CMSとWordPressの違いとは?それぞれのメリット・デメリットや歴史を解説
Webサイトの作成・更新を簡単に行える「CMS」や「Wordpress」。耳にすることも多い2つの言葉ですが、両者の違いがわからないという方も多いのではないでしょうか。本記事では、CMSとWordPressの違いやそれぞれの歴史を解説します。
目次
CMSとは?WordPressとの違い
CMSとWordPressの違いがわからない方のために、まずはその定義をご説明します。
CMSとは「content management system / コンテンツ管理システム」の略で、Webサイトの構築から運用までをサポートするシステム全般のことを指します。そして、WordPressは数あるCMSの中の一つに過ぎません。
では、なぜCMSとWordPressが混同されがちなのでしょうか?それは、Wordpressの世界シェア率が高いため(2024年1月時点で約43%)に、CMSの代名詞のように扱われているからです。
それでは、CMSの基本概念や種類について、より詳しく見ていきましょう。
CMSの主な種類
CMS(コンテンツ管理システム)は、専門知識がなくてもWebサイトの作成や更新が可能になる便利なシステムです。CMSには、大きく分けて4つの種類があります。
- オープンソース型: ソースコードが公開されており、自由にカスタマイズできる
- パッケージ型: 購入してそのまま使える手軽さ、便利さが魅力
- クラウド型: インターネットを通じてCMSを利用する形式で、設備投資が少なくて済む
- フルスクラッチ型: ゼロからCMSを開発する方法で、最大限の自由度を得られる
それぞれの詳細を、以下に解説します。
オープンソース型CMS
オープンソース型CMSの最大の魅力は、ソースコードを誰でも無料で入手できる点にあります。これは、Webサイトの構築や運用に関連した専門知識があれば、システムを自由にカスタマイズし、自分たちのニーズに合ったWebサイトを作り上げることができる、ということを意味しています。
WordPressやJoomla!などのCMSがオープンソース型CMSに該当します。これらのシステムには、世界中の開発者が開発した、多様なプラグイン(機能を追加できるプログラム)やテーマ(見た目を調整できるプログラム)が公開されているため、、企業や個人がコストを抑えつつ、機能豊富なWebサイトを簡単に構築することができます。
なお、オープンソース型CMSには、有償のCMSと比べてサポート体制やセキュリティ対策には専門知識が求められるという特徴があります。しかし、その自由度の高さと有志によるコミュニティの力により、素人であっても比較的スムーズに必要な対策を整えられるでしょう。
パッケージ型
パッケージ型CMSは、いわゆる「箱買い」のソフトウェアと似ており、ライセンスを購入した後、自社のサーバーに直接インストールして使用するタイプのCMSです。
パッケージ型CMSの大きな利点は、外部のサービスに依存せず、全てのデータを自社で完全に管理できる点です。企業が独自のセキュリティポリシーを持っていたり、特定の規制に従う必要がある場合、パッケージ型CMSは非常に魅力的な選択肢となります。
また、一度ライセンスを購入すれば、追加の使用料金がかからないため、長期的に見ればコストパフォーマンスがよい場合があります。ただし、インストールやメンテナンス、アップデートは自社で行う必要があり、これらには専門知識が必要になることも覚えておくとよいでしょう。
クラウド型
クラウド型CMSは、ベンダーが提供するサーバー上で稼働させるCMSを指します。このシステムの美点は、特別なソフトウェアを自前のサーバーにインストールする必要がなく、即座に利用を開始できる点です。
加えて、サーバーの保守やセキュリティ管理をベンダーが行ってくれるため、技術的な心配をすることなく、コンテンツの作成や管理に集中できます。カスタマイズの柔軟性はやや制限されるものの、小規模から中規模のビジネスにとって、手軽に始められるクラウド型CMSは効率的な選択肢と言えるでしょう。
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フルスクラッチ型
フルスクラッチ型CMSは、オーダーメイドのスーツのように、求めるWebサイトにピッタリ合わせて、最初から最後までフルオーダーで開発されたCMSを指します。
