おすすめの工数管理ツール14選!無料版・クラウド型などのタイプ別に紹介

最終更新日時:2023/08/30

プロジェクト管理ツール

おすすめの工数管理ツール

業務の進捗管理を効率化する工数管理ツール。プロジェクト遂行には業務量や時間配分、人員配置、見積もり等の詳細な把握・管理が必要となり、適切な管理は企業利益向上にもつながります。本記事では、おすすめの工数管理ツールを無料版やクラウド型などのタイプ別で紹介します。

工数管理とは?

工数管理とは、特定の業務やプロジェクト全体の完遂にかかった時間・人件費を管理しておくことです。どのくらいの時間がかかったかを工程別に可視化し、次回以降のスケジュール管理や人員配置に反映します。

余裕を持ったスケジュールを作成すると、突然のアクシデントや仕様変更にも柔軟な対応が可能です。また、適性を見極めた人員配置によって、特定の従業員への過度な負担を避けられるでしょう。

メンバー一人ひとりの能力に応じて作業量も割り振られ、無駄な人件費の発生も最小限に抑えられます。近年、労働者の安定志向の高まりやフリーランスへの転向などによって、市場で優秀な人材を獲得するのは困難な状況です。

安定した収益を確保するには、少ない人員と予算で多くの業務をこなさなければなりません。既存従業員を最大限活用するためにも、工数管理の重要性が高まっています。

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工数管理ツールとは?

工数管理ツールとは、プロジェクトの完遂に必要なタスクや作業時間、人件費などを管理できるシステムです。各工程ごとの作業状況をガントチャートで表示するため、計画通りに進んでいるかを正確に把握できます。

マネージャーは、進捗状況を見ながら人員配置やタスクの割り当てを判断でき、納期遅延の発生を避けられます。ガントチャートはドラッグ&ドロップで、簡単に作成可能です。

また、ガントチャート上でタスクの割り当てや工数入力などをおこなえるため、対応漏れの発生も防げます。さらに、データ分析を搭載しているツールを選ぶと、案件別の人件費や作業時間を可視化することで、赤字案件を削減できます。

データ集計やグラフ化はシステムへ一任できるため、従業員が作業をおこなう必要はありません。また、工数管理ツールはクラウドとオンプレミス、2種類の導入形態から選択します。

工数管理ツールのクラウド型・オンプレミス型の違い

工数管理ツールのクラウド型は、全体的にコストを抑えられる点がメリットです。システム導入時に、インフラ環境構築やソフトウェアのインストールをする必要がありません。メンテナンスやアップデートもベンダーへ一任でき、ランニングコストを抑えられます。

一方、オンプレミス型はセキュリティレベルが高く、情報漏洩の発生を避けられます。社内からのアクセスを想定しており、不正アクセスやサイバー攻撃のリスクを最小限に抑えることが可能です。

ただし、サーバーやネットワーク機器の調達は、自社で対応しなければならず、多額の初期費用が必要です。そのため、クラウド型とオンプレミス、どちらが自社にとって多くのメリットをもたらすかを判断し、決断しましょう。

 クラウドオンプレミス
メリット
  • 比較的スムーズに導入できる
  • コストを抑えられる
  • アップデートやメンテナンスはベンダーへ一任できる
  • 社外からもアクセスできる
  • テレワークに対応
  • カスタマイズ性に優れる
  • セキュリティレベルが高い
  • ベンダーの倒産や事業縮小による影響を受けない
デメリット
  • カスタマイズ性に乏しい
  • セキュリティレベルはベンダーによって変動する
  • ベンダー都合によって、突然利用できなくなる可能性がある
  • 多額の初期費用が必要になる
  • 導入までの期間が長い
  • メンテナンスや障害復旧は自社で対応しなければならない
  • システムに精通した人材の確保がいないと安定稼働は難しい
適している企業
  • 初めて工数管理ツールを導入する企業
  • システムに精通した人材が不在な企業
  • 予算の確保が厳しい企業
  • 資金力のある企業
  • システムに精通した人材がいる企業

