【2024年最新】ビジネスフォンおすすめメーカー7社を徹底比較!

最終更新日時:2024/01/16

IP電話・ビジネスフォン

おすすめのビジネスフォン

ビジネスフォンに求められる役割や機能は多様化しており、利用する規模に応じて異なってきます。多数のメーカーがビジネスフォン市場に参入している現在、最適なビジネスフォンを選ぶことは簡単ではありません。本記事ではおすすめのメーカーや選び方について解説します。

ビジネスフォンの選び方

近年、多くの高機能なビジネスフォンが登場しています。業態や利用規模によって、導入すべきビジネスフォンはさまざまです。

ここでは、ビジネスフォンの選び方について解説します。

  • 導入予算
  • 必要機能
  • 利用環境

1.導入予算

ビジネスフォンを導入するためにはある程度のコストがかかります。必要な機能や外線数、電話機の数、チャンネル数など導入規模によって価格は大きく変動するでしょう。

また、新品や中古品、リース、レンタルなどによっても必要なコストは異なるため、導入予算に応じた選択が重要です。導入予算を明確にしたうえで、それぞれのビジネスフォンのメリット・デメリットを検討し、コストパフォーマンスの良いものを選びましょう。

2.必要機能

ビジネスフォンには内線機能や転送機能、音声自動応答・案内機能など、業務効率化に役立つ機能が多数搭載されています。また、スマートフォンやパソコンと連携できるものなど、高機能な機種も多く存在します。

高機能なものほど価格は高くなるため、必要以上の機能が搭載されていないか確認することが大切です。自社の導入目的に応じて、必要な機能をリストアップし、適切なビジネスフォンを選ぶようにしましょう。

ビジネスフォンの仕組みとは?家庭用固定電話との違いや機能について

3.利用環境

ビジネスフォンを選ぶ際は、利用環境にも注意する必要があります。

まず、想定される利用人数や同時通話チャンネル数について考えましょう。一般的な企業の場合、電話機を利用する従業員数の約1/3程度のチャンネル数を確保することが必要です。また、コールセンターなど、外部との電話を頻繁におこなう環境の場合は、オペレーターの数だけチャンネル数を用意する必要があるでしょう。

さらに、電話回線には加入電話とIP電話の2種類あります。加入電話は昔から利用されているアナログの固定電話サービスのことで、IP電話はインターネット回線を利用したサービスのことです。IP電話はインターネット回線さえあれば低コストで導入できます。

導入するビジネスフォンが自社の業務内容や社内環境に合ったものか確認し、検討するようにしましょう。

ビジネスフォンとは?機能や企業が導入する理由は?わかりやすく解説

おすすめのビジネスフォンメーカー7選

おすすめのビジネスフォンメーカー7選紹介します。

1.NTT

NTTは、業種を問わず人気があるビジネスフォンメーカーです。インターネットから電話機まで一元管理が可能なため、トラブル発生時にもスムーズに対応できます。

また、小規模事業者から中・大規模事業者まで導入できる豊富なラインナップが特徴です。内線機能や転送機能、スマートフォン連携機能など機能も充実しているため、業務効率の向上につなげられます。

提供元日本電信電話株式会社
機能・特徴
  • 幅広い業種・業態で人気
  • ビジネスフォンからインターネット回線まで一元サポート
  • ひかり電話に対応しており、通信費の削減が可能
  • 拡張性の高いビジネスフォン
代表的なビジネスフォン
  • SmartNetcommunity αZX type L
  • SmartNetcommunity αZX LIGHT type M
  • SmartNetcommunity αZX Home
URL公式サイト(NTT東日本)
公式サイト(NTT西日本)

2.NEC

NECは、コールセンター向きの機能が充実したビジネスフォンを多く取り扱っているメーカーです。ビジネスフォンに必要な機能が揃っているため、コールセンター以外でもさまざまな規模・業種の企業で利用できます。

また、拡張性が高く、事業規模の成長に合わせて導入規模を拡大することも可能であり、顧客管理ソフト「Knowledge Talk」を使用すればパソコンとの連携もできます。

提供元NECプラットフォームズ株式会社
導入実績「UNIVERGE Aspire WX plus」は全世界にシリーズ累計52万システムの出荷実績(※2022年12月時点)
機能・特徴
  • 拡張性の高いビジネスフォン
  • パソコンとの連携が可能
  • 優れたコールセンター機能
代表的なビジネスフォン
  • UNIVERGE Aspire WX plus
  • UNIVERGE DT900
URL公式サイト

3.SAXA

SAXAは、小規模から中規模の企業に人気のビジネスフォンメーカーです。従来の電話回線を利用したものだけではなく、インターネット回線を利用した低コストで導入できるビジネスフォンも扱っています。

また、スマートフォンとの連携やボイスメール機能など、高機能なビジネスフォンを多数扱っているのも特徴です。人感センサーを利用した不審者検知など、情報流失を防ぐ機能も備わっています。