フルスクラッチ型CMSの最大の特徴は、企業やプロジェクトの特定のニーズや要求に、完璧に対応できる点です。つまり、既存のCMSでは対応できない特殊な機能やデザインが必要な場合、フルスクラッチ型CMSは唯一の選択肢となる場合があります。
この方法は、完全にカスタマイズされたユニークなWebサイトを構築することが可能ですが、それには時間とコストがかかることを理解しておく必要があります。開発から保守まで、全てを専門の開発チームに任せることになるため、その過程で綿密なコミュニケーションが求められます。
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WordPressは世界No.1シェアのオープンソース型CMS
WordPressは、その開放性と柔軟性で知られるオープンソース型CMSの中でも、圧倒的なシェアを誇ります。
初心者からプロの開発者まで、多くの人々がこのプラットフォームを選び、ブログから企業サイト、さらには複雑なポータルサイトやECサイトまで、さまざまなWebサイトを構築しています。その利用のしやすさ、拡張性、そして豊富なプラグインやテーマの蓄積が、WordPressの最大の強みです。
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CMSとWordPressの歴史
CMSとWordPressがどのようにして今日の地位を築いたのか、その興味深い歴史を少しだけ紐解いてみましょう。
WordPressが歩んできた道のりは、インターネットが進化してきた過程と深く結びついています。
CMSの歴史
CMSが産声を挙げたのは2000年頃と言われています。当初は作業効率の向上とシステムの改善だけを目的として開発されました。
1990年後半から爆発的にインターネットが普及した頃、Webサイトの制作はHTMLの直接的な編集作業に頼っていました。そんな折に、作業の効率化とシステム化が求められた結果として、「Movable Type」、「Drupal」といった最初のCMSが2001年に誕生しました。その流れから、Wordpressが誕生したのは2003年のことです。
2005年頃にブログの流行が起こり、個人でも容易にブログを運用できるようにするためのCMSが続々とリリースされ、企業がCMSを活用する例も増えてきました。その後、インターネット上のWebサイトやコンテンツは増加の一途をたどり、CMSは現在に至るまで改良が繰り返されています。
つまり、Webサイト制作の進化と一般化をサポートし、成長を続けてきた姿が現在のCMSと言えます。今やCMSは、個人だけでなく、あらゆる規模の企業にとっても欠かせないツールとなっています。
WordPressの歴史
世界で最も広く使われているCMSであるWordPressは、2003年にマット・マレンウェッグとマイク・リトルによってリリースされました。
マット・マレンウェッグは、当時普及していた「b2」というCMSの使い勝手に不満を感じたことから、インターネット上での改造を呼びかけたところ、マイク・リトルがそれに応じたことから開発がスタートしました。
社会のIT化が進むに伴い、WordPressはオープンソースのシステムとして拡張を繰り返し、現在では個人のブログから大企業のWebサイトまで、あらゆる種類のサイトを構築するために利用されています。
また、オープンソースの特性として「ユーザーが求めるものはなんでも提供する」という基本姿勢が貫かれており、簡単に使えるテーマやプラグインの豊富さとして、数多くのWebサイト構築を支えてきました。そんな経緯から、マット・マレンウェッグは2008年の「インターネットで最も影響力のある25人」に選出されています。
WordPressのメリット
WordPressは、使いやすさと柔軟性で世界中に多くのユーザーを持つCMSです。
では、なぜこれほどまでに多くの人々がWordPressを選ぶのでしょうか?WordPressのメリットについて、以下に詳しく見ていきましょう。
ライセンス費用不要なため無料で使える
WordPressを利用する際の大きな魅力の一つは、システム自体が無料で使えることです。
Webサイトを運営するためにはサーバーやドメイン名の取得に費用がかかりますが、オープンソースであるWordPressのソフトウェア自体には、ライセンス費用は一切不要です。
