総務アウトソーシングサービス徹底比較!料金相場やおすすめの業者
総務業務を外部へ委託する、総務アウトソーシング。慢性的な人手不足が続く現代において企業を支えるバックオフィス業務は組織にとって必要不可欠であり、それらを担う人員の確保は企業課題の1つと言えます。本記事では、おすすめの総務アウトソーシング業者を徹底比較します。
目次
総務アウトソーシングとは?
総務アウトソーシングとは、企業の総務業務を外部業者に委託することです。
企業運営を円滑にするために欠かせない総務業務は多岐に渡ります。また、業種や事業規模によって内容も異なるため、総務アウトソーシングを利用する際はどの業務を委託したいのか明確にすることが大切です。
オンライン型・オフライン型
総務アウトソーシングには、大きく分けてオンライン型とオフライン型があります。
オンライン型はインターネットを通じて総務業務を代行し、依頼元の企業には出社しません。一方でオフライン型は、実際に依頼元の企業に出社して総務業務を代行します。業者や依頼したい業務内容によって形態は異なるので、しっかり確認してから契約するようにしましょう。
▷総務アウトソーシングとは?メリット・デメリットや料金相場を解説
総務アウトソーシングにおすすめの業者15選
総務アウトソーシングを提供している業者はたくさんあるため、どこに依頼していいのかわからない方も多いはずです。ここでは、総務アウトソーシングにおすすめの業者を紹介します。
1.Chatworkアシスタント
Chatworkアシスタントは、月10時間分の稼働から依頼できる総務アウトソーシングです。総務以外にも経理・営業・Web制作など、定常業務から専門領域まで幅広い業務のアウトソーシングができます。
Chatworkアシスタントの魅力は、各業種のプロアシスタントによるサポートを受けられる点です。また、複数業務を自由に組み合わせて依頼することもできます。
運営会社 | 株式会社Kubell |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
オフライン業務の可否 | 可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
2.HELP YOU
HELP YOUは、オンライン型の総務アウトソーシング業者です。総務業務を含めた幅広い業務に対応可能で、厳しい採用プロセスをクリアした優秀なスタッフがサポートします。
専属ディレクターが付くため、複数の業務をまとめて依頼することも可能です。また、各業務の担当はチーム制を採用しているので、人材の退職によって業務が滞る心配もありません。
運営会社 | 株式会社ニット |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
オフライン業務の可否 | 不可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
3.コクヨ&パートナーズ
コクヨ&パートナーズは、自社の状況に合わせたオーダーメイドのサービスを受けられる総務アウトソーシング業者です。担当のBPOコンサルタントが、ヒアリングや現地調査を通じてアウトソーシング活用をサポートするため、安心して利用できます。
約200社のサポートを行った経験から、運用で生じる課題やニーズに対応するのも嬉しいポイントです。有人サービス・ITツールを活用し、自社に寄り添ったサポートが受けられるでしょう。
運営会社 | コクヨアンドパートナーズ株式会社 |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
オフライン業務の可否 | 可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
4.NOC総務アウトソーシングサービス
NOC総務アウトソーシングサービスは、約30年の歴史を持つ総務アウトソーシング業者です。熟練のスーパーバイザーがプロジェクトを管理し、ノウハウを生かしてアウトソーシングの運用を行います。
属人化している業務でもマニュアルを作成し、可視化・標準化してくれるのもポイントです。また、業務改善にまつわるコンサルティングも受けられます。
運営会社 | NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社 |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
オフライン業務の可否 | 可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
5.ZEROIN
ZEROINは、常駐からリモート・出張まで幅広い業務に対応している総務アウトソーシング業者です。月15時間程度の業務から依頼ができ、委託したい業務が不明瞭な場合でも委託業務の可視化・整理から業務設計までをサポートしてくれます。
日々の業務工数・改善活動を記録し、毎月分析レポートを作成してくれるのも特徴です。また、追加でサポート可能な業務があれば随時追加の提案もしてくれます。
運営会社 | 株式会社ゼロイン |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 常駐サポート:60万5000円(税込)〜/1人工 オンラインサポート:11万円(税込)〜/30時間 |
オフライン業務の可否 | 可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
6.メリービズ
メリービズは、オンラインで経理業務を委託できるアウトソーシング業者です。簿記2級以上・実務経験豊富なプロの経理スタッフが対応するため、安心して依頼できます。
幅広い会計ソフトに対応しているため、自社の環境に合わせたサポートが受けられるのも特徴です。幅広い業種・事業規模の企業に、完全フルカスタマイズのサポートを提供しています。
運営会社 | メリービズ株式会社 |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 要問い合わせ |
オフライン業務の可否 | 可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
7.Radice
