【2024年最新】無料のガントチャートおすすめ10選を比較!アプリの有無や選び方
プロジェクト管理を行う上では欠かせないガントチャートツール。進捗状況の確認やタスクの細分化を効率化するには、ガントチャートツールを活用するのが有効です。本記事では、無料で利用できるガントチャートツールを紹介します。利用するメリットや選び方についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ガントチャートを無料で作成する方法
ガントチャートを無料で利用したい場合は、以下3つの方法がおすすめです。どのように作成するのか、詳しくみていきましょう。
- エクセルで作成する
- フリーのガントチャートツールで作成する
- ガントチャートツールの無料プランで作成する
エクセルで作成する
ガントチャートの作成にエクセルを用いるのは一般的で、多くの企業で導入されています。エクセルであれば、誰もが一度は操作した経験があるため、操作に困ることもないでしょう。
また、エクセルにはガントチャート用の無料テンプレートが豊富に提供されています。そのため、「いちから作成するのは面倒」「時間がない」といった方は、無料テンプレートの活用がおすすめです。
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フリーのガントチャートツールで作成する
ガントチャートツールのなかには、フリーで利用できるものがあります。完全無料で利用できるうえに、搭載されている機能もシンプルなものが多く操作しやすい点もメリットです。必要な機能が搭載されているのであれば、フリーのガントチャートツールを活用してもよいでしょう。
ガントチャートツールの無料プランで作成する
有料のガントチャートツールでも、無料プランが提供されている場合があります。しかし、無料プランは機能や利用人数に制限がかかっていることが多いため、個人事業主や小規模なチームなどにおける活用がおすすめです。
また、将来的に有料プランを導入する予定の場合、無料プランで機能や操作感を試しておくという活用方法もあります。
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ガントチャートツールの3つの種類
ガントチャートツールの種類は以下の3つです。それぞれの特徴についてみていきましょう。
- クラウド型
- ソフトウェア型
- アプリ型
クラウド型
クラウド型は、インターネット環境があれば場所や時間を問わず利用可能です。インターネットを通じて複数人で同時編集したり、簡単に共有できたりするなどのメリットがあります。そのため、テレワークや離れた場所からプロジェクトを進める際におすすめです。
また、比較的低価格で提供されているものが多いという特徴もあります。このように、利便性が高い点や手ごろな価格で利用できることから、クラウド型のガントチャートツールを導入する企業は増えています。
ソフトウェア型
ソフトウェア型は、パソコンにプログラムをインストールして利用します。インストールしたデバイスであれば、インターネット環境がなくても編集でき、ソフトウェア型は機能性に優れたものが多いため、複雑なガントチャートの作成に向いています。
ただ、機能が豊富に揃っている反面、知識やスキルがないとすべての機能を使こなせないので注意が必要です。また、オフライン時の情報共有も難しいため、リアルタイムで情報を共有しながらガントチャートを作成したい方には向いていません。
アプリ型
ガントチャートツールのなかには、スマートフォンのアプリとして利用できるものがあります。パソコンで利用できるツールのアプリ版やスマートフォンアプリに特化したものなど、種類はさまざまです。
アプリ型は、スマートフォンで利用できるという手軽さが強みです。他のスマートフォンアプリと同様に、インターネット環境さえあれば利用できます。ただ、画面が小さく編集しにくかったり、デバイスによってはアプリが対応していないといったデメリットが挙げられます。
ガントチャートを活用するメリット
ガントチャートを活用する主なメリットは、以下の3つが挙げられます。
- プロジェクトの進捗を把握できる
- プロジェクトのタスクを可視化できる
- マイルストーンを明確化できる
プロジェクトの進捗を把握できる
ガントチャートでは、プロジェクトの全体像が可視化されるのが特徴です。「どの工程まで進んでいるか」「遅れは生じていないか」など、プロジェクトの進捗を把握できます。また、各工程ごとの進捗も確認できるため、自分の関わる工程まであとどの程度あるかという把握にも役立ちます。
そのため、自分の担当する工程の実行に向けて事前準備を進めたり、遅れが生じた場合にいち早く気づいて迅速に対応することが可能です。
プロジェクトのタスクを可視化できる
ガントチャートでは、プロジェクトの各工程において達成しなければならないタスクも可視化できます。タスクの開始日や期限、担当者などが明確になるため、いつどのようなタスクが実行されているかを把握するのに役立つでしょう。
また、各タスクの担当者が可視化されることで、担当者ごとの負担に偏りが生じていないかを確認することも可能です。
マイルストーンを明確化できる
マイルストーンとは、プロジェクトの進捗管理において、「区切り」や「中間目標」を指します。プロジェクトにおける「タスク」は、それぞれの作業を意味する一方で、マイルストーンはいくつかのタスクを完了させたときに達成できる中間目標を意味します。
ガントチャートではプロジェクトの工程やタスクが可視化されるため、どの地点にマイルストーンを設定すべきかを明確化できるでしょう。それにより、プロジェクト達成までのステップを把握しやすく、スケジュールの遅れにもいち早く対応することが可能です。
▷ガントチャートとは何?意味やプロジェクト管理におけるメリット・デメリット
ガントチャートツールの選び方・比較ポイント
ガントチャートツールの選び方や比較のポイントとしては、以下の内容が挙げられます。それぞれ詳しくみていきましょう。