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エクセル・スプレッドシートでの管理との違い

エクセル・スプレッドシートでの管理との違いについて解説します。エクセルやスプレッドシートでの工数管理は、カスタマイズ性に優れている点が特徴です。数式やマクロを使い、自社に合った形へアレンジできるうえ、利用頻度が高く、従業員が操作に慣れている点もプラスです。

半面、メンバー間で認識のズレが生じやすい点がデメリットとして挙げられます。入力内容が即座に反映される工数管理ツールと異なり、定期的に工数管理表を更新しなければなりません。編集履歴の確認に必要なバージョン管理も必要です。

また、エクセルやスプレッドシートで、案件別の各種データを集計するには、膨大な時間がかかります。しかし、工数管理ツールを導入すれば、スムーズな情報共有や業務効率改善の実現が可能です。

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工数管理ツールのタイプ

工数管理ツールのタイプは、以下3種類に分類されます。

  • 工数管理特化型
  • プロジェクト管理対応型
  • 勤怠管理機能搭載型

タイプ別の特徴を正確に把握し、自社に合った工数管理ツールを選択しましょう。

工数管理特化型

工数管理特化型は、作業の進捗状況可視化や、タスク管理に関連した機能のみを搭載したタイプです。無駄な工数の削減や、エクセルでの工数管理から脱却したい企業に適しており、最小限の負担で工数管理ができるよう、ドラッグ&ドロップで工数内容を入力できます。

GoogleやOutlookカレンダーと連携しているツールも多く、カレンダーに入力した内容をシステムに反映できるため、何度も入力作業をおこなう必要はありません。また、データ分析機能を搭載しており、案件別の工数を正確に算出できる点も魅力です。

データは自動でグラフ化され、案件別の作業時間や人件費をすぐに把握できます。算出したデータは、今後の人員配置やタスクの振り分けに活用できます。

プロジェクト管理対応型

プロジェクト管理対応型は、長期間の案件や複数人で作業を進める機会が多い企業に適したタイプです。ガントチャートやカンバン、ダッシュボードなど、複数のビュー表示に対応しており、状況に応じた使い分けが可能です。

ユーザーインターフェースに優れたツールが多く、ドラッグ&ドロップで簡単に編集作業ができるため、特別なITスキルやプログラミング知識は必要ありません。作業の進捗状況やタスク内容をすぐに把握でき、スムーズな情報共有につなげられます。

また、コラボレーション機能を搭載したツールを選ぶと、メンバー同士のコミュニケーションやファイル共有もシステム上でおこなえます。

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勤怠管理機能搭載型

勤怠管理機能搭載型は、勤怠管理システムと工数管理ツールの機能を搭載しているタイプです。作業工数と実労働時間が連動しており、作業完結までにかかった時間や人件費を正確に把握できます。

また、出退勤時刻や残業時間、有給休暇の取得状況など、従業員一人ひとりの勤怠データはシステムが自動で集計します。画面上には常に最新の情報が反映されており、マネージャーは部下の勤怠状況に関して労務担当者へ確認する必要がありません。

コミュニケーションコストを削減でき、プロジェクトのマネジメントに集中できます。一方、労務担当者も作業を中断される機会が減り、自身の業務に集中して取り組めます。案件別のコストを可視化したい企業、多くの業務を効率化したい企業に適したタイプです。

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工数管理ツール導入で得られる効果

数管理ツール導入で得られる効果は下記の5つになります。

  • 業務の進捗状況可視化
  • 工数入力の抜け・漏れ防止
  • 情報収集・分析の自動化
  • 業務の効率化・生産性の向上
  • 組織力の向上・活性化

メリットの内容を一つひとつみていきましょう。

業務の進捗状況可視化

業務の進捗状況可視化が可能です。工数管理ツールの導入によって、業務の進捗状況を正確に把握でき、マネージャーは意思決定のスピードと正確性を高められます。作業の進捗状況はグラフやガントチャートで表示されるため、計画通りに進んでいるかを一目で把握できます。

