ビジネスフォンの費用相場は?平均費用をパターン別に徹底解説!

最終更新日時:2023/11/08

IP電話・ビジネスフォン

ビジネスフォンの相場

会社規模が拡大するとビジネスフォンを同時に増やす必要があります。しかし、参考となる費用相場を知らなければ、適切に選択できません。本記事では、ビジネスフォンの価格相場や平均費用を解説し、おすすめの導入パターンについても説明します。

ビジネスフォンとは?

ビジネスフォンは、外線との通話はもちろん、内線通話や転送、保留などの機能が搭載されているのが特徴です。

近年では、クラウドサービスを活用したビジネスフォンも増えており、設備投資を抑えた運用が可能です。そのため、ビジネスフォンは、企業の業務効率や情報共有の向上に大きく寄与しています。

ビジネスフォンとは?機能や企業が導入する理由は?わかりやすく解説

ビジネスフォンの費用項目・相場

ビジネスフォンの導入にあたり、どのような費用が発生するのか、またその相場はいくらなのかを知るのが先決です。費用項目と相場について、詳しく解説します。

電話機(新品)

当然ながら、ビジネスフォンを使うには電話機が必要です。新品で用意する場合の費用は、1台あたり1万〜4万円前後となっています。メーカーやモデル、機能の違いによって価格が異なるため、企業ごとにニーズを満たした製品を選びましょう。

なお、新品のビジネスフォンには、メーカー保証の付帯や法定耐用年数の規定があります。特に、法定耐用年数は6年間と長期なため、安心して使い続けることができます。

電話機(中古)

ビジネスフォンの費用を抑えたい場合、中古の電話機を選択するのも一手です。中古品であっても、品質が保証されたものは長期的に安定した使用が期待できます。費用相場は4,000〜1万円台の商品が多いため、新品の半分以下の価格で購入できるなど大幅なコストカットが図れます。

ただし、購入時には製造年や使用状況、メンテナンス履歴などの確認が不可欠です。また、新品に比べて保証期間が短い、あるいは保証がない場合も多いので、その点を考慮して選択することが重要となります。

電話機(リース)

初期費用を抑える方法として、ビジネスフォンの電話機をリースする選択が考えられます。電話機3〜5台に対するリース費用は、月額3,000〜1万2,000円ほどが目安で、契約期間は5〜7年に設定されるケースが多いです。

リース契約を利用することで、新しいモデルへの更新や保守・サポートが容易になり、経済的な負担も分散されます。一方で、長期的な使用するとリースの総額が購入費用を上回ることもあるため注意が必要です。

契約の内容やリース料の計算方法など、細かな条件をしっかり確認して、最も適した方法を選択しましょう。

ビジネスフォンのリース契約とは?費用相場やメリット・デメリットを解説

レンタル

ビジネスフォンを短期間で利用したい場合、月単位で契約や電話機1台からでも利用できるレンタルがおすすめです。月額料金は1台につき約1,500〜4,000円が相場で、特定のイベントや短期プロジェクトでの利用など、一時的な需要に応じて、必要な期間だけ機器を借りることができます。

なお、長期的に利用するとリースや購入よりも費用がかさんでしまうケースがあるため、利用目的や期間、費用対効果をしっかり検討したうえで、自社に最適なプランを選んでください。

PBX

PBX(Private Branch Exchange)とは、外部からの着信を受けてオフィス内の電話機に振り分けて接続をコントロールする装置です。電話機とのセット料金になっているケースが多く、セットに含まれる電話機の数によって約26万〜200万円を超えるなど費用が高い傾向があります。

PBXにかかる費用は、接続する電話機の台数が多いほど高くなります。自社の利用規模を見極めたうえで、無駄のない商品やプランを選択することが大切です。すでに電話機がある場合、PBX単体で購入もできますが、自力でカスタマイズするには高い専門技術が必要となります。

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工事費

ビジネスフォンの導入には、電話機やPBXの設置に伴う工事が必要となります。設置場所の条件や導入するシステムの規模、作業内容によって費用は変動しますが、電話機・PBXの設置に数千円、配線工事は1mにつき500〜800円程度が必要です。

電話機1台に対して1万〜2万円ほどの工事費がかかることを想定し、コストを試算するのが妥当です。さらに事業規模や従業員数を鑑みて、できるだけ正確に費用を把握しましょう。

ビジネスフォンの設置工事とは?種類・費用相場や業者の選び方を解説

ビジネスフォンが家庭用電話機と比べて高い理由

ビジネスフォンと家庭用電話機の価格差は何に起因するのでしょうか。ここでは、その背後にある主な理由を詳しく解説します。

主装置を設置する必要があるため

ビジネスフォンを利用する上で主装置を設置する必要がある点が、費用がかさんでしまう原因です。装置にかかる費用は20万円を超えることが多く、ビジネスフォンの費用の大半を占めています。

