【2024年最新】SaaS管理ツールおすすめ10選!比較ポイントや利用するメリットを解説

最終更新日時:2024/01/16

SaaS

おすすめのSaas管理ツール

近年日本の企業でも導入が進んでいるSaaS。導入も簡単で、コストも削減できる一方、アカウント管理が煩雑になってしまう企業も少なくありません。そこで本記事では、そんな企業におすすめのSaaS管理ツールについて、メリットや選び方など詳しく解説していきます。

SaaSのサービス一覧

SaaS管理ツールとは?

SaaS管理ツールとは、複数のSaaSを1つのシステムで管理できるツールのことです。会社によっては数十個以上ものSaaSを利用している場合もあるため、SaaS管理ツールの重要性は高まっています。アカウント一覧の確認・アクセス制限・コストカット対応など、機能は多種多様です。

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SaaS管理ツールが必要とされている理由

SaaS管理ツールが多くの企業から必要とされている理由は、主に下記の2つです。

SaaSの導入数が増加しているため

まず、テレワークの普及によって、SaaSを導入した企業が増加したからです。SaaSはクラウド型サービスなので、オフィス外や自宅でも問題なく利用できます。テレワークには必須のサービスといっていいでしょう。複数のSaaSを利用する企業も増え、スムーズに管理できるツールの需要が増しました。

SaaSアカウントの管理が複雑になっているため

近年ではSaasサービスが非常に多く、一つの企業あたりに導入されているSaasの数も非常に増えています。そのため、管理が行き届いていないケースも散見されています。

Saasの管理ができない場合には費用がかさんでしまったり、セキュリティリスクに陥ったりなどのリスクがあるため、スムーズな管理ができるSaas管理ツールに注目が集まっているのです。

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SaaS管理ツールを導入するメリット

SaaS管理ツールを導入すると、さまざまなメリットを感じられます。主なメリットを4つピックアップして解説します。

不要なコストを削減できる

Saas管理ツールを活用することにより、アカウント情報を一元管理することができ、退職者やログインしておらずに利用していないアカウントを洗い出せます。

そのため、不要に支払っていた費用を削減することができ、Saas利用に関するコストを削減することができます。

Saasの利用について管理を一切していない場合、毎月無駄な費用を支払っているケースもあるので、大幅にコスト削減できる見込みがあるのは大きなメリットです。

アカウント管理の負担を削減できる

Saasを管理する上では社員の移動や退職などでアカウントの作成・削除をする必要があり、社員数が多くなったり、利用するSaasサービス数が多くなったりする場合にはアカウント管理に負担がかかってしまいます。

しかし、Saas管理ツールを利用することによって社内のアカウントを一覧で把握することができ、Saas管理の負担や工数が削減されます。

これまでにExcelやスプレッドシートなどでSaasの利用状況を管理していた場合には、Saas管理ツールの導入で大きく管理工数を改善できるでしょう。

セキュリティリスクを防げる

Saasを利用する上では様々なセキュリティリスクが潜んでおり、リモートワークをはじめとして働き方が多様化した昨今においてはセキュリティリスクに厳重な対策をする必要があります。

Saas管理ツールを導入することにより、不正アクセスや権限などの管理を厳重にすることができるので、思わぬセキュリティリスクを防ぐことができるでしょう。

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SaaS管理ツールの選び方・比較ポイント

SaaS管理ツールには数多くの種類があるため、どの製品を選べばいいか迷う人も目立ちます。自社に適したツールを選べるように、おすすめの選び方や比較ポイントをご紹介します。

セキュリティ面での安全性

SaaS管理ツールを選ぶ際は、セキュリティ面の安全性に気をつけましょう。二段階認証やIP制限の機能がついていると、不正アクセスや情報漏えいの心配が軽減されます。

セキュリティの精度をカスタマイズできるツールもおすすめです。

SaaS利用におけるセキュリティの課題と対策法とは?リスクについて解説

管理画面の操作性

管理画面の操作性が高いかどうかも重要です。UIがわかりやすく、誰が触ってもスムーズに操作できるツールを選びましょう。

操作性が悪い製品を選んでしまうと、従業員が日常的にツールを使用しなくなってしまい、導入費が無駄になるかもしれません。

SaaS導入の際の選び方やポイントは?注意すべき点も解説!

利用状況の把握方法

ツールを利用してアカウントの利用状況をどの様に把握するのかについての方法も調べておきましょう。ログイン状況の確認やコスト削減が目的の場合は、アカウント管理の効率化に力を入れている製品が最適です。

Saasサービスの利用状況を把握するのは、Saas管理ツールの大きな目的の一つなので、しっかりと比較しておく必要があります。

対応範囲

Saas管理ツールの種類によって、管理できるSaasの種類が異なるケースもあるため、どのサービスに対応しているのかあらかじめチェックしておきましょう。

導入後に対応していないことが発覚するとミスマッチが生まれてしまい、導入コストや手間が無駄になってしまいます。

コストを無駄にしないためにも、導入を考えている製品の対応範囲をリストにしてまとめましょう。

アカウント連携の有無

アカウント連携の有無も確認ポイントの1つです。従業員の氏名・アドレス・雇用形態といった情報を各SaaSで連携できる製品は、業務負担を低減します。とくに従業員数が多い大企業は、アカウント連携機能がついた製品がおすすめです。