システム上には常に最新の状況が反映されており、各担当者と何度もやりとりを重ねる必要はありません。コミュニケーションコストを削減し、全体の進捗状況監視や部下の管理に集中できます。

計画より遅れている場合は、人員増員やタスクの再振り分けなどを素早く決断し、納期遅延を回避します。

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工数入力の抜け・漏れ防止

工数入力の抜け・漏れ防止が可能です。タスク内容や完了期限をシステム上で一元管理できるため、対応漏れの発生を避けられます。また、ドラッグ&ドロップで簡単に工数入力が可能であり、従業員に大きな負担はかかりません。

GoogleやOutlookカレンダーと連携していれば、カレンダーに入力した内容が自動で反映されます。工数入力やタスク内容を何度も入力する必要はありません。

くわえて、マルチデバイス対応のツールも多く、スマートフォンやタブレットからも簡単に作業がおこなえます。隙間時間に作業ができるので、工数入力のために帰社する必要がなくなります。

情報収集・分析の自動化

情報収集・分析の自動化も工数管理ツールで得られるメリットの一つです。案件別の人件費や作業時間の可視化は、工数管理ツールへ一任でき、データ収集〜レポート出力まで、一連の作業を最小限の負担で正確なデータの入手が可能です。

分析したデータは、今後の人員配置やスケジュール管理など、様々な用途で活用可能です。算出したデータを基にしたタスクの振り分けや人員配置によって、人件費を最小現に抑えられます。

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業務の効率化・生産性の向上

業務の効率化・生産性の向上もメリットになります。工数管理ツールを導入すると、プロジェクトメンバーの業務負荷や能力に応じたタスクの割り当てが可能です。業務効率改善と高品質な成果物の納品を実現でき、顧客満足度を高められます。

顧客との信頼関係が深まると、取引頻度増加や購入単価向上など、多くのメリットが見込めます。また、作業の進捗状況が計画通りに進んでいるか、いつでもシステム上から確認できるため、メンバー全員に作業効率の意識が高まる点もプラスです。

無駄な工数を削減し、収益率改善や赤字案件の削減を図れます。

組織力の向上・活性化

組織力の向上・活性化も挙げられます。進捗状況可視化やデータ分析によって、立案した計画の精度を高められます。余裕を持ったスケジュール管理や適性を見極めた人員配置によって、アクシデントが発生しても柔軟な対応が可能です。

仕様変更や機能追加など、顧客の要望を最大限反映でき、顧客満足度を高められます。また、工数管理ツールによっては、工程別や従業員単位で作業時間を数値化できます。作業時間や人件費が必要以上にかかっている箇所を正確に把握できる点がメリットです。

無駄な時間や人件費を削減するため、どのような対策を講じるべきか、従業員一人ひとりが考えるようになります。その結果、プロジェクト全体の進め方を考える人材が増え、組織力強化につなげられます。

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【クラウド型】工数管理ツールおすすめ7選

多くのユーザーから支持を集めるクラウド型工数管理ツールを7つ紹介します。

1.ジョブカン勤怠管理

ジョブカン勤怠管理は、株式会社DONUTSが提供するツールです。メインとなる機能は勤怠管理となりますが、タスク管理機能も搭載しているため、活用方法次第では工数管理ツールとして利用できます。

タスク管理では案件別の工数を自動集計し、算出したデータを人員配置やスケジュール管理に活用できます。また、勤怠管理の面では勤怠データ集計やシフト作成、休暇管理など、多くの業務を自動化できる点が魅力です。

