BPOサービスを提供するおすすめの会社一覧！選定基準や費用を紹介

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BPOサービスを利用する際の選定基準

BPOサービスを提供する会社は多くあります。その中で、自社に適したBPOサービスを利用する際の選定基準を5つ紹介します。

依頼先との相性を基準に選ぶ

BPOサービスは、長期間にわたって依頼することになるため、依頼先と長期で付き合えるか相性の良さも大切です。依頼先とは、委託後も企業のパートナーとして関係が続いていきます。業務委託を通じて、「ともに成長できるか」「協力し合えるか」といった部分を見極めることが大切です。

また依頼先のホームページやサービスサイトでは、企業理念やBPOサービスを提供している目的などが掲載されているため、事前に確認しておきましょう。問い合わせ時やヒアリング時に担当者と円滑にコミュニケーションがとれるかも、判断基準として重要です。

対応業務を基準に選ぶ

BPOサービスといっても、事業者によって対応できる業務範囲は異なります。そのため、自社が委託したい業務範囲と対応業務がマッチしているかを確認しましょう。

また、各事業者には得意分野があります。例えば、営業代行を依頼したい場合、「営業代行にも対応できる」事業者より、「営業代行を得意とする」事業者を選んだほうがよいでしょう。

このように、事業者によって対応業務・得意分野は異なるため、自社が委託したい業務を事前に洗い出したうえで、条件に合うBPO事業者の選定が大切です。

企業の規模を基準に選ぶ

BPO事業者は企業規模が大きいほど、対応できる業務範囲も大きくなります。そのため、委託したい業務範囲が多い場合は、企業規模の大きいBPO事業者の選定がおすすめです。委託したい業務範囲が少ない場合は、企業規模の大きさにそれほどこだわる必要はありません。

ただし、将来的にBPOを導入する業務が増えそうな場合は、はじめから企業規模の大きいBPO事業者に依頼しておくことがおすすめです。企業規模の大きいBPO事業者に依頼することで、新たにBPO事業者を探す手間やプラン設計などにかかる初期費用・コストを削減できます。

▷BPO導入の成功事例一覧！注意点や向いている業務を紹介！

サービスに対する費用を基準に選ぶ

BPOサービスを選定する際は、サービス内容と費用のバランスがよいかを確認しましょう。「コストをかけたくないから、費用を安く抑える」「費用が高いほど、サービスの質が高いだろう」など、費用のみを基準にした選び方はおすすめできません。

たとえば、コストを重視して費用の安いBPO事業者に依頼した場合、導入後に委託したい業務が対応業務外だったという問題につながる可能性があります。そのため、「対応業務」「サポート体制」「サービス品質」など、サービス内容と費用を比較しながら、費用対効果の見込めるBPOサービスを選ぶことが大切です。

ただし、BPOサービスの多くは各企業の課題や委託する業務範囲によってかかる費用が異なります。そのため、複数の気になるBPO事業者から見積もりをとり、比較検討することが大切です。

セキュリティの内容を基準に選ぶ

社内の一部の業務を委託するというBPOサービスの性質上、BPO事業者に社内の機密情報を預ける必要があります。BPO事業者を通じた情報漏洩などの問題を防ぐためにも、BPO事業者のセキュリティ体制は必ず確認しましょう。

BPO事業者のセキュリティ体制を確認する際は、過去の実績や口コミ、第三者機関からの認証マークなどが役立ちます。セキュリティに関する認証マークとしては、「プライバシーマーク」「ISO/IEC27001」「JIS Q 27001」などが挙げられます。

また、どのようなセキュリティ対策を講じているかについて、BPO事業者・担当者に直接問い合わせてみるのもおすすめです。

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BPOサービスを提供するおすすめの会社を比較

BPOサービスを提供する、おすすめの会社29社を比較・紹介します。

株式会社ネオキャリア

株式会社ネオキャリアでは、業界トップクラスの低コストでBPOサービスが提供されています。また、同社は、高い採用力を活かしたサービス品質で、業務の継続やリピートにつながっている点も魅力です。

株式会社ネオクリエイト

株式会社ネオクリエイトは、全業種のアウトソーシングに対応したBPOサービスを提供しています。コールセンターのアウトバウンド・インバウンドだけでなく、DM代行・コンサルティング・助成金診断など、幅広い業務に対応している点が魅力です。

