RPAでブラウザ操作を自動化するには?進め方やおすすめの製品

最終更新日時:2023/10/10

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RPAのブラウザ操作

さまざまな業務を自動化できるRPA。ブラウザ操作も例外ではなく、Web上の膨大なデータを処理する際に必要な自動化と言えるでしょう。本記事では、RPAによるブラウザ操作の自動化の進め方や、おすすめ製品などを紹介します。

ブラウザ操作の自動化にはRPAがおすすめ

ブラウザの操作において日常的に繰り返される作業を効率的にミスなく行うための技術として、RPA(Robotic Process Automation)が注目されています。

RPAは、定型的なタスクを自動で実行するソフトウェアロボットです。とくにビジネスの現場では、データ入力やウェブサイトからの情報取得、定期的なレポート作成などのブラウザ操作を自動化する際に役立ちます。これにより、業務効率の向上や人間の作業ミスを削減することが可能となり、ビジネスの品質と生産性を飛躍的に向上させることが期待できます。

RPAとは?意味や導入する手順・メリットをわかりやすく解説!

RPAでブラウザ操作を自動化する際の進め方

RPAを使用してブラウザ操作を自動化する際は、以下3つのステップに分けて進めていくことが重要です。

  • どのブラウザ操作を自動化するか決める
  • 自動化に向けたシナリオを作成する
  • 改善を続けて運用する

それぞれの進め方について解説します。

どのブラウザ操作を自動化するか決める

最初のステップとして、自動化するターゲットとなるブラウザ操作を選定する必要があります。頻繁に行われる作業や手間がかかる作業、ミスが発生しやすい作業など、RPAの導入によって最も効果を発揮できる操作を選択しましょう。

自動化に向けたシナリオを作成する

次に、選定したブラウザ操作に対して具体的な自動化のシナリオを策定します。RPAツールに指示を与えるためのスクリプトやフローチャートを作成することで、ロボットが求められる操作を的確に実行することができます。

改善を続けて運用する

シナリオの運用を開始した後も、定期的な監視や評価を行い、必要に応じて改善を行うことが重要です。環境の変化や新たな要件に対応するためには、柔軟性を持ってアップデートや改良を続ける必要があります。

RPAでブラウザ操作を自動化する際の注意点

RPAでブラウザ操作の自動化を行う際には、留意すべきポイントがいくつか存在します。ここでは、どのような点に気を付けるべきかを詳しく見ていきましょう。

セキュリティ対策を万全の状態にしておく

ブラウザ操作の自動化に関わる情報やデータは、企業の重要な資産であり、外部の不正アクセスや漏洩のリスクが考えられます。そのため、RPAの導入・運用にあたっては、セキュリティの確保が不可欠です。パスワード管理、アクセス制御、エンドポイントのセキュリティ強化など、多岐にわたる対策を実施しましょう。

RPAのセキュリティ対策|課題やトラブル対策のポイント

導入時はスモールスタートを心がける

RPAを導入する際は、スモールスタートで始めるのがおすすめです。初期導入時に大規模なプロジェクトを試みるのではなく、小規模で明確な目的を持ったプロジェクトから始めることで、RPAの適用効果や機能を確認できます。これにより、予期しない問題にも柔軟に対応でき、費用対効果を高めることができます。

また、初めての導入における成功体験は、組織内のRPAに対する理解や受け入れを促進し、長期的な展開の礎となる重要なステップと言えるでしょう。

トラブル時の対応方法を定めておく

RPAのブラウザ操作においてトラブルが発生した場合、迅速かつ適切な対応が不可欠です。まず、事前に定めた緊急連絡体制を確立し、トラブル発生時に関連部門や担当者へ速やかに情報を伝えることが必要です。

次に、問題の原因を特定し、再発防止策を策定するための分析を行います。継続的な運用の中で発生するさまざまトラブルを予測し、具体的な対応手順や手続きを明文化しておくことで、業務の遅延や大きな損失を防ぐことが可能となります。

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RPAと他ツールを組み合わせた自動化の方法

RPAは単体での使用も効果的ですが、他のツールとの組み合わせによって、その効果をさらに高めることが可能です。ここでは、RPAと組み合わせることでさらに便利になるツールと、それにより得られる効果を紹介します。

マクロ・VBAと組み合わせ

ExcelなどのMicrosoft Office製品に内蔵されているマクロやVBA(Visual Basic for Applications)は、煩雑なオフィス作業の自動化に適しています。RPAでデータの収集を行い、値の取得にマクロを活用することで、データ取得の効率化が可能です。また、取得したデータを集計できる状態に整えたり、DBに入力するといった多くの事務作業の自動化を実現できます。

RPAとExcelマクロ(VBA)の違いとは?特徴や使い方を徹底比較!