なお、ビジネスフォンの主装置は、S・M・Lの3種類があり、それぞれチャネル数や接続可能な台数が異なります。小・中規模事業ならSやM、大規模であれば最大クラスのLが必要だと考えられるので、余裕を持ってコストを試算しましょう。

工事費用が発生するため

ビジネスフォンの導入には、主装置や電話機の構築する上で工事をする必要があるため、家庭用電話機の設置と比べて費用が高くなります。

複数の内線の設置や通信環境の最適化など、これらの作業には専門的な技術や時間が欠かせません。電話機1台あたり1万〜2万円程度の工事費が見込まれることから、数が多いほど膨大なコストを要します。オフィスの規模に応じて、綿密に工事費を見積もっておきましょう。

ビジネスフォンの主装置とは?価格は?役割や耐用年数・選び方

ビジネスフォンの費用を抑える方法

ビジネスフォンの導入には一定の費用が必要ですが、適切な方法を選ぶことで費用を抑えることも可能です。費用節約のための具体的な方法を把握し、ビジネスフォン選びに活かしてください。

企業規模に合わせて選ぶ

ビジネスフォンを選ぶ上では、自社の規模に最適か確認してみましょう。例えば、大規模な企業でSクラスの主装置を選んでしまうと、安定した通信ができずに業務が滞るリスクが考えられます。

小規模な事業でも、将来の拡大を考慮した選択が求められるでしょう。あとから接続台数を増やすと、追加工事などで想定以上にコストが膨れ上がる場合があります。事業の現状と将来の展望を元に、必要な機能とコストパフォーマンスのバランスを取ることが重要です。

複数台のビジネスフォンをまとめて購入する

複数台のビジネスフォンを購入する際には、まとめての購入を考えると費用を抑えることが可能です。業者によっては、一括購入に対して割引や特典を提供しているため、まとめて買うことで1台あたりの価格が安くなり、コスト削減につながります。

特に、市場で多く出回っているモデルであれば、単価が安い可能性があるでしょう。事業拡大によって電話機を増やすかもしれないなど、将来的な事情を考慮してまとめ買いをするのがおすすめです。

クラウドPBXを導入する

クラウドPBXは、従来のPBXの機能をクラウド上で提供するサービスです。装置の購入はもちろん、設置工事なども不要となるため、初期投資を大幅に削減できます。また、インターネット回線を使うので、電話回線を引く必要もありません。

さらに、クラウドPBXは拡張性に優れており、事業の規模やニーズに合わせて容易にカスタマイズが可能です。月額料金制での利用が主なので、固定費を抑えつつ最新の通信機能を活用できるでしょう。

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【状況別】導入におすすめのビジネスフォン

最適なビジネスフォンの導入方法は、事業の特性やニーズに応じて変わります。さまざまな状況ごとに、おすすめの導入パターンを紹介します。

長期間ビジネスフォンを利用したい企業

長期間にわたりビジネスフォンを使用する企業にとって、耐久性や保証期間などが重要な選定基準となります。これを満たす新品のビジネスフォンであれば、長期でも安定した運用が可能となるでしょう。

新品のビジネスフォンは一定の保証期間があるほか、6年間の法定耐用年数が設けられています。初期投資は大きいものの、一度購入すれば数年間は品質が保証されるため、長期利用を考えている企業に最適です。レンタルやリースのように返却の必要性もないことから、端末が壊れない限りは使い続けることができます。

初期費用を抑えたい企業

初期費用を最小限に抑えたい場合、リースやレンタル、クラウドPBXのような月額料金制のビジネスフォンがおすすめです。特に、リースまたはレンタルを選択すれば、主装置・電話機ともに購入の必要がありません。クラウドPBXは主装置の購入がいらないため、ビジネスフォンの主要コストを削減可能です。

これらの方法は、大きな初期投資を避けつつ、必要な機能を確保することができます。一時的に利用する場合や、継続的に使うかわからないといったケースでは、初期費用を抑えられるビジネスフォンが適しているでしょう。

費用を抑えてビジネスフォンを導入したい企業

費用を最小限に抑えてビジネスフォンを導入したい企業には、中古のビジネスフォンを選びましょう。

製品を選ぶ際には、流通量の多いビジネスフォンがおすすめです。数が多いことは人気の高さの裏返しでもあるので、十分な機能が期待できます。保証の有無や電話機の状態を考慮したうえで、良質な中古品を選択しましょう。

自社に合うビジネスフォンが何かを検討しよう

ビジネスフォンの導入を考える際、基本的な費用項目・相場を知り、自社のニーズや将来的なビジョンを元に選定することが重要です。同じ電話機でも、新品か中古品か、外部から借りるのかで費用が異なります。自社に合うタイプのビジネスフォンを選べば、費用対効果を高く実感できるでしょう。

業務の特性や通信の頻度などに適したビジネスフォンを選ぶことで、長期的な運用コストを削減し、業務効率の向上も期待できます。

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