テレワーク環境における最適な社員の目標管理方法とは?課題や対策を解説

2022/7/9 2022/08/07

テレワーク

テレワークでの目標管理

テレワークという新たな働き方が普及したことで、人事評価に関わるさまざまな課題が浮上しています。その問題を解決するために社員の目標管理に注目が集まっています。本記事ではテレワークにおける目標管理について、課題や対策などを詳しく解説していきます。また、目標管理におすすめのITツールも3つ取り上げます。

▼ DX相談窓口 | 中小企業向けIT活用の案内 ▼

Chatwork DX相談窓口は、チャットツールをはじめとして、あらゆる場面でビジネスをデジタル化・効率化するサービスを紹介しています。国内にて多くの中小企業にご活用いただいているChatworkならではのDX推進に向けた支援が可能です。

完全無料で、DXアドバイザーがお客様の課題をヒアリング・ご提案をさせていただきますのでぜひお気軽にチェック・ご相談ください。

DX相談窓口はこちら

テレワークにおける目標管理とは?

目標管理とは従業員に目標を設定させ、その進捗状況や達成度合いによって、人事評価をしたりマネジメントに活用したりする手法のことです。

例えば、目標管理には目標の達成状況を都度確認して評価する「MBO(Management by Objectives)」や、定性的な目標と定量的な目標の両方を定めて、それを達成するために都度計画・振り返りをする「OKR(Objectives and Key Results)」などさまざまな手法があります。

新型コロナウイルスの感染予防策として、近年はテレワークが普及していますが、従業員の業務プロセスが不明確になってしまうという課題があり、人事部は評価をするのが難しくなっています。

このような状況で役立つのが目標管理です。定めた目標や期限を達成することができたか、どのような行動をしたかということが明確になり、テレワークにおいて大きな役割を果たしています。

テレワークは当たり前になる?今後の変化と未来の働き方について

テレワークにより新たに浮上した課題

テレワークにおける目標管理について解説する前に、テレワークにより新たに浮上した2つの課題について解説します。

  • 勤怠管理の難しさ
  • 業務プロセスの見えにくさ

それぞれの課題について詳しく解説します。

勤怠管理の難しさ

テレワークにより、従業員の勤怠管理の難しさが課題として浮上するようになりました。オフィスワークの場合、タイムカードで勤怠管理が可能です。

しかし、テレワークの場合はタイムカードを使用することができないため、多くの企業はパソコンのログイン・ログアウトの時間などで勤怠管理をしています。

しかし、パソコンのログイン・ログアウトの情報だけでは、従業員が実際に就業しているかどうかを正確に判断することができません。残業代を得るために不正をしている可能性もあります。

このように、テレワークにおける勤怠状況は実際に確認することができないため、管理が難しくなっています。

業務プロセスの見えにくさ

テレワークで業務を進める際、業務プロセスの見えにくさも課題として挙げられます。

テレワークは誰がどのような業務を進めているかということが把握しづらくなっています。そのため、人事評価は成果のみになり、業務プロセスは評価されなくなります。

業務プロセスが評価されなくなると、従業員はいかに自分の成果を上げるかということだけに注力するようになり、他の従業員のサポートや社内業務には手を付けられなくなります。

このような状況に陥ると、従業員同士をライバルとしてしか見られなくなり、協力する風土が薄れてしまう可能性があります。

テレワークにおける課題への対策方法

上記のようなテレワークにおける課題に対しては、直ちに対策を講じる必要があります。テレワークにおける課題への対策方法は以下の3つが挙げられます。

  • 明確な目標管理
  • リモート面談でのヒアリング
  • コミュニケーションの場の提供

それぞれについて具体的に解説します。

明確な目標管理

課題への対策方法の1つに、明確な目標管理が挙げられます。「明確で具体的な目標を設定してそれを達成させる」ということは、リモートワークに限らずオフィスワークの場合でも重要になります。これは人事評価をする上で欠かせない項目になります。

リモート面談でのヒアリング

テレワークにおいて業務プロセスが見えなくなるという課題を解決するために、リモート面談でヒアリングをすることが重要です。

目標管理で絶対的評価をすることはもちろん重要ですが、業務プロセスの評価も非常に重要になります。

業務プロセスを評価しなければ、従業員は結果だけを追い求めるため、社内で協力し合う風潮がなくなってしまう可能性があります。また職種によっては、成果だけで評価するのが難しいケースもあります。

