オンライン商談でマスク着用はNG?コロナ禍で変化する営業マナーとは

2022/6/12 2022/06/12

オンライン商談ツール

マスクを着用したオンライン商談

「オンライン商談でマスクをしてもいいのか?」「先方がマスクをしていない時はどうすべきか?」などと疑問をお持ちの方はいませんか?本記事ではオンライン商談時のマスクのマナーやポイント、NG事項についても解説します。ぜひ参考にしてください。

オンライン商談でマスク着用はビジネスマナーとしてNG?

オンライン商談におけるマスクの着用は、ビジネスマナー上NGなのでしょうか?注意すべき点やマナー、スムーズな商談を行うためのポイントなどご紹介します。

商談相手への印象を良くしたいなら外すほうが良い

オンライン商談において、相手に伝えられる情報は視覚と聴覚のみになります。直接、対面できないやり取りの中で、マスクの着用により顔の半分を隠してしまうと、自分の表情や声を商談相手に伝えづらくなってしまいます。

対面商談ではマスクを外すことができません。しかし商談の場では、相手にこちらの表情や声を伝えやすいノーマスクである方が圧倒的に有利です。オンライン商談の大きな利点は、マスクの着用が不要である点です。可能であれば、ぜひマスクを外して商談に挑みましょう。

商談相手に合わせる形でOK

オンライン商談において、商談相手がマスクをした状態で商談が始まることもあるでしょう。

新型コロナウイルスの流行で、商談相手側もマスクを外せない状況でオンライン商談を実施していることが考えられますので、その点は考慮しましょう。また、オンラインでの商談の場合、こちらがマスクを外している分には問題ありません。

ただし、相手はマスクを着用していないのに、こちらはマスクをして商談しなければならない場合には、その理由を伝え 「マスクをしたままで失礼します」などと失礼のない対応を心がけましょう。

オンライン商談でマスクを着用する2つのデメリット

オンライン商談では、マスクを着用することのデメリットが2点あります。この点を把握してオンライン商談に挑むことが、スムーズな商談を進めるポイントになります。

ここではこれらの要点をしっかり押さえていきましょう。

1.お互いの表情が読みにくい

マスクを着用したオンライン商談では、相手の表情や口元の動きがわかりづらいことが大きな欠点となります。

例えば価格交渉を行う際、営業担当者は商談相手の些細な表情の変化を確認しますが、こちらが提示した価格に対して、その感触が良いのか悪いのかが読みにくいため、コロナ以前の営業と比べて勘が狂うことが懸念されます。

2.声が聴き取りづらい

オンライン商談時のマスクの着用によるデメリットとして、声がこもって聴き取りづらいことが挙げられます。通常の商談においてもマスクの着用は声がこもりやすいので、オンライン商談においては、さらに聴き取りづらくなることが予想できるでしょう。

大切な場面で聴き直しをし、商談相手にストレスを与えることがないかは懸念される点です。場合によっては、聴き直したけれども再び聴き取れなかった、などということにもなりかねません。

マスクを着用したオンライン商談で聴き直しをする際は、丁寧かつ少し慎重に対応しましょう。

オンライン商談でマスク着用時に印象UPさせる7つの方法

オンライン商談においてマスクを着用したままで商談を進めなければならない際の、イメージUPの方法を7つ解説します。ぜひ参考にしてください。

1.目の周りの筋肉を意識する

マスクの着用時、顔の表情を相手に伝えられるパーツは「目」が中心となります。よって、この「目」の表情で、いかに好印象を残すかが大きなポイントとなるでしょう。

オンライン商談の際には、目の周りの筋肉を意識し、特に笑った時の表情や優しい表情など、営業担当者が伝えたい表情を目で伝えられるよう意識することが大切です。

マスクを着用した状態での笑顔のポイントは、口角をいつもより意識して上げるようにすることです。そうすることで目の周りの表情も豊かになり、相手に表情が伝わりやすくなります。

マスクを着用したオンライン商談は、いわば二重苦のような状況です。少しオーバーリアクションな対応をするくらいでちょうどよいでしょう。

2.大きめの声でクリアに

オンライン商談でマスクを着用すると声がこもりやすく、コミュニケーションが難しくなります。この対策としてはオンライン商談時の声のボリュームを、普段よりも大きくすることです。