Radiceは、新しく社員を雇うほどではないが人手が欲しい場面をサポートする、総務アウトソーシング業者です。事務的業務からクリエイティブまで、幅広い業務に対応しています。
窓口・業務対応を行う専属の担当アシスタントと、業務の進行管理を行うアシスタントマネージャーのチーム体制で業務をサポートしてくれる点も特徴です。依頼期間が長くなるほど自社業務のナレッジが蓄積されるため、自社雇用スタッフと同じ感覚で利用できます。
運営会社 | 株式会社Radice |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
オフライン業務の可否 | 不可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
8.フジ子さん
フジ子さんは、パソコンでできるさまざまな業務を委託できる総務アウトソーシング業者です。業務量に応じて柔軟にプランの変更が可能で、翌月解約もできるため人件費が調整しやすくなっています。
すべての情報・通信は暗号化しており、情報漏洩が起きないように管理を徹底しているのも特徴です。また、最新のセキュリティソフトを導入し情報管理教育も徹底しています。
運営会社 | BPOテクノロジー株式会社 |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
オフライン業務の可否 | 不可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
9.ビズアシスタントオンライン
ビズアシスタントオンラインは、完全オンラインで利用できる総務アウトソーシング業者です。大手クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」のデータベースから、条件に合う人材をマッチングします。
固定の担当アシスタントが業務に対応するため、日々のコミュニケーションから業務のPDCAを回せる点が特徴です。また、導入後のサポートも充実しているので、初めて総務アウトソーシングを使う場合でも安心して利用できます。
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
オフライン業務の可否 | 不可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
10.コスモスモア
コスモスモアは、スタッフ常駐型・非常駐型の両サービスが受けられる総務アウトソーシング業者です。属人化しがちな業務もマニュアル化し、業務ボリュームの定量化も実現します。
また、現状の課題を明確にできるため、業務改善もできるでしょう。さらに、随時業務の効率化・品質向上に向けた業務改善を行ってくれる点も特徴です。
運営会社 | 株式会社コスモスモア |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
オフライン業務の可否 | 可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
11.Web特命係
Web特命係は、事務からクリエイティブまで幅広い業務をオンラインで委託できる総務アウトソーシング業者です。依頼内容に合わせて専属ディレクターが最適なチームを形成し、業務をサポートします。
業務進捗の管理はクラウド管理システムで行っており、いつでも閲覧・コメントが可能です。進捗や時間を随時確認できるため、オンラインで顔が見えなくても安心して業務を任せられます。
運営会社 | 株式会社米岡 |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
オフライン業務の可否 | 不可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
12.タスカル
タスカルは、月10時間から頼める総務アウトソーシング業者です。専属ディレクターが、依頼内容を元に専門スキルを持ったアシスタントを手配し業務を遂行します。
業務は即日スタートできるため、スピード感を持って進められるのもメリットです。また、事業促進に必要な仕組み・マニュアル作りも担ってくれるので、生産性の向上にも繋がるでしょう。
運営会社 | 株式会社Colors |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
オフライン業務の可否 | 不可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
13.SUPPORT+iA
SUPPORT+iAは、バックオフィス業務の委託ができるアウトソーシング業者です。公認会計士・税理士などの有資格者が30名以上在籍しており、1社あたり3〜6名のチームで担当します。
独自の専門検定をクリアした担当者だけがアサインされるため、サービスの質が高いのも特徴です。また、バックオフィス業務のフロー構築支援や改善提案などのコンサルティングも実施しています。
運営会社 | グランサーズ株式会社 |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 82,500円(税込)〜/月 |
オフライン業務の可否 | 可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
14.AssistLine
AssistLineは、幅広い業務に対応している総務アウトソーシング業者です。電話やメール1本で依頼でき、高い専門性を備えたスタッフが対応します。
セキュリティーサービスの提供もできるため、安心して利用が可能です。総務業務をアウトソーシングすることで、コア業務に集中できる環境を整えられます。
運営会社 | 株式会社アシストライン |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
オフライン業務の可否 | 可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
15.i-STAFF
i-STAFFは、事務・秘書・経理のプロが在籍している総務アウトソーシング業者です。幅広い業務に対応しており、オフライン業務も対応できます。進捗は随時クラウドツールで確認できるので安心です。
万が一満足できなかった場合のために、返金保証が付いています。また、万全のセキュリティ体制で情報管理も徹底しているのも特徴です。