この点が、多くの個人や企業にとって大きなメリットとなっています。特に予算を抑えたいスタートアップ企業や個人ブロガーにとって、初期費用を抑えられるのは大きな魅力です。また、無料でありながら、プロフェッショナルなサイトが構築できる機能性を持っているため、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。
専門知識がなくてもWebサイトを作成できる
WordPressの魅力の一つは、HTMLやCSSなどの専門知識がなくても、誰でも簡単に美しいWebサイトを作成できることです。
WordPressにはテンプレートが豊富に用意されており、選択してインストールするだけで、洗練された見た目のWebサイトを手軽に構築できます。これらのテンプレートは、ビジネスサイトから個人ブログ、ポートフォリオサイトまで、さまざまな用途に合わせてカスタマイズすることも可能です。
さらに、ドラッグ&ドロップで簡単にホームページを構築できるため、コーディングの知識がなくても直感的にページのレイアウトを整えることができます。この手軽さが、多くの人々にとってWebサイト作成のハードルを大きく下げる要因となっています。
プラグインが多くカスタマイズ性が高い
WordPressでは、数え切れないほどのプラグインが利用可能であり、Webサイトの機能を自由自在にカスタマイズできます。
例えば、SEO対策からソーシャルメディアの統合、問い合わせフォームの作成、セキュリティ強化まで、必要な機能をプラグインで簡単に追加することが可能です。これらのプラグインは、専門知識がない初心者でも簡単にインストールし、設定することができます。
また、特定のニーズに合わせて独自のプラグインを開発することもできるため、自分だけのユニークなWebサイトを作り上げることも可能です。
頻繁にバージョンアップが行われる
WordPressは、世界中の開発者により常に改善されているため、セキュリティ対策や新機能の追加などが頻繁にバージョンアップされます。
利用者が多いためにサイバー攻撃を受けやすい、という欠点を抱えるWordpressですが、このような継続的な更新は、Webサイトを最新かつ安全な状態に保つための大きな利点です。サイバー攻撃を受けやすいにもかかわらずシェア率が高い理由は、アップグレードが繰り返されてきたからに他なりません。
また、常に改善されるプラットフォームは、使用者のニーズに合わせて進化し続けることを意味します。このプロセスにより、WordPressは長期にわたって安全で、信頼性の高いWebサイト運営をサポートしてくれます。
操作方法など知りたい情報がすぐに見つかる
WordPressの利用者は世界中に広がっているため、困ったときには検索するだけで簡単に解決策が見つかります。
WordPressのユーザーコミュニティの活発さは、他のプラットフォームと比べても際立っており、WordPressに関する疑問や操作方法についての情報が豊富に存在します。また、フォーラムやブログ、チュートリアル動画など、さまざまな形で知識が共有されているため、初心者から上級者まで情報を見つけ出すために最適な形式が整えられています。
こうした情報の豊富さは、Webサイトの運用担当者が変わった際の引き継ぎを容易にし、迅速に業務を開始できるといった利点にもつながるでしょう。
高いSEO効果が期待できる
WordPressはオープンソースのCMSとして広く認知されており、生成するソースコードは世界的なウェブ標準団体であるW3Cが設定した基準に沿っています。この高品質なソースコードが、検索エンジンによるサイトの解析を容易にし、結果として高いSEO効果を実現しています。
つまり、WordPressを利用することで、Webサイトは検索エンジンにより良く認識され、より多くの訪問者を獲得できる可能性が高まります。この特性は、あらゆるWebサイトの運営者にとって、非常に価値が高いものと言えるでしょう。
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WordPressのデメリット
WordPressには、いくつかのデメリットも存在します。以下に、WordPressを使用する際に考慮すべき欠点について掘り下げていきます。