オフィスワークの場合は、リアルタイムで業務プロセスを確認できますが、リモートワークの場合は不可能です。そのため、リモート面談を実施して業務プロセスについてヒアリングする必要があります。

ヒアリングをする際は、従業員の実情を把握できるような質問項目を準備することが大切です。

コミュニケーションの場の提供

テレワークは従業員同士のコミュニケーションが不足することも課題として挙げられます。コミュニケーションを促進するために、業務に関することや雑談などを話すことができる場を提供しましょう。

例えば、朝会や毎週金曜日に開催する定例会議などが挙げられます。朝会ではその日の業務内容や目標、連絡事項などを共有し、コミュニケーションの場を提供しながらも、自宅で仕事のモードに切り替えられるように促します。

また、金曜日の会議ではその週の成果や気づき、業務改善案の提案などを発表し合い、チームがより良くなるような議論をする場とします。そうすることで、リモートであっても自分がチームの一員であるという意識を持つことができます。

テレワークにおける最適な目標管理方法とは?

テレワークにおける最適な目標管理方法は、まずはオフィスワークと同様の方法を活用することです。管理する上司と記入する部下どちらとも慣れているため円滑に目標管理をすることが可能です。

しかし、オフィスワーク時に採用していた方法がテレワークでは機能しない可能性があります。そのため、まずは試験導入的にこれまで通りの目標管理方法を試してみることをおすすめします。

その上で、機能しない場合には、目標に対する進捗確認の頻度やフィードバックを増やしたり、コミュニケーションの密度を高めることで柔軟に対応していくことも必要です。

また、テレワークでは従業員の業務プロセスを評価することが難しくなる一方で、業種や職種によっては業務プロセスの評価こそが重要になることもあります。

このように自社が重視することに合わせて、目標管理方法を変えることが大切です。

テレワークで実践すべき業務報告のコツとは?注意点や書き方を徹底解説

テレワークで目標管理を行う際の注意点

テレワークで目標管理を行う際、評価制度の内容やルールなどを評価者と労働者間で明確にしておくことが重要です。

厚生労働省からリモートワークでの目標管理や評価に関するガイドラインが示されており、「業績評価は評価者や労働者が懸念を抱かないように、制度の内容を明確にする」「テレワークは業務内容や業務遂行方法などを明確にして行わせる」「成果に重点を置いて評価する場合、労働者の勤務状況が見えないことを理由に不当な評価を行わない」などと記載されています。

このように、テレワークに特有な項目については上司と部下の間であらかじめ明確にしておきましょう。そうすることで、不当な評価や不正を防ぐことができます。

[出典:厚生労働省「情報通信技術を利用した事業場外勤務の適切な導入及び実施のためのガイドライン」]

テレワークにおける目標管理におすすめのツール3選

最後にテレワークにおける目標管理におすすめのツールを3つ紹介します。テレワークを導入して、目標管理ツールを利用することを検討している企業の方はぜひ参考にしてください。

1.Zoom

Web会議ツールとして世界中の多くの企業が利用している「Zoom」。Web会議ツールでは世界トップシェアを誇ります。ビデオ通話をしながらチャットやアンケート、ルーム分けなどをすることができます。

Web会議ツールを有効に活用すれば、マネージャーとメンバーの間で緊密なコミュニケーションを図ることができます。Zoomを使って進捗や達成率の共有とそれに対するフィードバックなどを行うことで、適切な目標管理とマネジメントが実現できるでしょう。

提供元 Zoomビデオコミュニケーションズ
初期費用 無料
料金プラン 基本:無料
プロプラン:2,000円
ビジネスプラン:2,700円
企業:2,700円
導入企業数 世界75万社以上
機能・特長 チームチャット
HDビデオと音声
レコーディングと文字起こし
内蔵コラボレーションツール
URL 公式サイト

2.Chatwork

Chatwork株式会社が提供する中小企業利用率が非常に高いビジネスチャットツール「Chatwork」。チャット機能だけでなく、Web会議やタスク管理、組織管理も実施することができます。

Chatworkの導入によって、スムーズなコミュニケーションが実現し、現場の業務進捗や従業員の動きが可視化されます。また、決まったフォーマットで日報など報告業務を定型化することで、社員の目標数値の管理にも非常に役立ちます。

