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ランディングページ(LP)とホームページの違いとは?メリット・デメリットや優先順位について

2024/07/08 2024/07/08

LPOツール

ランディングページとホームページの違い

インターネットを介した集客を検討する中で比較される「LPとホームページ」。どちらもインターネットを介した集客が期待できますが作成目的が異なるため用途に応じて使い分けが必要です。本記事では、ランディングページ(LP)とホームページの違いについて詳しく解説します。

ランディングページ(LP)とは?

ランディングページ(LP)とは、Webマーケティングにおいて重要な役割を果たすページです。LPには広義と狭義の2つの意味があります。それぞれの詳細については、以下の見出しで詳しく解説します。

広義のランディングページ(LP)

広義のランディングページ(LP)とは、ユーザーが最初に訪れるページのことを指します。例えば、検索エンジンからのリンクや広告バナーをクリックして最初に表示されるページです。アクセス解析では、この広義のLPを通じて、どのページがユーザーの入口となったかを把握し、サイト全体のパフォーマンスを評価します。

狭義のランディングページ(LP)

狭義のランディングページ(LP)とは、自社の商品やサービスに関する情報を一つにまとめた単体のページを指します。このページの目的は、訪問者に特定のアクション、例えば問い合わせや購入といった行動を起こさせることです。狭義のLPはデザインやコンテンツが工夫されており、訪問者の興味を引きつけ、迅速に目的の行動を促すように設計されています。

ランディングページ(LP)の最適サイズとは?作成のポイントとあわせて解説

ホームページとは?

ホームページとは、自社の情報を提供し、企業のことを知ってもらうために作成されるWebサイトのことです。企業の概要、事業内容、サービス、ニュース、採用情報など、多岐にわたる情報が掲載されています。ホームページは、訪問者に企業の信頼性や実績を伝える重要な役割を果たします。また、顧客や取引先との信頼関係を築くための重要な窓口となります。

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ランディングページ(LP)とホームページの違いとは?

ランディングページ(LP)とホームページは、それぞれ異なる目的を持っています。

目的の違い

ランディングページ(LP)の目的は、訪問者に特定のアクションを起こさせることです。例えば、商品の購入やサービスの申し込みなど、具体的な行動を促すために設計されています。

一方、ホームページ(HP)の目的は、企業の情報を広く提供し、訪問者に企業のことを知ってもらうことです。企業の信頼性やブランドイメージを伝えるため、多岐にわたる情報が掲載されています。両者は目的が異なるため、それぞれに適したデザインやコンテンツが求められます。

ターゲットの違い

ランディングページ(LP)のターゲットは、基本的に見込み顧客です。LPは特定の商品の購入やサービスの申し込みを促すため、興味を持った潜在的な顧客を引きつけるように作られています。一方、ホームページ(HP)のターゲットは多岐にわたり、顧客、取引先、従業員、求職者、投資家などのステークホルダー全般です。

企業の全体像を伝えるため、多様な情報が含まれ、各ステークホルダーに対して信頼性や安心感を提供する役割を担っています。

ページ数の違い

狭義のランディングページ(LP)は、1ページで構成されていることが特徴です。この1ページに訪問者が必要とする情報を集約し、特定のアクションを促すように設計されています。一方、ホームページ(HP)は通常、5〜10ページなど複数のページで構成されています。

企業の概要やサービス内容、ニュース、採用情報など、様々な情報を詳しく伝えるため、複数のページに分かれているのが一般的です。このように、LPとHPではページ数に大きな違いがあります。

デザインの違い

ランディングページ(LP)は、ターゲットの興味を引くために、魅力的な画像や大きなフォントが多く用いられたインパクトのあるデザインが特徴です。訪問者の目を引き、短時間でメッセージを伝えることを重視しています。

一方、ホームページ(HP)は、誰が見ても受け入れられるようなオーソドックスなデザインが多いです。企業の信頼性を伝えるために、シンプルで分かりやすいレイアウトが採用され、幅広いステークホルダーに対応しています。

性質の違い

ランディングページ(LP)は商品紹介やベネフィット、口コミ、CTAボタンなど商品に関する内容が主です。一方、ホームページ(HP)は事業内容や会社概要、IR情報、採用情報など企業に関する情報が主に掲載されています。

費用の違い

ランディングページ(LP)は、1ページのみで構成されるため制作費用が比較的安価です。限られた内容を効果的に伝えるため、デザインやコンテンツに集中しやすく、費用も抑えられます。

一方、ホームページ(HP)は多くのページで構成され、企業の多様な情報を網羅する必要があるため、制作費用が高額になりやすいです。情報量やデザインの複雑さが増すことで、全体のコストも上がる傾向にあります。

SEO対策の必要性の違い

ランディングページ(LP)は、広告費用をかけて表示させることが多いため、基本的にSEO対策は不要です。広告を通じて直接ターゲットにアプローチするため、検索エンジンの順位は大きな問題ではありません。

一方、ホームページ(HP)は自然検索でのアクセスを増やすためにSEO対策が必要です。適切なキーワード設定やコンテンツの最適化を行い、検索エンジンで上位表示されることを目指します。これにより、より多くのユーザーに情報を届けることが可能となります。

ランディングページ(LP)のSEO対策について|弱いと言われる理由や改善に向けたポイント

ランディングページ(LP)のメリット

ここでは、ランディングページ(LP)を利用することで得られるメリットについて、紹介します。

理想的な順番で情報を提供できる

複数のページで構成されている場合、訪問者がどのような経路をたどるか予測するのは難しく、戦略的にアクションに導くのが困難です。しかし、ランディングページ(LP)は1ページに必要な情報を集約しているため、理想的な順番で情報を提供できます。