提供元株式会社DONUTS
初期費用無料
料金プラン
  • 無料プラン:無料
  • プラン1:220円(税込)/人/月・プラン2:330円(税込)/人/月
  • プラン3:440円(税込)/人/月
  • プラン4:550円(税込)/人/月 ※有料プランはすべて最低月額費用2,200円(税込)
機能・特徴
  • 勤怠管理に関する機能全般を搭載
  • タスク管理に加えプロジェクト管理にも対応
  • 医療機関に特化した機能も搭載
  • 働き方改革関連法に対応
  • 様々な勤務形態に対応
  • 多言語対応
  • シフト作成
  • 出勤管理
  • 残業や休暇申請
URL公式サイト

2.Wrike

Wrikeは、Wrike Incが提供するタスク管理ツールです。ガントチャート形式によるプロジェクト管理で、作業の進捗状況やメンバーへの作業負荷を正確に把握できます。システムには常に最新の状況が反映されるため、担当者と何度もやりとりを重ねる必要はありません。

また、テンプレートの活用によって、ガントチャートを効率的に作成できます。キャンペーンの進捗管理やSNS活用のプラン作成など、マーケティングに関する機能を多く搭載している点も魅力です。

提供元Wrike Inc
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • Free:無料
  • Team:9.8ドル/人/月(日本円1,338円)
  • Business:24.8ドル/人/月(日本円3,385円)
  • Enterprise:要問い合わせ
機能・特徴
  • ガントチャートでプロジェクトの進捗状況を可視化
  • 各種テンプレートを活用した工数管理
  • 自動ダッシュボードとレポート機能
  • リクエスト整理によってタスクを自動で振り分け
  • 作業の進捗状況と負荷の可視化
  • マーケティング関連の機能も搭載
  • SalesforceやSlackなど400以上の外部ツールと連携
URL公式サイト

3.CrowdLog

CrowdLogは、株式会社クラウドワークスが提供する工数管理ツールです。マルチデバイス対応によって、スマートフォンやタブレット端末からも工数入力が可能です。工数入力の時間は1分や5分など、カスタマイズできます。

また、ガントチャートと連携しており、タスクの計画内容と実績、進捗状況を並行して表示できます。ガントチャートは、ドラッグ&ドロップで簡単に作成できるため、作成時に特別なスキルは必要ありません。

提供元株式会社クラウドワークス
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
導入実績650社以上
機能・特徴
  • 1分単位で工数管理が可能
  • ドラッグ&ドロップでの工数入力
  • ガントチャートや外部カレンダーと連動
  • プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで把握
  • プロジェクトごとの工数原価算出
  • 勤怠管理機能を搭載
  • マルチデバイス対応
  • GoogleWorkSpaceやOffice 365と連動
URL公式サイト

4.Time Crowd

Time Crowdは、タイムクラウド株式会社が提供する工数管理ツールです。ユーザーインタフェースに優れている点が特徴です。Webブラウザやアプリなどから、ワンクリックでタスク管理がおこなえます。

また、カレンダーと連携するとタスク内容が自動で反映されるため、改めて入力作業をする必要がありません。Time Crowdの導入によって、「誰が・どの作業に対して・何時間かかっているか」をすぐに把握できます。

提供元タイムクラウド株式会社
初期費用
  • パーソナル:無料
  • ライト:要問い合わせ
  • スタンダード:11万円(税込)
  • エンタープライズ:要問い合わせ
料金プラン
  • パーソナル:無料
  • ライト:550円(税込)/人/月
  • スタンダード:880円(税込)/人/月
  • エンタープライズ:要問い合わせ
導入実績3,500社以上
機能・特徴
  • ワンクリックで作業時間を記録
  • カレンダーと連携すれば入力作業が不要
  • 常にリアルタイムの状況を反映
  • 部署や従業員単位で業務にかかった時間を可視化
  • タスク管理ツールやSFAなどと連携
URL公式サイト

