Z世代とは?何歳から?意味・特徴・由来やX/Y世代との違いを簡単に解説

記事更新日:2022/08/06

デジタル化

Z世代のビジネスマン

購買力がある年齢層は、年代によって変わってきています。そして昨今、Z世代が購買力を高めており、マーケティング戦略に悩んでいる方も多いでしょう。この記事ではZ世代とは何かについてや他の世代との違い、特徴、そして消費行動について詳しく解説していきます。

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Z世代とは何歳のこと?意味を解説

少子高齢化社会が進む日本にとって、若年層に対するマーケティング施策は、まだ馴染み深いとは言えないかもしれません。

しかし、世界的に考えると、若者の影響力はすでに見逃せないレベルに達しており、2019年時点でZ世代と呼ばれる若年層が世界人口の約3分の1を占めるほどの規模に至っています。

インターネットの普及で越境ビジネスが容易に行えるようになった現在では、売上を安定的に伸ばしていくためにも、大きな影響力を持つZ世代との関係構築が欠かせません。

しかし、そもそもZ世代がどのような意味を持つのか、詳しく理解できていない方も多いのではないでしょうか。ここではZ世代の意味や由来について解説します。

一般的な定義

Z世代の解釈は人によって微妙な違いがあるものの、1990年代中盤から2000年代序盤に生まれた世代を指すことが多いです。2022年現在においては、10代中盤から25歳ぐらいまでの若者の世代に該当します。

日本の時代背景的にはさとり世代や脱ゆとり世代が該当し、バブル崩壊後の不況を日常として過ごしてきた世代です。一方で物心ついた頃にはすでにインターネットが誕生していたため、デジタルネイティブ世代ともいわれています。

アメリカで使われていたGeneration Zが由来

アメリカでは、1960年代半ばから1980年頃までに生まれた世代を「Generation X」と称しており、そこに付随するかたちで1980年代から1990年代中盤生まれの「Generation Y」、1990年代後半から2010年までに生まれた「Generation Z」と区別されるようになりました。その日本語訳としてX世代、Y世代、Z世代と呼ばれるようになったといわれています。

また、2010年以降に誕生した世代はGeneration α(α世代)と呼ばれ、Z世代の後続世代として扱われています。

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関連語句「デジタルネイティブ」とは?

Z世代とX・Y・ミレニアル世代の違いとは

Z世代とX・Y・ミレニアル世代には、生まれた年代以外にも違いがあります。中でも顕著な違いは、価値観や消費行動です。これは当時の社会情勢や技術レベルにも、大きな影響を受けています。

ここからはそれぞれの世代との違いについて詳細を解説していきます。

X世代との違い

X世代は、2022年時点で40代前半から50代中盤までの方々を指します。第一次ベビーブーム以降に誕生した団塊の世代ジュニアと呼ばれる世代で、バブル景気を経験しています。

バブル景気の際は未成年だった方が多く、高級ブランドを身に着ける親世代に憧れを抱いている反面、消費行動では機能性やコストパフォーマンスを重視する傾向にあります。

特に機能性を気にする点に関しては、情報は足で稼ぐという時代を長く経験していることもあり、短時間で効率的に物事をこなす習慣が根づいていることに起因しています。

Z世代との大きな違いは、情報収集の考え方にあります。物心ついた頃からインターネットが一般化していたZ世代とは異なり、X世代はテレビ放送の黎明期を体験し、パソコンやスマートフォンに触れたのは社会進出以降になります。

そのため、広告を見てからリアル店舗で確認するという流れが定着しており、オフラインとオンラインでの情報を区別して考えるのが、X世代の特徴ともいえるでしょう。

Y世代との違い

Y世代は、2022年時点で20代後半から30代後半までの方々を指します。バブル崩壊やリーマンショックによる就職難を経験し、上昇志向よりも安定志向が強く根づいた世代です。苦境を経験したことで、反骨精神が強い世代ともいわれています。

また、Y世代は安定志向の強さから生活の変化に消極的で、他の世代よりも物欲がありません。そのため、製品を所有するモノ消費よりも、体験をベースとしたコト消費を重視します。自分自身が納得できる体験価値を得るためなら、多少の出費は惜しまないのも特徴の1つです。

技術レベルにおいては、Y世代は自分たちの成長とともにパソコンの技術が確立されていった関係で、デジタルパイオニアとも呼ばれます。

デジタルパイオニアであるY世代は、パソコンに対するリテラシーが高いです。インターネットで情報を収集できる習慣が根付いており、企業広告よりも口コミを重視し、その内容に自分自身が納得できるかどうかで購買を判断します。

