個人事業主向けのオンラインアシスタントサービス!依頼できる業務を解説
企業のリソースが不足している際に役立つアシスタントサービスですが、個人事業主でも利用が可能です。本記事では、個人事業主向けのオンラインアシスタントサービスを紹介します。依頼できる業務についても解説するので、利用時の参考にしてください。
目次
個人事業主向けのオンラインアシスタントサービス
企業のリソースが不足している場合に利用できるオンラインアシスタントサービスですが、個人事業主でも同様に利用できます。ここでは、個人事業主向けのオンラインアシスタントサービスについて6つ紹介します。
Chatworkアシスタント
Chatworkアシスタントは、月10時間から必要なタイミングで必要な分だけ、アシスタントに業務を依頼できるサービスです。最短で即日から依頼できるため、リソース不足への対応がすぐにできます。
また依頼できる業務も経理・労務・Web制作など幅広いので、自社のニーズに応じた依頼が可能です。
提供元 | 株式会社Kubell |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
SUPPORT+iA
SUPPORT+iAは、継続率が98%で満足度は90%を誇るハイレベルのオンラインアシスタント・秘書サービスです。社員の研修時間が500時間と圧倒的な教育体制で、税理士法人が母体なので専門性の高さと高いクオリティが期待できます。
個人事業主でバックオフィスの教育や評価などが大変だったり、専門性の高い経理・財務の人材が欲しかったりする場合におすすめです。
提供元 | グランサーズ株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 82,500円(税込)/月~ |
導入実績 | 1,500社以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
i-STAFF
i-STAFFは、クオリティ満足度No.1を誇るオンライン事務代行サービスです。採用率が1%と厳選されたプロの集団が、アシスタントで業務を遂行してくれるため、専門性の高い業務でも安心して依頼できます。
また返金保証制度があるため、対応に満足できなかった場合は返金してもらえます。そのため、オンラインアシスタントサービスを実際に利用してから検討してみたいという方におすすめです。
提供元 | ファイブスターネット株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
タスカル
タスカルは、忙しい方に代わって最短即日からサポート可能なオンラインアシスタントサービスです。請求書発行や経理処理・細かい事務作業などのノンコア業務を代行してくれるため、本来注力すべきコア作業に集中できます。
発注際に労力がかかる業務フローマニュアル等も対応してくれるため、バックオフィス業務に割く時間がない場合におすすめです。
提供元 | 株式会社Colors |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
キャスタービズ
キャスタービズは、1/100の優秀な人材が業務をサポートしてくれるオンラインアシスタントサービスです。厳選された人材が業務を遂行してくれるため、クオリティの高さや専門性の高い業務も安心して依頼できます。
また、事務・秘書などのバックオフィス業務以外にも、経理・人事などと幅広い業務にも対応しています。そのため、自社のニーズに合わせたプランの選択が可能です。
提供元 | 株式会社キャスター |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
フジ子さん
フジ子さんは、ハイレベルなアシスタントがリモートで業務をサポートしてくれるオンラインアシスタントサービスです。どのような業務でも経験豊富なスタッフが対応するため、専門性の高い業務も安心して依頼できます。
また、セキュリティソフトの導入や金融機関レベルの暗号化技術を採用しているため、セキュリティレベルの高さにも期待できます。
提供元 | BPOテクノロジー株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
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導入実績 | 累計ユーザー数1,000以上 |
機能・特徴 |
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URL | 公式サイト |
個人向けのオンラインアシスタントサービスの選び方
ここからは、個人向けオンラインアシスタントサービスを選定する際の方法について解説していきます。
適切な価格帯のサービスを利用する
個人向けオンラインアシスタントサービスを選定する場合、委託したい業務が適切な価格で提供されているかを確認しておきましょう。