株式会社パソナ

株式会社パソナでは、各業界に精通したコンサルタントによるBPOサービスを受けられます。選任されたコンサルタントがBPO導入から運用の定着までを全面的にサポートしてくれるため、初めてBPOを導入する企業でも安心です。

株式会社キャスター

株式会社キャスターでは、カスタマーサービス・カスタマーサクセス・架電業務を委託できる、完全カスタマイズのBPOサービスです。定形的・定量的な業務であれば、幅広く対応している点が特徴です。ファイリングや名刺スキャンなどのオフライン業務にも、一部対応しています。

株式会社KDDIエボルバ

株式会社KDDIエボルバでは、約1,000社という導入実績とKDDIグループとの連携で、各企業の課題解決につなげるBPOサービスを提供しています。幅広い業種に対応しており、業務の遂行だけでなく、現状分析・コンサルティング・効果検証までを一貫して行ってくれる点も魅力です。

株式会社TMJ

株式会社TMJでは、業種や業務内容に合わせてさまざまなBPOサービスが提供されています。具体的には人材派遣業向け・生命保険会社向け・損害保険会社向けなどが挙げられ、経理・人事・総務などのコーポレート機能が備わったBPOサービスもあります。

株式会社NTTデータスマートソーシング

株式会社NTTデータスマートソーシングでは、人とITソリューションを最適化させたBPOサービスを提供しています。あらゆる業界における、事務処理・書類仕分け・データ照合・スキャン・データ入力・資料や商品の発送までを、一貫して行ってくれる点が特徴です。

株式会社ベルウェール渋谷

株式会社ベルウェール渋谷は、セキュリティ性に優れたBPOサービスを提供しており、プライバシーマークを14年間取得しています。導入実績も22,000社以上で、多くの企業から支持を得ている点が魅力です。対応可能な業務には、コールセンター・電話代行・テレマーケティングが挙げられます。

株式会社コンフィデンス

株式会社コンフィデンスでは、ゲーム・エンタメ業界に特化したBPOサービスを提供しています。具体的には、海外展開を支援する多言語ローカライズや事業の課題を解決するカスタマーサポートなどが挙げられます。

株式会社グローバルステージ

株式会社グローバルステージでは、営業代行をメインとするBPOサービスを提供しています。「新市場を拡大したい」「競合から市場を獲得したい」といった課題を解決してくれます。また、必要に応じて営業を仕組み化するコンサルティングサービスも提供している点も特徴です。

株式会社ambient

株式会社ambientでは、法人向けのテレアポ代行をメインとするBPOサービスを提供しています。各業界で経験のある専任スタッフがつき、こちらからスタッフの選択も可能です。また、アポが取れなかった見込み顧客のデータも、レポートで細かく報告してくれるという魅力です。

株式会社soraプロジェクト

株式会社soraプロジェクトでは、インサイドセールス代行やテレアポ代行などのBPOサービスを提供しています。業歴16年の代行実績と、これまで培った324万件のコールデータをもとにした、質の高い代行業務が期待できます。

株式会社東京テレマーケティング

株式会社東京テレマーケティングは、コールセンターを中心としたBPOサービスを提供しています。具体的には、24時間365日対応可能なコールセンター代行をはじめ、事務代行などが挙げられます。設立から30年を超える実績があり、受信窓口には特定の業界に縛られず対応可能です。

株式会社アイランド・ブレイン

株式会社アイランド・ブレインでは、中小・ベンチャー企業から大手企業まで、企業規模を問わないBPOサービスを提供しています。これまで55業種以上・2,200社以上の企業で導入された実績を持ち、全国350施設・10,000人以上の大規模な人材ネットワークを保有している点も魅力です。

株式会社アセットクリエーション

株式会社アセットクリエーションでは、データ入力・社員面接・社員の苦情処理・コミュニケーションなどのBPOサービスを提供しています。主に女性が業務にあたるという特徴があり、スタッフは全員2か月間の研修を受けるため、質の高い業務代行が期待できます。

アデコ株式会社

アデコ株式会社では、20年以上の経験と7,500件以上の実績をもとに、幅広いBPOサービスを提供しています。800名を超えるスーパーバイザーが在籍しており、各企業のニーズに合わせたスタッフを派遣できる点が魅力です。ITテクノロジーを活用した運営提案・業務改善を行うのも、同社ならではのサービスであり、工数削減・コスト削減に貢献します。