5.HUEプロジェクトボード

HUEプロジェクトボードは、ワークスアプリケーションズが提供するプロジェクト管理ツールです。ユーザーインターフェースに優れており、タスク内容や担当者、完了期限を簡単に設定できます。

入力内容はリアルタイムで反映されるため、スムーズな情報共有につなげられます。管理項目はプロジェクト内容に応じて、自由に設定可能です。また、チームメンバーとゲストユーザーのアカウントは別々で管理します。

提供元ワークスアプリケーションズ
初期費用無料
料金プラン1,056円(税込)/月
機能・特徴
  • 低コストで利用可能
  • 優れたユーザーインタフェース
  • プロジェクトの進捗状況や作業負荷を管理
  • タスク管理
  • ガントチャートやカンバン
  • 英語対応
  • チームメンバーと取引先アカウントを別々に管理
URL公式サイト

6.ZAC

ZACは工数管理をはじめ、購買管理や勤怠管理、工数管理などの幅広い機能を兼ね備えている工数管理ツールです。業界・業種に限定されず利用できる、利便性の高さも大きな特徴の一つと言えます。

また、必要な機能のみを選択肢して利用できるため、余計なコストを発生しないのも大きなメリットです。

提供元株式会社オロ
初期費用要問い合わせ
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴
  • バックオフィス業務の一元管理が可能
  • 内部統制にも対応可能
  • リアルタイムな損益管理
  • スピーディーな経営判断につながる
  • 豊富な導入実績
URL公式サイト

7.Brabio!

Brabio!は直感的な操作画面・シンプルな操作性を兼ね備えたガントチャートの作成やプロジェクトの管理に特化したツールです。

利用人数が5名までであれば無料で利用できるため、スモールスタートで利用し、使用感や機能を一通り試してからミスマッチなく本導入できるのも魅力と言えるでしょう。

提供元ブラビオ株式会社
初期費用無料
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴
  • 利用しやすいデザイン性
  • 直感的な操作が可能
  • メールアドレスの登録で最短1分で利用できる
  • タスク管理・スケジュール管理にも対応
URL公式サイト

【オンプレミス型】工数管理ツールおすすめ3選

ここからはオンプレミス型の工数管理ツールを3つ紹介していきます。

1.Backlog

Backlogは、株式会社ヌーラボが提供する工数管理ツールです。目的に応じて複数のビュー表示を使い分けられる点が特徴です。ガントチャートを活用すると、作業の進捗状況が棒グラフで表示され、計画通りに進んでいるかを一目で把握できます。

カンバンボードでは長方形のカード上に課題が表示され、対応漏れの発生を防げます。ドラッグ&ドロップで簡単にステータス変更ができるため、ユーザーに大きな負担はかかりません。

提供元株式会社ヌーラボ
初期費用無料
料金プラン
  • スタータープラン:2,970円(税込)/月(ガントチャート使用不可)
  • スタンダードプラン:17,600円(税込)/月
  • プレミアムプラン:29,700円(税込)/月
  • プラチナプラン:82,500円(税込)/月
機能・特徴
  • プロジェクト管理
  • カンバンボードで課題を可視化
  • チームコラボレーションで情報共有や資料を管理
  • タスクの進捗状況と担当者を管理
  • バグ管理システム
  • GitやSubversionのバージョン管理システムに対応
URL公式サイト

2.Lychee Redmine

Lychee Redmineは、株式会社アジャイルウェアが提供する工数管理ツールです。自社の状況に応じてオンプレミス型とクラウド型、導入形態を選択できます。

オンプレミスは、カスタマイズ性やセキュリティレベルに優れています。コストの高さが課題ですが、Lychee Redmineの場合は、クラウド型と同等の月額料金で工数管理ツールを利用できます。

一方、クラウド型は、初期費用やランニングコストを削減できる点がメリットです。インフラ環境構築やメンテナンスは自社で対応する必要がありません。

提供元株式会社アジャイルウェア
初期費用無料
料金プランオンプレミス
  • スタンダード:704円(税込)/人/月
  • プレミアム:1,364円(税込)/人/月
  • ビジネス:2,156円(税込)/人/月