AI-OCRと組み合わせ

AI-OCRは、画像やスキャンされた文書からテキストを抽出する技術です。RPAと組み合わせることにより、Web上で取得されたテキストをデータ化し、自動的なデータ入力やデータ処理を行うプロセスを構築できます。

APIと組み合わせ

API(Application Programming Interface)は、異なるソフトウェア間で情報を共有するための仕組みです。

RPAとAPIを連携させることで、システム間のデータ連携や業務処理を高速・正確に行う自動化フローを構築できます。これにより、企業のIT環境の柔軟性や統合性が向上するでしょう。

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RPAでブラウザ操作を自動化する際におすすめの製品

ブラウザ操作の自動化を実現するためのRPAツールは多数存在します。その中でも、とくに注目されている製品をいくつかピックアップして紹介します。

クラウドBOT

「クラウドBOT」は、クラウドベースのRPAソリューションとして多くの企業で導入が進んでいます。とくに、Webブラウザ上の業務を自動化する際の強力なサポート機能が搭載されているのが特徴です。クラウドベースで導入の敷居が低く、専門的な知識も不要なため、スムーズな運用が行えるでしょう。

提供元株式会社C-RISE
初期費用要問い合わせ
料金プラン

月間契約

  • フリー:無料
  • シングルオフィス:3,300円(税込)/月
  • マルチオフィス:6,600円(税込)/月
  • マルチオフィス30:13,200円(税込)/月
  • マルチオフィス80:26,400円(税込)/月
  • システムリンケージ:52,800円(税込)/月

年間契約

フリー:無料

シングルオフィス:3,025円(税込)/月

マルチオフィス:6,050円(税込)/月

マルチオフィス30:12,100円(税込)/月

マルチオフィス80:24,200円(税込)/月

システムリンケージ:48,400円(税込)/月

機能・特徴
  • Cloud BOT Agent 利用
  • API実行
  • メンバー管理
  • BOT共有
  • スケジュール実行
URL公式サイト

Autoジョブ名人

「Autoジョブ名人」は、使いやすいインターフェースと高い自動化能力を兼ね備えたRPAツールとして評価されています。

とくにブラウザ操作に関する機能が充実しており、一連のブラウジング操作を容易に自動化することができます。安定性や高速処理が実現されているため、ビジネスの現場での信頼性が高いツールといえるでしょう。

提供元ユーザックシステム株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴
  • シナリオ作成/編集
  • スケジュール管理
  • 操作ログ管理
  • 実行指示クライアント
  • メール通知
URL公式サイト

MICHIRU RPA

「MICHIRU RPA」は、デスクトップ型のRPAツールです。Webページ上の情報取得や入力作業を効率的に自動化する機能が充実しているため、時間のかかるルーチンワークを大幅に削減できます。また、ユーザーフレンドリーな操作性も魅力のひとつといえるでしょう。

提供元株式会社MICHIRU
初期費用シンプルプラン:10万円

アシストプラン:10万円

料金プランシンプルプラン:50,000円

アシストプラン:10万円

導入実績700社以上
機能・特徴
  • シナリオ作成
  • アプリ連携
  • システム間連携
URL公式サイト

RPAでブラウザ操作を自動化する方法を押さえておこう

RPAは、ブラウザ操作の自動化に革命的な効果をもたらしています。Web上のデータから必要なデータを取得し業務に活用できるため、情報収集の作業の手間を省くことが可能です。

とくに頻繁に行われる日常的な業務での活用は、業務効率を大きく向上させる要因となるでしょう。RPAを活用してブラウザ操作の自動化を実現し、企業の業務プロセスの効率化を目指しましょう。

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