- 料金プラン
- 搭載している機能
- 操作性・視認性
- 対応OS・対応デバイス
- サポート体制
料金プラン
ガントチャートツールには完全無料で利用できるものから、複数の有料プランが提供されているものまで、幅広く存在します。とくに、無料で提供されているツールを選ぶ場合、利用できる機能や操作性を確認することが大切です。
また、有料プランは、機能数や利用人数が増えるほど、料金が高くなる傾向があります。そのため、自社に必要な機能や利用人数、予算などと照らし合わせながら、最適なプランを選定しましょう。
搭載している機能
ガントチャートツールの種類によって搭載されている機能が異なります。ガントチャートの作成機能以外にも、種類によってチャット機能・同時編集機能・ファイル管理機能といった、さまざまな便利機能が搭載されています。
例えば、テレワークで複数人とガントチャートを作成する場合、ツール内にチャット機能があれば、わざわざ外部ツールに移動する必要がありません。このように、自社にとって「必要な機能」「あったら便利な機能」をそれぞれ洗い出しておき、条件を満たすツールを選定することが大切です。
操作性・視認性
ガントチャートツールは、ガントチャートの作成を効率化するために導入されます。しかし、操作性や視認性が悪いと、かえってガントチャートの作成に時間がかかることも考えられます。
また、ITツールに不慣れな人は、操作性・視認性の悪いツールだと上手く活用できず、利用を敬遠してしまうこともあるでしょう。そのため、ガントチャートツールは操作性や視認性に優れたものを選定することが大切です。
対応OS・対応デバイス
ガントチャートツールによっては、一部のOS・デバイスにしか対応していない場合があります。どれだけ機能性が優れていても、自社で使用しているOS・デバイスに対応していなければ、導入する意味がありません。
そのため、自社で使用しているOS・デバイスと、ツールの対応デバイスを事前に確認することが大切です。従業員個人のスマホやパソコンでの利用が想定される場合は、すべてのOS・デバイスに対応したツールを選ぶと良いでしょう。
サポート体制
ベンダーによっては、ガントチャートツールの導入や運用に関するサポートを提供しています。導入や運用に不安がある場合は、サポートを活用することで効率的にツールを導入できるでしょう。サポート内容はベンダーや利用プランによって異なるため、事前の確認が必要です。
また、ガントチャートツールのなかには海外製のものもあります。その場合、日本語に対応していないことがあるため、注意が必要です。日本語対応のサポートが提供されているかを必ず確認しておきましょう。
無料のガントチャートツールおすすめ10選
ここからは、2023年最新版の無料で利用できるガントチャートツール10選を紹介します。
1.Wrike
Wrikeは、世界で20,000社以上も導入されているプロジェクト管理ソフトウェアです。1つのプラットフォームで複数のプロジェクトを管理できるため、チームの枠を超えて進捗状況を把握できます。また、幅広い業界や業種に対応できる柔軟性は、Wrikeの強みのひとつといえるでしょう。
提供元 | Wrike, Inc. |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 2週間の無料トライアルあり
※1ユーザーあたり |
導入実績 | 世界20,000社以上、国内1,000社以上(※2023年05月現在) |
機能・特徴 | プロジェクト管理、自動ダッシュボード、レポート、プラットフォーム、用途別テンプレート、フェーズ分け、アジャイルプロジェクト、受信リクエスト、カンバンプロジェクトなど |
URL | 公式サイト |
2.Instagantt
Instaganttは、チームのスケジュール・タスク・タイムライン・カンバンボード・ワークロードなど、幅広い管理に対応したガントチャートソフトウェアです。Instaganttひとつでプロジェクト管理に必要な機能が十分に搭載されているといえるでしょう。
ガントチャートの作成は、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作で行えるため、簡単に作成できる点も魅力です。
提供元 | 5Rabbits LLC |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 7日間の無料トライアルあり ■月払い
■年払い
|
導入実績 | 世界25,000チーム以上(※2023年05月現在) |
機能・特徴 | タスク管理、ワークロード管理、カンバンボード、ダッシュボード、レポート、共有など |
URL | 公式サイト |
3.Asana
Asanaは、チームの規模を問わず、複雑なプロジェクトや業務プロセスにも対応するプロジェクト管理ツールです。誰もが簡単に操作できるような設計が採用されていて、ITツールに不慣れな方でも安心して導入できます。
プロジェクトを一度計画すればタイムラインで進捗状況を把握でき、計画が変更されてもタスク間の関係を自動で調整するため、効率的に業務を進められるでしょう。
提供元 | Asana, Inc. |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
■年払い
■月払い
|
導入実績 | 世界10万社以上(※2023年05月現在) |
機能・特徴 | ワークフロービルダー、タイムライン、ボード、カレンダー、アプリとの連携、レポート、ゴール、フォーム、オートメーション、ワークロード、デスクトップアプリとモバイルアプリなど |
URL | 公式サイト |
4.Redmine
Redmineは、オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアです。使用するパソコンにインストールすれば、完全無料で利用できます。プロジェクトにおける各工程の開始日・期日・進捗率を登録するだけで、ガントチャートを自動描画してくれる点が魅力です。