また、発声には母音が重要ですので「あいうえお」を意識し、口を大きく開けて話すことでクリアな声になります。

こちらが大きめの声量で話すことで、相手もつられて声が大きくなる傾向にあるため、双方にとってコミュニケーシの取りやすい状況が期待できます。

3.声のトーンや速度を意識する

マスクを着用したオンライン商談では表情がわかりづらいため、声のトーンや速度をコントロールすることで、相手とのコミュニケーションを取ることが大切です。

低めの声でゆっくり話すと、安心感を与えることができますし、高めの声で早く話すと明るい印象を感じさせます。抑揚をつけ、滑舌よく話をすることもポイントです。

マスクを付けたオンライン商談の際、声は相手に意思を伝えるために重要なツールになります。対面商談の時以上に、声を出すことに注力しましょう。

4.わかりやすいリアクションで伝える

マスクを着用した状態であると商談相手へ表情を伝えづらくなることから、マスクが必要なオンライン商談では、伝わりやすいリアクションを取るよう意識しましょう。

マスクの着用とオンライン商談であることを考慮すると何を考え、どのような表情をしているのかを商談相手に伝えるためには、多少オーバーリアクションなくらいでちょうどよいかもしれません。

例えば、驚いた表情を表すときは体をのけぞらせるなど、顔だけでなく体の動きも使って表現してもよいでしょう。

5.アイコンタクトは多めに取る

マスクを着用していることから、表情を伝えられる顔のパーツは「目」だけとなり、しかもオンラインでの商談です。しかし目の力は大きく、例えば相手に「話を聴いてますよ」とアピールするときには、相手の目を見てアイコンタクトを取ることが大切です。

オンライン商談の場合、PCのカメラを見ることがアイコンタクトに繋がるわけですが、例え無機質なカメラと向かい合っていても、その向こうには商談相手がいることを意識して丁寧に応対しましょう。

アイコンタクトを取ることによる情報の伝達力は大きいので、「目」の力を最意識して商談相手との意思疎通を図りましょう。

6.うなずきやあいづちはわかりやすくする

オンライン商談でマスクを着用していた場合、商談相手への反応が薄ければ、先方は不安を感じるでしょう。

モニター超しのオンライン商談で、さらにマスクを着用していた場合、うなずきや相づちなどの、相手にとってわかりやすい反応は必要不可欠です。また、これらのリアクションも少し大げさなくらいでちょうどよいでしょう。

複数でオンライン商談をする際は、相づちを打つタイミングが話し手の言葉をさえぎる可能性があるため、うなずきで自分の意思を伝えることは有効です。

オンライン商談を行う際のコミュニケーシは、対面商談以上に難しい点があることを考えて配慮しましょう。

7.身だしなみを清潔に整える

オンライン商談に限った話ではありませんが、身だしなみは清潔に整えましょう。特にマスク着用で表情が見えない分、視線は髪型や服装に注がれます。対面ではないからと気を抜かず、身だしなみをきちんと整えることは大切です。

オンライン商談やリモート営業で使えるマスクの選び方

マスクにもTPOが求められる昨今、ビジネス目線で見たマスク選びについて言及します。選ぶマスクの色やデザインによっては、商談相手に悪印象をあたえてしまう可能性もあります。

所属する業界や社風によっても許容範囲は異なるでしょうが、一般的なビジネスシーンでは、どのようなマスクが商談に適切なのか見ていきましょう。

1.ベーシックな色

マスクの色は、ビジネスの場をであることを意識して、ベーシックなものをセレクトしましょう。どのような服装にも合う白はもっともオーソドックスで無難です。

また、淡いブルーやグレー、ベージュなど、トーンが低く悪目立ちしないものであれば、色が付いていても問題ないでしょう。女性であれば、淡いピンク色なども優しい印象を与えます。

2.無地もしくはワンポイント

ビジネスシーンでのマスク選びでは、主張しすぎないものを選びましょう。無地もしくはワンポイント程度のマスクであれば悪目立ちすることもなく、万人受けするマスクといってもよいでしょう。

最近では、会社のロゴが入ったオリジナルマスクをオーダーすることもでき、商談の場では営業効果を得ることも期待できます。

3.ぴったりのサイズ

ウィルス対策を考えた際、マスクのサイズが合っていないと予防効果が半減してしまいます。また、サイズが小さいと耳が痛くなるなど不快感を感じることもありますので、自分に合ったサイズのマスクを選びましょう。

マスクが小さすぎると顔が大きく見えてしまいがちですし、マスクが顔より大きすぎても貧弱な印象に。マスクを着用すると、どうしても顔の半分を占めるマスクの印象が大きくなります。