対応可能な企業へ委託した際に必要ない業務の料金も含まれるため、売上より費用の方が高くなる可能性が有ります。そのため、必要最低限の業務を考慮したうえで、予算に適した価格帯のサービスを利用するようにしましょう。
また検討する際は、追加費用がかからないか、最低契約期間はどのくらいかを意識することをおすすめします。
トライアル期間の有無を把握する
個人向けのオンラインアシスタントサービスによっては、トライアル期間を設けている場合もあります。トライアル期間では、サービスの内容を事前に確認できるため、個人に適しているかを適切に判断できます。たとえば、アシスタントのやり方や相性が合わないと感じた場合は別のサービスを検討するなどの判断が可能です。
トライアル期間は無料や割引などがあるため、検討するサービスの公式サイトをよく確認しておきましょう。
セキュリティ対策の内容を確認する
適切なセキュリティ対策を実施しているかという点も、個人でオンラインアシスタントを利用する際にチェックしておきたいポイントです。
とくに秘書業務を委託する場合は、個人情報や事業主の機密情報を取り扱うことが多くなります。その際、セキュリティ対策が適切でなければ、情報漏洩や多大な損失が発生する可能性があります。また、悪意のある第三者からのサイバー攻撃にも注意しなければなりません。総務省の調査によると、2018年から2021年の3年間でサイバー攻撃の件数が約3倍になったと報告されています。
そのため、サービス提供企業が適切なセキュリティ対策をとっているか確認しておきましょう。企業によっては、秘密保持契約書の締結や金融機関レベルの暗号技術を採用しているところもあります。個人向けオンラインアシスタントサービスを利用する前に、どのようなセキュリティ対策が取られているか内容を確認しておくことをおすすめします。
[出典:総務省「令和4年版 情報通信白書」]
サポートが充実しているサービスを選ぶ
個人向けオンラインアシスタントサービスを利用する際は、サポート体制が整っているか確認しておきましょう。アシスタントとして活躍している人には、リモートで作業可能なことから子育てや育児休暇中の女性が多い傾向にあります。そのため、委託していたアシスタントが急な休みを取ったり、不在になったりすることも考えられます。
そのため、アシスタントが休みの場合にはどのようなサポート体制が受けられるのかを入念にチェックしておいてください。
▷オンラインアシスタントとは?依頼可能な仕事やメリット・デメリットを解説
個人向けのオンラインアシスタントサービスに依頼できる業務の種類
個人向けのオンラインアシスタントサービスに依頼できる業務の種類は、以下のとおりです。
- 秘書
- 総務
- 経理
- Webサイトの運用 など
オンラインアシスタントサービスでは、アポイントやスケジュール調整などを行う秘書・総務の業務や、請求書発行などを担う経理業務を委託できます。また、Webサイトの運用にも対応しており、マーケティングに欠かせないブログ記事の更新やSNS運用の委任も可能です。
サービスによって対応可能な業務は異なるため、必要な業務が対応可能かをよく確認しておきましょう。
▷おすすめのオンラインアシスタント22選比較!選び方や導入事例
オンラインアシスタントサービスを利用する際の費用相場
オンラインアシスタントサービスの料金は、3パターンが一般的です。
- 時間制:アシスタントの稼働時間によって費用が確定する
- タスク制:作業量に応じて費用が確定する
- 定額制:毎月一定額の費用が発生する
オンラインアシスタントサービスの費用相場は、時間制の場合は1時間あたり数千円から数万円です。またタスク制の場合は、タスク量に応じて変動しますが、1件あたり数百円から相場です。そして定額制は、サービスによって異なりますが費用相場の目安は月20〜30時間で10万円台といわれています。
個人向けのオンラインアシスタントサービスを利用するメリット
ここからは、オンラインアシスタントサービスを個人で利用する際のメリットについて紹介していきます。
重要な業務にリソースを割ける
個人で事業をしている場合、注力すべき作業のほかに経理や秘書業務などをすべて自分で行わなければなりません。そのためコア業務をしながら別の作業をこなすのは、時間と手間がかかってしまいます。
しかしオンラインアシスタントサービスを利用すれば、請求書発行や簡単な事務処理などの委託が可能です。オンラインアシスタントサービスを活用すれば重要な業務にリソースを割けるため、業務の質向上に期待できます。
人件費などのコストを抑えられる
経理や総務の業務に手が回らず、新規で人を採用するには人件費や教育費などのコストがかかります。また、雇用しようとしても求めている条件に適した人材が見つからない可能性もあるでしょう。
しかしオンラインアシスタントサービスであれば、専門性の高いアシスタントへ必要な業務だけを依頼できます。そのため、業務に必要な専門知識・技術などを教育する必要がなく人件費などのコストを抑えられるでしょう。