    ※有料プランはすべて10人単位での購入が必要

クラウド

  • フリー:無料
  • スタンダード:880円(税込)/人/月
  • プレミアム:1,320円(税込)/人/月
  • ビジネス:1,980円(税込)/人/月
    ※有料プランはすべて10人単位での購入が必要
導入実績6,000社以上
機能・特徴
  • オンプレミスとクラウド双方での導入に対応
  • ガントチャート
  • カンバンでのタスク管理やスムーズな情報共有
  • ダッシュボードで日々の進捗状況を確認
  • タイムマネジメント
  • リソースマネジメント
  • プロジェクトレポート
  • コスト
URL公式サイト

3.マンモスプロジェクト

マンモスプロジェクトは、パラダイスウェア株式会社が提供する工数管理ツールです。タスクリストやガントチャート、カンバンなど、合計5つのビュー表示を状況に応じて使い分け、対応漏れや納期遅延を防ぎます。

議事録やフィードバックをログとして保存できるため、必要な情報をいつでも確認できます。また、セキュリティレベルの高さも魅力です。システム内に保存したデータは全て暗号化され、内容の識別は困難です。

提供元パラダイスウェア株式会社
初期費用要問い合わせ
料金プラン
  • オンライン版:500円/人/月
  • オンプレミス版:36万円/年+インストール作業費55,000円
  • プライベートクラウド版:60万円/年
導入実績46,900人以上
機能・特徴
  • 5つのビュー表示で対応漏れを回避
  • 議事録やフィードバックをログ保存
  • 金融機関と同等のセキュリティレベル
  • メンバー管理
  • タスクリスト
  • インポートとエクスポート
  • SlackやGitHubと連携
URL公式サイト

【無料版】工数管理ツールおすすめ4選

工数管理ツールの中には費用無料で利用できるものもあり、予算をなるべく抑えたい人におすすめです。ここでは導入実績が多い4つのツールについて紹介していきます。

1.みんなでガント.com

みんなでガント.comは、株式会社サムテックが提供する工数管理ツールです。15日間の無料トライアルが用意されており、コストを掛けずに操作性や機能性を確認できます。プロジェクト期間や利用人数に合わせて、料金プランを選択できる点も大きな特徴です。

契約期間は最短3ヶ月からとなっており、プロジェクト期間だけ工数管理ツールを利用できます。必要な時に必要な分だけ利用でき、無駄な費用の発生を抑えられます。

提供元株式会社サムテック
初期費用無料
料金プラン6ヶ月契約(トライアルのみ3ヶ月)
  • トライアル:1,800円(税込)(10人まで)
  • エントリー:4,800円(税込)/(20人まで)
  • ビジネスS:9,600円(税込)(20人まで)
  • ビジネスM:19,200円(税込)(40人まで)
  • ビジネスL:38,400円(税込)(40人まで)

 12ヶ月契約

  • エントリー:8,600円(税込)/(20人まで)
  • ビジネスS:17,600円(税込)(20人まで)
  • ビジネスM:36,000円(税込)(40人まで)
  • ビジネスL:72,000円(税込)(40人まで)
導入実績2,000社以上
機能・特徴
  • 15日間の無料トライアルあり
  • 会員登録不要
  • 数ヶ月単位での契約
  • 複数のガントチャート作成
  • ToDo管理
  • データセンターにAWSを採用
  • SSLによる通信暗号化
  • データの自動バックアップ
URL公式サイト

2.monday.com

monday.comは、株式会社ギャプライズが提供する工数管理ツールです。多くのユーザーから高い評価を受けており、導入企業数は152,000社を突破しました。多くのタスク管理を自動化できる点が特徴です。