これにより、訪問者が迷わずに流れに沿って進み、最終的なアクションを起こしやすくなります。LPの構成は、訪問者の行動を効果的に誘導するために非常に優れています。

ターゲットにあったデザインにできる

ランディングページ(LP)は、特定のターゲットに向けて作成されるため、訴求力のあるデザインを採用することが可能です。ターゲットの興味や関心に合わせたビジュアルやメッセージを盛り込むことで、訪問者の共感を得やすく、行動を促す力が高まります。例えば、若年層向けのLPであれば、ポップなデザインやカジュアルな表現を取り入れることで親しみやすさを演出できます。

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情報量が制限されるため改善点を見つけやすい

ランディングページ(LP)は1ページに情報が集約されているため、改善点を見つけやすく、修正もしやすいというメリットがあります。複数のページに情報が分散している場合、それぞれのページでの訪問者の行動を分析し、最適化するのは困難です。しかし、LPでは訪問者の行動データが1ページに集約されるため、どの要素が効果的でどの部分に改善が必要かを迅速に特定できます。

ランディングページ(LP)のデメリット

さまざまなメリットがある一方、ランディングページにはデメリットもあります。

ターゲットや商品ごとに作成が必要で手間・費用がかかる

ランディングページ(LP)は、特定のターゲットや商品に合わせて個別に作成する必要があるため、その分手間と費用がかかります。例えば、新しい商品を発売する際や異なるターゲット層に訴求する際には、それぞれに最適なLPを作成しなければなりません。

これにはデザインやコンテンツの制作、広告の設定など、多くの工程が伴います。その結果、制作コストや時間的な負担が増大する可能性があります。

離脱率が高い傾向にある

ランディングページ(LP)は、特にファーストビューにおいて離脱率が高い傾向にあります。訪問者が最初に目にする部分で興味を引けない場合、そのままページを離れてしまうことが多いためです。

そのため、コンバージョン(CV)につなげるためには、魅力的なデザインやキャッチコピー、明確な価値提案など、さまざまな工夫が必要です。ファーストビューでの訪問者の関心を引きつけ、ページ全体にわたって興味を持続させることが重要です。

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ホームページのメリット

ここではホームページのメリットについて紹介していきます。

伝えたい情報を全て伝えられる

ホームページは複数のページで構成されているため、伝えたい情報を全て伝えることが可能です。例えば、企業の概要、事業内容、製品やサービスの詳細、ニュース、採用情報など、多岐にわたる情報を網羅できます。

それぞれのページに必要な情報を整理し、訪問者が求める内容をすぐに見つけられるようにすることで、企業の信頼性やブランド力を向上させることができます。

企業の認知度・信頼性があがる

ホームページは、商品やサービスだけでなく、企業自体の認知度や信頼性を高める効果があります。詳細な情報や実績を掲載することで、訪問者に安心感を与え、信頼関係を築くことができます。

また、検索エンジンを通じて潜在層にもアプローチできるため、新規顧客の獲得にも繋がります。企業の理念や社会的責任に関する情報を発信することで、広く社会に認知される機会が増え、企業のブランド力向上にも寄与します。

ホームページのデメリット

ホームページを利用する際のデメリットとして、戦略的・長期的な視点で運用しないと思ったような効果が得られないことがあります。ホームページは情報を包括的に提供するための重要なツールですが、定期的な更新やコンテンツの最適化を怠ると、訪問者の関心を引き続けるのが難しくなります。

また、SEO対策やマーケティング戦略をしっかりと立てないと、検索エンジンでの露出が減少し、潜在顧客にリーチできない可能性もあります。

ランディングページ(LP)とホームページの優先順位

ランディングページ(LP)とホームページの優先順位について、詳しく紹介します。

ターゲットが明確で販売に特化したWebサイトを作りたいときは「LP」

ターゲットが明確で、商品やサービスの販売に特化したWebサイトを作りたい場合は、ランディングページ(LP)が優先されます。LPは特定のターゲット層に向けて設計され、魅力的なデザインや強力なメッセージで訪問者を引き込み、購入や問い合わせなどの具体的なアクションを促します。

1ページに情報を集約し、理想的な順番で提供するため、訪問者が迷わず行動に移すことが期待できます。

ターゲットが幅広く発信したい情報が多いときは「ホームページ」

ターゲットが幅広く、発信したい情報が多い場合や、長期的に運営し企業のブランディングにつなげたい場合は、ホームページが優先されます。

ホームページは複数のページで構成され、企業の概要や事業内容、製品・サービスの詳細、ニュース、採用情報など、多岐にわたる情報を包括的に提供できます。これにより、さまざまなステークホルダーに対して信頼性を高め、企業のブランド力を向上させることが可能です。

ランディングページ(LP)とホームページの違いを理解しよう

ランディングページ(LP)とホームページは、それぞれ異なる目的と特徴を持っています。LPは特定のターゲットに向けて作成され、短期間で成果を上げるためのページです。特定のアクションを促すデザインが特徴で、迅速な結果が求められる場合に最適です。

一方、ホームページは企業全体の情報を包括的に提供し、長期的な信頼性とブランド力を築くためのツールです。目的や運用方針に応じて、どちらを選ぶべきかを理解し、効果的に活用しましょう。

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ビズクロ編集部
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