デジタルコンテンツとは?意味や商品の販売方法・市場規模を簡単に解説

最終更新日時:2023/04/06

デジタル化

デジタルコンテンツとは

社会のデジタル化が進み、コミュニケーションやサービスの手段が変化する中で、コンテンツの在り方も大きな変革を遂げています。今では社会に浸透したデジタルコンテンツですが、実際には何を指しているのかわからない方も多いかもしれません。本記事では、そんなデジタルコンテンツについて詳しく解説していきます。

福本大一

監修者 福本大一 Chatwork株式会社 DXソリューション推進部|マネージャー 大学卒業後、toC領域のWEBメディア事業で起業。事業グロースに向けたSEO戦略から営業・運用広告に従事し、約2年間の経営を経て事業譲渡。2021年3月からChatworkに入社し、カスタマーマーケティングやアライアンスを経験した後、メディア事業・運用広告事業の責任者としてミッションを遂行する。現在は、DXソリューション推進部のマネージャーとして新規事業領域のセールス・マーケティング・アライアンス・メディア事業を統括。

デジタルコンテンツとは?

デジタルコンテンツの明確な定義はないものの、一般的には、デジタルデータによってオンライン上で取り扱われる情報の総称として解釈することができます。

そのため広義には、ビジネスシーンで利用されるテンプレート素材やソフトなどもデジタルコンテンツに含まれますが、通常は、画像や映像、音楽、書籍やイラストなど、オンライン上でやり取りされる「作品」としての情報データを表す言葉として認識されています。

デジタルコンテンツの最大の特徴でありメリットは、インターネット環境とスマホやタブレットなどの端末さえあれば、時間や場所の制約を受けずにコンテンツを楽しめる点にあります。

そのような利便性の高さと、通信技術の進化、消費者ニーズを的確に捉えたサービスの登場により、デジタルコンテンツは急速に普及し、それらを取り巻くビジネス環境もまた大きな変化を遂げたのです。

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デジタルコンテンツとアナログコンテンツの違い

日常生活においても一般的となったデジタルコンテンツですが、従来のアナログコンテンツとは、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

アナログコンテンツは、紙媒体やCD・DVDなど、「物理的な方法」で入手されるコンテンツを意味しています。そのため、会場に出向いて視聴するコンサートや演劇などもアナログコンテンツの一種と考えることができるでしょう。

また、アナログコンテンツは、紙や記録媒体など、記録されたメディア自体が劣化することがある、あるいは、複製し続けると品質が損なわれたり、そもそも複製しにくいといった性質を持っていることも特徴です。

一方で、デジタルコンテンツはデータをデジタルデータ(数値)で保存しているため、どれだけ複製してもデータ自体は劣化しない特性があります。

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デジタルコンテンツの種類・商品

ひと口にデジタルコンテンツと言っても、その形式やカテゴリーはさまざまです。ここでは、主要な4種類のデジタルコンテンツをご紹介します。

映像

ドラマや映画といった映像コンテンツは、従来、テレビや映画館、レンタルビデオ店でDVDを借りて視聴するなどの方法が一般的でした。

しかし、現在は家・移動の合間・出先など、時間や場所を問わずにコンテンツを視聴できる動画配信サービスの利用が主流になりつつあります。

実際、映像のデジタルコンテンツ化を加速させたのは、NetflixやAmazon Prime Video、Huluなどの動画配信サービスの影響が大きいといえるでしょう。

また、これら動画配信サービスは、オリジナル作品の制作に注力していることもあり、質の高いドラマや映画が次々と公開されているのも特徴です。

つまり消費者は、好きな時間に好きな場所で、質の高いコンテンツを楽しめるとあって、動画配信サービスが急激に普及していったのです。

ゲーム

ゲームは、そのほかのコンテンツに比べ、比較的早いタイミングでデジタル化が進んでいきた分野です。その進化は、家庭用ゲーム機の登場から始まり、モバイルゲーム機の普及、そして、デジタルコンテンツ化と変遷していきます。