マスクの色柄だけでなく、サイズ感までトータルしてビジネスシーンで相手に違和感を与えないように意識しましょう。

4.清潔感のあるもの

ビジネスの場では清潔感が大切です。今の時代、着用しているマスクも営業担当者のイメージの一部となります。汚れやシワや汚れが付着したマスクを付けていると、商談相手にだらしない印象を与えてしまいかねません。

コーヒーを飲んだ後などは色素が沈着していることもありますので、商談の前にはマスクをチェックしておきましょう。

5.服装に合うもの

ビジネスシーンとはいえ、その日の服装に合ったマスクをセレクトすることも重要です。基本的に白いマスクはどのような服装にも合うのでおすすめですが、ベーシックな色やデザインのものであれば、その日のスーツや服装に合わせて選ぶことで、イメージアップにも繋がるのではないでしょうか。

オンライン商談で印象が良くないマスクのタイプは?

オンライン商談で相手に悪い印象を与える懸念のあるマスクについて解説します。これらは対面商談にもいえることですが、しっかり理解しマスク選びの参考にしてください。

1.黒

黒のマスクは、商談相手に威圧感を与えてしまいかねません。ビジネスの場や商談相手に与える印象を考え、黒のマスクは控えておくことが無難でしょう。個性の強いマスクはプライベートで楽しむことをおすすめします。

2.ビビットで派手な色

マスクの色や種類にはさまざまなものがありますが、一般的にビビッドで派手な色はビジネス向きとはいえないでしょう。

特にオンライン商談で派手な色のマスクを着用していると、商談相手側はマスクに気を取られて話に集中できないかもしれません。マスクのセレクトが商談の妨げにならないように注意しましょう。

3.キャラクターや模様入り

マスクにはデザインが入ったものもありますが、キャラクターやアニメ柄、ヒョウ柄のものなど対談相手の注意がそがれそうなものは避けましょう。

顔の半分を占めるマスクの印象は思いのほか大きいものです。着用しているマスクがあなたの印象を左右することもあると考えてマスクを選びましょう。

4.華やかな飾り付き

華やかな飾り付きマスクをプライベートなシーンで着用することには何ら問題ありませんが、ビジネスシーンでは、それが商談の場にふさわしいものであるかに視点を合わせることが大切です。

マスク選びは服装のTPOと同程度と考えましょう。オーソドックスなスーツを着て堅実な印象を与えたい商談相手には、華やかな飾りのないシンプルなマスクがおすすめです。装飾のないシンプルなマスクはどんなシーンでも使える、ビジネスシーンのスタンダードです。

オンライン商談に最適な機能性マスク3選

ここではオンライン商談に最適な機能性が高いマスクを紹介します。特におすすめのマスクを3つ解説します。

1.コロナウイルスなどによる感染を防ぎやすい不織布タイプ

新型コロナウィルス対策には不織布タイプのマスクがおすすめです。厚生労働省も、不織布マスクはウレタンマスクや布マスクより感染防止効果が高いと報告しています。

さらにこのタイプのマスクにはベーシックな形状と色のものが多く、比較的安価である点も利点です。

2.蒸れにくく通気性が良いタイプ

季節によっては、マスクを着用することで蒸れて不快感が高まることがあります。そこで夏などは通気性の良いマスクがおすすめです。

不快感で商談に集中できなかったなどということにならないよう、季節やオンライン商談を行う場所の環境を想定してマスクを選びましょう。

3.サイズ調整ができるタイプ

商談の場やマスクを長時間着用するときなどは、マスクの使用感も大切です。マスクのサイズが合わずに耳が痛くなる方には、耳紐の長さを調整できるアジャスタータイプのマスクなどもおすすめです。

商談時の集中力アップのために、マスクの機能性も意識して選びたいものです。

オンライン商談でのマスクはTPOに合わせよう

コロナ対策として、ここ数年で急速に高まったマスクの着用。それゆえビジネスシーンでマスクの着用に関して、明確なマナーが定まっているわけではありません。世の中にはさまざまな種類やデザインのマスクがありますが、おしゃれと身だしなみは異なります。

オンライン商談の場合はモニター超しのやり取りとなるため、商談相手と信頼関係を築くためのリソースが限られています。その中で、良くも悪くも相手の印象に残るものの一つがマスクです。

この記事で述べてきたように、商談相手に不快感を与えずTPOに合っているかなどに視点を合わせ、洗練されたマスクマナーを身に付けて商談に挑みましょう。

商談相手の信頼を得ることができるようなマスク選びや表情作りは、オンライン商談の成立を左右する要素の一部となるのではないでしょうか。

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