提供元サクサホールディングス株式会社
機能・特徴
  • 小規模から中規模企業に人気
  • LANを介してパソコンやプリンターとも接続可能
  • 高い機能性を発揮
  • 人感センサーを利用したセキュリティ対策
代表的なビジネスフォン
  • PLATIAⅢ
  • IP NetPhone SXⅢ
URL公式サイト

4.HITACHI

HITACHIは、多彩なビジネスフォンをラインナップしているメーカーです。オフィス向けのビジネスフォンを展開しており、接続台数などビジネスシーンに応じた機種選びができます。

また、スマートフォンを内線にでき、ブラウザから電話帳や留守録にアクセスできる機種もあるため、多様な働き方が可能です。ほかにも、各種サービスやシステムと連携して電話以外のコミュニケーションを円滑にすることもできます。

提供元株式会社日立情報通信エンジニアリング
機能・特徴
  • オフィス向きのビジネスフォンを展開
  • ビジネスシーンに合わせて選べる多彩なラインナップ
  • スマートフォン対応
  • 各種サービスやシステムとの連携が可能
代表的なビジネスフォン
  • integral X
  • S-integral
URL公式サイト

5.NAKAYO

NAKAYOは、介護施設や宿泊施設に人気のビジネスフォンメーカーです。見やすい大型ディスプレイなど、操作しやすいデザインのものを多く展開しています。

また、オフィス向けのビジネスフォンだけではなく、ホテル専用のシステムを搭載した製品もあるのが特徴です。ほかにも、VoIP音声通話・ビデオ会議通話・Androidタブレット機能などを一台に集約したオールインワン・インフォメーション端末も扱っています。

提供元株式会社ナカヨ
機能・特徴
  • 介護系システム・ホテル系システムに特化
  • 操作しやすいデザイン
  • オールインワン・インフォメーション端末も展開
代表的なビジネスフォン
  • NYC-Xシリーズ
  • NYC-Si
URL公式サイト

6.IWATSU

IWATSUは、オフィス向け・医療施設向け・大規模施設(工場・プラント・アミューズメント施設)向けなど、幅広い業種に対応できるビジネスフォンメーカーです。提案から保守サポートまで、ワンストップでサービスを提供しており、中小規模の事業所に人気があります。

また、コードレスのビジネスフォンを多数扱っているので、オフィスのレイアウトが変わっても対応しやすいのもポイントです。さらに、エコモードが搭載されており、待機電力の削減もできます。

提供元岩崎通信機株式会社
機能・特徴
  • 中小の事業所で人気
  • コードレスモデルを多数展開
  • 提案から保守サポートまでワンストップサービス提供
  • 厚生労働省認可の安心設計
代表的なビジネスフォン
  • フレスペック NW-24KT
  • レバンシオ IX-24KT-N
URL公式サイト

7.パナソニック

パナソニックは、電話対応の多い事業所に人気があります。どんな人でも使いやすく、業種問わず対応できる選択肢の多さが特徴です。

また、自動転送機能が標準搭載されているため、小規模のオフィスでも利用できます。人感センサーなどのセキュリティ対策が可能なものなど、高機能なビジネスフォンも多数取り扱っています。

提供元パナソニックコネクト株式会社
機能・特徴
  • 電話対応の多い事業所で人気
  • 幅広い業種に対応
  • 転送機能が標準搭載
  • 人感センサーなどのセキュリティ対策が充実
代表的なビジネスフォン
  • IP OFFICE Xll
  • IP OFFICE Lll
  • IP OFFICE Mll
  • IP OFFICE Sll
URL公式サイト

【事業別】おすすめビジネスフォンメーカー

ケース別おすすめビジネスフォンメーカーを解説します。ビジネスフォンメーカーにはさまざまな特徴があり、事業規模や業種によって相性の良いメーカーは異なるため、適切なものを選びましょう。

大企業向け

大企業向けのおすすめのビジネスフォンメーカーは、NTT・ NECです。

認知度の高いNTTのビジネスフォンは、多くの企業で導入されています。最大で576台の電話機を接続でき、拡張性にも優れているのが特徴です。シンプルで使いやすく、転送機能や留守番電話機能など機能も充実しています。

NECのビジネスフォンも拡張性に優れています。規定数以上の電話機を接続したい場合でも、主装置の基本架に増設架を取り付けるだけで拡張可能です。よって、サイズの大きい主装置に買い替えるよりも安価に拡張できます。

中小企業向け

中小企業向けのおすすめのビジネスフォンメーカーは、サクサ・パナソニックです。

サクサのビジネスフォンは、スマートフォンを内線として使えるものや、インターネット回線を利用したものなど、低コストで導入できるのが魅力です。そのため、機能性に優れた使い勝手の良いビジネスフォンを導入したい中小企業に適しています。

