような問題点を解消する上で便利なのが、海外とのやり取りにも適したファイル共有サービスです。ここでは、海外対応のファイル共有サービスを利用するメリットを紹介します。
容量を気にせずにファイルを共有できる
メールでは心配になる容量のファイル送信でも、サービスを利用すれば容量を気にせず海外へ共有できます。とくに音声や動画などのデータを一度に複数送らなければいけない場合など、メールではきちんと送れているか分からないシチュエーションに役立つでしょうます。
多言語に対応している
多言語に対応していることは、海外とのやり取りにおいて重要です。日本語対応のみのサービスでは現地の担当者が内容を理解できず、ヒューマンエラーに繋がる恐れもあります。
しかし、多言語対応のファイル共有サービスであれば、双方の言語の壁を取り払って、ファイルのやり取りをすることが可能になります。
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【無料】海外へのファイル共有におすすめのサービス5選
ここからは、海外へのファイル共有に便利なサービスを紹介します。サービス選定に困っている場合は、ぜひ参考にしてみてください。
1.OneDrive
OneDriveはMicrosoftが提供しているオンラインストレージです。対応している言語の幅が広く、海外とのやり取りがスムーズに行えるでしょう。また、保存・共有したファイルは自動でバックアップされるため、万が一元データを紛失した際にも安心です。
提供元 | 日本マイクロソフト株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
機能・特徴 | ファイルの保存管理、ファイルのバックアップ、共有機能など |
URL | 公式サイト |
2.Google Drive
GoogleDriveはGoogleが提供しているオンラインストレージサービスです。多言語対応しているため、海外とのファイル共有にも積極的に利用したいサービスのひとつといえるでしょう。また、GoogleDriveには共同編集機能があり、海外にいる相手とシートやドキュメントの共同編集ができる点も魅力です。
提供元 | Google LLC |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
※いずれも1年契約の場合 |
機能・特徴 | セキュリティ機能、共同編集機能、その他ツールとの連携機能など |
URL | 公式サイト |
3.4shared
4sharedはApple製品、Android、Windowsなど複数の端末から利用できるファイル共有サービスです。日本語を含めて18か国語に対応していて、海外とのファイル共有にも安心して利用できます。
100GBのクラウドストレージが利用できるプレミアムプランへアップグレードする場合、料金はドル換算となるため注意が必要です。
提供元 | New IT Solutions Ltd |
初期費用 | 無料 |
料金プラン |
■プレミアム
|
機能・特徴 | ファイル保存、ファイル検索、ファイル共有など |
URL | 公式サイト |
4.Dropbox Business
Dropbox Businessは22か国語に対応した、多言語対応のファイル共有サービスです。海外のユーザーが多いため、他国とのやり取りの際に便利なオンラインストレージといえます。
また、ファイルの更新通知があるのも特徴です。そのため、進捗確認をしながらプロジェクトを進められる点もメリットといえるでしょう。
提供元 | Dropbox, Inc. |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | ■月間払い
■年間払い
|
導入実績 | 60万チーム以上(※2023年05月現在) |
機能・特徴 | ファイルの整理整頓、更新情報の通知、リンクでの共有など |
URL | 公式サイト |
5.Firemail
Firemailはドイツの企業が運営するフリーメールサービスです。アクセス方法はIMAPに対応しているため、複数の端末からの利用にも適しています。無料のプランでメールデータのストレージ10GB、オンラインストレージ1GBを利用可能です。
提供元 | Firemail.biz |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
機能・特徴 | メールデータ10GB、オンラインストレージ1GBなど |
URL | 公式サイト |
海外対応のファイル共有サービスの選定ポイント
ここでは、海外へのファイル共有に対応したサービスを選ぶ際のポイントを紹介します。何を基準に選ぶべきか迷っている場合は、ぜひ参考にしてみてください。
必要なストレージ容量を確保できるか
ファイル共有サービスは、あらかじめストレージ容量が決まっています。そのため、海外とのファイルのやり取りで必要な容量を確保できるかが重要なポイントです。
とくに動画をはじめとした容量の大きいファイルをやり取りする場合は、ストレージ容量を基準にサービスを選ぶとよいでしょう。
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セキュリティが国際的なレベルに達しているか
海外にファイルを送る以上、セキュリティ基準が国際レベルにあるかについては必ず確認しましょう。セキュリティ面の体制が不十分なサービスを選ぶと、情報漏洩などの事態に陥った際に大きなトラブルに発展する恐れがあります。
セキュリティリスクに備えた機能はあるか
ファイルへのパスワード設定など、セキュリティに関する機能を備えているかについても必ず確認しておきましょう。
具体的には、パスワード設定機能・管理者権限機能・ファイルの暗号化機能などが挙げられます。海外とのやり取りで使う以上、より細心の注意を払う必要があるでしょう。
利便性はニーズにあっているか
多言語対応や送受信のしやすさ、ファイル開封の快適さなど、サービスの利便性も選定ポイントの一つです。
とくに言語対応はヒューマンエラーを防止するうえで重要になります。サービスを選ぶ際は、使いやすさや利便性についても必ず確認しましょう。
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海外対応ファイル共有サービスを活用しグローバル化を促進しよう
本記事では、海外へのファイル共有サービスについてまとめました。グローバルなビジネスが展開されていくなかで、海外とのファイル共有をスムーズに行いたいと考える方も多いでしょう。海外とのファイルのやり取りで困っている場合には、ぜひ本記事で紹介したサービスや選定ポイントを参考にしてみてください。
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