勤怠管理や経費精算、給与計算など、毎月発生するルーティンワークの管理を自動化し、管理負担と対応漏れのリスクを軽減できます。また、30種類を超えるカラムを搭載しており、必要な機能を自由に組み合わせて業務効率化を図れます。

提供元株式会社ギャプライズ
初期費用0円
料金プラン
  • BASIC:1,100円/月
  • STANDARD:1,400円/月
  • PRO:2,200円/月
  • ENTERPRISE:要問い合わせ
導入実績152,000社
機能・特徴
  • 14日間の無料トライアルあり
  • Excelと似たユーザーインタフェース
  • ワンクリックでガントチャート作成
  • 30種類以上のカラムを搭載
  • ノーコードでRPAを作成可能
  • 100種類以上の自動化メニュー
  • 毎月発生するタスクの自動管理
  • 問い合わせフォーム作成
  • 複数のISOを取得
URL公式サイト

3.Time Tracker NX

Time Tracker NXは、株式会社デンソークリエイトが提供する工数管理ツールです。30日間の無料トライアル期間が設けられているため、コストをかけずに自社との相性を確認できます。有料プランの利用が前提になるものの、評価版であれば最大90日無料版を利用可能です。

システム全体の特徴としては、ユーザーインタフェースに優れている点が特徴です。工数入力やガントチャートの編集、タスクの情報更新など、多くの作業をドラッグ&ドロップで進められます。

提供元株式会社デンソークリエイト
初期費用要問い合わせ
料金プランクラウド
  • Azure共有環境:22,000円/月(5ライセンス)
  • Azure専有環境:77万1600円/月(200ライセンス)

オンプレミス(Standard Edition)

  • 5ライセンスパック:85,800円(税込)/年・10ライセンスパック:14万5200円(税込)/年
  • 50ライセンスパック:56万1000円(税込)/年
  • 100ライセンスパック:92万4000円(税込)/年

オンプレミス(Professional Edition)

  • 5ライセンスパック:17万1600円(税込)/年
  • 10ライセンスパック:29万400円(税込)/年
  • 50ライセンスパック:112万2000円(税込)/年
  • 100ライセンスパック:184万8000円(税込)/年
導入実績75,000社以上
機能・特徴
  • 30日間の無料トライアルが利用可能
  • 優れたユーザーインタフェース
  • ドラッグ&ドロップによる工数入力
  • 過去の事例やテンプレートを活用したプロジェクト管理
  • クリティカルパスで重要なタスクを可視化
  • 複数のメンバーでタスク作成や更新を編集
  • リアルタイムでの進捗管理
  • グループウェアから予定をインポート
URL公式サイト

4.Jooto

Jootoは、株式会社PR TIMESが提供する工数管理ツールです。無料プランが充実している点が特徴です。タスク管理やガントチャート、進捗管理など、工数管理に必要な機能全般を無料で利用できます。

また、ファイル管理やコミュニケーション機能も搭載しており、スムーズな情報共有や連携性強化を実現できます。ユーザー数が4人を超えない限り、半永久的にコストがかからないため、初めて工数管理ツールを導入する方も安心して利用できるでしょう。

提供元株式会社PR TIMES
初期費用無料
料金プラン年間払い
  • 無料プラン:無料
  • スタンダードプラン:459円(税込)/人/月
  • エンタープライズプラン:1,078円(税込)/人/月
  • タスクDXプラン:要問い合わせ

 月額払い

  • スタンダードプラン:550円(税込)/人/月
  • エンタープライズプラン:1,430円(税込)/人/月
導入実績1,900社
機能・特徴
  • タスク管理
  • ガントチャート
  • 進捗管理
  • プロジェクト横断管理
  • コミュニケーション
  • データ共有やファイル管理
  • GoogleカレンダーやChatworkと連携
URL公式サイト