パナソニックのビジネスフォンは、自動転送機能が標準装備されているのが特徴です。小規模オフィスや電話対応の多い事業所、宿泊施設などさまざまな場面に対応できます。

ビジネスフォンの選び方ガイド!おすすめメーカー7社と失敗しない選び方

コールセンター向け

コールセンター向けの大規模な電話設備が必要な場合は、NECのビジネスフォンがおすすめです。着信均等分配機能やスキルベースルーティングなど、コールセンターに特化した機能を多数搭載しています。

また、コールセンターの稼働状況をリアルタイム表示できるアプリケーション「ACD-MIS」との連携も可能です。さらに、NECのビジネスフォンには受話器用端子だけではなく、ヘッドセット用の端子も設けられています。

クラウド型のビジネスフォンもおすすめ

主に手軽さやコスト削減を目的にしている人は、クラウド型のビジネスフォンもおすすめです。クラウド型であればインターネット上でビジネスフォンの機能が利用でき、リモートワークや外出が多い方にぴったりです。

オフィス内をはじめ、別拠点でも内線化ができるので社員同士の通話料は一切かかりません。ハードウェアの購入費用も不要なので初期費用を抑えられる点も魅力と言えます。

中でもComdesk Flatというサービスはスマホ一つで通話やPBXの設定ができ、タブレット・PCなどあらゆる端末に対応しています。導入費用も抑えられ、管理工数も削減できるので気になる方はぜひ下記より資料をチェックしてみてくださいね。

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ビジネスフォンを導入するメリット

ビジネスフォンを導入するメリットについて紹介します。

  • 複数の端末から電話対応ができる
  • 内線通話が可能
  • 保留転送で外出時でも電話対応が可能になる

1.複数の端末から電話対応ができる

ビジネスフォンを導入すると、1つの電話番号で複数の端末から電話対応が可能になります。同時に別の取引先から電話があった場合でも対応可能なので、業務を効率化できるほか、取引先を待たせることなくコミュニケーションが取れます。

複数の電話回線を契約する必要もないため、コストを安く抑えられるのもメリットです。

2.内線通話が可能

ビジネスフォンは内線通話が可能なので、社内のコミュニケーションを円滑にできます。社内での内線通話は無料で使えるため、コストを気にする必要がなく、気軽に連絡できるのもメリットです。ほかの部署に急ぎで連絡したい場合も活用でき、社内でのスピーディーなやりとりを可能にします。

3.保留転送で外出時でも電話対応が可能になる

保留転送機能とは、担当者が不在の場合に、取引先などからかかってきた電話を社内のほかの電話に転送できる機能のことです。保留転送機能を使用すれば、取引先の待ち時間や、担当外の電話に対応するための時間が短縮できます。

また、クラウド型のビジネスフォンなど、機種によっては担当者のスマートフォンに電話を転送できるものもあります。その結果、出先でも対応できるようになり、業務の効率化ができるでしょう。

【必見】ビジネスフォンの使い方ガイド!基本機能や便利な使い方とは?

ビジネスフォンを導入するデメリット

ビジネスフォンを導入するデメリットについて解説します。

  • 初期費用やメンテナンス代などの諸コストが発生する
  • オフィス移転すると工事費用がかかる
  • 操作に慣れるまでに手間と時間がかかる

1.初期費用やメンテナンス代などの諸コストが発生する

ビジネスフォンを導入するデメリットとして、コスト面の負担が大きいことがあげられます。特に、大規模な電話設備を導入する場合は、数百万以上の初期費用がかかるうえ、設備の維持・管理のためメンテナンス代も毎年必要になります。

費用の全体感を把握しておかないと、想像していたよりも予算がかかってしまうリスクも考えられるのでコスト感はしっかり把握しておきましょう。

2.オフィス移転すると工事費用がかかる

オフィスを移転した場合、新たに電話設備を整える必要があるため、電話回線工事や配線工事などの費用がかかります。導入時の設備投資と同じか、あるいはそれ以上の費用がかかってしまう場合もあるでしょう。

オフィス移転のスケジュールを踏まえた上でビジネスフォンの導入を検討して見てください。

3.操作に慣れるまでに手間と時間がかかる

ビジネスフォンを使い慣れていない場合、操作に慣れるまで手間と時間がかかります。慣れない操作をするとミスが起こりやすく、取引先の電話を転送するつもりが電話を切ってしまっていたといった事態が起こりかねません。

慣れれば問題ありませんが、操作方法の研修をおこなったり、マニュアルを作成したりするなど、導入初期に問題が起こらないように対策を講じることが大切です。

ビジネスフォンの耐用年数はどれぐらい?電話機や主装置の寿命について

自社のニーズと各メーカーの特徴を理解して導入しよう

ビジネスフォンの導入には、業務の効率化などさまざまなメリットがあります。各メーカーから多種多様なビジネスフォンが展開されており、メーカーごとに特徴も異なります。

そのため、ビジネスフォンを選ぶ際は、自社のニーズと各メーカーの特徴を踏まえ、より適したものを選ぶようにしましょう。

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