デジタルコンテンツ化されたゲームは、ゲーム機などの専用端末がなくても、スマホなどにアプリをダウンロードして利用できるため、利便性の高さの他、比較的費用をかけずに購入できる点も魅力といえるでしょう。

また、「お試し版」や、好みに合わせたカスタマイズに対する「従量課金制」の料金プランなど、ユーザー体験がより良いものになったこともあり、近年ますますゲームのデジタルコンテンツ化が進んでいます。

音楽

レコード・カセットテープ・CD・MD・MP3ファイルなど、音楽も時代とともにメディアが大きく変わってきたコンテンツです。

そして現在は、Youtube、あるいは、Apple MusicやSpotifyなどのサブスクリプションサービスで、コンテンツをダウンロードする必要なく音楽を鑑賞できるようになっています。

電子書籍

紙媒体をデジタル化した電子書籍を、日本で最初に販売したのは株式会社フジオンラインシステムの「電子書店パピレス」だと言われています。

電子書籍は、主にスマホやタブレット、専用端末などで閲覧することができ、たとえ何百冊の書籍であっても、これらの端末1つで持ち運びできます。

その結果、より手軽に本や漫画を読めるようになったのです。近年は、電子書籍のサブスクリプション化も進んでおり、月額定額制で利用できるサービスが増えています。

NFT(Non-fungible token)

昨今、デジタルコンテンツに希少価値を持たせるとして特に話題になっているのがNFT(Non-fungible token)です。非代替トークンという意味も持ち、日本国内でも様々な企業がNFTへの参入を始めています。

NFTは代替不可(替えが効かない)で偽造や改ざんが非常に難しく、固有のアドレスが振り分けられているため、希少性が非常に高のが特徴です。

主にブロックチェーンの仮想通貨を使い、NFTマーケットプレイスで取引が行われています。主な仮想通貨としては、イーサリアム・マティックトーン・ソラナなどが挙げられます。

また、NFTアートと呼ばれるNFTを活用した唯一無二のデジタルアートにも注目が集まっており、市場では数億円規模での取引が行われています。

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デジタルコンテンツの特徴

一般的にデジタルコンテンツは、アナログコンテンツよりも利便性に優れているといわれていますが、実際にはメリットばかりというわけではありません。

ここでは、デジタルコンテンツの特徴を5つ紹介します。

利益率が高い

デジタルコンテンツは、アナログに比べてコストのかからないビジネスモデルであり、高い利益率を確保することが可能です。

アナログコンテンツでは、CDやDVD、紙媒体など、コンテンツを消費者へと提供するためのメディアを製造する必要がありました。

しかし、デジタルコンテンツはそれらのメディアは不要であり、流通もオンライン上で行うため、配送費用が発生せず、販売の仕組みを自動化することもできるのです。

そのためアナログコンテンツの販売と比べて、大幅なコスト削減が実現でき、高い利益率を得ることが可能になります。

スキルが身につく

販売する際にさまざまなスキルが身に付くこともデジタルコンテンツの大きな魅力です。

具体的には、顧客を集めるマーケティング力、魅力的な商品・サービスを提供する発想力・制作力など、一連の販売ステップによって起業家に必要な能力が身に付きます。

また、他のビジネスよりもリスクが低く、コンテンツ販売によってスキルを磨きながら、起業を目指すことも可能になります。

半自動化が可能

先にお伝えした通り、デジタルコンテンツの多くは、オンライン上で販売されるため、一度リリースしてしまえば、その後は、システムによる半自動化が可能となります。

また、そのような性質上、商品を製造するための費用や在庫を抱えるリスクが少ないこともメリットとして挙げられるでしょう。

無料のものと競合する可能性がある

デジタルコンテンツは、無料で提供されているものも多数存在するため、アナログコンテンツより競争が激化する傾向にあることは、消費者にとってはメリットとなりますが、提供する側としてはデメリットといえるかもしれません。