プロに業務を依頼できる
オンラインアシスタントは、委託する業務内容に応じて専門性の高いアシスタントが派遣されます。そのため、経理など専門的な業務も自身で行うより、効率が良く質の高い作業を行えます。
サービスを提供する企業によっては、有資格者のみの採用や独自の採用基準をもつ場合もあるため確認することでより効率的に生産性の高い業務を依頼できるでしょう。
個人向けのオンラインアシスタントサービスによるデメリット
オンラインアシスタントを個人で利用することにより、様々なメリットがある反面、デメリットがあるのも事実です。どのようなデメリットがあるのか紹介していきます。
導入するための環境を整える必要がある
オンラインアシスタントサービスを利用する際のやり取りは、リモートが一般的です。そのため、導入するためにはネットワーク環境などを整えなければなりません。また、連絡ツールの導入も必要で、操作に慣れるまでに時間がかかる可能性があります。
通信環境などを整える必要がある点は、オンラインアシスタントサービスを利用するためのデメリットといえるでしょう。
連絡にツールを導入しなければならない
オンラインアシスタントサービスでは、Chatworkなどのチャットツールを導入するのが一般的で依頼したい作業の指示や成果物等の納品はツール上で行われます。
チャットツールは手軽なやり取りがメリットですが、利用したことがない人にとっては操作で悩む可能性があるでしょう。そのため、オンラインアシスタントサービスを導入する際には、事前に連絡ツールに慣れておく必要があります。
緊急性を要する業務に向いていない
オンラインアシスタントサービスは、緊急性を要する業務には向きません。たとえば、30分後の会議で使う資料をまとめてほしいといった業務です。
そのため、依頼する内容は日々のルーティンワークや納期に余裕があるような業務を依頼するようにしましょう。
オンラインアシスタントサービスを導入するまでの流れ
オンラインアシスタントサービスは、以下の流れで導入できます。
- 依頼する業務の仕分け
- 依頼先へ申し込む
- 担当者と打ち合わせ
- トライアルでの利用
- サービスの本格的な利用開始
それぞれの行程について、詳しく見ていきましょう。
依頼する業務の仕分け
オンラインアシスタントサービスに依頼したい内容を洗い出します。この際、生産性が低いものや複雑すぎない業務の選定が重要です。また、今後実施していきたい業務などで疑問や不安のあるものも、オンラインアシスタントサービスに依頼するのがおすすめです。
このように依頼したい内容をあらかじめ洗い出しておき、優先度を付与して依頼するとよいでしょう。
依頼先へ申し込む
依頼する内容が確定したら、依頼先へ申し込みます。依頼する際には、サービスの公式サイトから申し込みを行うのが一般的です。
その際、業務にかかる時間や導入したいアシスタントの規模など業務に関する詳細情報を載せておくと円滑に話を進められます。
担当者との打ち合わせ
申し込みが完了し企業から連絡が来たら、担当者と打ち合わせを行います。打ち合わせは、Zoomのようなオンラインツールを利用する場合もあれば、直接会って行う場合もあります。
打ち合わせではサービスの仕組みや支援内容・導入事例のほか、課題のヒアリングなどを行うことが一般的です。
トライアルでの利用
オンラインアシスタントサービスによっては、トライアル期間を設けている企業もあります。トライアル期間では、無料や割引価格で実際のサービスを利用できるため、自身に合うか実際に試して判断できます。
そのため、トライアル期間がある場合は積極的な利用がおすすめです。
サービスの本格的な利用開始
トライアル期間が終了し問題なければ、本格的にオンラインアシスタントサービスを利用します。業務を円滑に進めるためにも、依頼する内容や疑問点を洗い出しておきましょう。
また、利用開始後に発生した疑問点や変更点等についても放置せず、アシスタントへ相談するようにしましょう。
オンラインアシスタントサービスは個人事業主も利用できる
日常的なルーティンワークや、事務作業などのノンコア業務を依頼できるオンラインアシスタントサービスは魅力的です。企業だけでなく、個人事業主として活動をしている方でも利用ができます。
とくに、個人事業主の場合は請求書の発行などの経理業務やスケジュール調整などを自分で行わなければならないため、重要な業務に割く時間をあまり取ることができません。しかしオンラインアシスタントサービスではノンコア業務を依頼できるため、個人事業主の方でも重要な業務に注力でき生産性や業務効率の向上が期待できます。
個人事業主で専門性の高い業務に時間を取られている方は、ぜひオンラインアシスタントサービスの利用を検討してみてください。
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