三菱総研DCS株式会社

三菱総研DCS株式会社では、あらゆる企業の人事給与に関する課題を解決するBPOサービスを提供しています。継続的な業務委託からスポット的な業務委託まで、幅広いサービスプランが設けられているため、自社が求める条件に合わせたカスタマイズが可能です。

ビーウィズ株式会社

ビーウィズ株式会社では、コールセンター運営から最新のソリューション提供まで、幅広いニーズに対応できるBPOサービスを提供しています。AIを活用したコミュニケーション手段の提案や在宅コンタクトセンターサービスなど、同社ならではのサービスが豊富にある点が魅力です。

ビーモーション株式会社

ビーモーション株式会社では、販売支援と営業支援をメインとするBPOサービスを提供しています。約30年にわたる信頼と実績があり、独自開発の支援ツールを活用した効率的な代行業務が期待できます。派遣するスタッフは同社独自の研修を受けているため、各企業の即戦力となるでしょう。

パーソルワークスデザイン株式会社

パーソルワークスデザイン株式会社では、業種や業務内容に合わせたBPOサービスを豊富に提供しています。そのため、自社に最適なBPOサービスプランが見つかるでしょう。また、BPO専業として50年以上のノウハウを保有しており、官公庁や自治体で導入された実績も持っています。

凸版印刷株式会社

凸版印刷株式会社では、官公庁や自治体・金融業界・民間企業など、多くの企業での導入実績を持つBPOサービスです。コンタクトセンターBPOではマルチチャネルに対応したワンストップサービスにより、施策の実現や効果の最大化が期待できます。

NECネクサソリューションズ株式会社

NECネクサソリューションズ株式会社では、IT資産管理をメインとするBPOサービスを提供しています。煩雑になりやすいIT資産管理業務を、PCの運用・管理だけでなく、調達・導入・棚卸・廃棄までの業務を一貫して行ってくれる点が魅力です。

富士通株式会社

富士通株式会社では、マイナンバー制度に対応するためのBPOサービスを提供しています。マイナンバーの収集・本人確認・保管をはじめ、各種書類へのマイナンバー記載など、一連の業務を委託できます。マイナンバーを取り扱うことから、高度なセキュリティ対策が講じてある点も魅力です。

トランスコスモス株式会社

トランスコスモス株式会社では、バックオフィス領域における課題を解決するBPOサービスを中心に提供しています。ほかにも企画開発・物流・経理人事など、あらゆる業務において専門性の高い業務代行を行ってくれる点も特徴です。

コーキ株式会社

コーキ株式会社では、圧倒的な低コストでテレアポ代行をメインとするBPOサービスを提供しています。そのため、低コストかつ低リスクでのBPO導入が可能です。また、大手コールセンターで8年の実務経験を持つ専属トレーナーが在籍しているため、ハイレベルなオペレーターによるテレアポ代行が期待できます。

コムテック株式会社

コムテック株式会社では、高い品質での業務代行や継続した改善を行うBPOサービスを提供しています。コールセンター業務やヘルプデスク業務だけでなく、オンラインセミナーの運用設計や運営支援、Webサイト制作などの業務代行にも対応しています。

マスターピース・グループ株式会社

マスターピース・グループ株式会社では、見積作成から最短10営業日でサービスを開始できるBPOサービスを提供しています。コンタクトセンターは、日本語・英語・中国語・スペイン語など、多言語に対応しており、世界人口の60%をカバーしています。

日本リック株式会社

日本リック株式会社では、多様化する事業課題を解決するBPOサービスを提供しています。システム開発やネットワークインフラの関連業務には多角的なITソリューションを、バックオフィス業務には業務工程の可視化・見直しから改善まで、各業務に適したサービスを提案してくれます。

BPOサービスを活用するメリット

BPOサービスを活用するメリットは以下の3つです。

• 業務品質の向上につながる
• 業務にかかるコストを削減できる
• 重要な業務にリソースを割ける

業務品質の向上につながる

BPO事業者には、特定の業務に対して経験や知識が豊富なスタッフが在籍しています。そのため、社内にノウハウがない業務を専門とするBPO事業者に委託することで、業務品質の向上が期待できます。