また、市場ニーズの流動性も高く、競争力や商品・サービスの価値を維持し続けるには、迅速な対応や変化を求められる点もデジタルコンテンツの特徴といえます。

無断複製される可能性がある

デジタルコンテンツは、複製や改ざんが容易にできてしまうことも大きなデメリットのひとつです。

複製されたコンテンツは、「コピーコンテンツ」とも呼ばれ、それらを作成する行為は、著作権侵害の罪に問われる可能性もある犯罪行為です。

しかし、その内容は、販売目的で複製を繰り返す悪質なものから、違法行為と知らずに他WEBサイトのテキストや画像を無断で使用してしまうケースなどさまざまです。

悪意の有無にかかわらず、現状は、このような行為を完全に排除することは難しく、ある意味、デジタルコンテンツの欠点ともいえます。

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デジタルコンテンツの販売方法

デジタルコンテンツを販売する場合、主に以下2つの方法があります。

  • プラットフォームを利用して販売する
  • 独自のサイトを作成して販売する

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

プラットフォームを利用して販売

デジタルコンテンツを販売する場合、最も簡単なのが、販売サイトなどのプラットフォームを利用して販売する方法です。

プラットフォームでは、販売に必要な一連の機能が備わっており、基本情報を入力し商品を登録しておけば、すぐに販売を開始できます。

また、プラットフォームには、既存の顧客が集まっている特徴もあり、集客のための手間やコストについて、多額の投資をすることなく、コンテンツのアピールができることも魅力といえるでしょう。

その反面、販売手数料が発生したり、多数の商品・サービスを目にする顧客へのアピールには、相応の努力と工夫が必要となるプラットフォームならではのデメリットもあります。

独自のサイトを作成して販売

2つ目は、独自のサイトを作成してコンテンツを販売する方法です。

独自のサイトでコンテンツを販売する場合、ページデザインやフォーマットなど、商品やサービスの見せ方にこだわった環境で商品を販売できる点がメリットとして挙げられます。

また、自社サイトであれば、登録料・仲介料・売上に応じた手数料などが取られることもありません。

コンテンツを販売した利益が全て自分の売上になるため、利益率は非常に高くなります。

しかし、独自のサイトにて販売する場合、システムの開発や構築、システム管理などに相応のコストがかかってしまうためリスクが高いことや、多数のサイトから自社のサイトへと顧客を呼び込むためのマーケティング知識も必要となります。

初期費用や集客の手間とコストがかかる点は、独自サイトで販売するデメリットといえるでしょう。

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デジタルコンテンツの販売におすすめのプラットフォームサイト

作成したデジタルコンテンツを販売する手段として手軽で一般的なのはプラットフォームサイトを活用することです。

しかし、数あるサイトの中からどのサイトが最も適しているのか悩んでいる方も多いと思うので、ここからはおすすめのサイトを3つ紹介していきます。

STORES

カンタンに登録ができて登録料無料のSTORESは手軽に活用できるネットショップとして人気を集めています。最短10秒で登録ができ、Instagramをはじめとした各種SNSと連携ができるのも魅力です。

多くの無料テンプレートが用意されているので、自分好みにカスタマイズ・拡張できる点でも初めての人におすすめのポイントと言えます。

提供元STORES株式会社
初期費用無料
料金プランフリープラン:0円
スタンダードプラン:2,178円/月
※クレジット払いのみ初月料金無料
機能・特徴・アイテム登録数無制限
・10種類以上の豊富な決済に対応
・集客や販促につながる豊富な機能を搭載
URL
公式サイト

BASE

テレビCMなどでも目にする機会が多いBASEもネットショップ初心者におすすめです。豊富なデザインテンプレートが用意されており、操作性もシンプルなのがポイントと言えます。