SaaSのビジネスモデルの特徴とは?その本質と成長戦略に必要な考え方

SaaS管理ツールのおすすめ8選

SaaS管理ツールの中でもとくに人気が高い製品を、全部で8つご紹介します。重要事項を表でまとめたので、ぜひ参考にしてください。

1.Bundle

Bundleは、SaaSのアカウント開設作業やデータベースとアカウントの紐づけ作業などを行うツールです。130以上ものSaaSと連携しているため、複数の製品を使用している企業も安心できます。

提供元Why株式会社
初期費用無料
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴従業員データベース、オートメーション機能、アカウント棚卸し機能、ファイル棚卸し機能、権限管理機能、グループ機能、監査ログ機能、APIなど
URL公式サイト

2.ジョーシス

ジョーシスは、さまざまな業界で広く利用されているSaaS管理ツールです。利用状況の把握からセキュリティ対策まで、管理ツールに求められている機能を余すことなく備えています。

提供元ジョーシス株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴アカウント利用状況把握、アカウント発行・解除、不要アカウントの削除、棚卸し機能、監査対応、セキュリティ対策など
URL公式サイト

3.メタップスクラウド

メタップスクラウドは、企業のDX化を推進する管理ツールです。アカウントの管理を行いながら、コスト削減のための分析も進められます。

提供元株式会社メタップス
初期費用要問い合わせ
料金プラン

■スタンダード
1ユーザーあたり 385円(税込)/月

■ビジネス
1ユーザーあたり 495円(税込)/月

■プレミアム
1ユーザーあたり 605円(税込)/月

■ライトプラン
72,600円(税込)/年
※10名まで

機能・特徴アカウント利用状況把握、コスト分析、組織管理、セキュリティ対策など
URL公式サイト

4.マネーフォワードIT管理クラウド

マネーフォワードIT管理クラウドなら、気軽にSaaS管理ツールを導入できます。ID数が50以下なら、無料で「スタートアップ無料プラン」を利用可能です。

提供元マネーフォワードi株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン1IDあたり 330円(税込)/月

※51ID以上の場合
※300ID以上は要問い合わせ

機能・特徴従業員オフボーディングフロー、コストマネジメント、アカウント自動検出、契約更新、セキュリティ対策など
URL公式サイト

5.YESOD

YESODは、人材を適切に管理することで、課題解決を図るツールです。過去の組織図などにも簡単にアクセスでき、手軽に企業の情報をデータベース化できます。

提供元株式会社イエソド
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴棚卸し機能、組織図シミュレーション、レポート作成、API、セキュリティ対策など
URL公式サイト

6.ITboard

ITboardは、ソフトバンクグループ企業が運営しているSaaS管理ツールです。アラート通知機能がついているため、SaaSの契約更新を失念する心配がいりません。

提供元アイティクラウド株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴棚卸し機能、セキュリティ対策、アラート通知、コスト推移確認など
URL公式サイト

7.デクセコ

デクセコは、トライアル期間として1ヵ月無料でシステムを利用できます。シンプルでわかりやすいUIが特徴的なので、はじめてSaaS管理システムを使う人でも安心です。

提供元株式会社オロ
初期費用要問い合わせ
料金プラン■スタータープラン

10,000円〜/月

■スタンダードプラン
50,000円/月

■エンタープライズプラン
50,000円〜/月

機能・特徴アカウント利用状況把握、管理機能、アカウント管理など
URL公式サイト

8.GMOトラスト・ログイン

GMOトラスト・ログインは、設定代行機能が特徴的なツールです。導入時の煩雑な業務を代行してくれるので、削減した時間で別のコア業務を行えます。

提供元GMOグローバルサイン株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン無料プラン:0円

プロプラン:1ユーザーあたり 330円(税込)/月

機能・特徴デバイス制限、アカウント発行・解除、設定代行など
URL公式サイト

9.Keyspider

Keyspiderは日本国内向けに開発〜提供されているクラウドID管理サービスであり、企業内で導入されているSaasサービスのIDを一括で管理することができます。

初期設定が完了している状態で利用できるため、導入時の負担を軽減することができるのがメリットである反面、外資系Saasなどには対応できないケースがあるので注意が必要です。

提供元Keyspider株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴デイリー運用レポートの作成、ユーザー管理、権限付与機能など
URL公式サイト

10.LOCKED DAS

LOCKEDDASはSaasサービスの利用状況やアカウント管理を自動で判別し、スムーズに管理できるツールです。APIやCSVでアカウント情報を収集し、データベースを構築することができます。

管理にかかる工数を大幅に削減できるので、従業員への負担軽減につながり、生産性の向上にも寄与するでしょう。

提供元株式会社onetap
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴アカウントの自動設定、台帳でアカウントを一元管理、利用状況の確認など
URL公式サイト

SaaS管理ツールを導入してアカウント管理の効率化を図ろう

SaaSを複数利用している企業は、管理ツールを導入することで、煩雑なアカウント管理業務を効率化できます。使用されていないアカウントや利用頻度の低いSaasを洗い出せるため、コスト削減にもつなげられます。

SaaS管理ツールを選ぶ際は今回ご紹介した内容を参考にして、自社にぴったりのツールを探してみてください。

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ビズクロ編集部
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