また、BPOサービスは業務遂行にくわえて業務工程の改善も行ってくれる点が特徴です。プロが業務を遂行してくれるだけでなく、業務工程のムダを省いたりよりよい業務工程を設計してくれたりするため、さらなる業務品質向上が実現できるでしょう。

業務にかかるコストを削減できる

BPO事業者に一部の業務を委託することで、その業務にかかっていた人件費・教育費・設備費などのコストを削減できます。たとえば、定型業務にBPOサービスを導入した場合、定型業務に割かれていた人件費を削減できるため、導入前より少ない従業員数で企業活動を行うことが可能です。

また、BPOサービスはその道のプロが業務を遂行してくれるため、社内で行うときと比べて短い時間で業務の遂行ができるようになります。このように、BPOサービスの導入はコスト削減にくわえて、業務効率化にもつながる可能性があります。

重要な業務にリソースを割ける

特定の業務を一括して委託するBPOサービスを導入することで、社内では重要な業務に時間・従業員・資金などのリソースを割けるようになります。

たとえば、定型業務にBPOサービスを導入した場合、これまで定型業務をしていた従業員や時間を、企画・開発・営業など利益に直結するコア業務にあてることが可能です。また、BPOサービスでコスト削減に成功すれば、高い報酬で優秀な人材の確保もできるでしょう。

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BPOサービスの活用によるデメリット

BPOサービスの活用によって考えられるデメリットには、以下の4つが挙げられます。

• BPOの導入にあたって準備に手間や時間がかかる
• ノウハウを自社に蓄積しにくい
• 意思疎通が取りにくい場合がある
• 情報漏洩の危険性が生まれる

BPOの導入にあたって準備に手間や時間がかかる

BPOを導入するには、以下のようにさまざまな準備が必要です。

• BPO導入の目的の共有・周知
• BPO事業者の選定
• 業務工程の洗い出し・マニュアル化
• BPO事業者への引き継ぎ

このように、BPOの導入にはいくつもの準備工程があり、手間や時間がかかってしまい、通常業務と並行して行わなければなりません。そのため、BPO導入前の準備期間は、従業員にいつも以上の負担・労力がかかることを想定し、BPO導入までの期間に余裕を持たせておくことが大切です。

ノウハウを自社に蓄積しにくい

BPOでは特定の業務を一括して委託するため、その業務に関するノウハウが社内に蓄積しにくいというデメリットがあります。

そもそもBPOは、社内にリソースが不足していたりノウハウを持っていなかったりする業務に導入するため、基本的には社内にノウハウは蓄積されません。

BPOを導入する場合は「BPO事業者と定期的にコミュニケーションをとる」「運用レポートや報告書を提出してもらう」などして、業務の進捗やノウハウの把握が大切です。

意思疎通が取りにくい場合がある

BPO事業者は、社内で作業を行うわけではありません。従業員同士のように気軽なコミュニケーションをとることが難しい場合もあるため、業務工程の変更や委託業務の追加など希望があっても、すぐに対応できない可能性があります。

そのため、円滑にコミュニケーションがとれるよう、ビジネスチャットやビデオ会議などの活用がおすすめです。また、普段から定期的にコミュニケーションをとることで、問題が発生してもスムーズなコミュニケーションがとれるでしょう。

情報漏洩の危険性が生まれる

BPOを導入する際、社内の機密情報をBPO事業者に預ける場合があるため、情報漏洩の危険性が生まれます。そのため、長年の実績や第三者機関の認証マーク取得など、セキュリティ体制の整ったBPO事業者を選ぶことが大切です。

ただし、セキュリティ体制が整っているBPO事業者であっても、情報漏洩の危険性がゼロではないことを理解しておきましょう。

▷BPOとは？メリット・デメリットや向いている業務を簡単に解説！

BPOサービスの提供会社を比較して業務内容に合った会社を選ぼう

BPOサービスは、事業者やプランによって対応できる業務・得意分野・費用などが異なります。そのため、BPO事業者を選定する際は1つの事業者だけでなく複数の事業者から見積もりをとるなど、比較検討を重ね、自社の条件に適したBPO事業者を選ぶことが大切です。

自社に最適なBPOサービスを導入し、業務品質の向上・業務効率化・コスト削減を目指しましょう。