提供元 Chatwork
初期費用 無料
料金プラン フリー 0円
ビジネス 660円(税込)/月
エンタープライズ 1,056円(税込)/月
導入企業数 50万社以上
機能・特長 グループ機能
チャット機能
タスク管理機能
ビデオ通話機能
URL 公式サイト

3.HRBrain

組織診断からタレントマネジメントまでをワンストップで実施できる「HRBrain」。HRBrainには「タレントマネジメントクラウド」「従業員エクスペリエンスクラウド」「人事評価クラウド」「労務管理クラウド」など、さまざまな機能があるので、目標管理におけるほとんどの業務を一気通貫で行うことができます。

提供元 株式会社HRBrain
初期費用 要問い合わせ
料金プラン 要問い合わせ
導入企業数 1,000社以上のサポート実績
機能・特長 タレントマネジメント

  • 人材データベース
  • 人事評価
  • 組織図ツリー
  • 配置シミュレーション
  • 組織分析
  • アンケート

人事評価

  • ダッシュボード
  • 甘辛調整
  • シートカスタマイズ
URL 公式サイト

テレワークに最適な目標管理方法を導入しよう

本記事では、テレワークにおける従業員の目標管理に関して、最適な方法や注意点、おすすめのツールなどを紹介しました。

テレワークを実施する際、評価の対象となる目標管理は非常に重要になります。評価者と労働者ともに納得のいく自社に合った方法を採用するようにしましょう。

▼ DX相談窓口 | 中小企業向けIT活用の案内 ▼

Chatwork DX相談窓口は、チャットツールをはじめとして、あらゆる場面でビジネスをデジタル化・効率化するサービスを紹介しています。国内にて多くの中小企業にご活用いただいているChatworkならではのDX推進に向けた支援が可能です。

完全無料で、DXアドバイザーがお客様の課題をヒアリング・ご提案をさせていただきますのでぜひお気軽にチェック・ご相談ください。

DX相談窓口はこちら

▼ テレワークに役立つおすすめサービス ▼

オンラインストレージ「セキュアSAMBA」

クラウドIP電話「MiiTel」

RPAツール「RoboTANGO」

タスク管理ツール「Jooto」

日程調整ツール「調整アポ」

マニュアル作成ツール「COCOMITE」

▼ 一緒に読まれているおすすめ記事 ▼

次に読みたいおすすめ記事

  • ご相談・ご質問は下記ボタンのフォームまたは、お電話からお問い合わせください。

    お問い合わせはこちら

    TEL:0120-987-053(無料)
    【受付時間】10:00~18:00(土日祝を除く)

ビズクロ編集部
「ビズクロ」は、経営改善を実現する総合支援メディアです。ユーザーの皆さまにとって有意義なビジネスの情報やコンテンツの発信を継続的におこなっていきます。

おすすめ関連記事

マニュアルは目次の構成が肝心!重要な理由や作成方法を解説!

2022/8/10

マニュアル作成ツール

2022/8/10

マニュアル作成ツール

個人で実践できる生産性向上のための取り組み事例15選!

2022/8/10

生産性

2022/8/10

生産性

なりすましメールとは?仕組みや見分け方・有効な対策方法まで解説!

2022/8/5

メール配信システム

2022/8/5

メール配信システム

メルマガが迷惑メール扱いに?原因と回避するための13項目をチェック!

2022/8/5

メール配信システム

2022/8/5

メール配信システム

【簡単】業務フローマニュアルの作成方法!コツやおすすめツールを紹介

2022/8/5

マニュアル作成ツール

2022/8/5

マニュアル作成ツール

業務効率化とは?生産性向上との違いやメリット・有効な取り組みを解説

2022/8/5

業務効率化・業務改善

2022/8/5

業務効率化・業務改善

人時生産性とは?注目される背景や算出する計算式・向上施策を解説

2022/8/5

生産性

2022/8/5

生産性

エクセルで営業管理はできる?欠点やSFAを導入すべき理由について

2022/8/5

SFA(営業支援システム)

2022/8/5

SFA(営業支援システム)

業務改善コンサルティングとは?活用メリットや依頼費用の相場を解説

2022/8/5

業務効率化・業務改善

2022/8/5

業務効率化・業務改善

ダイバーシティと働き方改革の関係とは?企業の具体的な取り組みも解説

2022/8/5

ダイバーシティ

2022/8/5

ダイバーシティ