提供元 | ファーエンドテクノロジー株式会社 |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 無料 |
機能・特徴 | チケット、ガントチャート、Wiki、リポジトリ、ニュースなど |
URL | 公式サイト |
5.jooto
jootoは、タスクやプロジェクトをシンプルに分かりやすくするプロジェクト管理ツールです。4ユーザーまでは無料プランを利用できます。直感的に操作できるレイアウトで、初心者の方でも操作に迷いません。
また、ボード上にタスクを入力するだけで、ガントチャートを自動生成してくれるのが特徴です。そのため、プロジェクトの全体像の把握が簡単に行えるでしょう。
提供元 | 株式会社PR TIMES |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
■年払い
■月払い
|
導入実績 | 有料導入数1,900社以上(※2023年05月現在) |
機能・特徴 | タスク管理機能、進捗管理機能、ユーザー管理機能、コミュニケーション機能、通知機能、データ共有機能、外部連携機能など |
URL | 公式サイト |
6.GanttProject
GanttProjectは、オープンソースで提供されていて、使用するデバイスにインストールして利用します。インストールは数秒程度で完了し、セットアップなしで利用できるのが魅力です。また、必要に応じて有料のサポートを受けることも可能。対応デバイスは、Windows・macOS・Linuxです。
提供元 | BarD Software sro |
初期費用 | 無料 |
料金プラン | 無料 |
機能・特徴 | ガントチャート作成、エクスポート、連携など |
URL | 公式サイト |
7.Brabio!
Brabio!は、エクセルで作成する際の10倍の速さでガントチャートを作成できるクラウドツールです。無料プランはメールアドレスを登録することで、5ユーザーまで利用できます。進捗報告が1クリックで完了したり、エクセルファイルを一括出力できる点が魅力です。
提供元 | ブラビオ株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン |
|
導入実績 | 20万社以上(※2023年05月現在) |
機能・特徴 | ガントチャートの編集・閲覧、つぶやき機能、エクセル出力、進捗報告、タスク機能など |
URL | 公式サイト |
8.みんなでガント.com
みんなでガント.comは、会員登録不要で始められるガントチャートツールです。ゲスト利用でもチームやグループと共有できます。また、PCだけでなくiPhoneやAndroidなどのスマートフォンでも利用できる点も魅力です。プロジェクト期間にあわせて契約期間を選択できるため、高い費用対効果が期待できるでしょう。
提供元 | 株式会社 サムテック |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 30日間無料※基本機能のみ
■利用期間6ヶ月
■利用期間12ヶ月
|
導入実績 | 2,000社以上(※2023年05月現在) |
機能・特徴 | TODO管理、ガントチャート作成、データセンターにAWSを利用、Excel出力、アカウント管理機能、英語表示など |
URL | 公式サイト |
9.Lychee Redmine
Lychee Redmineは、日本企業向けに設計されたプロジェクト管理ツールです。プロジェクトの遂行に必要な、スケジュール管理・人的リソース管理・コスト分析など、さまざまな機能が搭載されています。
プロジェクトの全体像を把握できるほか、タスク同士の依存関係やマイルストーンを見ながら進捗確認することも可能です。
提供元 | 株式会社 アジャイルウェア |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | 全プラン30日間無料 ■クラウド版
■オンプレミス版
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導入実績 | 7,000社以上(※2023年05月現在) |
機能・特徴 | ガントチャート、カンバン、ダッシュボード、タイムマネジメント、リソースマネジメント、EVM(出来高管理)、コスト、プロジェクトボード、CCPMなど |
URL | 公式サイト |
10.jira
jiraは、スピード重視のチームに向いているソフトウェア開発ツールです。スクラム・カンバン・バグ管理など、さまざまな管理に対応しています。各種管理にあわせてすぐに使えるテンプレートも提供されているため、スピーディーに運用を開始できるでしょう。
提供元 | アトラシアン株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金プラン | Free:無料 ■月払い
■年払い
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導入実績 | 世界10万社以上(※2023年05月現在) |
機能・特徴 | スクラムボード、ロードマップ、レポートとインサイト、ステータス管理など |
URL | 公式サイト |
ガントチャートツールの導入を検討していこう
ガントチャートの作成は、円滑なタスク管理や進捗確認など、適切なプロジェクト管理に欠かせません。効率的かつ効果的にガントチャートを活用するには、ツールを利用するのがおすすめです。、本記事で紹介した選び方などを参考にしていただき、自社に適したツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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