運営会社 | ファイブスターネット株式会社 |
対応可能業務 |
|
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
オフライン業務の可否 | 可 |
特徴 |
|
URL | 公式サイト |
総務アウトソーシング業者に依頼できる業務内容
総務アウトソーシング業者には、どのような業務が依頼できるのでしょうか。ここでは、総務アウトソーシング業者に依頼できる業務内容について解説します。
庶務業務
総務アウトソーシング業者で対応可能な庶務業務は、以下の通りです。
- 備品管理・発注業務
- 電話対応
- 受付業務
- 郵便・宅配便・バイク便対応
- 文書・キャビネット管理
- 出張・チケット手配
- 請求書処理
など
経理業務
総務アウトソーシング業者で対応可能な経理業務は、以下の通りです。
- 記帳業務
- 請求書・領収書発行
- 請求・支払い処理
- 入金確認・消込作業
- 紙伝票データ化
- 資産管理
- 申告業務
など
労務業務
総務アウトソーシング業者で対応可能な労務業務は、以下の通りです。
- 経費精算
- 勤怠管理
- 給与計算
- 入社・退社手続き
- 年末調整
- 社会保険・雇用保険手続き
など
人事業務
総務アウトソーシング業者で対応可能な人事業務は、以下の通りです。
- 求人広告の出稿・管理
- 面接スケジュール調整
- 応募者へのメール対応
- 内定後手続き
- 内定後研修
- 人事評価の評価フォーム作成・集計
など
オフィス管理業務
総務アウトソーシング業者で対応可能なオフィス管理業務は、以下の通りです。
- 社内美化
- 会議室管理
- オフィス移転サポート
- 警備
- 固定資産管理
- 従業員問い合わせ窓口
など
総務アウトソーシングの料金相場
総務アウトソーシングの主な料金形態は、「時間単位の料金」と「業務別の料金」の2種類あります。それぞれの料金相場は、下記表の通りです。
業種別の料金は、記帳代行なら10仕訳あたり1,000円程度、決算処理代行なら5〜20万円程度など、業務内容や事業規模によって大幅にばらつきがあります。記帳代行・決算処理代行・給与計算・秘書業務など稼働量の多い作業や専門スキルを要する作業には、業務別の料金が設定されていることが多いでしょう。
料金形態 | 料金相場 |
時間単位 | 2,000〜4,000円/1時間 |
業務別 | 1,000円〜20万円程度 (※業務内容によってさまざま) |
総務アウトソーシング業者の比較ポイント
総務アウトソーシング業者を選ぶ際は、いくつか注意すべきポイントがあります。ここでは、総務アウトソーシング業者の比較ポイントについて解説します。
目的を達成できるサービス内容であるか
総務アウトソーシング業者を選ぶ際は、サービス内容が導入目的に合致しているかどうか確認しましょう。自社の課題を洗い出し、どの業務をアウトソーシングするか決めた上で選定することが大切です。
また、サービスによっては公認会計士・税理士などの専門知識を持ったスタッフが所属していることもあります。委託したい業務内容によっては、専門性の高いスタッフのいるサービスを選ぶのがおすすめです。
さらに、業務改善のコンサルティングや運用支援を行っているサービスもあります。総務アウトソーシングは長期的な委託になる場合も多いため、導入目的を達成できる業者を選ぶようにしましょう。
▷総務アウトソーシングのおすすめ大手企業8選!費用や導入までの流れ
コストは予算の範囲内に収まるか
コストが予算内に収まるかどうかも、総務アウトソーシング業者を選ぶ際の重要なポイントです。導入コストと得られるメリットを元に費用対効果を算出し、効果の高いサービスを選ぶようにしましょう。
費用対効果を算出する際は、課題となっている業務にかけている時間とコストを計算します。その後、業者に依頼した見積もり金額と比較し、効果が見込めそうなサービスを選ぶようにしましょう。
対応にスピード感や柔軟性はあるか
総務アウトソーシング業者を選ぶ際は、対応のスピード感や柔軟性のチェックが大切です。サービスによっては即日で対応してくれる場合もあるため、緊急性の高い業務を委託したい場合はスピード感を重視しましょう。
多くの総務アウトソーシング業者は土日祝日は対応外ですが、追加料金を支払えば対応してくれる場合もあります。また、運用開始後に追加で新たな業務を依頼できたり、その月で稼働しなかった分の時間を翌月に繰り越したりするなど、柔軟に対応してくれる業者も多いでしょう。
セキュリティ対策は十分とられているか
総務アウトソーシング業者選びにおいて、セキュリティ面も重要な観点です。たとえば、データ通信・保管を暗号化や、担当者が社内へ記録媒体を持ち込むのを禁じるなど、業者によってさまざまなセキュリティ対策を行っています。
特に、従業員情報や会社の秘密情報を扱う場合、情報漏洩が起きないよう細心の注意を払う必要があるでしょう。したがって、業者がどのようなセキュリティ対策を行っているか確認することが大切です。
コミュニケーション・情報共有は円滑にできるか
総務アウトソーシング業者を選ぶ際は、コミュニケーション・情報共有が円滑にできるかも確認しましょう。特に、オンライン型の場合は直接会ってコミュニケーションが取れないため、情報共有が円滑に進められる業者の選定が大切です。
業者によっては定期的にレポートで報告・分析を行うなど、業務改善に向けたサポートを行ってくれます。また、クラウドシステムで業務の進捗管理を行い、依頼元のメンバーも確認できるようにしていることもあります。
コミュニケーション・情報共有を円滑にできる業者なら、安心して業務を委託できるでしょう。
▷中小企業は総務をアウトソーシングすべき!必要な理由やメリット・デメリット
料金・サービスを比較し自社にあったアウトソーシング業者を導入しよう
バックオフィス業務を外部に委託する総務アウトソーシングは、業務の効率化に役立ちます。慢性的な人手不足などの対策にもなるため、導入している企業も多いでしょう。
アウトソーシング業者を選ぶ際は料金・サービスを比較し、自社に合ったサービスの選定が大切です。本記事を参考に総務アウトソーシングの特徴を理解し、バックオフィス業務を効率化させてください。
おすすめのお役立ち資料
アウトソーシングの記事をもっと読む
-
ご相談・ご質問は下記ボタンのフォームからお問い合わせください。
お問い合わせはこちら