セキュリティが脆弱でサイバー攻撃を受けやすい
WordPressは世界中で広く利用されているため、サイバー攻撃の標的になりやすいという側面があります。
さらに、オープンソースであるためソースコードが公開されており、これがセキュリティの脆弱性を生み出す一因となっています。攻撃者はこれらのコードを分析し、弱点を見つけ出すことが可能だからです。しかし、この問題は適切な対策を講じることで大きく軽減できます。例えば、定期的なアップデートの実施、強力なパスワードの使用、信頼できるプラグインとテーマの選択などが対策として挙げられます。ユ
システムとプラグインの互換性がないと動作しなくなる可能性がある
WordPressの柔軟性の一部として、多様なプラグインが提供されていますが、複数のプラグインが動作を邪魔しあうケースがあります。
また、プラグインは世界中の有志の開発者によって作られているため、中には更新が止まってしまうものもあります。WordPressのシステム自体が更新されても、これらの古いプラグインが同じスピードでバージョンアップされない場合、互換性の問題が発生し、サイトが正常に機能しなくなる可能性があります。
こうした問題を防ぐためには、定期的にプラグインの更新と互換性の確認を行うことが重要です。さらに、プラグインを選択する際には、開発者のサポート体制や更新履歴も確認し、信頼性の高いものを選ぶことが推奨されます。
サポートがなくトラブル時は自身で対処する必要がある
WordPressはオープンソースのCMSなので、公式のサポートが存在しません。つまり、何かトラブルが発生した場合には自分自身で対処する必要があります。
幸いなことに、WordPressには世界中に大規模なユーザーコミュニティが存在し、フォーラムやブログ、オンラインの資料を通じて、多くの問題解決策が共有されています。しかし、これには一定の知識や労力が必要となり、技術的な背景がないユーザーにとっては難しい場合もあるでしょう。しかし、こうしたデメリットに難色を示すユーザーのために、クラウド型CMSとしてのWordpress.comというサービスが提供されています。このサービスでは、カスタマイズ性と引き換えに公式サポートを受けられるので、技術面に自信がないユーザーにとってはよい選択肢となるでしょう。
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WordPress以外のCMSのメリット
WordPressだけがCMSの選択肢ではありません。実際に、多くの企業やプロジェクトでは、パッケージ型、クラウド型、フルスクラッチ型といった別種のCMSがより適している場合もあります。
商用に開発されたこれらのCMSは、特定のビジネスニーズに合わせた機能やサポートを、ピンポイントで提供することが可能です。以下に、WordPress以外のCMSを活用するメリットについて詳しく見ていきます。
企業向けの機能が豊富に搭載されている
WordPress以外のCMS、特に企業向けに開発されたシステムでは、ビジネス運営に不可欠な機能が豊富、かつ手軽な形で搭載されています。
例えば、コンテンツの公開前に承認プロセスを組み込むことで、適切に整理された承認フローに沿って品質を保つことができます。また、細やかな権限管理機能を利用すれば、Webサイト内のセクションごとのアクセスを統制し、大人数での作業体制を整えやすくなるでしょう。これらの機能は、特に大規模な組織や情報の機密性が高い企業にとって、非常に価値があると言えます。
ベンダーのサポートが受けられる
WordPress以外のCMS、特に商用のものを選択する大きな利点の一つは、ベンダーから直接サポートを受けられる点です。
不具合が発生した場合や操作方法について疑問があるとき、専門のサポートチームに連絡することで迅速に解決策を得ることができるため、有事の際には心強い存在となるでしょう。また、セキュリティの更新やシステムのアップグレードなど、技術的な面での支援も期待できるため、システムを常に最新の状態に保つことが容易になります。企業がビジネスに集中するためには、信頼できるサポート体制の担保は極めて重要です。
バージョンアップの手間がかからない
商用CMSの大きな魅力の一つは、システムのバージョンアップをベンダーが定期的に行ってくれる点にあります。