Z世代との大きな違いは、コミュニケーションスタイルです。動画コンテンツを通じた交流が一般的なZ世代とは異なり、Y世代はメール全盛期を体験しているため、文章でのコミュニケーションに慣れています。

また、集団意識を大切にする時代に育ったことで、自己主張よりも全体のバランスを優先する傾向にあります。

ミレニアル世代の定義とその違い

Y世代と混同されるものとして、ミレニアル世代という言葉があります。ミレニアル世代の定義は諸説ありますが、2000年代に成人を迎える世代として、1980年代から1990年代に生まれた世代を指すことが多いです。

Y世代が1980年代から1990年代中盤生まれ、Z世代が1990年代後半から2010年生まれを指すため、ミレニアル世代はその間に位置する世代といえるでしょう。

この世代は、パソコンやスマートフォンなどのITリテラシーが高く、コミュニティとの接点に恵まれていました。多様な価値観やライフスタイルに触れてきたため、人との違いに対する疎外意識がありません。一方で保守的な面を持ち合わせており、リスクや失敗を恐れる意識が強いのも、ミレニアル世代の特徴です。

ミレニアル世代とは?何歳から?特徴やZ世代との違いについて徹底解説

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Z世代にみられる5つの特徴

Z世代は物心ついた頃からIT環境が普及している関係で、これまでの世代とインターネットに対する認識が違います。

X世代やY世代が、インターネットを生活の利便性を高めるツールの1つと認識しているのに対して、Z世代はライフラインとして捉えています。

そして、インターネットが生活と一体化しているZ世代には、その影響が考え方にも変化を与えています。ここからはZ世代にみられる以下の5つの特徴について解説していきます。

  1. 多種多様な価値観を持っている
  2. 自分の価値観を重視する
  3. 承認欲求が強い
  4. オープンなコミュニケーションに慣れている
  5. 効率の良い作業を好む

(1)多種多様な価値観を持っている

Z世代はインターネットの発展で豊富な選択肢があることに慣れており、選択肢にあるものを目的や状況に応じて使い分ける柔軟性があります。

それは人間関係においても同様で、リアルとSNSを区別して考え、別々の交友関係を築くケースも多いです。この影響で交友関係が他の世代よりも広く、多様な価値観を持つ人と接する機会に恵まれています。

加えて人権教育を受けて成長してきた関係でダイバーシティに対する関心が強く、価値観の多様性を受け入れる基盤が形成されています。

(2)自分の価値観を重視する

多様な価値観に肯定的であるため、Z世代は個性を大切にしています。そのため、自分自身が周囲と異なる思考・行動を選択することに抵抗がなく、場の空気や相手の意見に流されず、自分の意志を貫くことができます。

インフルエンサーに対する考え方も異なり、これまでの世代が特定のインフルエンサーを理想像とし、生活の一部を模倣していたのに対して、Z世代は複数のインフルエンサーから共感したポイントを組み合わせるかたちで、オリジナリティを追求していく傾向にあります。

(3)承認欲求が強い

Z世代は、SNSを通じた自己表現に抵抗がありません。そのうえでSNSには、フォロワーやいいね機能をはじめとした数値化が施されており、それらの数値が自己表現に対する共感度の指標にもなっています。

そのため、多様性を大切にする一方で、他人からの評価を気にする傾向にあります。SNSの存在で数字を比べられることに慣れてしまい、他の人よりも多く数字を取りたいという意欲が芽生え、それが結果的に承認欲求を強めるかたちになっています。

(4)オープンなコミュニケーションに慣れている

国、年齢、性別、職業を問わず、多種多様な相手に対して気軽に情報発信できるSNSを扱うZ世代は、オープンなコミュニケーションに慣れています。

日常生活の情報をSNSに日々アップロードするZ世代にとって、コミュニケーションはオープンであり、対等であると考える傾向にあります。

自分自身の意見を発信することや、多様な価値観を受け入れることに肯定的な世代でもあるため、SNSによるコミュニケーションの気軽さも合わさって、オープンコミュニケーションを好む方が多いようです。

(5)効率の良い作業を好む

近年ではショート動画の需要が高まっていることからも分かるように、Z世代はタイムパフォーマンス(時間帯効果)の意識が高いという特徴を持っています。情報収集においても、複数のデジタルツールの中から、より効率的に処理できるものを選び取り、ときにはマルチで使いこなします。