ネットショップを開設すれば、銀行振込・コンビニ払い・クレジットカード決済・キャリア決済など、様々な決済が可能な「BASE簡単決済」というサービスが使えるようになるのも大きなメリットです。

提供元
BASE株式会社
初期費用
無料
料金プラン
スタンダードプラン:0円/月
グロースプラン:5,980円/月
機能・特徴・初期費用、月額料金無料で始められる
・業界最安水準の手数料
・80種類以上の拡張機能を搭載
URL
公式サイト

カラーミーショップ

カラーミーショップは初心者から本格的にネットショップ運営をしたい人におすすめのサイトです。3つのプランが設けられており、プランに応じて様々な機能が利用できるようになります。

対個人だけではなく、toB・海外販売などにも対応しているので、自分の商品を様々な顧客に販売することができます。

提供元GMOペパボ株式会社
初期費用
レギュラー:3,300円
ラージ:3,300円
プレミアム:22,000円
料金プラン
レギュラー:4,950円/月
ラージ:9,595円/月
プレミアム:39,600円/月
機能・特徴
・80種類以上のテンプレート完備
・海外販売・toB向けの卸販売などに対応
・売上を最大化できる機能が多数搭載
URL公式サイト

デジタルコンテンツの市場規模

一般財団法人デジタルコンテンツ協会より発行されている「デジタルコンテンツ白書2022」によると、2021年のコンテンツ産業の市場規模は12兆7,582億円に昇っていることがわかります。新型コロナウイルスを影響があった2020年と比較すると大きく成長しています。

また、デジタルコンテンツ産業で見ると、市場規模は9兆7,611億円にものぼり、前年比108.5%の増加。コンテンツ市場全体に占める割合では全体の約4分の3を超える規模になっています。

この結果を踏まえると、デジタルコンテンツはより私たちの生活でより身近になっているのがわかります。次に日本と世界のデジタルコンテンツの市場規模推移について見ていきます。

日本の市場規模

経済産業省の調査によれば、2018年から2023年にかけての日本のデジタルコンテンツ市場規模は年々増加するとの予測が発表されています。

調査が実施された2020年以降のデータについては、あくまで予想でしかありませんが、市場の現状を鑑みれば、日本のデジタルコンテンツの市場規模の拡大と高止まりは、今後も続くと考えられます。

[出典:経済産業省「コンテンツの世界市場・日本市場の概観」]

世界の市場規模

同調査では、世界のデジタルコンテンツにおいても、2018年から2023年にかけて右肩上がりに伸びると予想されています。もちろんこちらも予想数値に過ぎませんが、日本同様に世界においてもデジタルコンテンツの市場規模は、ますます拡大すると考えて間違いはないでしょう。

[出典:経済産業省「コンテンツの世界市場・日本市場の概観」]

デジタルコンテンツの未来について

5Gなどの通信技術の進化、AIやIoT、ビッグデータといった先端IT技術の進化により、デジタルコンテンツは、今後もさらに利便性とエンターテイメント性を高めながら普及していくと考えられます。

また、VRやメタバースなどの新たなサービスも登場するなど、デジタルコンテンツは、その真価や市場開拓において、多くの「未知の領域」が残された市場でもあります。

そういった面からも、デジタルコンテンツの進化と普及は、今後もスピードを緩めることなく拡大していくでしょう。

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デジタルコンテンツの市場はビジネスチャンスで溢れている

本記事では、デジタルコンテンツの定義や種類、今後の可能性などについて解説しました。

多くの「未知の領域」を抱えるデジタルコンテンツは、視点を変えれば、新たなビジネスチャンスが溢れる市場と見ることもできます。

デジタルコンテンツの現状や可能性への知見を深め、新たな価値の創出となる糸口を見つけてみてはいかがでしょうか。

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ビズクロ編集部
「ビズクロ」は、経営改善を実現する総合支援メディアです。ユーザーの皆さまにとって有意義なビジネスの情報やコンテンツの発信を継続的におこなっていきます。

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