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工数管理ツールの比較ポイント

工数管理ツールの比較ポイントについてご紹介します。市場に提供される工数管理ツールは年々増加しており、ミスマッチを避けるためには、多くの点に注意をしなければなりません。以下4つのポイントに注目し、選定作業を進めてください。

  • 必要な機能は備わっているか
  • UI・UXの質は十分か
  • コストは妥当か
  • 無料版・トライアル期間はあるか

必要な機能は備わっているか

工数管理ツールはタイプによって、搭載している機能が異なります。自社に合ったシステムを導入するには、導入目的を明確化することが重要です。

たとえば、プロジェクト管理での作業進捗を可視化するために、工数管理ツールを導入するとしましょう。ガントチャートやカンバンなど、複数のビュー表示への対応が必須となります。レポート機能を搭載していると、案件別に人件費や作業時間を算出でき、データ集計やグラフ化はシステムが自動で対応するため、従業員が作業をおこなう必要はありません。

また、多くの作業を効率化したい場合は、勤怠データ集計や休暇管理など、勤怠管理機能を搭載した工数管理ツールが適しています。改善点や導入目的を明確化すると、自然とシステムに求める機能も絞り込めます。

UI・UXの質は十分か

ITリテラシーの高さを問わず従業員が誰でも利用できるよう、ユーザビリティやユーザーインターフェースに優れたシステムを選びましょう。工数管理ツールは、プロジェクトに携わるメンバー全員が毎日利用します。

システム工数入力やガントチャート作成など、一つひとつの作業に手間がかかると、かえって作業効率が悪化します。ミスマッチを避けるためにも、無料トライアルを積極的に活用しましょう。

無料トライアルは2週間~1ヶ月間、無料で工数管理ツールを利用できる制度です。コストを掛けずに、操作性や機能性を確認できます。仮に自社と合わなかったとしてもコストは投じておらず、大きなダメージには発展しません。

プロジェクト管理ツールの基本的な機能一覧!機能を理解し業務効率化!

コストは妥当か

工数管理ツールの料金体系は、初期費用+月額費用で構成されています。初期費用を無料と設定しているかどうかは、ベンダーによって異なります。そのため、ホームページの閲覧や見積取得によって、初期費用の有無を確認しましょう。

また、ユーザー数に合った料金体系の見極めも重要です。月額費用は月額固定制と従業課金制のどちらかになります。月額固定制であれば、ユーザー数を問わず一定の料金で利用可能です。

オプションを利用しない限り、一定の金額を毎月支払う形になり、コスト管理も楽になります。一方、従量課金制の場合、単価×ユーザー数=月額費用となるため、ユーザー数が多くなるほど、多くの費用を支払わなければなりません。

ユーザー数が多い場合、月額固定制を導入しているシステムを選んだ方が、費用を安く抑えられます。

無料版・トライアル期間はあるか

無料プランまたは無料トライアルの有無も重要なポイントです。コストを掛けずに自社との相性やユーザーインターフェースを確認できるため、無料期間があるかどうかをしっかり確認することをおすすめします。

その結果、ツールとのミスマッチなどによる無駄な費用の発生を避けられるでしょう。

プロジェクト管理に必要な項目|業務フローや管理のポイント

工数管理を適切に行い業務効率・生産性を向上させよう

工数管理ツールを導入すると、工程別の作業進捗状況を正確に把握できます。ガントチャートや色分けされたグラフで進捗状況が表示されるため、計画通りに進んでいるかを一目で把握できます。

システムには常に最新の情報が反映されており、各担当者と何度もやりとりを重ねる必要はありません。意思決定のスピードと正確性が高まり、納期遅延の発生を避けられます。近年はニーズの拡大に伴い、市場で販売されている工数管理ツールは年々増加しています。

ただし、初めて工数管理ツールを導入する場合、どのように選定作業を進めるべきか、わからない方もいるでしょう。この記事で紹介した選び方やおすすめのツールを参考に、自社に合った工数管理ツールを選定してください。

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