この時間に対する考え方は、Z世代がリアリストな思考を持つことに起因しています。物事を現実的に捉えるZ世代は、高望みをしません。選択肢の多さを知っているからこそ、全てに目を配ることが不可能だと感じ取っているのです。

だからこそ、Z世代は無駄を極力省き、自分が本当にやりたいことを追求したいという考えを持っています。この考えが効率重視の作業スタイルを生み出しているといわれています。

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マーケティングにおいて重要なZ世代の消費行動

デジタルシフトが着実に進む現代において、インターネットへの適応力が高いZ世代の存在は見逃せません。世界人口における割合を考えても、数年後にはZ世代が経済活動の主役を担うことになるでしょう。

そのための準備を進めるうえで、ここではZ世代の消費行動が、他の世代とどのように違うのかを具体的に解説します。

「物」よりも「体験」を求める

Z世代はSNSでの情報共有が一般化しているため、製品の機能性よりも体験を重視し、その体験を通じてどのようなコミュニケーションが取れるかまで考えて購買を判断します。そのため、Z世代は製品の技術やブランドにあまり関心がありません。

購買体験の設計において、近年はZ世代が社会問題に対する強い関心を持っていることから、社会にどのような影響を与えられるのかというパーパスを押し出す企業が増えています。この具体的なアクションとして、企業は環境問題や人権問題に対する取り組みを公開し、ブランドパーパスとして昇華しています。

現在では、Z世代にとっての購買体験は、企業が掲げているパーパスに共感できるかも含まれており、応援の意思表示として製品を購入する一面を持つようになっています。

コストパフォーマンスを重視する

効率重視のZ世代にとっては、コストパフォーマンスも欠かせません。インターネットで情報を検索し、金額の妥当性をきちんと調査します。

しかし、安ければ良いという考えが定着しているわけでもありません。それはZ世代がチルという価値観を大切にしているからです。チルは心身のリラックス状態を指す言葉で、自分らしくあることを重視するZ世代にとって欠かせない指標の1つです。

Z世代は堅実な金銭感覚を持つものの、自分らしさを表現でき、かつ必要と感じるものであれば出費を惜しみません。

SNSの口コミで情報収集してから購入する

Z世代にとって、製品・サービスは自分自身を表現するための1つのテーマです。このテーマがSNS上の自分自身の見え方を形成するため、入念に情報を集める傾向にあります。

SNSの口コミでは、コストパフォーマンスを調べるだけではなく、購入ユーザーが得た体験や、それをベースに形成されたコミュニティまでチェックし、自分自身との親和性を把握します。

ときにはリアル店舗にも足を運び、オンラインとの両軸で判断することもあるでしょう。それほどZ世代は購入に慎重な世代であるといえます。

ミレニアル世代よりも消費には消極的

不況の時代を生き抜いてきたZ世代は、浪費を好まず、衝動買いなどは避ける傾向にあります。そのため、ミレニアル世代と比べると消費に対して消極的な世代です。

この背景には、親世代が節約術を駆使し、家計を切り盛りする姿を見て育ったことが挙げられます。Z世代は親世代との関係が比較的良好であるケースが多く、なるべく心配をかけたくないから無駄遣いをしないと考える方も多いようです。

そのため、金銭感覚は保守的になり、自分にとって本当に必要なものかを正確に判断する材料として、情報収集を慎重に行うようになっていると考えられます。

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消費の中心層であるZ世代を理解することは重要

本記事では、Z世代の定義や特徴、X/Y世代との違いや、消費行動における考え方について解説しました。Z世代にとって、製品・サービスの購入はコミュニケーションの一部であり、コト消費をさらに深掘りしたイミ消費・トキ消費を重視します。

また、デジタルネイティブの側面を持ちながら、マルチチャネルを柔軟に使い分けるだけでなく、ときにはデジタルとアナログの垣根を越えて、多角的に購買を判断するほどの慎重性を有しています。

このような複雑な実態を持つZ世代に向けたアプローチを行うため、カーボンニュートラルやジェンダーレスなどのブランドパーパスを掲げ、販促活動を行う企業が増えています。

グローバル化した現代において、世界人口の約3分の1を占めるZ世代は、やがて経済活動の中核を担い、無視できない影響力を持つ存在になるでしょう。今後のマーケティング活動において、いかにZ世代の共感を得るかは重要なテーマであるといえます。

Z世代に向けてマーケティングを行う場合は、特徴や性質を理解し、マルチチャネルの活用やストーリー設計などの工夫を通じて、有効な戦略を立てていきましょう。

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