このサービスは、特に技術的な背景を持たないユーザーや、日々の業務で忙しい企業にとって非常に便利です。自身で最新のアップデートを常にチェックし、インストールする必要がなくなるため、システムの安全性や機能性を維持するための手間が大きく削減されるでしょう。
また、このプロセスを通じて、新しい機能の追加やセキュリティの強化が自動的に行われるため、常に最先端のCMSを利用することが可能になります。バージョンアップの手間を気にすることなく、より本質的なビジネス活動に集中できるのは、商用CMSを選択する大きな理由の一つです。
▷はじめてのCMS構築完全ガイド|構築方法や進め方・費用相場などを簡単に解説
WordPress以外のCMSのデメリット
フルスクラッチ型CMSや他の商用CMSを選択する際には、考慮すべきデメリットも存在します。以下に詳しく見ていきましょう。
導入時の初期費用がかさむ
パッケージ型やフルスクラッチ型のCMSの導入には、初期費用が高額になりがちです。
これらのシステムはカスタマイズ性が高く、企業の独自の要求に応じた機能をなんでも実装できる反面、その設計と開発には専門的な知識と労力が必要となります。また、運用する際のサーバー保守管理などにも費用がかかるため、長期的な運用コストの増加にも繋がります。
初期設定だけでなく、将来的なアップデートや機能追加の際にも追加の費用が発生する可能性が高いため、導入前には総コストを慎重に検討する必要があります。これらの初期費用と運用コストは、CMS選択の際の重要な考慮点の一つです。
使える機能が制限される
パッケージ型やクラウド型のCMSは、基本的には提供される機能があらかじめ決まっているため、カスタマイズ性に限界があります。
追加の機能を求める場合には、ベンダーが提供するオプションやサードパーティ製のプラグインを利用することになるので、その都度に追加費用が発生することが一般的です。また、必要な機能が利用可能であっても、導入や設定には専門知識が必要になる場合があり、導入作業にも時間や労力を伴います。
このように、機能の制限やカスタマイズの際のコストと手間は、パッケージ型やクラウド型CMSの選択にあたって考慮すべき重要なデメリットです。自社のビジネス要件を満たすためには、どの程度のカスタマイズが可能で、それにどのようなコストがかかるのかを事前に把握しておくことが必要です。
Webサイトのデザインや仕様にバリエーションを持たせづらい
パッケージ型やクラウド型のCMSでは、WordPressのように柔軟なデザイン性を持たせることが難しい場合があります。
パッケージ型やクラウド型のCMSは、特定の枠組みやデザインに沿った形で提供されるため、ユニークなウェブWebサイトを作成するには向いていません。追加の開発作業が必要な場合には、それには手間と時間がかかります。WordPressのようなカスタマイズ性、拡張性を後から求める可能性がある場合には、パッケージ型やクラウド型のCMSを選ぶことには慎重になるべきです。
トラブル対応・修正に時間がかかる
パッケージ型やクラウド型CMSを導入した場合、サポートやセキュリティの面で大きくベンダーに依存することになります。作業コストがかからない反面、修正にかかる時間は全てがベンダー任せになる、というデメリットがあります。
このような特性は、復旧時間に敏感なビジネスを展開している企業にとっては、大きな課題となることがあります。CMSを選択する際には、トラブル発生時の対応速度も重要な検討材料の一つです。場合によっては、全てのトラブルを自前の組織で対応したほうが長期的にはコストが安い、という判断が下されることもあるでしょう。
WordpressはCMSの一種であり、選択肢の一つに過ぎない
WordPressは世界で最も広く使われているCMSの一種であり、その使いやすさや拡張性の高さで知られています。
無料で利用できる点、専門知識がなくても直感的にサイトを構築できる環境、豊富なプラグインによるカスタマイズ性、そして活発なユーザーコミュニティによるサポートは、WordPressの大きな魅力です。しかし、セキュリティの脆弱性や更新管理、カスタマイズに責任を持つ必要がある、といったデメリットも理解することが重要です。CMSを選ぶ際には、これらの点を踏まえ、ニーズに最適な選択をすることが求められます。
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